このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新撰組異聞 〜 鳴神月に降る雫 鈴の音鳴って 〜


〜 改訂版 〜


〜 後書き 〜


ここまで読んで頂いてありがとうございます。

ここからは後書きになります。

この物語は、掲載当時に「新撰組異聞 中編」が無かったため、「新撰組異聞 短編」で掲載して、後に「新撰組異聞 中編」を始めたので、改訂して「新撰組異聞 中編」の新作で掲載して、今回は「新撰組異聞 中編」で改訂しました。

改訂前の物語の雰囲気や展開を出来るだけ残しながら改訂しました。

改訂前の物語を掲載するのは止めました。

以上の点、ご了承願います。

ここからは改訂前の後書きを加筆訂正して書きます。

物語の時間設定は、沖田総司さんと鈴ちゃんが出逢った頃を想定していません。

詳しい事は皆様でご想像ください。

鈴ちゃんが、沖田総司さんが人を斬る場面を目の前で見てしまう物語です。

沖田総司さんは、沖田総司さんが人を斬った姿を見た時の鈴ちゃんの様子が忘れられず、鈴ちゃんに厳しく話してしまいます。

斉藤一さんは沖田総司さんの気持ちも鈴ちゃんの気持ちも分かるため、沖田総司さんに詰め寄られて、美鈴さんとの約束の範囲内で沖田総司さんに伝えます。

鈴ちゃんは沖田総司さんが武士であり任務のために人を斬る事を受け入れます。

「鈴」は、「厄除け」や「魔除け」の意味があるそうです。

「藤」は、「藤→ふじ→不死」となり、縁起が良いとされます。

沖田総司さんは、文字通り「鈴」と「藤」の縁起が良い二人に囲まれて過ごしています。

史実的な内容からの後の事になりますが、斉藤一さんは土方歳三さんの密旨によって伊東甲子太郎さんと共に新撰組を出て行き、更に後に、伊東甲子太郎さんと藤堂平助さんは殺害され、この事より僅か後に、斉藤一さんは新撰組に戻ります。

斉藤一さんは新撰組に戻る前に、別な名前を名乗ったようです。

この出来事と前後しますが、沖田総司さんの体調は更に悪化、斉藤一さんは裏切り者として命を狙われ、倒幕の機運が高まり、新撰組は逆賊側の立場になってしまいます。

物語の時間設定では、沖田総司さんと斉藤一さんと鈴ちゃんが一緒に過ごした頃が、新撰組の隊士達と家族にとって、良い時期だったように思いました。

「鳴神月(なるかみづき)」は「陰暦の六月の異称」です。

楽しんで頂けると嬉しいです。





はじめに       前編       後編  

目次

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