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 川俣桧枝岐林道/ Kawamatahinoemata林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2008.11.01・ 2013.04.28 / No.T-004 
 [ 所在地 ]日光市(栃木県)・檜枝岐村(福島県) [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ]-  [ 分岐林道 ] 無砂谷左岸林道 ・馬坂林道・セトノ沢林道
 湖畔沿いから山岳区間まで変化に富んだルートと延長距離の長さが魅力!

木県と福島県に跨って越県峰越えしている長距離ダート林道である川俣桧枝岐林道の栃木県側の入口です。付近に存在するロングダートで越県峰越えしている田代山林道(県道栗山舘岩線)と共に長距離ダートの双璧をなす1本であることから、やはり詳しく調査探索せねばなるまいと、林道探索にはうってつけの時季である秋のとある日を選んで探索を敢行することに。そしてここはまさにその一歩を踏み出す地点であり、胸躍る瞬間でもあります。
→起点を振り返る!
→周囲を調べる!
れでは川俣桧枝岐林道にいざ突入です! 路面は県道からの入口地点からいきなりダートが始まっており、少し走らないとダートが現れない林道とはちがって出だしも上々、川俣湖の湖岸の際をすれすれに延びるその雰囲気も申し分無しですよ!
→川俣湖を眺める!
、こんな場所にゲートがありました。もちろん、探索時にはオープン状態にありましたが、この仕掛けがサビついていないところをみると、場合によっては冬季以外でも何かの理由で閉じられていることもあり得るということでしょうか。こいつは油断が出来ませんよ。それと、路面もゲート手前の僅かな区間がなぜか舗装されていたし・・・。
→看板を眺める!
く締まったダートはフラットでとても快適。なおかつ朱や黄に彩られた木々の隙間から湖を眺めつつ走ることができ、何とも贅沢な至福の瞬間です。ただし、空気はかなり冷たいので秋口には防寒対策をしっかりとしてください。でないと後で泣きますよ。
おッ、恐ろしいまでに鮮やかな真紅の紅葉です! このような美しい紅葉がそこかしこで目に付くため、いちいち立ち止まってしまって距離がぜんぜん稼げませんよ! こんな調子なので基本的にはいつもそうなのですが、ただでさえかけ過ぎな探索所要時間のさらなる大幅な増加が、これで約束されてしまいました。
ンと静まりかえった人っ子一人見かけない静寂なダートがどこまでも続きます。川俣桧枝岐林道はメジャー林道だけあって車両の通行量は多いと聞きますが、ただし、それは林道レベルにおいての話であり、一般道と比較すれば通行量はゼロに近いでしょう。よって対向車や先行車とも出会わずにこの素晴らしい雰囲気を独り占めです!
→景色を眺める!
の後もコース上には橋梁が数カ所に現れます。ダートは川俣湖の湖岸を忠実になぞるように延びているため、必然的に湖へと注ぎ込む沢は全て渡ることになりますが、橋上からは視界が開るため、場所によっては川俣湖を望む絶好の展望台状態にもなっていました。
→景色を眺める!
ートは湖岸沿いに延びているため、これまでのところはほぼ平坦路続きですが、それでも先へと進むにつれて僅かながら登りとなっているようです。ここはそのような僅かな上り坂になっている地点ですが、鋭角に切り返して山側へと延びる分岐がありました。栃木県側から入線すると最初の分岐箇所になりますが、完全に死んでいる(廃道化)ため、やや気が付きにくいかもしれません。
→分岐の様子をうかがう!
々と湖岸沿いのコースが続きます。この区間を直線にしたら移動距離的にはさほどでもないと思われますが、ダートは岸辺に沿って蛇行しており、大小のカーブが連続するため、実装距離はその倍はありそうな感じです。
「雨・・・?!」また沢を渡る橋梁が現れましたが、その手前付近から路面が濡れ始めてしまい、橋の前後地点は水溜まりと泥でヌタヌタ状態になっていました。確かこの時は前日に雨が降っており、探索当日にはタイミング良くそれも止んでいたのですが、無情にもここにきて濃霧のような霧雨がシトシトと・・・。「さっきまでは晴れていたのに」と恨めしい気持ですが、こればかりは仕方のないことですね。形的には雨を追いかける恰好になってしまいましたよ。あはは。
雨状の雨が降ってきたことで沿道の紅葉はより一層鮮やかさを増し、霧雨の中の林道行もオツなもの…と言いたいところですが、実際には降らない方がいいことはいうまでもありません。幸いなことに本降りとなる気配はみられませんでしたが、山の天候は変わりやすいので今後の気象状況は予断を許さない状況となりました。
晴にさえ恵まれれば固く締まった路面は快適そのものでしょうが、雨天時にはそうはいかないようです。崖崩れ跡と思われる地点では堆積した山土が濡れて水溜まりと共にドロドロに。ぐっと速度を落とさないと泥跳ねで足回りが酷いことになってしまいます。
スのような霧雨に霞む山を前方に眺めつつ先へと前進します。この程度の霧雨なので通常装備でも衣服やズボンが濡れることはありませんでしたが、ここで足元の防御だけは万一に備えて完璧を期しておきました。本降りとなってしまった場合、上半身はともかくとしてゴム長でも履かない限り、長時間の雨中走行ではどんな高級防水ブーツでも最終的には靴下が濡れてしまいます。秋や冬場に靴下が濡れると芯から冷えてしまって最悪ですからね。
らにしのつく霧雨の中を進むことしばし、やがて前方にコンクリ橋が見えてきました。手持ちの県別地図によるとこれは無砂谷沢に架かる「無砂谷橋」であり、この辺りからようやく本格的な山岳コースが始まるみたいです。川俣湖の湖岸コースはすでに終了しており、気が付けばいつの間にか水辺から離れて全くの山中を進んでいたっけ。
→橋上から景色を眺める!
、その 「無砂谷橋」 を渡るとすぐに現れるのが左手に延びる無砂谷左岸林道の分岐です。 ここに初めてやって来ると、左右のどちらが本道であるか迷ってしまうかもしれませんが、無砂谷左岸林道の林道標は入口から少し進んだ地点にあり、川俣桧枝岐林道本線上では前方に白く見えている付近の林道地図が掲載された水源かん養保安林の看板があるので、あまり心配はないと思います。
→探索中止・・・
→さらに川俣桧枝岐林道を進む!
→看板を眺める!
→無砂谷左岸林道に突入!
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