このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.11.06
No.Y-010

井川雨畑線■早川町(山梨県)・静岡市(静岡県) ■分岐→勘行峰線
■山梨県の県道810号線雨畑から静岡県側の県道60号線小河内付近を結ぶ

 直下に「中央構造線」が走った大崩落地帯を行く快適峰越えロング林道 

 ↓残りダートは僅かです。休日ともなれば、特に車の往来が増えるので、ブラ
  インドカーブでの出会い頭には十分な注意が必要です。


……こんな感じ……
■言わずと知れた関東地方屈指の峰越えメジャー林道。オンオフ問わずにバイクや車の通行量は非常に多い。かつてのロングダートも残り僅かで、完全舗装となる日も近いだろう。山梨県側から進むと、途中の長畑地区までは民家も点在して生活道路を兼ねており、本格的な林道らしさが始まるのはそこを過ぎてから。雨畑川の渓谷に沿って進むが、荒れや崩落跡が生々しく点在する光景の中、延々と上り詰めると山伏峠にたどり着く。峠を越して静岡県側に入ると、今度は小河内川の渓谷に沿って進むが、こちらも崩落跡をそこかしこに見ることになる。景観的には山梨県側の山伏峠付近が眺望も良くきいて大変素晴らしい。ただし、よく通行止めとなるので注意したい。

■1本道の途中から始まる井川雨畑線の山梨県側入口付近です。いや、正確に言うと、井川雨畑線の起点はここまで来る途中の右手にある「見神の滝公衆便所」駐車場脇に立つ林道標の地点がそれらしく、これは県道810号線に入って町営温泉宿泊施設「ビィラ雨畑」を過ぎてしばらく進むと必ず目に付きます。そこからさらに進んで山梨県側の最奥の長畑集落を過ぎた地点がここです。うかつにもこの地点が起点だと勘違いしてしまい、ここからしか写真を撮影していないので、便宜上、今回はここを起点と呼ぶことにしておきます。
→周囲を見渡す
■林道標を過ぎて少し進むとゲートが現れました。井川雨畑線は季節や時季、天候によってよく通行止めとなりますが、ここはその時に閉じられるゲートらしいです。ただし、紅葉の時期だけは期間を限定した上で通行止めを解除する処置がとられているようでした。そのおかげで通行止めの心配はありませんが、ここぞとばかりにファミリーカーがどっと押し寄せてしまうのは仕方がない、といったところでしょうか。
→ゲート付近を調べる!
■ゲートを過ぎると、雨畑川の渓谷沿いに山肌に沿って舗装路が続いています。前方にコンクリ橋が現れたので、先はまだまだ長いですが、とりあえず橋上からの眺めでも見ておきましょう。
→橋から渓谷を眺める
■山肌に沿って徐々に高度を上げながらくねくねと進みます。途中には沢を跨ぐ橋が幾つも現れ、その度に下をのぞき込んでいるので、完走にはこの先まだまだ時間がかかりそうな感じです。林道ならどこでもそうですが、十分な余裕を持って訪れたいものです。時間に追われて走る林道ほど辛いものはないですからね。
■おりしも季節は紅葉真っ盛りです。下界ではまださほどでなかった色付きも、ここまで登ってくると徐々に鮮やかさを増してきたようです。ともすれば単調になりがちな舗装山岳林道ですが、紅葉を眺めつつゆっくりと走るのはなかなかオツなもんですよ。
→付近の眺望を眺める
■なだらかな勾配で高度を稼ぎつつさらに進みます。山の斜面に沿ってしか進めないわけですから、直線距離にしたら大して離れていない谷を挟んだ反対側へ進むのにも非常に大きく迂回をしなければなりません。でも、路肩のガードレール越しに谷向こうの山腹を眺めてみると、登坂してきたルートや、これから通ることになる道筋が手にとるように分かります。
→ガードレール越しに山の斜面を眺める
■山肌の谷間に沿ってしばらく進むと、前方に深くえぐれた谷間を跨ぐ赤い鉄橋が見えてきました。「よくまあ、あんな場所に橋を架けたもんだ…」と感心つつ、眺望の良さそうな橋のたもとを一服ポイントと定めて橋へと向かいます。
→前方の橋を調べる!
→橋から谷底を眺める
→橋から沢を眺める
■橋の迂回路を回って進みます。起点からここまででもかなり標高を稼いだ気がしますが、道はまだまだ登坂して行くようです。それにつれて眺望が素晴らしくなっていくのは良いのですが、山肌の日陰にさしかかると気温の低さが身にしみてきます。かなりの厚着で防寒しているつもりだったのですが、どうも顔周りから冷たい空気が入り込んでくるようです。身体や脚、首周りの防御は万全だったのですが…。
→今来た方面を眺める
■かつては険しい山岳ダート林道の名を欲しいままにしていた井川雨畑線ですが、現在ではそのほとんどが舗装化されてしまいました。ただし、まだ100%まではいかないようで、虫食い状態で僅かにダート区間が残っています。ここもそんな僅かなダート区間の一部です。本格的峰越え山岳林道とは言っても、林道本来の走りの楽しさはほぼ皆無でしょう。そういうものを求めて訪れると落胆が激しいので、ここは話のネタ、あるいは紅葉時季の観光コース程度にとらえておいた方が良いかもしれません。トロトロ状態でいつまでも先頭を頑張る車も正直うざいし…。
■で、路面はまたすぐに舗装区間にもどります。まあ、そうは言っても舗装されている分、周囲の景色をゆっくり眺めつつ走れるのは良いですけどね。時折現れるストレート区間では前方の山腹の紅葉を楽しみながら快適に走ることができました。でもやっぱりちょっとというか、かなり寒い…。
■舗装化進行中の工事現場です。敷き詰められたバラストは沢水と混じり合って泥ドロ状態です。晴れていても、こういう区間を普段着で走ってしまうと脚回りが大変なことになってしまうので、汚れ対策だけはしておきたいですね。この先しばらくは僅かに残されたダート区間が続きます。
■工事区間を抜けてダート区間を進みます。路面の水溜まりが少々走りにくいですが、雰囲気的にはなかなか良い感じです。車の通行量が多いため、濡れた路面はタイヤのわだちで大きくえぐられていたりしますので、カーブでのスピードの出し過ぎは禁物です。
■舗装区間はもちろん、ダート区間も整備が行き届いていて大変走りやすいのですが、名だたる中央構造線上をゆくだけあって、壁面の崩落や土砂崩れなどの痕跡をあちこちに見ることができました。写真左手の崖側の路肩に盛り上げられた土砂屑の山がそれを物語っています。このような場所に林道を通しただけに、しょっちゅう通行止めになるのも無理はないと言ったところでしょうか。
→付近を調べる
■底無し状態で深く落ち込んだ崖の右手に眺めながら、山肌の僅かなスペースに切り開かれたダートを進みます。路面自体はフラットで細かな砂利質ダートで、自然とアクセルも緩みがちですが、路肩からコースアウトした場合、命を失うことになりますのでお気を付け下さい。ま、常識的に走っていれば何も問題はありませんけどね。
→付近の路面状態を調べる
→現場?
→付近の状況を把握する
■路肩から深く落ち込んでいる雄大な谷間の光景を眺めつつ進むと、いつしかダート路面は終わってしまい、ここから先は終点まで舗装路が続きます。「まぁ、仕方ないや…」といった感じで先を進むと、カーブの右手に分岐です。入口にはしっかりと真新しい南京錠付きのゲートが設置されていました。ここは新設林道なのでしょうか?
→もう飽きたので探索終了!
→さらに井川雨畑線を進む!
→分岐先の様子をうかがう

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