このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 三の宮林道/ Sannomiya林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2018.08.12 / No.TO-098 
 [ 所在地 ]三宅村 [ 状態 ]完抜鋪装 [ 接続林道 ] 雄山環状林道  [ 分岐林道 ] 土佐林道
 全線鋪装で味気なさは否めずにあっという間に完走してしまう三宅島最短の完抜け林道

宅島の林道を総ナメにすべく神着の「土佐」地区から雄山環状林道とを結ぶ土佐林道の途中にある三の宮林道の起点にやって来ました。起点となるこの地点には三の宮林道の林道標が2種設置されていますが、左右のどちらを示しているのかが分かりにくくなっています。三の宮林道は右方向ですが、間違って左手の土佐林道へと進んでしまう可能性もかなり大きいのですが、たとえ間違えてもすぐに戻って来れるので心配しなくても大丈夫ですよ。
→ 林道標を眺める!
→ 付近を調べる!
ェーンゲートの姿はあれど、オープン状態であった三の宮林道へといざ進撃開始! しかし、ご覧の通り路面は残念なアスファルトで固められています。そして道すがらは立入る隙のないほどの密生した森に囲まれており、「この雰囲気が三宅島の森なんだなぁ」とは感心しますが、それだけのことであって景観的なものはなにも望めません。
なみに三の宮林道の1900mという延長距離の長さは三宅島林道の中では最も短い数字。このまま舗装路が続いて雄山環状林道へと合流して終点・・・という展開が目に見えており、林道の雰囲気や景観がこの先で激変する可能性は少なそうです。三宅島の林道だからといって、全てが最高に素晴らしいものばかりというわけでもないですからね。
どと思っていたら、連続する緩い登り坂の途中にぽつんと林道標がありました。「林道 三の宮線」と記されたよくあるタイプのものですが、しかしなにゆえこのような中途半端な地点に設置されている? 見たところ、延長開設の起点というわけでもなさそうだし。
線してから1キロちょっと進んだ来たでしょうか。やがて林道が標高200m地点に差しかかると、路肩には林道開設時に掘削したらしい溶岩層を間近に眺める区間が現れます。三の宮林道で唯一の見せ場となった、いかにも火山の島の三宅島林道らしい区間でした。それにしても溶岩の黒さがコンクリ簡易鋪装の白さに映えて美しかったなぁ。
→ 路肩を眺める!
トレートで続く路肩の溶岩層の露出区間を進んでいくと、やがて三の宮林道は雄山環状林道へと突き当たってエンド。延長距離は2キロにも満たない島の最短林道なので、普通に巡航していればあっという間にたどり着いてしまいます。というわけで道すがらに展望が望めることもなく、林道探索的には分岐元の土佐林道と同様に味気なさが目立ってしまう三の宮林道の探索はここで終了となりました。ちなみに三の宮林道は土佐林道と共に全区間が「神着ジオトレッキングルート」に指定されていますが、起点にはなかった「神着ジオトレッキングルート案内板」がここに設置されていましたよ。神着地区から雄山環状林道へと続くジオトレッキングルートには土佐林道と三の宮林道経由の2つの区間が存在するというわけですね。まあ、三宅島で鋪装林道ハイキングをやるつもりは全くないので別にどうでもいいや!
→ 探索終了!
→ 雄山環状林道に突入!
→ 引き返して土佐林道に向かう!
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