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新撰組異聞 〜 鷺草 〜
〜 改訂版 〜
〜 後書き 〜
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
ここからは後書きになります。
この物語は、「新撰組異聞 中編」の掲載予定がなかったため、「新撰組異聞 短編」で掲載しました。
後に「新撰組異聞 中編」を始めたので、「新撰組異聞 短編」の物語を改訂して、「新撰組異聞 中編」の新作として掲載しました。
今回は「新撰組異聞 中編」の物語を改訂しました。
改訂前の物語の雰囲気と展開を出来るだけ残しながら改訂しました。
改訂前の物語を掲載するのは止めました。
以上の点、ご了承願います。
ここからは改訂前の後書きを加筆訂正して書きます。
沖田総司さんが人を斬る場面が登場します。
沖田総司さんが人を斬って川に足蹴にする場面は、基にした出来事があります。
脱走した隊士が何かの事情があったらしく新撰組に戻ってきます。
沖田総司さんは、その隊士を或る川に連れ出して斬殺した後に、川に蹴落としたそうです。
この隊士は、乱暴した隊士ではないようです。
「新撰組異聞」の中に頻繁に登場する雰囲気の沖田総司さんと斉藤一さん、ドラマや小説などに登場する雰囲気に近い沖田総司さんと斉藤一さん、共に登場する物語です。
土方歳三さんと沖田総司さんと斉藤一さんが、鈴ちゃんに乱暴した隊士について、含みを持たせた内容で話し合う場面があります。
ドラマなどで「無礼討ち」と称して、武士が町民を斬る場面が登場しますが、実際は、状況によっては、武士側が罪の重くなる事があるそうです。
同様に、武士と町民が喧嘩などをして、武士が町民を斬ってしまうと、武士側に重い処遇が下る事があったそうです。
京の町を守る新撰組の隊士が、町の人に乱暴する事態が起きる事は許されない、公にして裁けば、新撰組に何が起きるか分かりません。
この物語と似た状況が起きた時は、含みを持たせた話し合い、内々に事が運ぶ、などと考えました。
新撰組の隊士は、周囲の考えや評価は別にして、武士です。
武士ならば、武士の作法や決まり事は知っていると判断して、対処していたと思います。
ただし、隊士数から考えると、様々な隊士が居たと思うので、幾つもの方法で対処していたと思います。
鈴ちゃんは、身なりから裕福なお嬢様と想像が出来る設定です。
良家の子女を殴れば、後々とても面倒になるので、普通はしないと思います。
隊士が鈴ちゃんを殴った行動には一応の理由がありますが、伏せます。
皆様でご想像をお願いします。
沖田総司さんが、鈴ちゃんと外で待ち合わせの時に遅れる事があるのに、鈴ちゃんを家に迎えに来る時に遅れないのは、鈴ちゃん本人や鈴ちゃんの家族などが、沖田総司さんや新撰組の隊士に悪い印象をもたないように、鈴ちゃんと永く逢えるように、気を付けている設定です。
沖田総司さんは鈴ちゃんを平気で待たせていないため、遅れそうな時は必死に待ち合わせの場所に向かいます。
「鷺草(さぎそう)」は、真っ白い鷺が飛ぶような形の花です。
鈴ちゃんは、「鷺草」、「鈴蘭」、「美吉野」などをイメージしています。
「美吉野」の花は薄いピンク色なので、白色ではありませんが、基本的には、「白」をイメージしています。
「鷺草」の花言葉は、「繊細。芯の強さ。」だそうです。
花言葉は様々な解釈が出来るので、他の言葉があるかも知れません。
楽しんで頂けると嬉しいです。
はじめに
前編
後編
目次
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