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櫛ヶ峯林道 再探索 | →櫛ヶ峯林道 再探索・Page3へ |
コンクリ橋直後の登り坂を登りきりました。ダートはそこから平坦路っぽく延びていますが、周囲で目に入るものといえば濃い森の緑のみです。手持ちの地図上では終点はもう近いはずなのですが、路面状態が良好となったこと以外に、終点に近づいたという兆候が全く感じられません。ここは一体どこなんだろう…。 | |
さらにダートをたどって鬱蒼たる森の光景が延々と続きます。まあ、路面状態がいいので「いづれどこかに行き当たる」という気楽さでもう不安は感じられませんが、それでも夕暮れ時や、ガス欠直前、または急な天候の悪化などで急いでいる場合はかなり焦ってしまうかもしれません。 | |
しばらくの平坦コースを経てその後再び下り坂が現れますが、ここでまたもや前方に櫛ヶ峯の雄姿が! すぐそばで間近に、というわけではないですが、それでもやっぱり良い眺めですね。で、この坂をくだりつつさらに進むと…。 | |
このような分岐箇所にたどり着いて、長かった櫛ヶ峯線もここで終点となってしまいます。といってもダートそのものは青荷沢線へと引き継がれて(直進方向)さらに続いていくので、お楽しみはまだその半分といったところでしょう。ところで、今回の探索では無事事なきを得て、青荷沢線へ抜けるというリベンジを果たすことができましたが、やはりそれは天候に恵まれたことが大きいと思います。調査の結果、 途中のガレ場は相変わらず存在していたことから、 通常時ならばともかく雨天時の走破は極めて困難であることを再確認。また、沿道の地図案内板の撤去などからも察せられるように、中間部分はガレに任せて限りなき放置状態にあるため、今のところはスリル気分で楽しめましすが、いづれ致命的な状況へと発展することも同時に懸念されました。ということで、櫛ヶ峯線を探索するなら早い内がよいかと…。 | |
なお、青荷沢線に接続しているこの地点は、やや混乱しがちな分岐になっているため、状況をもう少し捕捉しておきます。櫛ヶ峯線の終点であるこの地点を逆方向から眺めるとこのようにY字になっており、分岐の股の部分に櫛ヶ峯線と青荷沢線共用の林道標が立っているのですが、その位置がとてもいやらしく、実はこれが混乱の原因。ここから青荷沢線を進むには手前方向(櫛ヶ峯線からだと道なりの直進)へと進まなければいけないのですが、ここで青荷沢線の林道標の位置をみて下さい。あの林道標は実は手前区間を示しているのですが、あの場所に立っていれば普通は前方左側がそうだと思ってしまいますよ。ちなみに、左手側は藪むしたピストンの
行き止まり
になっているので、間違えても引き返してくればよいだけですが、そのまま青荷沢線本道へと進みたい場合には注意が必要です。さらにもう一つ付け加えておくと、画像の黄色い看板の右手には付近の林道地図の案内板が掲げられていたのですが、これも現在は撤去されてしまっています。 →青荷沢線の林道標を眺める! →探索終了! |