このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新撰組異聞 〜 花残月 〜


〜 改訂版 〜


ここは、京の町。


たくさんの場所で桜の咲く姿を見る事が出来る。


今日は朝から天気も良く穏やかな日となっている。


ここは、お雪の家。


斉藤一はお雪の元を訪れている。


ここは、玄関。


斉藤一とお雪は、一緒に居る。


お雪は斉藤一に微笑んで話し出す。

「こんにちは。」

斉藤一はお雪に包みを差し出すと、普通に話し出す。

「近藤さんから頼まれて、桜餅を用意しました。近藤さんからは店に関する説明がなかったので、俺の一存で店を決めて買いました。」

お雪は斉藤一から包みを受け取ると、微笑んで話し出す。

「お気遣いありがとうございます。」

斉藤一はお雪に普通の表情で軽く礼をした。

お雪は包みを持ちながら、斉藤一を見ると、微笑んで話し出す。

「お時間に余裕があれば、桜餅を一緒に食べて頂けませんか?」

斉藤一はお雪を普通の表情で見た。

お雪は包みを持ちながら、斉藤一に不思議そうに話し出す。

「斉藤様は桜餅が苦手なのですか?」

斉藤一はお雪を普通の表情で見ている。

お雪は包みを持ちながら、斉藤一に微笑んで話し出す。

「今は桜がとても綺麗に咲いていますよね。桜を見ながら桜餅を食べたくなりました。ご一緒して頂けると嬉しいのですが、ご都合などは大丈夫でしょうか?」

斉藤一はお雪に普通の表情で軽く礼をした。

お雪が包みを持ちながら、斉藤一を微笑んで見た。


それから少し後の事。


ここは、京の町。


斉藤一は大きめの包みを持ちながら普通に歩いている。

お雪は斉藤一の横を微笑んで歩いている。


沖田総司の明るい声が、斉藤一とお雪の後から聞こえてきた。

「こんにちは。二人でどちらに出掛けるのですか?」


斉藤一は大きめの包みを持ちながら立ち止まると、後ろを普通の表情で見た。

お雪は立ち止まると、後ろを微笑んで見た。


沖田総司は包みを持ちながら、斉藤一とお雪の前に微笑んで来た。


お雪は沖田総司に微笑んで軽く礼をした。

斉藤一は大きめの包みを持ちながら、沖田総司とお雪を普通の表情で見た。

沖田総司は包みを持ちながら、斉藤一を見ると、微笑んで話し出す。

「斉藤さん。怠けては駄目ですよ。」

斉藤一は大きめの包みを持ちながら、沖田総司に普通に話し出す。

「怠けていない。」

お雪は沖田総司に微笑んで話し出す。

「私が斉藤様に桜を見たいと我がままを言いました。」

斉藤一は大きめの包みを持ちながら、沖田総司に普通の表情で頷いた。

お雪は斉藤一に微笑んで話し出す。

「斉藤様の予定の確認をせずに無理を言ってしまって申し訳ありませんでした。」

斉藤一は大きめの包みを持ちながら、お雪に普通に話し出す。

「急ぎの用事があれば、はっきりと言います。安心してください。」

お雪は斉藤一を微笑んで見た。

沖田総司は包みを持ちながら、斉藤一とお雪に僅かに困惑した様子で話し出す。

「二人で出掛けている最中に声を掛けてしまってすいませんでした。直ぐに失礼します。」

お雪は斉藤一を微笑んで見た。

斉藤一は大きめの包みを持ちながら、お雪に普通の表情で軽く礼をした。

お雪は沖田総司を見ると、微笑んで話し出す。

「沖田様。もしお時間が有ればご一緒して頂けませんか?」

沖田総司は包みを持ちながら、斉藤一とお雪に笑顔で話し出す。

「はい!」

斉藤一は大きめの包みを持ちながら、沖田総司に普通の表情で頷いた。

お雪は沖田総司と斉藤一を微笑んで見た。


それから少し後の事。


ここは、京の町。


青空が広がっている。


ここは、桜がたくさん咲く場所。


花見客は居るが、落ち着いた雰囲気になっている。


沖田総司、斉藤一、お雪は到着した。


沖田総司は包みを持ちながら、お雪に微笑んで話し出す。

「たくさんの桜が咲いているのに、落ち着いた雰囲気ですね。さすがお雪さんです。素敵な場所をご存知ですね。」

お雪が沖田総司に微笑んで話し出す。

「褒めて頂いてありがとうございます。」

沖田総司は包み持ちながら、お雪を微笑んで見た。

斉藤一は大きめの包みを持ちながら、沖田総司とお雪を普通の表情で見た。


それから僅かに後の事。


ここは、満開の桜の木の下。


沖田総司、斉藤一、お雪は、座っている。


お雪は斉藤一の持っていた大きめの包みを微笑んで広げ始めた。

斉藤一は沖田総司と包みを普通の表情で見た。

沖田総司は斉藤一に微笑んで話し出す。

「美味しそうな団子を見つけました。美味しい団子なら、次に出掛けた時に鈴ちゃんやお雪さんの分も買いたいと思いました。今回は味の確認をしたくて買いました。」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「試し買いにしては、包みが大きいな。」

沖田総司は斉藤一に恥ずかしそうに話し出す。

「美味しそうだったので、つい多く買ってしまいました。」

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。

沖田総司はお雪に普通に話し出す。

「お雪さん。せっかくなので、食べてください。」

お雪は沖田総司に微笑んで話し出す。

「ありがとうございます。」

沖田総司はお雪に恥ずかしそうに包みを差し出した。

お雪は沖田総司から微笑んで包みを受け取った。

沖田総司はお雪を恥ずかしそうに見た。

お雪は包みを持ちながら、沖田総司に微笑んで話し出す。

「斉藤様が近藤先生から頼まれて、桜餅を買ってきてくださいました。みんなで食べましょう。」

沖田総司はお雪に嬉しそうに話し出す。

「はい!」

お雪は桜餅が入っている包みとお団子が入っている包みを微笑んで広げた。

沖田総司は包みから桜餅を取ると、斉藤一とお雪に笑顔で話し出す。

「いただきます!」

お雪は包みから桜餅を取ると、斉藤一に微笑んで話し出す。

「いただきます。」

沖田総司は美味しそうに桜餅を食べ始めた。

お雪は微笑んで桜餅を食べ始めた。

斉藤一は沖田総司とお雪を普通の表情で見た。


沖田総司は桜餅を嬉しそうに食べ終わった。

お雪は微笑んで桜餅を食べている。

沖田総司は斉藤一に嬉しそうに話し出す。

「斉藤さん! 美味しい桜餅ですよ!」

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。

沖田総司は包みからお団子を取ると、美味しそうに声を出す。

「いただきます!」

お雪は桜餅を食べ終わると、沖田総司を微笑んで見た。

沖田総司はお団子を美味しそうに食べ始めた。

お雪は包からお団子を取ると、微笑んで食べ始めた。

斉藤一は沖田総司とお雪を普通の表情で見た。


沖田総司はお団子を食べ終わると、斉藤一とお雪に嬉しそうに話し出す。

「美味しい団子です! 次はもっとたくさん買いたいと思います!」

お雪はお団子を食べながら、沖田総司を微笑んで見た。

斉藤一は沖田総司とお雪を普通の表情で見た。

お雪が沖田総司に微笑んで話し出す。

「沖田様はとても嬉しそうに食べられますね。沖田様を見ていると、気持ちも明るくなるし、更に美味しく感じます。」

沖田総司はお雪を恥ずかしそうに見た。

お雪は沖田総司を微笑んで見た。

斉藤一は沖田総司とお雪を普通の表情で見ている。

お雪は斉藤一を見ると、心配そうに話し出す。

「斉藤様は桜餅が苦手だったのですね。出掛ける前のお話しで気が付かなくて申し訳ありませんでした。」

斉藤一はお雪に普通に話し出す。

「俺への気遣いは無用です。お雪さんと総司の二人で楽しんで食べてください。」

沖田総司はお雪に微笑んで話し出す。

「斉藤さんは、酒はとても好きですが、甘い物が苦手なんです。私が斉藤さんの代わりに多く食べます。安心してください。」

お雪は斉藤一を申し訳なさそうに見た。

沖田総司は斉藤一に微笑んで話し出す。

「今は陽があるから、仮にお酒が用意されていたとしても飲めなくて残念ですね。」

お雪は斉藤一を申し訳なさそうに見ている。

斉藤一は沖田総司とお雪を普通の表情で見た。

沖田総司と斉藤一とお雪に申し訳なさそうに話し出す。

「私の発言のために、せっかくの楽しい雰囲気が暗くなってしいました。申し訳ありません。」

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。

お雪は沖田総司と斉藤一に微笑んで話し出す。

「少しだけお酒を用意しました。もしよろしければいかがですか?」

斉藤一はお雪に普通に話し出す。

「今は遠慮させてください。」

沖田総司は斉藤一に微笑んで話し出す。

「斉藤さん。陽は明るいですが、酒を飲んで楽しんでください。」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「総司。先程と今の発言は矛盾している。」

沖田総司は斉藤一に不思議そうに話し出す。

「斉藤さんがお酒を用意されているのに飲まないのは珍しいですね。」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「今日は酒を飲むための花見ではないだろ。」

沖田総司は斉藤一を不思議そうに見た。

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「今の総司の話を聞いていると、俺が常に酒を飲んでいるように聞こえる。」

沖田総司が斉藤一に心配そうに話し出す。

「すいません。調子に乗り過ぎました。」

斉藤一は桜の花を普通の表情で見た。

沖田総司は斉藤一を心配そうに見た。

お雪は沖田総司と斉藤一に微笑んで話し出す。

「沖田様と斉藤様は、仲がとても良いですね。羨ましいです。」

沖田総司はお雪に嬉しそうに話し出す。

「私と斉藤さんは、とても仲が良いです! 斉藤さんは私より年上に見えますが、実際は私が年上なんです! でも、斉藤さんは私を年上として扱ってくれません!」

斉藤一は沖田総司を見ると、普通に話し出す。

「総司。何人もの人が居る場所で話す内容ではないと思う。」

沖田総司は斉藤一に困惑した様子で話し出す。

「すいません。今回も調子に乗り過ぎました。」

斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。

沖田総司は斉藤一を困惑した様子で見た。

斉藤一はお雪に普通に話し出す。

「お雪さんには関係のない話しで盛り上がってしまって、申し訳ありませんでした。」

お雪は沖田総司と斉藤一に微笑んで話し出す。

「私は楽しく過ごしています。心配しないでください。」

斉藤一はお雪に普通の表情で軽く礼をした。

お雪は沖田総司と斉藤一を微笑んで見た。

沖田総司は斉藤一に不安そうに話し出す。

「斉藤さん。怒っていませんか?」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「全く怒っていません。安心してください。」

沖田総司は斉藤一を不安そうに見た。

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「総司。何て顔をしているんだ?」

沖田総司は斉藤一を安心した表情で見た。

お雪は沖田総司と斉藤一を微笑んで見た。

斉藤一はお雪に普通に話し出す。

「お雪さん。酒の用意をしているのならば、肴も用意しているのでしょうか?」

お雪は斉藤一に微笑んで話し出す。

「蒲鉾を少し用意しました。お菓子の代わりに蒲鉾を食べられますか?」

斉藤一はお雪に普通の表情で軽く礼をした。

お雪は斉藤一に微笑んで話し出す。

「花見が出来て斉藤様が甘い物が苦手だと分かっていたら、甘くないお菓子や肴をもっと用意できたかと思います。お忙しい中をお付き合いして頂いたのに、たいしたおもてなしが出来なくて申し訳ありません。」

斉藤一はお雪に普通に話し出す。

「本当に俺への気遣いは無用です。」

お雪は斉藤一に包みを微笑んで包みを差し出した。

斉藤一は包みから普通の表情で蒲鉾を取った。

お雪は包みを持ちながら、斉藤一を微笑んで見た。

斉藤一は桜を見ながら、蒲鉾を普通の表情で食べ始めた。

お雪は沖田総司に包みを差し出すと、微笑んで話し出す。

「沖田様も蒲鉾をいかがですか?」

沖田総司はお雪に微笑んで話し出す。

「私は遠慮します。斉藤さんにたくさん食べてもらってください。」

お雪は包みを持ちながら、沖田総司に微笑んで軽く礼をした。

沖田総司は斉藤一を微笑んで見た。

斉藤一は桜を見ながら、普通の表情で蒲鉾を食べている。

お雪は斉藤一の前に微笑んで包みを置いた。

沖田総司はお雪を見ると、囁くように話し出す。

「先程の斉藤さんの年齢の話しについてお願いがあります。」

お雪は沖田総司を不思議そうに見た。

沖田総司はお雪に囁くように話し出す。

「斉藤さんは年齢について秘密にしている訳ではないそうですが、一部の人にしか話していません。私はお雪さんなら大丈夫だと勝手に判断して、斉藤さんの許しがないのに話しました。申し訳ありませんが、斉藤さんに関する話しは忘れてください。」

お雪は沖田総司に微笑みながら囁いた。

「私は他の隊士の方と個人的な話しはしません。今回の話しは誰にも言いませんので安心ください。」

沖田総司はお雪を安心した表情で見た。

お雪は沖田総司を微笑んで見た。

沖田総司は斉藤一に申し訳なさそうに話し出す。

「斉藤さん。今回も調子に乗り過ぎて迷惑を掛けてしまって申し訳ありませんでした。」

斉藤一は沖田総司を見ると、普通に話し出す。

「確かに沖田さんと約束はしましたが、今回のような出来事は何度もありました。俺の年齢をみなさんに言いたいのなら、好きなだけ言ってください。次からは知られたくない内容は、沖田さんには秘密にします。」

沖田総司は斉藤一に不安そうに話し出す。

「斉藤さん。本当に申し訳ないと思っています。これからは気を付けます。怒らないでください。」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「何度も話している通り、怒っていないので安心してください。」

沖田総司が斉藤一に不安そうに話し出す。

「斉藤さん。何と言ったら許してくれるのですか?」

斉藤一は包みから蒲鉾を取ると、普通の表情で食べ始めた。

沖田総司は斉藤一を不安そうに見た。

お雪は笑いを堪えるような仕草を見ながら下を向いた。

沖田総司はお雪に心配そうに話し出す。

「お雪さん。大丈夫ですか?」

お雪は顔を上げると、沖田総司に微笑んで話し出す。

「大丈夫です。」

沖田総司はお雪を安心した表情で見た。

斉藤一は蒲鉾を食べながら、桜を普通の表情で見た。

お雪は沖田総司と斉藤一に微笑んで話し出す。

「ありがとうございます。気持ちが明るくなりました。」

沖田総司はお雪を不思議そうに見た。

斉藤一は蒲鉾を食べ終わると、沖田総司とお雪を普通の表情で見た。

沖田総司は斉藤一を見ると、真剣な表情で話し出す。

「斉藤さんと屯所で初めて会った時に、私を“総司”と呼んで欲しいと言ったのを覚えているでしょうか?」

斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。

沖田総司は斉藤一に真剣な表情で話し出す。

「あの時は、私が勘違いをして話していました。後になって斉藤さんの年齢が分かりました。斉藤さんの年齢が分かる前後も含めて、呼び方を変えるように頼む機会は何度もありました。平助は私を“沖田さん”と呼びますが、私は呼び名を変える必要がないと思っているので何も言っていません。斉藤さんは私が呼び方を変えて欲しいと頼んだら、変えてくれる人です。でも、私は斉藤さんに“総司”と呼び続けて欲しいと思っています。」

斉藤一は桜を普通の表情で見た。

沖田総司は斉藤一に真剣な表情で話し出す。

「私には至らないところがたくさんあるし、迷惑もたくさん掛けています。今も一人でたくさん話しています。斉藤さん。こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。」

斉藤一は沖田総司を見ると、普通に話し出す。

「総司。自分を悪く言うな。俺は総司と一緒に居たくなければ、この場所を去る。今回はお雪さんが居るから、嫌なら二人で場所を動く。今は一緒に居るだろ。安心しろ。」

沖田総司は斉藤一に微笑んで話し出す。

「はい。」

お雪は沖田総司と斉藤一に微笑んで話し出す。

「今日は、私の上で咲く桜の他に、二つの素晴らしい桜を見ました。とても楽しかったです。ありがとうございました。」

斉藤一はお雪に普通に話し出す。

「このような二種類の桜を、お雪さんに素晴らしいと言って頂けて嬉しいです。」

お雪は沖田総司と斉藤一に微笑んで話し出す。

「四月の別名に“花残月”があります。私はずっと桜を見ていたいです。いろいろな桜を見たいです。桜の季節が終われば、別な花の季節が訪れます。一つの花の季節が終わるのは寂しいですが、同時に次の花の季節が訪れる楽しみもあります。今まではそれぞれの季節に咲く花を楽しんで見ていました。でも、これからは不思議で印象的な桜が咲く様子を一年かけて見られます。花残月は訪れないように思います。嬉しいです。」

斉藤一はお雪に普通に話し出す。

「このような桜で良ければ、いつでもお見せします。遠慮せずに声を掛けてください。」

お雪は斉藤一に微笑んで軽く礼をした。

沖田総司は斉藤一とお雪を不思議そうに見た。

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。

沖田総司は斉藤一とお雪に普通に話し出す。

「二人の話しの内容が分かりません。私にも分かるように教えてください。」

お雪は沖田総司に微笑んで話し出す。

「不思議で印象的な桜が咲く季節が長く続いて欲しいので秘密です。」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「総司。花残月が訪れないようによろしく頼むな。」

沖田総司は斉藤一とお雪を不思議そうに見た。

お雪は沖田総司と斉藤一を微笑んで見た。

斉藤一は沖田総司とお雪を普通の表情で見た。


沖田総司、斉藤一、お雪の花見は、長く続く予感がする。




*      *      *      *      *      *




ここからは後書きになります。

この物語は既に掲載している物語の改訂版です。

改訂前の展開や雰囲気を出来るだけ残しながら改訂しました。

改訂前の物語を掲載するのは止めました。

以上の点、ご了承願います。

ここからは改訂前の後書きを加筆訂正しながら書いていきます。

今回の物語は、桜餅が登場しますが、穏やかな雰囲気になりました。

お雪さんが楽しそうにしている様子が書きたくて考えた物語でもあります。

「花残月(はなのこりづき)」は、「陰暦四月の異称」です。

当時の暦で陰暦四月は夏になりますが、現在の四月の暦に併せて物語を書きました。

物語の雰囲気と合っていると感じて使ったので、当時の暦とずれています。

改訂するに当たり、当時の季節に出来るだけ合わせるめにセリフを少し変えました。

こちらについてもご了承ください。

楽しんで頂けると嬉しいです。





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