このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 広見林道/ Hiromi林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2012.06.23 / No.SHI-021 
 [ 所在地 ]富士宮市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ] 富士山(上井出)林道  [ 分岐林道 ] 広見北林道
 息をつかせぬ連続登坂コースはキツいが、密かな見所があったりもする深山のピストン

見林道の起点は富士宮市人穴「広見」地区の富士山(上井出)林道の入口となるゲートのすぐ先(画像では右方向)に位置しています。それはゲートの手前からも見えているため、ここを探索せずしてそのまま本道である富士山(上井出)林道へとすぐに向かってしまうのは、ちょっと惜しいと思います。
いうわけで広見林道へと突入することにしますが、これが起点の正面からの眺め。そこには「広見林道 3.3Km」と記された林道標が設置されていましたが、それはこのエリアの林道ではお約束となる延長距離入りのタイプのもの。あらかじめ延長距離が分かるため、限られた探索時間で効率良くしらみつぶしに支線巡りを行うにはとても有り難い存在です。
道標の設置された起点からいざ広見線のダートに乗り込みますが、少し進むと砂利堆積場となった広場が現れました。砂利は林道の路面維持もしくは補修用だと思われますが、ということは、林道はそれなりにメンテがなされているということですなぁ。
「支線林道発見!」昼なお暗く鬱蒼として、それでいて美しいモミの森林に延びる平坦路をたどって進むと、その先で「広見北林道」なる存在を発見しました。入口に立つ林道標によれば延長距離は2.8Kmとのこと。うっすらと雑草の生えたワダチダートが右手の先の見えない森林の奥深くへと延びていましたが、その短さからしてこれは富士山中腹の広大な国有林内部に張り巡らされた膨大なピストン群の1本であるとみて間違いはないでしょう。
→ 広見北林道の様子をうかがう!
→ 広見北林道に突入!
見北林道の分岐を過ぎると堤防状になった沢の直渡り地点が現れました。富士山中腹の沢はどれも見なそうであるように、ここも探索時には涸れ沢状態となっていたっけ。そして沢の砂地には軽トラが1台止められていましたが、おそらくこれはシカ駆除のハンターの車であると思われました。
れ沢を越えてその先へと進みますが、しっとりとしたダートは超フラット! 富士山国有林の森林のまっただ中をストレートに貫くコースは見通しも良くて走り心地は抜群でした。そんな状況なので、ここでは高速巡行も十分に楽しめることでしょう。
して再び涸れ沢の直渡り地点です。探索当日は小雨が降ったり止んだりであったため、薄く土砂の堆積したコンクリ路面上には水溜まりが発生。それはつい先ほどまで水が流れていたような感じです。でも水はけがよすぎて小雨程度ではまとまった水流にはならないみたい。
→ 沢の上流(右手)を眺める!
→ 沢の下流(左手)を眺める!
れにしても富士山中腹の森林は奥が深いです。広見林道の延長距離は僅か3.3Kmですが、林道沿いに漂う雰囲気からは、とてつもなく奥深くまで進んでしまったような気がしてやみません。路面はまともですが、付近には人の気配というものがまったく感じられませんよ!
思ったのですが、さらにその先へと前進すると、やがて前方から周囲に響き渡るビビィ〜ン、ビビィ〜ンというチェーンソーの唸り声が! どうやらこの先でなにやら伐採作業が行われているようでした。しれっと何気なく知らぬ顔して通過させていただこうかとも思いましたが、さすがに封印された富士山国有林ではそれは通用しないかも。ここは負けるが勝ちで潔く撤退しておくことこそが、お叱りを受けるという火の粉を未然に避ける意味でも最善の策といえるでしょう。というわけで残念ですが、広見林道の探索はここまで!
→ 探索終了!
→ 引き返して富士山(上井出)林道に向かう!
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