このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

井戸入線

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■「うひゃぁーッ、なんだこの断崖は?!」その後しばらく下りのダートを進んでいくと、やがて一枚岩の巨大な岩盤がまるで行く手を立ち塞ぐかのように現れました。山岳ダートでは岩盤の壁はさほど珍しいものではないですが、それにしてもこいつは巨大です! 見上げると首が痛くなるほどの高さを誇るこの巨大な岸壁は、道すがらに望める景観と共にと井戸入線の見所の一つだな!
■井戸入線のダートはこのようにして巨大岸壁の直下を抜けています。ちなみにここは安全確保なしの岸壁登攀、すなわちボルダリングの隠れた遊び場となっていたみたい。探索時には路肩にでれーっと寝転がってグーグー昼寝をしていた愛好家の男女数人がいましたよ。
■そして井戸入線でのお約束箇所といえばここでしょう。巨大岸壁地点を過ぎるとやがてこのような区間に差しかかるのですが、よく眺めてみると、路肩にはガードレールの差し込まれていない擁壁が続いています。その光景が異様なため、この光景はしばし各種林道系サイトでも紹介されいたりします。ただし、現時点(2013.1月現在)では未だにこのような状態であるのかは不明。気になる方はぜひ訪れて確認してみて下さい。
■その後も下り坂は続きますが、この区間は比較的開設されてから新しいのでしょうか? 路肩にはそんなもの必要ないのに真新しいガードレールが延々と設置されていたっけ。そしてようやく、当林道で唯一の「林道井戸入線」と記された杭状の林道標がここに現れます。ちなみに林道標には「延長四六二・〇米」とも記されていますが、これは完抜け延長工事時の新規開設区間の距離でしょう。
■ようやく目にすることができた林道標を後にしてなおも進むと、やがて前方に栃寄線の舗装路が見えてきます。というわけで行く手に舗装路が見えてきたら井戸入線の終点はもうすぐそこ。実に名残惜しいですが、楽しかったダートも終了です。
■そしてこれが栃寄線へと接続している井戸入線の出口です。そこはただの分かれ道となっているだけで、標識類は何も存在していません。この何気ない分かれ道が素晴らしいパノラマを経て鋸山線へと繋がっているとは、事前情報がない限りなかなか気が付かないかもしれませんね。これで井戸入線の探索は終了ですが、栃寄線を右折して坂を下って行けばR411号線に、 左折して勾配を上り詰めると「栃寄森の家」へと至ります。
→探索終了!
→引き返して鋸山線に向かう!

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