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~ 雪月花 新撰組異聞 編 ~
~ 紫陽花色 しのぶれど色に出でにけりわが恋は ~
登場人物
土方歳三、沖田総司、斉藤一、お雪、少女[美鈴・鈴]
「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」
小倉百人一首 四十番」及び、「拾遺集」
作者:平兼盛(たいらのかねもり)
ここは、京の町。
紫陽花の季節を迎えている。
ここは、町中。
土方歳三は青色の紫陽花を抱えて、微笑んで歩いている。
侍が紫陽花を抱えて歩く姿は、不釣合いな雰囲気になる。
土方歳三が端正な顔立ちのため、紫陽花を抱えて歩く姿が、様になっている。
土方歳三が青色の紫陽花を抱えて向う先は、お雪の住む家になる。
お雪は、美雪太夫と名乗っていた時に、近藤勇が身請けをした女性になる。
天女だと表現する人物もいる程の素敵な女性になる。
少し後の事。
ここは、お雪の住む家。
玄関。
土方歳三は青色の紫陽花を抱えて、微笑んで訪ねた。
お雪は微笑んで来た。
土方歳三は青色の紫陽花を抱えて、お雪に微笑んで話し出す。
「綺麗な青色の紫陽花を見付けました。お雪さんに楽しんで頂きたくて、紫陽花を持ってきました。」
お雪は土方歳三に微笑んで話し出す。
「ありがとうございます。」
土方歳三はお雪に青色の紫陽花を微笑んで渡した。
お雪は土方歳三から青色の紫陽花を微笑んで受け取った。
土方歳三はお雪に微笑んで話し出す。
「家に上がっても良いでしょうか?」
お雪は青色の紫陽花を抱いて、土方歳三に微笑んで話し出す。
「はい。」
土方歳三はお雪を微笑んで見た。
土方歳三は家の中に微笑んで入っていった。
お雪は青色の紫陽花を抱いて、家の中に微笑んで入っていった。
僅かに後の事。
ここは、お雪の住む家。
客間。
土方歳三は部屋の中に微笑んで入った。
お雪は青色の紫陽花を抱いて、部屋の中に微笑んで入った。
土方歳三はお雪に微笑んで話し出す。
「お雪さんの笑顔が見られました。嬉しいです。」
お雪は青色の紫陽花を抱いて、土方歳三を微笑んで見た。
土方歳三はお雪に微笑んで話し出す。
「お雪さん。紫陽花を持ってきた本当の内容を話します。紫陽花は、俺の気持ちを表しているように思いました。お雪さんに紫陽花をお持ちしました。」
お雪は青色の紫陽花を抱いて、土方歳三を微笑んで見ている。
土方歳三はお雪に寂しく話し出す。
「幾ら想っても応えてくれない。つれない女性への想いを表しています。」
お雪は青色の紫陽花を抱いて、土方歳三に微笑んで話し出す。
「土方先生が寂しくなる程の想いに、応えてくれない女性。今の世にいるのですね。」
土方歳三はお雪に寂しく話し出す。
「俺の目の前に居ます。」
お雪は青色の紫陽花を抱いて、土方歳三に微笑んで話し出す。
「土方先生の目の前に居る女性への想いは、紫陽花と同じです。何時か、想いは色褪せて、別な女性への想いに彩られると思います。」
土方歳三はお雪を寂しく見た。
お雪は青色の紫陽花を抱いて、土方歳三に微笑んで話し出す。
「どちらにしても、想われる女性が羨ましいです。」
土方歳三はお雪に微笑んで話し出す。
「寂しくありませんか?」
お雪は青色の紫陽花を抱いて、土方歳三に微笑んで話し出す。
「土方先生。近藤先生。素晴らしい人物に、気を遣って頂いています。嬉しいです。」
土方歳三はお雪に微笑んで話し出す。
「お雪さん。紫陽花を一緒に見に行きませんか?」
お雪は青色の紫陽花を抱いて、土方歳三に微笑んで話し出す。
「土方先生から綺麗な青色の紫陽花を頂きました。土方先生と一緒に、土方先生から頂いた紫陽花を愛でたいです。」
土方歳三はお雪に微笑んで話し出す。
「俺と共に、と話してくれました。嬉しいです。お雪さんと一緒に、俺の贈った紫陽花を見ます。」
お雪は青色の紫陽花を抱いて、土方歳三に微笑んで話し出す。
「麦茶を用意します。紫陽花を直ぐに活けます。」
土方歳三はお雪に微笑んで話し出す。
「お雪さん。突然ですが、任務を思い出しました。帰りたいと思います。」
お雪は青色の紫陽花を抱いて、土方歳三に心配して話し出す。
「お構いが出来ませんでした。申し訳ありません。」
土方歳三はお雪を微笑んで見た。
お雪は青色の紫陽花を抱いて、青色の紫陽花を心配して見た。
青色の紫陽花の一本に、紙が巻き付けてある。
お雪は青色の紫陽花を抱いて、紙を丁寧に不思議な様子で取った。
土方歳三はお雪を微笑んで見ている。
お雪は青色の紫陽花を抱いて、紙を持ち、紙を不思議な様子で広げた。
紙には、歌が書いてある。
お雪は青色の紫陽花を抱いて、紙を持ち、土方歳三を驚いた様子で見ようとした。
土方歳三は部屋の中に居ない。
お雪は青色の紫陽花を抱いて、紙を持ち、障子を開けて、部屋の外を僅かに慌てて見た。
土方歳三の姿が少し遠くに見える。
お雪は青色の紫陽花を抱いて、紙を持ち、土方歳三を見ながら、微笑んで呟いた。
「“しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで”。」
土方歳三にお雪の呟きは届かない。
お雪は青色の紫陽花を抱いて紙を持ち、土方歳三を微笑んで見た。
少し後の事。
ここは、屯所。
入口付近。
土方歳三は微笑んで帰ってきた。
沖田総司は斉藤一に微笑んで話す姿が見える。
斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷く姿が見える。
何時もと同じ光景になっている。
土方歳三は沖田総司の傍と斉藤一の傍に微笑んで来た。
沖田総司は土方歳三を見ると、土方歳三に微笑んで話し出す。
「土方さん。お帰りなさい。」
斉藤一は土方歳三を見ると、土方歳三に普通の表情で軽く礼をした。
土方歳三は沖田総司を微笑んで羽交い絞めにした。
沖田総司は土方歳三を驚いた表情で見た。
土方歳三は沖田総司を羽交い絞めにして、沖田総司に微笑んで話し出す。
「総司。歌を教える。」
沖田総司は土方歳三に困惑して話し出す。
「私は今から用事が有ります。後で良いですよね。」
土方歳三は沖田総司を羽交い絞めにして、沖田総司に微笑んで話し出す。
「駄目だ。」
沖田総司は土方歳三に困惑して話し出す。
「逢う約束が有ります。後にしてください。」
土方歳三は沖田総司を羽交い絞めにして、沖田総司に微笑んで話し出す。
「総司の用事は、逢う約束なのか。尚更、歌を教える。」
沖田総司は土方歳三を困惑して見た。
土方歳三は沖田総司を羽交い絞めにして、斉藤一を微笑んで見た。
斉藤一は土方歳三に普通に話し出す。
「土方さん。俺は今から任務があります。」
土方歳三は沖田総司を羽交い絞めにして、斉藤一に微笑んで話し出す。
「斉藤。今から、緊急の特別任務だ。総司の逢う予定の人物の対応を務めろ。総司が到着次第、通常の任務に戻れ。」
斉藤一は土方歳三に普通の表情で軽く礼をした。
沖田総司は斉藤一に困惑して助けを求める様子で話し出す。
「斉藤さん。助けてください。」
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「俺は土方さんから頼まれた特別任務に就く。俺は直ぐに外出する。後は、総司本人で解決しろ。」
沖田総司は斉藤一に困惑して助けを求める様子で話し出す。
「斉藤さん。助けてください。私が逢えば、斉藤さんが特別任務に就く必要は無いですよね。」
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。
沖田総司は斉藤一を困惑して助けを求める様子で見た。
斉藤一は土方歳三を見ると、土方歳三に普通の表情で軽く礼をした。
土方歳三は沖田総司を羽交い絞めにして、斉藤一に微笑んで話し出す。
「斉藤。頼む。」
斉藤一は土方歳三に普通の表情で軽く礼をした。
斉藤一は普通に歩き出した。
沖田総司は斉藤一を切ない表情で見た。
土方歳三は沖田総司を羽交い絞めにして、沖田総司に微笑んで話し出す。
「総司を助ける人物は居なくなった。諦めろ。」
沖田総司は土方歳三を切ない表情で見た。
土方歳三は沖田総司を羽交い絞めにして、沖田総司に微笑んで話し出す。
「総司。歌の勉強を始める。」
沖田総司は土方歳三に切ない表情で話し出す。
「土方さん。予定に遅れたら、約束の相手が可哀想です。外出させてください。」
土方歳三は沖田総司を羽交い絞めにして、沖田総司に微笑んで話し出す。
「総司の逢う相手に迷惑を掛けないために、斉藤に総司の代わりを一時的に頼んだ。総司は歌を直ぐに覚えれば、早く外出できる。」
沖田総司は土方歳三を不機嫌な様子で見た。
土方歳三は沖田総司を羽交い絞めにして、沖田総司に微笑んで話し出す。
「相手のために必死になる総司を見る。良いものだな。」
沖田総司は土方歳三を不機嫌に見た。
少し後の事。
ここは、少女の家。
玄関。
斉藤一は普通に訪ねた。
少女は不思議な様子で来た。
斉藤一は少女に普通に話し出す。
「総司は急な任務が入ったために少し遅れる。外出先が決まっているならば、先に行く。」
少女は斉藤一を心配して見た。
斉藤一は少女に普通に話し出す。
「今回の総司の任務は、危険な内容に該当しない、直ぐに終わる内容だ。心配するな。」
少女は斉藤一に微笑んで話し出す。
「分かりました。」
斉藤一は少女に普通の表情で頷いた。
少女は斉藤一に微笑んで話し出す。
「総司さんと一緒に紫陽花見る約束をしました。」
斉藤一は少女に普通に話し出す。
「美鈴さん。案内を頼む。」
少女は斉藤一に微笑んで話し出す。
「はい。」
斉藤一は少女を普通の表情で見た。
少し後の事。
ここは、町中。
沖田総司は焦って走っている。
道行く人が、沖田総司を不思議な様子で見る。
沖田総司は道行く人の様子を気にせずに、焦って走る。
少し後の事。
ここは、紫陽花の咲く場所。
斉藤一は普通に居る。
少女は紫陽花を僅かに落ち着かない様子で見ている。
斉藤一は少女に普通に話し出す。
「美鈴さん。心配するな。」
少女は斉藤一を見ると、斉藤一に微笑んで話し出す。
「はい。」
斉藤一は少女と紫陽花を普通の表情で見た。
少女は斉藤一と紫陽花を微笑んで見た。
斉藤一は紫陽花を普通の表情で見た。
少女は斉藤一の見る紫陽花を不思議な様子で見た。
青色の紫陽花の咲く小道が在る。
沖田総司が焦って走る姿が見える。
少女は沖田総司を笑顔で見た。
斉藤一は少女と紫陽花を普通の表情で見た。
沖田総司は笑顔で焦って走ってきた。
沖田総司は少女に微笑んで話し出す。
「鈴ちゃん。遅れた。ご免ね。」
少女は沖田総司に微笑んで話し出す。
「私は大丈夫です。斉藤さんから総司さんはお仕事をしていたと教えてもらいました。無理をしないでください。」
沖田総司は少女に微笑んで話し出す。
「無理はしていないよ。大丈夫だよ。」
少女は沖田総司を微笑んで見た。
沖田総司は青色の紫陽花に小さい紙を巻き付けると、少女に微笑んで話し出す。
「鈴ちゃん。紙には歌が書いてあるんだ。受け取って。」
少女は沖田総司に微笑んで話し出す。
「お歌の贈り物。ありがとうございます。」
沖田総司は少女に微笑んで頷いた。
少女は青色の紫陽花から小さい紙を微笑んで丁寧に取った。
沖田総司は少女を微笑んで見た。
少女は小さい紙を持ち、小さい紙を丁寧に広げると、小さい紙を微笑んで見た。
沖田総司は少女を微笑んで見た。
少女は小さい紙を持ち、沖田総司を赤面して恥ずかしく見た。
沖田総司は少女を不思議な様子で見た。
少女は沖田総司に小さい紙を赤面して恥ずかしく渡した。
沖田総司は少女から小さい紙を受け取ると、小さい紙を不思議な様子で見た。
少女は沖田総司を赤面して恥ずかしく見た。
沖田総司は小さい紙を持ち、少女を赤面して恥ずかしく見た。
少女は沖田総司を赤面して恥ずかしく見ている。
沖田総司は小さい紙を持ち、少女に赤面して恥ずかしく話し出す。
「鈴ちゃん。良い歌だと言われて受け取ったんだ。歌を確認しなかったんだ。ご免ね。」
少女は沖田総司を赤面して恥ずかしく見ている。
沖田総司は小さい紙を持ち、少女に赤面して心配して話し出す。
「鈴ちゃん。気を悪くしたよね。ご免ね。」
少女は沖田総司に赤面して恥ずかしく話し出す。
「大丈夫です。」
沖田総司は小さい紙を持ち、少女に赤面して心配して話し出す。
「鈴ちゃんは物凄く大切な友達なんだ。気を悪くしたならば、謝るよ。」
少女は沖田総司に赤面して恥ずかしく話し出す。
「大丈夫です。」
沖田総司は小さい紙を持ち、少女を赤面して安心して見た。
少女は沖田総司に赤面して恥ずかしく話し出す。
「総司さん。小さな紙に書いてあるお歌。頂いても良いですか?」
沖田総司は小さい紙を持ち、少女を赤面して慌てて見た。
斉藤一は小さい紙を取ると、少女に小さい紙を普通に渡した。
沖田総司は斉藤一を赤面して慌てて見た。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「“しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで”。」
沖田総司は斉藤一を赤面して慌てて見た。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「今の歌を書いた人物。総司に何も話さなかったのだろ。」
沖田総司は斉藤一に赤面して慌てて頷いた。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「歌を贈る相手。美鈴さんになるようにしたのだろ。」
沖田総司は斉藤一に赤面して慌てて頷いた。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司は思い切りからかわれた状況になる。」
少女は小さい紙を持ち、斉藤一に微笑んで話し出す。
「斉藤さん。今のお歌。書かれた方に返して頂けますか?」
斉藤一は少女に普通の表情で頷いた。
少女は斉藤一に小さい紙を微笑んで渡した。
斉藤一は少女から小さい紙を受け取ると、懐に普通に仕舞った。
少女は沖田総司に微笑んで話し出す。
「総司さん。良いお歌を知りませんか?」
沖田総司は少女に心配して話し出す。
「私は歌に疎い。私の知る歌だから、鈴ちゃんに喜んでもらえるか分からない。」
少女は沖田総司に微笑んで話し出す。
「総司さんから頂くお歌です。楽しみです。」
沖田総司は少女を微笑んで見た。
斉藤一は沖田総司と少女に話し出す。
「総司。美鈴さん。話の最中だが、用事を思い出した。失礼する。」
沖田総司は斉藤一に微笑んで話し出す。
「斉藤さん。気を付けてください。」
少女は斉藤一に微笑んで話し出す。
「斉藤さん。お気を付けください。」
斉藤一は沖田総司と少女に普通の表情で頷いた。
斉藤一は普通に居なくなった。
少し後の事。
ここは、屯所。
入口付近。
斉藤一は普通に帰ってきた。
土方歳三は微笑んで来た。
斉藤一は懐から紙を取り出すと、土方歳三に小さい紙を普通に渡した。
土方歳三は斉藤一から不思議な様子で小さい紙を受け取った。
斉藤一は土方歳三を普通の表情で見た。
土方歳三は小さい紙を持ち、斉藤一に残念な様子で話し出す。
「駄目だったか。」
斉藤一は土方歳三に普通に話し出す。
「土方さん。程々に。」
土方歳三は小さい紙を持ち、斉藤一に微笑んで話し出す。
「忠告。ありがとう。」
斉藤一は土方歳三に普通に話し出す。
「準備が終わり次第、任務に就きます。」
土方歳三は小さい紙を持ち、斉藤一に微笑んで頷いた。
斉藤一は土方歳三に普通の表情で軽く礼をした。
斉藤一は屯所の中に普通に入っていった。
「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」
土方歳三は、策士といわれる。
土方歳三は、端正な顔立ちで、女性にかなりもてる。
土方歳三の気持ちは、紫陽花色に染まっている。
土方歳三の想いの中には、紫陽花のように変わる想いがある。
土方歳三の想いの中には、紫陽花のようには変わらない想いがある。
紫陽花の咲く頃の京の町で起きた、不思議な紫陽花色の出来事になる。
* * * * * *
ここからは後書きになります。
この物語に登場する歌は、「小倉百人一首 四十番」、及び、「拾遺集」
「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」
ひらがなの読み方は「しのぶれど いろにいでにけり わがひいは ものやおもふと ひとのとふまで」
作者は「平兼盛(たいらのかねもり)」
歌の意味は、「あなたへの想いは、心の中に隠し通していたつもりなのに、いつの間にか顔色に出てしまっていたようです。物思いでもしているのかと、人から言われてはじめて気がつきましたよ」となるそうです。
この歌は、天徳四年(960年)の内裏歌合で競われた歌の片方です。
競われた歌は、この一つ後ろの「四十一番」の歌だそうです。
この「第四十一番」は有名な歌だと思います。
競われた結果の勝敗は、こちらの「四十番」の歌が勝ち、「四十一番」の歌が負けたそうです。
しかし、優劣をつけるのに、なかり苦労したそうです。
今回は「四十一番」の歌は掲載いたしませんが、「小倉百人一首」の歌について話す時に、どちらの歌が好きかという話になる時があります。
ちなみに、私は、どちらが好きかと尋ねられたら、「四十番」の歌が好きです。
この物語の補足です。
この物語は、土方歳三さんとお雪さんが、中心になっています。
お雪さんは、美雪太夫と名乗っていた時に、近藤勇さんに身請けをされます。
近藤勇さんも一目惚れに近い状態での身請けだったようです。
一目惚れとは言っても、近藤勇さんには、江戸には、正妻のツネさん、お嬢さんが居ました。
お雪さん以外にも、時期的にはっきりとしない部分がありますが、いろいろな人と付き合っていたそうです。
土方歳三さんは端正な顔立ちのため、女性にはかなりもてたそうです。
楽しんで頂けると嬉しいです。
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