このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2012.06.02
No.SHI-009

寄坂線■富士宮市・富士市 ■全線ダート ■分岐→鳥追窪線 ■接続→出水富士線・富士本道場線
■出水富士線(富士宮市)から富士本道場線(富士市)とを結ぶ

 林道連続乗り継ぎコースの一部を形成する特に良くも悪くもないフルダート 

 ↓路面はフルダートですが、まあ良くもなく悪くもないと言ったところの林道
 で、林道連続乗り継ぎコースの一部をなし、そういう意味では楽しい1本です。


……こんな感じ……
■出水富士線から分岐して富士市の高密度林道密集地帯方面へのアクセス林道となる完抜け全線ダートの林道。全線ほぼ平坦コースが続いて路面状態も良好で走りやすい林道だが、始終、杉の植林地帯を抜けていくことになるため、その雰囲気は意外と暗めとなっている。林道密集地帯から富士山スカイラインへと至る相互の連続林道コースの一部を形成しているため、うまく接続林道を乗り継げば林道そのものの魅力以外に「林道を何本も乗り継ぐ」という楽しみも寄坂線では味わえるかも。分岐林道には半ダートの鳥追窪線が存在するが、道間違いには要注意。そちらへ進むと富士山スカイラインへと至る林道連続乗り継ぎコースから外れてしまう。

■寄坂線は富士宮市の出水富士線から富士市の富士本道場線とを結ぶ林道で、富士市「大淵」地区に展開する高密度な林道ネットワーク網へと至るアプローチ的存在の1本です。今回の探索では諸事情によって出水富士線側からの入線となりましたが、通常は富士市の林道ネットワーク網側からここへと至ることの方が多いと思われ、恐ろしく複雑な林道ネットワーク網を抜けて何本もの林道を間違えずに乗り継げば、当たり前ですがここへとたどり着けます。
→振り返る!
■出水富士線の舗装路からダイレクトに分岐している砂利道を100メートルほど進むと、ようやく寄坂線の林道標を見つけることが出来るでしょう。ただし、正確にはこちら側が林道の終点となっているので、これも当たり前ですが、振り返らないと林道名を確認することは出来ません。
→振り返る!
■いざ寄坂線のダートに乗り込むと、びっしりと杉が立ち並ぶ植林地コースが続きます。ストレートが続いて見通しは良いですが、ここは植林地であるため若干の雰囲気的には薄暗さは否めないでしょう。少しばかりしっぽりとした感じでしょうか。
■薄暗くも平坦な植林コースをしばらく進むとやがて右折分岐が出現。右折する分岐側には「鳥追窪林道終点」と記された林道標が設置されているので、寄坂線本道を見失うことはありませんが、鳥追窪線なる存在がどのような、そしてどこへと向かって延びる林道であるのか非常に気になってしまうことでしょう。まっすぐに富士市の高密度林道ネットワーク網を目指すのならここは直進です。
→鳥追窪線の様子(R469号線方向)を眺める!
→振り返る!
■ちなみに、これはちょっと紛らわしいのですが、鳥追窪線との分岐地点の直進側(寄坂線方向)にも鳥追窪線の林道標が存在していましたよ。ただし、それはこの付近では主流となっている細長い鉄板タイプではなく、コンクリブロックタイプのものでしたけど。
■起伏の余り感じられない平坦コースが杉林の中に続きます。ダートは四輪の通行でワダチ部分の土が均されていますが、それ以外の部分はズルズルっぽい小砂利がまぶされたような感じ。で、これを一言で述べてみると、つまり普通の走りやすいダートですね。
■でも路肩部分が崖のように洗堀されてしまった区間もあるようです。溶岩台地の広がる富士裾野は水はけだけは良さそうですが、地質的に脆いのでしょうか? 地学には詳しくないので原因についての詳細は不明ですが、とにかく凄い溝でした。
→溝を調べる!
■どこまでも続く杉の植林地を軽快に進んでいると、右手に時代がかった古めかしいゲートで塞がれたダートの入口を発見。ここは植林地のど真ん中なので、林道から分岐する作業道くらいあっても不思議はありませんが、一々立ち入っていたら時間はいくらあっても足りませんよ。
→右折ダートの様子を眺める!
■寄坂線はどこまで行っても植林コースが続きます。その行程は平坦コースで見通しも良好につきハイスピード巡航も可能。景観的には似たような景色が続くので、人によってはここは一気に加速したくなるかもしれません。
■その後さらに進むことしばし、行く手に舗装が現れるこの地点が寄坂線の終点となっています。ここで3方向に道は分かれて、接続林道となる富士本道場線の入口はその内の左斜め前方ですが、林道標が設置されているので迷うことはないでしょう。逆に富士本道場線からやって来て寄坂線へと乗り継ぐ場合も同様です。ただし、接続している富士本道場線は、ここ寄坂線との接続地点付近では舗装状態となっているため、「絶対にダートでなくちゃ嫌だ!」と言う方はこの残念な展開に失望してしまうかも。でもすぐにダート区間が現れるので少しの間の辛抱ですよ。
→探索終了!
→振り返る!
→富士本道場線の様子(横道下線方向)を眺める!
→富士本道場線に突入!
→引き返して出水富士線へと向かう!

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください