このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 半対林道/ Hanzui林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2014.05.03 ・ 2015.04.29 / No.N-044 
 [ 所在地 ]伊那市 [ 状態 ]ピストン半ダート
 迷路のような本線ルートと膨大な作業道支線ダートで存分にオフを満喫できる!

那市の県211号線「北垣外」地区にある半対林道起点への入口です。伊那谷の山肌に取りついて激しく蛇行しつつ一気に登坂して標高およそ1650m地点まで登り詰めるそのルート、そして半対林道に附随する迷路のような作業道群はオフライダーを魅了して止みません。というわけで、まずは県道から分かれるこの舗装路を半対集落目指して進みますよ。
道からの分かれ道を登って進んでいくとすぐに「半対」集落が現れます。でも道すがらに眺める家屋はどれも無人状態。昭和57(1981)年に起きた水害を契機として、旧高遠町内へと全戸集団移住してしまった廃村集落なんですね。
人の集落内を抜けるガタガタな舗装路をさらに登っていくと、ようやくこの地点で半対林道のひし形が出現。でもここはまだ集落内なので路面はアスファルトであり、見渡す周囲は無人家屋やその敷地跡まみれだったなぁ。人の気配がまったくないです。
→周囲を眺める!
点を示す林道標地点を過ぎてもすぐにはダートは現れません。かつてそこに家屋が立っていたであろう跡地などを眺めつつさらに進んでいくと・・・。
こからお目当ての半対林道ダート区間が開始! 集落内に延びる舗装もガタガタに傷んでいましたが、これより始まるダートも石が地面から頭を出していたりとけっこう振動が激しいです。そんなわけでここはあまりカッ飛ばすような林道でもないと思います。
ートが開始すると、まずはその先でワチバ沢方向に分岐するダートが現れるはず。そしてこの半対林道、本道そのものは1本道状態なのですが、そこからのダート分岐がとにかく多いのが特徴。この林道の楽しさはそれらを巡って探索しまくることにありますが、実は半対林道そのものは今回が初めてというわけでもなく、以前訪れた時はガス算量に不安を覚えて泣く泣く途中で引き返した苦い過去があったりします。そんなわけで、今回は万全なる体勢の元、隅々まで探索し尽くすまで山を降りない覚悟での再探索なんですね。
いうわけで、まず最初のダート分岐地点に到達しましたが、半対林道本線はそのまま登りとなっている直進方向です。軽い下りの左折側は先述したワチバ沢方向へと向かう作業道ダートであり、最終的には県211号線「赤坂」地区へと抜けられる模様。ただし、そちらは半対林道エリアから大きく外れてしまうため、突入調査はまたの機会としておくことにします。
→現在地を確認する!
してワチバ沢方向への分岐を過ぎると現れるのがこのチェーンゲート。というわけで、ゲートすり○けを潔しとしない方の半対林道探索はここで終了。ただし、四輪ならば完全アウトなゲートであっても、オフバイク的には楽勝であったりなかったり・・・。
→周囲を眺める!
道ゲートを失礼させていただき、半対林道の核心的区間となるその先へと進みます。そしてそこに控えているのが激しい九十九折りの切り返しを繰り返す登坂区間。この林道を特徴づけるにふさわしい本格的な連続勾配であり、これで一気に高度を稼いでいくんですね。路面はガタガタだし、勾配はキツいわでなかなか走りにくいです。
→右手を眺める!
に左へと進路を変えて切り返しながら登坂していきますが、半対林道の全行程における登坂高度はおよそ550m。それをひたすら距離を稼ぐ九十九折りルートで登り詰めていくわけなんですね。道すがらの景色的にはあまり険しさは感じられないものの、実は立派な山岳コースです。
んなハードな切り返し登坂の途中で現れるのが、2箇所目の分岐となる右折する作業道ダートの入口。ここは道なりに進むということで本道を間違える心配はないと思います。ちなみに、半対林道から分岐する無数の作業道群には名無し系の他に作業道名を持つものがあるようで、ここは「作業道土崩線」といいます。あまり当てにはなりませんが、公式な延長距離は200mですよ。
→現在地を確認する!
→付近を調べる!
→作業道土崩線(右)に突入!
ストンの作業道土崩線を眺めつつ切り返しの急勾配を駆け登ると、その先ですぐに左折するダート分岐が現れます。分岐は切り返す形となっており、ここは振り返ってみると状況がよく分かりますが、どちらに進んだものかと迷ってしまうかもしれません。結果から述べると半対林道本線は直進ですが、ここは左折してみても大丈夫。完抜けで本線の迂回ルート作業道となっているので、その先で半対林道へと戻れます。
→現在地を確認する!
→振り返る!
→迂回ルート(左)に突入!
手上方に迂回ルートの作業道が走っているであろう斜面を進みます。半対林道本線は九十九折りとはならず、大きく遠回りして高度を稼ぐ形のルート。迂回ルート経由よりは僅かに走りやすいですが、それでも路面はガタガタかつボコボコな状態です。
右折ダート発見!」本線をそのまま登坂していくと、迂回ルートが合流する手前に右折分岐が現れます。なお、半対林道にはもう1箇所、半対峠手前で再合流するループな迂回ルートとして、各種林道系サイトで紹介されていたりもする右折分岐があるはずですが、初めてやって来ると「ここ?」と思ってしまうかも。今回の探索ではそのループ状況の調査も大きな目的となっていますが、結果から述べるとここはピストン作業道。迂回ルートの入口ではないですよ。
→現在地を確認する!
→右折作業道の様子を眺める!
→右折作業道に突入!
、その後しばらく登り勾配を進んでいくと左手に下るダート分岐が現れますが、実はここが先述した左手に分かれた迂回ルートの合流地点。そこはピストン系作業道の分岐にも見えるかもしれませんが、そちらに進んでしまうと手前に戻ってしまいます。
→現在地を確認する!
→振り返る!
→迂回ルート(左)に突入!
→さらに半対林道を進む!
→もう飽きた…
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