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新撰組異聞 〜 花影 〜
〜 前編 〜
ある春の日の事。
桜が満開になり始めている。
沖田総司は複雑な表情のまま、桜の咲いているなかを一人で歩いている。
沖田総司が医者の家の前に来た。
診療所に出掛けないのは、沖田総司が周りの事を心配したから。
医者も沖田総司の希望を了承した。
医者の娘が家から出てくると、沖田総司に微笑んで話し掛ける。
「沖田さん。こんにちは。」
沖田総司は医者の娘に微笑んで話し掛ける。
「こんにちは。」
医者の娘は沖田総司に微笑んで話し掛ける。
「どうぞ、家の中にお入りください。」
沖田総司は微笑んで頷くと、家の中へと入っていった。
沖田総司が一人で待っていると、医者がやってきた。
医者が沖田総司に普通に話し掛ける。
「診療を始める。」
沖田総司は医者を見ながら普通に話し出す。
「お願いします。」
医者は沖田総司の診療を始めた。
それから少し後の事。
医者の診療が終わった。
沖田総司は医者に静かな声で話し掛ける。
「先生。私は後どれくらい生きられるのでしょうか?」
医者は怪訝そうに沖田総司を見た。
沖田総司は真剣な表情で医者に話し掛ける。
「五年なら生きられますか?」
医者は怪訝そうに沖田総司を見ている。
沖田総司は医者に真剣な表情で話し掛ける。
「五年が駄目なら、四年だけでもいいです。」
医者は怪訝そうに沖田総司を見ている。
沖田総司は真剣な表情で医者に話し掛ける。
「四年だけでいいんです。何とか生きられないでしょうか?」
医者は沖田総司に真剣な表情で話し掛ける。
「今の様な生き方をしていたら、四年はとても無理だ。」
沖田総司は医者に真剣な表情で話し掛ける。
「先生。何とかしてください。お願いします。」
医者は沖田総司を真剣な表情で黙って見ている。
沖田総司は医者に深く頭を下げた。
医者は真剣な表情で沖田総司に話し掛ける。
「いつまで仕事を続ける気なんだ? 体調を崩して任務に支障が出たという事なら、静養という名目で、組を離れる事が出来るだろ。」
沖田総司は頭を深く下げたまま黙っている。
医者は沖田総司に真剣な表情で話し掛ける。
「長く生きたいのなら、仕事を辞めて、多摩で静養をしたらどうだ?」
沖田総司は医者を見ると、真剣な表情で話し出す。
「京の町にはとても大切な人が居ます。今は京の町の治安も悪いです。幕府に良くない考えも持つ者もいます。そんな時に、その人を置いて京の町を離れる訳にはいきません。」
医者は真剣な表情で沖田総司を黙って見ている。
沖田総司は医者に真剣な表情で話し掛ける。
「私はその人が安心して暮らせる場所作りたい。その人の笑顔を守りたい。その人が幸せになる姿を見届けたい。それには、後、五年、最低でも四年もあれば何とかなると思うんです。」
医者は真剣な表情で沖田総司を黙って見ている。
沖田総司は医者に真剣な表情で話し掛ける。
「だから、先生。よろしくお願いします。」
医者は沖田総司に真剣な表情で話し出す。
「だったら多摩へ一緒に静養に行けばいいだろ。その方が相手も安心するし喜ぶと思う。」
沖田総司は苦笑しながら医者に話し掛ける。
「先生、嫌だな。そんな関係の人ではないですよ。先生も勘違いするんですね。」
医者は沖田総司の話しを困った表情で聞き始めた。
沖田総司は治療が終わり部屋から出てきた。
医者の娘が後ろから沖田総司に声を掛けた。
「こんにちは。」
沖田総司は振り向いて、医者の娘に微笑んで話し掛ける。
「こんにちは。何か用?」
医者の娘は沖田総司に微笑んで話し掛ける。
「差し出がましい事を言うようですが、私も沖田さんと美鈴さんは、一緒に多摩へ静養に行くという事で、組の方や美鈴さんのご家族に話しをした方が良いと思います。」
沖田総司は不思議そうに医者の娘を見ている。
医者の娘は沖田総司に微笑んで話し掛ける。
「美鈴さんは、とても喜ぶと思います。」
沖田総司は医者の娘を不思議そうに見ている。
医者の娘は沖田総司に微笑んで話し掛ける。
「今なら、沖田さんも多摩へ戻る事も出来て、美鈴さんも一緒に付いて行く事が出来ます。」
沖田総司は苦笑しながら医者の娘に話し掛ける。
「みんな、嫌だな。どうしてみんなで同じ事をいうんだろう。鈴ちゃんとはそんな関係じゃないよ。それに、もし一緒に多摩に戻って、私の付き添いなんて始めたら、病気がうつるかもしれないじゃないか。そうしたら、どうするんだ?」
医者の娘は沖田総司に何も言えずに黙っている。
沖田総司は医者の娘を微笑んで見ている。
医者の娘は沖田総司に微笑んで話し掛ける。
「次も忘れずにきちんと来てくださいね。」
沖田総司は苦笑しながら医者の娘を見て頷いた。
医者の娘が心配そうに見守るなか、沖田総司は屯所へと帰っていった。
医者は娘に困った様子で話し出す。
「それにしても、沖田君は頑なだな。」
娘は父親にため息を付きながら話し出す。
「沖田さんが美鈴さんの事を考えてはいるのはわかるの。」
医者は黙って娘の話を聞いている。
娘は父親に困った様子で話し掛ける。
「私も父さんの言うとおり、二人のためには多摩へ戻った方が良いと思うの。今だったら、美鈴さんのご両親も気が付かないまま、上手く話しが進むと思うんだけど。」
医者は娘に困った様子で話し掛ける。
「でも、沖田君の気持ちもわからないでもないな。」
娘は父親に考え込みながら話し掛ける。
「私も沖田さんの気持ちがわからないでもないけれど・・・」
医者は黙ってしまった娘をじっと見ている。
娘は心配そうに医者に話し出す。
「でも、美鈴さんが可哀想。」
医者は娘を見ながら黙って頷いた。
医者と娘は顔を見合わせたまま、考え込んでしまった。
沖田総司は屯所へ戻ってきた。
沖田総司は斉藤一を見つけると、笑顔で声を掛けた。
「斉藤さん! 今時間はありますか?!」
斉藤一は沖田総司を見ると黙って頷いた。
沖田総司は斉藤一に笑顔で話し掛ける。
「これから少しの間ですが鈴ちゃんと会います! 一緒に行きましょう!」
斉藤一は沖田総司を見ると黙って頷いた。
沖田総司と斉藤一は、少女の家へと出掛けて行った。
沖田総司と斉藤一が、少女の家へと向かっている最中の事。
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「なあ、いつまで続ける気だ?」
沖田総司は斉藤一を不思議そうに見た。
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「総司の望む“生きたい”が、多摩ではなく京都にあるのはわかる。でも、そのために美鈴さんを振り回すのはどうかと思う。」
沖田総司は斉藤一を不思議そうに見ている。
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「美鈴さんの事を考えるなら、一日も早く多摩に一緒に戻るという事を、考えても良いんじゃないのか?」
沖田総司は不思議そうに斉藤一に話し掛ける。
「なぜ斉藤さんもみんなと同じ事を言うのですか? 私と鈴ちゃんはそんな関係ではありません。とても大切な友達です。それに、鈴ちゃんを多摩に連れて行ったら、結婚が出来なくなってしまいます。」
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「なら、今こうしている事は、美鈴さんにとって良い事なのか?」
沖田総司は斉藤一に不思議そうに話し掛ける。
「どういう意味ですか?」
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「総司がどう思うかは、本人の勝手だ。だが、このまま総司と美鈴さんが二人で一緒に居ると、美鈴さんに縁談話なんてこないぞ。仮に、縁談話がきたとしても、良い話なんてこないぞ。」
沖田総司は斉藤一に不思議そうに話し掛ける。
「私と鈴ちゃんは友達です。そんな事はないと思います。」
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「総司は男だろ。美鈴さんの傍に特定の男がいるなんていう話しを、相手側が聞いたら気にするだろ。その相手が総司だと知ったら、躊躇したりするんじゃないのか?」
沖田総司は斉藤一を不思議そうに見ている。
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「総司は幕府側や新撰組のなかではそれなりの立場だろ。それに、組の噂話を知ったら、怖くて縁談話なんて言い出せないよな。」
沖田総司は斉藤一に不思議そうに話し掛ける。
「鈴ちゃんは私に何も言いません。家族の人も何も言っていないようです。」
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「家族の人はどうだか知らないが、美鈴さんは縁談話しがこなくても、良いと思っているから、総司に何も言わないんだろ。」
沖田総司は考え込んでしまった。
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「だから、みんなで、総司と美鈴さんは一緒に多摩に行けって、同じ事を言うんだろ。」
沖田総司は斉藤一に悲しそうに話し掛ける。
「でも、私は鈴ちゃんより早く亡くなる可能性が高いです。私の病気がうつるかもしれません。もし鈴ちゃんに病気がうつったらどうするんですか?」
斉藤一は沖田総司の話を黙って聞いている。
沖田総司は斉藤一に悲しそうに話し掛ける。
「こんな私と一緒に多摩に行けって、みんなはどういう意味で言っているのですか? 私が亡くなった後の鈴ちゃんは、どうなるのですか?」
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「そんな事は総司が心配する必要はない。美鈴さんが決める事だ。」
沖田総司は悲しそうに斉藤一に話し掛ける。
「斉藤さん。私は鈴ちゃんに迷惑しか掛けていないという事になるではないですか。」
斉藤一は沖田総司を黙って見ている。
沖田総司の目の前に桜の花びらが落ちてきた。
桜の木を寂しそうに見上げた。
桜の花は沖田総司の気持ちとは反対に満開になって咲いている。
沖田総司は悲しそうな表情で桜を見上げながら、考え込んでしまった。
それから少し後の事。
沖田総司と斉藤一は、少女の家にやってきた。
少女は微笑んで、沖田総司と斉藤一を出迎えた。
沖田総司、斉藤一、少女の三人は、桜を見るために出掛けて行った。
桜を見る場所へと向かっている最中の事。
少女は沖田総司を不思議そうに見ている。
沖田総司は何かを考えながら歩いている。
少女は沖田総司に心配そうに話し掛ける。
「総司さん。お仕事大変ですか? お疲れになっていますか?」
沖田総司は少女を見ずに、素っ気無く話し出す。
「暇な訳がないだろ。忙しいのが当たり前だと思わないのか?」
少女は申し訳なしそうに沖田総司に話し出す。
「申し訳ありません。」
沖田総司は少女を見ないで黙って歩いている。
少女は沖田総司を心配そうに見ながら歩いている。
斉藤一は沖田総司と少女の様子を見ながら、黙って歩いている。
辺りに咲いている桜も心配そうに歩いている。
沖田総司、斉藤一、少女の三人は、いつも訪れる寺の境内に居る。
桜は三人の様子を気にする事もなく、綺麗に咲いている。
少女は沖田総司の様子を心配しながら、桜を見ている。
斉藤一は、桜を沖田総司と少女の様子を一瞥しながら、桜を見ている。
沖田総司は黙って桜を見ている。
少女は沖田総司に微笑んで話し掛ける。
「総司さん。桜が満開です。綺麗ですね。」
沖田総司は少女に返事をする事もなく、黙って桜を見ている。
少女は心配そうに沖田総司を見ている。
沖田総司は少女を見ると、素っ気無く話し出す。
「そろそろ戻ろう。」
少女は沖田総司を心配そうに見ながら、小さく頷いた。
沖田総司、斉藤一、少女の三人は、会話らしいものがないまま寺を後にした。
それから少し後の事。
三人は少女の家に到着した。
少女は微笑んで沖田総司に話し掛ける。
「一緒に桜を見る事が出来て嬉しかったです。ありがとうござました。」
沖田総司は少女に黙って見ている。
少女は微笑んで沖田総司に軽く礼をした。
沖田総司は斉藤一を見ると、普通に話し出す。
「斉藤さん。帰りましょう。」
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「次の約束はしなくていいのか?」
沖田総司は少女を見ると、素っ気無く話し出す。
「また来る。」
少女は沖田総司を見ると、心配そうに話し出す。
「お待ちしています。」
沖田総司と斉藤一は、屯所へと戻っていった。
少女は不安そうな表情で、沖田総司と斉藤一の姿を見ている。
桜の花びらが少女の目の前に落ちてきた。
少女は悲しそうに桜の花びらに視線を動かした。
再び沖田総司の姿を探したが、見えなくなっていた。
桜の花びらの散るなか、少女は家の中へと入っていった。
少女の家が見えなくなった。
斉藤一が立ち止まった。
沖田総司は不思議そうに立ち止まった。
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「総司。お前は何なんだ?」
沖田総司は不機嫌そうに斉藤一を見た。
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「美鈴さんは何も悪くないだろ。意味の無い八つ当たりはするな。」
沖田総司は斉藤一を不機嫌そうに見ている。
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「今の総司に言う事は何もない。」
沖田総司は不機嫌そうに斉藤一を見ている。
斉藤一は沖田総司に普通に話し掛ける。
「俺と一緒に居る必要はないな。」
沖田総司は少し驚いた表情で斉藤一を見た。
斉藤一は沖田総司を普通の表情で一瞥すると、黙って居なくなった。
それから何日か過ぎた。
満開の桜も少しずつ葉桜へと向かって散り始めている。
遅めに咲き始めた桜は満開となっている。
少女の家に沖田総司が訪れてない日が続いている。
少女は自分の部屋に居る事が多くなった。
悲しそうな表情で、いろいろと考え込んでいる状態が続いている。
桜の花は少女を心配そうに見守りながら、花を咲かせている。
少女は庭から見える桜の木を悲しそうに見つめながら、何かを考え込んでいる。
そんなある日の事。
満開ではないが、まだ見頃の桜の花がたくさん咲いている。
沖田総司と子供達が、楽しそうに遊んでいる。
少女は悲しそうに歩きながら、桜の咲いている場所にやってきた。
視線を動かすと、少し遠くで沖田総司と子供達が遊んでいる姿が見えた。
沖田総司と子供たちは、少女に気が付かずに楽しそうに遊んでいる。
少女は少し離れた場所から、沖田総司と子供達の姿を悲しそうに見ている。
子供達は少女が自分達を見ている事に気が付いた。
笑顔で少女のもとに行こうとした。
沖田総司は少女のもとに向かおうとした子供達に、何かを話し掛けている。
子供達が沖田総司に何かを話し掛けている。
沖田総司は少女の方を見ないで子供達と話しをしている。
子供達が少女の居る場所を指しながら、沖田総司に何かを話し掛けている。
沖田総司は少女の居る方向を見ようとしない。
子供達は心配そうに沖田総司と少女を交互に見ている。
少女は悲しそうに沖田総司と子供達の様子を見ていたが、黙ってその場を後にした。
子供達は心配そうに沖田総司に話し続けている。
沖田総司は子供達に笑顔で話し始めた。
子供達は心配そうに沖田総司を見ながら頷いた。
沖田総司と子供達は、再び一緒に遊び始めた。
斉藤一と原田左之助が一緒に歩いている。
原田左之助が斉藤一に明るく話し掛ける。
「桜が綺麗だな!」
斉藤一は桜を見上げたが、原田左之助に返事をする事もなく黙って歩いている。
原田左之助は斉藤一の様子を気にする事もなく、楽しそうに桜を見ながら歩いている。
斉藤一は桜を一瞥しながら黙って歩いている。
原田左之助が視線を戻すと、不思議そうに立ち止まった。
斉藤一は黙って立ち止まった。
原田左之助は斉藤一の腕を掴むと、不思議そうに話し掛ける。
「なあ、斉藤。あの子だけど、総司といつも一緒に居る子だろ。」
斉藤一は原田左之助の話しをしている方向を見ると、黙って頷いた。
原田左之助は斉藤一の袖から手を話すと、心配そうに話し掛ける。
「いつもだと不思議なくらい一緒に居るよな。それなのに、ここ暫く一緒に居る姿を見ないような気がするんだ。喧嘩でもしているのか?」
斉藤一は原田左之助に返事をする事もなく、少女を黙って見ている。
原田左之助は斉藤一に心配そうに話し掛ける。
「あの子、なんだか調子が悪そうだな。」
斉藤一は原田左之助に返事をせずに、少女を黙って見ている。
原田左之助は少女のもとに走って行った。
斉藤一は普通に歩きながら、原田左之助の後に続いて少女のもとへと向かった。
原田左之助は少女の様子を気にしながら、心配そうに話し掛ける。
「こんにちは。俺の事を覚えている?」
少女は顔色が悪いまま、原田左之助を見ると小さく頷いた。
斉藤一が遅れて原田左之助と少女のもとに来た。
少女は顔色が悪いまま、斉藤一に何かを話し掛けようとした。
斉藤一は少女を黙って見ている。
少女は辛そうな表情で荷物を落としてしまった。
視線を下に動かして拾おうとしたが、辛そうな表情のまま倒れそうになった。
斉藤一は少女を黙って受け止めた。
原田左之助は少女の様子を驚いて見ている。
少女は斉藤一の腕の中で辛そうにしながら気を失っている。
原田左之助は少女が落とした荷物を拾うと、斉藤一に慌てた様子で話し掛ける。
「医者へ行こう。」
斉藤一は少女を抱いたまま、原田左之助を一瞥すると黙って頷いた。
原田左之助は辺りを見回すと、斉藤一に心配そうに話し掛ける。
「目立たないように裏道とか使った方が良いよな。この子は倒れた事を周りに知られたくないよな。」
斉藤一は少女を抱きながら、原田左之助を一瞥すると黙って頷いた。
斉藤一と原田左之助は、気を失っている少女を連れて医者へと向かった。
はじめに
後編
後書き
目次
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