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 栗ノ木沢林道/ Kurinokisawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2012.07.22 / No.SHI-018 
 [ 所在地 ]富士宮市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ] 十万石林道西富士(栗ノ木沢支線)林道  [ 分岐林道 ]-
 息をつかせぬ連続登坂コースはキツいが、密かな見所があったりもする深山のピストン

ノ木沢林道は十万石林道の途中に起点がある完抜け林道ですが、栗ノ木沢林道を分岐した十万石林道はその後富士山の山腹を巡って栗ノ木沢林道の終点に接続しています。ということはつまり、十万石林道の終点で栗ノ木沢林道へと乗り継げば、一筆書きで再び十万石林道へと周回できるわけですが、林道標は起点にしか存在していません。なので初めてこのコースをたどる場合は、まずその事実に気が付かないことでしょう。というわけで、西富士(栗ノ木沢支線)林道の入口(左手)でもある十万石林道の終点から栗ノ木沢林道の探索を開始します。
万石林道、西富士(栗ノ木沢支線)林道との三叉路の先からが栗ノ木沢林道となります。ですが、ご覧の通りそこには林道標がありません。路面状況的にも両林道には違いはないので、そのまま十万石線を走行しているような錯覚に陥ってしまうことでしょう。
ノ木沢林道へと入線すると断続的になだらかな下り坂が続きます。うっすらと雑草で形成された砂利質のワダチダートが昼なお薄暗い鬱蒼とした富士山腹の樹林の中に延びており、沿道にはいかにも富士山らしい、溶岩質の苔むした特徴的な岩石を眺めることができます。
面の砂利は場所によっては深くてズルズルですが、走りにくいとまではいかないようです。探索時には対向車と出会うこともなく完全に無人境の趣でしたが、この路面の維持状態から察して、平日などでは関係車両の通行も僅かに見られそうですね。
ノ木沢林道の沿道で目に付くのは鬱蒼とした深い森の樹木のみですが、砂利のワダチダートを下って進むと、途中で左折する名無しダートが1本だけ存在しています。もちろん林道標など存在していない完全な名無し系でピストンなのですが、ここを末端まで進むと富士山ならではの雄大なガレ沢の岸に立つことができますよ。
なみに、栗ノ木沢林道を逆方向から登坂してきた場合は、左手の本道との区別がつきにくいので要注意。ま、たとえ間違えたとしてもここは1本道なので引き返してくればよいだけです。そのようなハプニングも林道探索の楽しみの一つと思えばなんでもないでしょう。
→ 左折ダートに突入!
折の名無しダートを分岐した後も栗ノ木沢林道のダートは何事もなかったかのように、引き続き下り坂で延びています。そのコースは、所々でゆるくカーブをしていますが、基本的にはこのような見通しの良いストレートが主体。
ラダラとした下り坂をもくもくと降りて行くと、あたかもダート分岐のように見えてしまう路肩の脹らんだ広場が現れます。広場の左手には土砂がうずたかく積まれていたところをみると、ここはそういう場所となっているのでしょう。ここには特になにもありませんよ。
→ 広場右手を眺める!
砂置き場となっていた広場を過ぎてさらに下って行くと、このように広場状となったT字路に突き当たって栗ノ木沢林道は終点となりますが、はて、このT字路の広場はどこかで見たような見ないような…? そう、ここは栗ノ木沢林道へとアプローチする場合に必ず通ることになる十万石林道の途中にあった広場です。当初は一瞬「?」状態に陥ってしまいましたが、すぐに十万石林道と栗ノ木沢林道とが周回していることが分かりましたよ。ちなみに、このエリアでは寸断されて絶対に通行不可なループルートが現在も某県別マッ◯ルなどの県別地図に記載されていますが、そのルートをたどる場合は十万石林道からの接続口にあった西富士(栗ノ木沢支線)林道へと進みます。間違えて栗ノ木沢林道に進んでしまうと、このように振り出しに戻ってしまうので注意して下さい。
→ 探索終了!
→ 十万石林道に突入!
→ 引き返して西富士(栗ノ木沢支線)林道に向かう!
→ 振り返る!
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