このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2008.12.31
No.IBA-019

猿喰支線■常陸太田市(旧里美村) ■全線ダート ■分岐→猿喰一号支線 ■接続→岡見支線・猿喰第二支線
■県22号線から岡見支線・猿喰第二支線とのY字路地点を結ぶ

 山中の植林地帯を周回するループ林道群へのアクセスダート林道 

 ↓全線ダートではありますが、やや単調気味かも。それでもゲート封鎖がない
 ので県22号線から三鈷室山方面へとまともに抜ける場合の重要なルートです。


……こんな感じ……
■三鈷室山付近の山中に存在するループ林道郡へのアクセスダート林道。県22号線に入口があり、山中の小さな谷間に沿って連続した登坂路が続く。路面は目の細かな砂利質だが、カーブ地点などにはヌタ場もしばし発生するが、基本的には冬季の凍結時を除けば走りやすいだろう。植林地帯を抜けているため、雰囲気的にやや暗めで道すがらの景観的なものは望めない。 ただし、 県22号線からループ林道群経由で三鈷室山方面に抜ける場合、必ず通ることになるので重要度は高いが、ダートそのものは短めでやや単調気味か。なお、終点直前ではY字分岐が連続して2回現れるので、道間違いには注意したい。

■県22号線から分岐している猿喰支線の入口です。この先の山中には数本の林道で構成されるループ状になった林道群があり、そこに接続するアプローチ林道となっています。ちなみに、このループ林道群へは反対側に位置する岡見線(舗装林道)からも入ることができ、したがってループ林道群経由で福島県との県境に位置する三鈷室山(870.6m)方面へと抜けることもできます。
→起点を振り返る!
■「うわ、凍ってるよ、ここ…」県道から猿喰支線の登り坂となったダートに突入すると、そこは白銀ダート状態に! 昨日、ざっと偵察した時点ではこんなことなかったのに…。どうやら夜間にうっすらと降雪があり、それが朝方の寒さでコチコチに固まってしまったようでした。
■ダートは植林されたスギ、ヒノキの森をやや急勾配で登坂しており、凍結した路面を眺めてこの先どうしたものかと思案しますが、まあ何とかなりそうです。路面は元々ヌタっていたのか、雪に埋もれた凍結状態でタイヤがこねくり回した溝や盛り上がりが無数に存在、タイヤを引っかけて転倒しないように慎重に進みます。ここは泥だらけにならないのだけが救いか…。
■周囲はスギやヒノキ、もしくは雑木に覆われていて視界は悪く、特に景観的に特筆するべき物はありません。ただダートに沿って登坂して行くのみです。でも、こんな状態なので急発進、急ブレーキは御法度、亀の歩みでトロトロと前進します。
■全面凍結してはいましたが、所々の陽の当たる地点ではザクザクとした目の細かな砂利ダートの地肌が現れるので、一息つくことができました。吐く息は白く、この付近の冬季の寒さはかなりのものがありそうですが、露出しがちな顔面も含めて全身を覆い尽くした万全の防寒対策により体感的にはちっとも寒くはありません。
■再び日陰になった積雪区間を進みます。積雪のみならさほどのこともなさそうですが、降り積もった雪の下には必ず鏡状態のツルツルなアイスバーンが隠れているので、それを意識しないとあっという間に転倒でしょう。路面はもちろんダートですが、そういう意味では凍結舗装路とほとんど変わりありませんでした。ちなみに、地面のワダチは土ではなく氷です。
■なおも登坂路が続きます。県道からここまで距離的には大したことありませんが、やたら時間がかかってしまいました。これでは今後の行動予定をさらに絞り込まなくてはなりませんが、かくなる上はぜひもなし。転倒するよりは断然マシです。
■その後もトロトロと凍結路を登っていくとやがてY字路が現れました。プレハブの造林小屋が立つこの地点がループ林道郡の入口で、左折側は猿喰一号支線(林道標あり)、右折側が猿喰支線となります。 猿喰支線自体は、 この先10メートルほどの地点にある岡見支線と猿喰第二支線とのY字路まで続くので、ここは右折しておきますが、結果的には左右どちらに進んでも再びこの地点に戻ってくることが可能。ちなみに、ループ林道群経由で三鈷室山方面に抜ける場合、距離的にはここを右折した方が短いですが、道すがらの景観的には左折した方が良好です。さらに付け加えておくと、猿喰一号支線は踏切式ゲートで無情にも封鎖中…。
→地図で現在地を確認する!
→猿喰一号支線(周回ルート)に突入!
■猿喰一号支線とのY字路にて右折側の猿喰支線本道を眺めてみました。積雪しているので分かりにくいですが、 10メートルほど先にY字分岐が見えており、 そこが猿喰支線の終点です。なお、ループ林道群は県別地図などで眺めてみると、一見分かりやすい単純な円状態で記載されていますが、実際には分岐が多く、また林道名もその途中で何度も変わるため、混乱しやすくなっています。
■左折する岡見支線と右折する猿喰第二支線とのY字分岐になっている猿喰支線の終点です。三鈷室山方面に抜ける場合とループ林道群を周回するにはここを左折しますが、この地点には林道標が設置されていないため、進むべき方向に迷ってしまいがちな地点でもあります。夕暮れ時や急いでいるとき、それに積雪状態時には少々悩むかも…。ちなみに猿喰第二支線はピストンです。
→探索終了!
→地図で現在地を確認する!
→右折側(岡見支線)を偵察!
→左折側(猿喰第二支線)を偵察!
→猿喰第二支線に突入!

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