新撰組異聞　〜　枝垂染井吉野　落花の頃　〜


〜　改訂版　〜


〜　後書き　〜


ここまで読んで頂いてありがとうございます。

ここからは後書きです。

この物語は掲載当初から長めの物語でしたが、掲載当時は中編の掲載予定が無かったため、短編で掲載しました。

後に中編の掲載を始めたので、同じ題名で改訂をして、中編の新作として掲載しました。

今回は中編の改訂版です。

改訂前の物語の展開や雰囲気を出来るだけ残して改訂しました。

改訂前の物語を掲載するのは止めました。

以上の点、ご了承願いします。

ここからは改訂前の後書きを加筆訂正して書きます。

「新撰組異聞　短編　水面に映る枝垂桜」を書く時に、斉藤一さんが本当に倒れたら何が起きるのか考えました。

今回は、「新撰組異聞　短編　水面に映る枝垂桜」の後日談というか、「斉藤一さんが倒れたらどのような状況になるのか。沖田総司さんはどのような言動をとるのか。」を考えて、物語を書きました。

斉藤一さんは体調が悪いため、沖田総司さんの気持ちは分かりますが、沖田総司さんの体調を考えて遠ざけようとします。

沖田総司さんは、沖田総司さん本人の体調は分かりますが、斉藤一さんを心配して、斉藤一さんの体調が悪くなった原因が沖田総司さん本人かも知れないと心配して、斉藤一さんの傍に居ようとします。

この物語の期間を、五日にするか一週間にするか迷いました。

考えた結果、五日間にしました。

枝垂染井吉野は、染井吉野に良く似た花が咲く枝垂桜です。

染井吉野は、江戸時代末期の江戸を中心に見られるようになった桜です。

染井吉野が一般的に見られるようになったのは、明治時代以降になってからです。

沖田総司さんや斉藤一さんが生きた時代に枝垂染井吉野が見られたかについては、確認が取れませんでした。

「落花（らっか）」は「散り落ちる花。落ちた花。」の意味です。

春の季語です。

楽しんで頂けると嬉しいです。





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