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 板小屋林道/ Itagoya林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2012.06.02 / No.SHI-002 
 [ 所在地 ]富士市・裾野市 [ 状態 ]完抜半ダート [ 交差林道 ]富士山麓林道 [ 分岐林道 ] 笹塚林道丸火東林道
 富士裾野の高密度林道ネットワーク網への入口となる全線舗装に等しい林道

岡県富士市のR469号線と県180号線(富士山スカイライン)に挟まれた、広大な富士山麓地域は恐ろしく複雑な林道密集エリアとして知られていますが、その迷宮じみた高密度林道ネットワーク網への国道側からのアクセス林道となるのがこの板小屋林道。 その入口はR469号線を「富士サファリパーク」方向から富士宮道路方向へと進むと、「勢子辻」地区にある「勢子辻バス停」のすぐ先右手に現れますが、見た目的には「ここが?」と言いたくなるほど平凡な雰囲気です。
、これが板小屋林道入口の様子。そこに林道標が設置されているのでこの舗装路が林道であることが分かりますが、ぱっと見した限りではどこにでもあるような田舎の脇道といった感じかと。
小屋林道に入線すると、やがてこのような森の中を行くことになります。道すがらに展開している森は杉の植林ですが、手入れが行き届いた見た目的にも美しい美林となっているため雰囲気的には悪くはありません。これで路面がダートであれば言うことはないのですが。
してストレート主体で美しい杉林に延びる舗装路をたどってしばらく進むと、やがて左手に「林道笹塚線(起点)」と記された林道標の立つダート分岐が現れます。ここで左折して笹塚林道へと進むと高密度林道ネットワーク網へと足を踏み込むこととなりますが、付近の林道ネットワーク網を把握していないと、意識して再びこの場所へと戻ってくることは難しいかもしれませんよ。ただし、板小屋林道はこの先も相変わらず舗装状態が続くので、この地を訪れる林道ライダーはそのほとんどがここで左折してしまうでしょうね。
→現在地を確認!
→笹塚林道の様子を眺める!
→笹塚林道に突入!
の後も板小屋林道はさらに延びていますが、道すがらに展開している広大な森は植林なので途中にはこのようなあからさまな作業道分岐も存在。付近一帯の林道網を把握することはそれなりに走り込みさえすれば可能ですが、このような作業道分岐までとなると・・・2、3年間は毎日走り込まなければ不可能でしょうな。
なんだこの2車線舗装路は?」その後ひたすら植林の中を進んで行くと、やがて舗装路はこのような立派な2車線状態へと変化。その直後に十字路状になった地点に差しかかりますが、十字路の左折側は丸火東林道の入口に、右折側は「富士山こどもの国」の入口となっています。ただし、ここから丸火東線への入線は遮断バー式ゲートによって拒まれているのでそのつもりで。そしてこの区間はもう林道ではないと思ってしまうかもしれませんが、実はこの2車線区間も板小屋線の一部です。
→現在地を確認!
→丸火東林道の様子を眺める!
火東林道への封鎖された入口を左に眺め、さらにストレートで延びる2車線舗装路を進むと、これまた立派な2車線舗装路である広域基幹林道富士山麓線との交差点にたどり着きます。なのでここは正確には林道十字路なのですが、とても林道同士の十字路には見えませんね。「なんてこった!」とがっくりくることでしょうが、よく眺めると交差点の先にはダート区間が! 
→現在地を確認!
→富士山麓林道の様子(左折側・富士山スカイライン方向)を眺める!
→富士山麓林道の様子(右折側・R469号線方向)を眺める!
→振り返る!
して交差点を越えた先のダート開始地点には板小屋林道の林道標が再び出現! そうか、板小屋線はここから本来のダートの姿に戻ってさらに続いていたわけか。てっきりこれはもう全く別の林道かと思いましたよ。フ・・・、なんとも味な真似を!
いうわけで林道十字路を横切って板小屋林道に残されたダート区間に進ませていただきますが、このダートは見た目以上に砂利が深いです模様。そしてひたすらストレートにて延びている砂利ダートを進んでいくと、やがて右手に正体不明の高い電波塔が見えてきます。
→振り返る!
ここが終点?」電波塔を過ぎてさらにストレートで続くダートをたどって進むと、やがてこのような地点に差しかかりました。左路肩に立っている標識は板小屋林道の終点を示す林道標。なお、手持ちの県別地図では道筋は「十里木カントリークラブ」の敷地の脇を抜けてさらに続いて記されていたのですが、実際に進めたのはここまで。どうやらこの先はゴルフ場の敷地内となっているらしく、そこに用のない者は立入ができないようになっていました。というわけで板小屋林道の探索はここで終了となり、残されていたダート区間には呆気なさを覚えたものの、それでもフル舗装林道ではなかったということで良しとしておきましょう。
→探索終了!
→振り返る!
→その先の様子をうかがう!
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