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新撰組異聞 〜 神有月 〜
〜 改訂版 〜
〜 後書き 〜
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
この物語は既に掲載している物語の改訂版です。
改訂前の物語の展開や雰囲気を出来るだけ残しながら改訂しました。
改訂前の物語を掲載するのは止めました。
以上の点、ご了承願います。
ここからは改訂前の後書きを加筆訂正しながら書いていきます。
芹沢鴨さんの暗殺は、史実では、山南敬助さん、土方歳三さん、沖田総司さん、原田左之助さんなどが暗殺に加わっていたそうです。
史実では、斉藤一さんは加わっていないようです。
当時は、芹沢鴨さんの暗殺は、別の組織というかある藩の人達が実行したとして、その人達が新撰組の隊士達に殺されています。
幕府側がその組織を潰すために罪をなすりつけた形になったようです。
その事もあって、沖田総司さんは、暗殺に加わっていない斉藤一さんや関係のない鈴ちゃんに、芹沢鴨さんの暗殺をぼかした表現で話しています。
逆に、山南敬助さんの介錯を務めた事については、斉藤一さんも周りの人も知っているので、沖田総司さんは本人が介錯したと話しています。
沖田総司さんは、芹沢鴨さんや山南敬助さんと親しかったという説があります。
この説が本当だったとすると、沖田総司さんは、芹沢鴨さんの暗殺や山南敬助さんの介錯については、いろいろと思う事があったと思います。
沖田総司さんは芹沢鴨さんの暗殺についてはある程度の納得をしたかも知れませんが、山南敬助さんの介錯については悩む事は多かったかも知れません。
陰暦十月の別名に「神無月(かみなづき。かんなづき。かむなづき。)」と「神有月、または、神在月/(読み:かみありづき)(※今回の物語では“神有月”を使用)」があります。
「神有月」は、「出雲国(現在の島根県)での陰暦十月の異称」です。
簡単な説明になりますが、「神様がこの時期になると出雲国に行くので、出雲国以外では“神無月”」、「神様はこの時期になると出雲国に集まるので、出雲国では“神有月”」となるそうです。
楽しんで頂けると嬉しいです。
はじめに
前編
後編
目次
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