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新撰組異聞 〜 花影 〜
〜 後書き 〜
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
ここからは後書きになります。
この物語を書いたのは、昨年の事になります。
中編という事を意識して書いた最初の頃の物語です。
桜の季節まで待って発表する事にしました。
沖田総司さんと少女と斉藤一さんの物語です。
原田左之助さんが、沖田総司さんと鈴ちゃんの関係を見て、沖田総司さんに怒ります。
史実の中の原田左之助さんは、町方の女性と結婚しています。
相手の女性の名前は、おまささんといいます。
物語上に原田左之助さんとおまささんとの関係を当てはめると、沖田総司さんとほとんど同時期に、付合って結婚しているような状況になると思います。
そのため、原田左之助さんもいろいろと考えたりする事があるかなと思って、この物語には登場させる事らしました。
実際に沖田総司さんと鈴ちゃんが付き合っていれば、この話しが出てきても当然なので、考えてみました。
沖田総司さんが頑なに鈴ちゃんを友達と言い続ける事。
もともと、細かい気配りや、感情の変化や、細かい事を考えるのが苦手という設定の沖田総司さんが、更に頑なになっている理由などを考えて書きました。
鈴ちゃんも、沖田総司さんに悩みがある事がわかるのに、その理由がわからなくて、辛い思いをしています。
この物語の時間設定はいつ? と考えている方がいると思います。
春、桜、夜をイメージしながら書いたので、はっきりとした時間設定がありません。
「花影」ですが、「かえい」と読みます。
意味は、「月の光などによって出来る花の影。特に、桜の花の影。」の事をいいます。
楽しんで頂けると嬉しいです。
はじめに
前編
後編
目次
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