このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.04.07
No.S-012

有馬線■飯能市(旧名栗村) ■半ダート ■分岐→滝の入線
■名栗湖上流部から大名栗線とを結ぶ

 起点から進んだその後半は急坂と適度なガレで楽しめる完抜け半ダート 

 ↓ダート区間は進むにつれて勾配が急激となり、ややガレた雰囲気になってい
 ます。そういう意味では楽しいですが、大名栗線側から入ろうとすると…。


……こんな感じ……
■名栗湖上流部の広河原逆川線方面への分岐地点から大名栗線とを結ぶ半ダート。名栗湖側から入線すると、途中で滝の入線を分岐した先までは舗装済みで有間川沿いに登りのなだらかな坂道が続く。その入口に「通行止」の看板が林立するダート区間に突入すると、岩屑や岩石が散乱してガタガタ感のある路面となってしまう。多少の走りにくさは否めないが、それも楽しめる程度のアレ具合なので、オフ走行にはちょうど良い感じといったところ。山肌に沿って細かくカーブしながら前進すると、次第に勾配傾斜がキツくなり、突然路肩左手に林道標が現れて大名栗線に接続してエンドとなる。ただし、こちらの入口は現在封鎖中につき、チャンスは名栗湖側入口か…。

■県53号線から名栗湖沿いに遡り、 上流にある「有馬渓谷観光釣場」そばに林道標のある有馬線の入口です。この起点の少し手前にはY字があって、右折すると全線舗装林道の広河原逆川線へ続き、左折するとこの場所にたどり着きます。
■有馬線は大名栗線に接続する完抜け半ダートですが、ダート区間は途中で滝の入線を分岐した先の地点から大名栗線接続口までになっています。したがって、林道標の立つ起点からしばらくは有間川の渓谷に沿って舗装路が続きます。
■有馬線の起点そばにある有馬ダム湖には休日ともなれば、釣り師やドライブ観光客の車がやって来ますが、舗装路がまだ続いているということで、その一部が有馬線にしばし乗り入れてきます。そのため、この舗装区間については車の通行量もそこそこあるようです。でも、ここには渓谷の眺め意外に観光的な物は無いので、舗装が途切れる地点で「こりゃ、何も無いな…」と、そのほとんどが反転してしまいますけどね。
■あまり険しくない渓谷の流れに沿って進むと、やがて逆オムスビの林道標が設置されている滝の入線の右折分岐が現れます。滝の入線は有馬線唯一の支線林道ですが、その入口は丸太で封鎖済…。どうやら立ち入るスキは無いようなので、ここは本道に沿って左手に進みます。
→滝の入線に突入!
■で、こちらが左手の有馬線本道です。小さなコンクリ橋を渡って道はさらに続いていますが、あいにくの舗装路が続きます。でも、ここからダート区間まではあと僅かの距離なので、ここはそれに期待しつつ前進します。
→沢を眺める!
■舗装が途切れていよいよダートスタートです。右手が大きく開いていたので突入させていただきましたが、ここは多くは語るまい…。
■ダート区間に突入すると、ややゴツゴツとした感じのラフな路面となって断続的に登り勾配が続きます。前方に行く手の山々が見えていてなかなか良い雰囲気ですが、前半の舗装区間が走りやすかっただけに、少しガレた印象を受けてしまうかもしれません。
■ここではしばし小規模な崩落なども起きているのか、路面には大小様々な大きさの岩石や岩屑が散乱していました。沢沿いにカーブを繰り返しつつ登坂して進みます。
→沢を眺める!
■さらに前進しますが、進むほどに勾配角度が増してきます。一度停車してから勢い良く坂道発進すると、つぶての大きな岩屑や砂でリアが尻振りしがちで、先人の方の残した真新しいタイヤ跡もそこかしこに見られました。
■山肌の斜面に沿って取り付くように、細かくS字カーブを繰り返しつつ、急勾配で一気に標高を稼ぎつつ登坂します。コース的には沢沿いに走っていますが、その流れははるか下方、といった感じです。もちろん路肩の杉林に隠されて眺めることはできません。
■勾配がキツく、場所によっては砂利のような砂礫が深くなっていたので、タイヤがズってしまう感じでやや走りにくい箇所もありました。一体どこまで登坂しているのだろう、と思うほど連続して急勾配が続きます。
■さらに進むと、コンクリ舗装の残骸が現れました。どうやらダートは区間的に簡易舗装がなされていたようですが、ボコボコに傷んで剥がれかかっています。ここが有馬線で最もガレていた地点であり、路面に段差が発生していたので走りにくかったですが、ま、これも一興でしょう。なお、谷側の路肩は脆く崩れそうな断崖状になっているので注意が必要です。フラついて落ちたら大変そう…。
■コンクリ舗装の残骸地点を過ぎて少し進むと、一息つく感じで心なしか勾配傾斜が緩くなり、いきなり路肩左手に林道標が見えてきます。ここが有馬線の終点らしいですが、大名栗線との接続口は数十メートル先になります。
■で、林道標の立つ地点から大名栗線との接続口を眺めるとこんな感じになっています。ちなみにこの接続地点は休憩ポイントになっていて、よくオフライダーが食事していたり、一服付けているのを見かけますが、 相変わらず大名栗線側の入口は現在(2008年7月時点)も封鎖中…。 たどり着いた柵の前で食事をされていると、ここは雰囲気的にバツが悪いかも。
→探索終了!
→大名栗線に突入!

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください