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新撰組異聞 〜 藤の花と柏餅 〜
〜 第三版 〜
ここは、京の町。
過ごしやすい日が続いている。
今日も過ごしやすい日になっている。
ここは、屯所。
縁。
斉藤一は普通に歩いている。
原田左之助も普通に歩いている。
沖田総司は不機嫌に勢い良く来た。
斉藤一は普通の表情で止まった。
原田左之助は驚いた表情で止まった。
沖田総司は斉藤一を不機嫌に見た。
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。
原田左之助は沖田総司と斉藤一を驚いた表情で見た。
沖田総司は斉藤一に不機嫌に大きな声で怒鳴った。
「斉藤さんの嘘つき〜!!!」
沖田総司の声が屯所内に響き渡った。
沖田総司は斉藤一を不機嫌に睨んだ。
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見ている。
原田左之助は沖田総司と斉藤一を驚いた表情で見ている。
沖田総司は不機嫌に勢い良く居なくなった。
斉藤一と原田左之助の元に、隊士達の静かな話し声が聞こえてきた。
「斉藤さんに嘘つきと言った。無事で済むのか?」
「沖田さんだから大丈夫かも知れない。」
「嘘つきと言われて簡単に許す人物はいないぞ。」
「沖田さんは斉藤さんが怖くないのか?」
「沖田さんは勇気があるな。」
「今の沖田さんの言動は勇気に該当しないと思う。」
原田左之助は隊士達に大きな声で話し出す。
「静かにしろ! 任務中の隊士は早く持ち場に戻れ! 非番の隊士は静かに休め!」
周りに居た隊士達は、直ぐに元の場所へと戻っていった。
斉藤一は原田左之助を普通の表情で見た。
原田左之助は斉藤一に不思議な様子で話し出す。
「斉藤。総司が怒る理由を知っているんだ。」
斉藤一は原田左之助に普通の表情で軽く礼をした。
原田左之助は斉藤一に僅かに呆れて話し出す。
「斉藤。普段と同様に冷静だな。」
斉藤一は原田左之助に普通の表情で軽く礼をした。
原田左之助は斉藤一に僅かに呆れて話し出す。
「総司が怒鳴り続けると、周囲の雰囲気の騒がしさも続く。早く仲直りをしろよ。」
斉藤一は原田左之助に普通の表情で軽く礼をした。
原田左之助は斉藤一を僅かに呆れて見た。
前日に遡る。
ここは、京の町。
藤の花が綺麗に咲く姿を見る機会が増えてきた。
天気の良い日となっている。
ここは、屯所。
縁。
沖田総司は笑顔で歩いている。
斉藤一の普通に歩く姿が見えた。
沖田総司は斉藤一に笑顔で声を掛ける。
「斉藤さん〜!」
斉藤一は普通に止まった。
沖田総司は笑顔で来た。
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。
沖田総司は斉藤一に笑顔で話し出す。
「今日は子供達と遊ぶ約束があります! 一緒に出掛けましょう!」
斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。
沖田総司は斉藤一に笑顔で話し出す。
「今日はみんなで柏餅を食べたいと思っています! 私は少し用事があるために、柏餅を購入する時間がありません! 斉藤さんに柏餅の購入を頼んでも良いですか?!」
斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。
沖田総司は斉藤一に笑顔で話し出す。
「私は味噌餡の柏餅が物凄く食べたいです! 味噌餡の柏餅の確保をお願いします! 子供達の柏餅は、斉藤さんに任せます!」
斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。
沖田総司は斉藤一に笑顔で話し出す。
「味噌餡の柏餅が食べられます! 楽しみです!」
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。
沖田総司は斉藤一に笑顔で話し出す。
「斉藤さん! よろしくお願いします!」
斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。
沖田総司は笑顔で居なくなった。
暫く後の事。
ここは、沖田総司、斉藤一、子供達が遊ぶ約束をした寺の傍。
斉藤一は包みを持ち、普通の表情で居る。
沖田総司は笑顔で来た。
斉藤一は包みを持ち、沖田総司に普通に話し出す。
「総司。味噌餡は、柏餅を包む葉の表が外側を向いている。普通の餡は、柏餅を包む葉の裏が外側を向いている。味噌餡の柏餅は少ない。気を付けろ。」
沖田総司は斉藤一に微笑んで話し出す。
「はい。」
斉藤一は包みを持ち、沖田総司を普通の表情で見た。
僅かに後の事。
ここは、沖田総司と斉藤一と子供達が遊ぶ約束をした寺。
境内。
子供達は笑顔で居る。
沖田総司は微笑んで来た。
斉藤一は包みを持ち、普通に来た。
子供達は沖田総司と斉藤一に笑顔で話し出す。
「総司お兄ちゃん! はじめお兄ちゃん! こんにちは!」
沖田総司は子供達に笑顔で話し出す。
「こんにちは!」
斉藤一は包みを持ち、子供達に普通の表情で頷いた。
沖田総司は子供達に笑顔で話し出す。
「今日は、遊びが終わった後に、みんなで柏餅を食べます!」
子供達は沖田総司と斉藤一に笑顔で話し出す。
「嬉しいな〜!」
「楽しみだな〜!」
斉藤一は包みを持ち、沖田総司に普通に話し出す。
「総司。味噌餡は、柏餅を包む葉の表が外側を向いている。忘れるな。」
沖田総司は斉藤一に笑顔で頷いた。
斉藤一は包みを持ち、沖田総司を普通の表情で見た。
暫く後の事。
ここは、沖田総司と斉藤一と子供達が遊ぶ約束をした寺。
境内。
藤棚の傍。
斉藤一は包みを持ち、普通の表情で居る。
男の子が笑顔で居る。
斉藤一は包みを傍に普通に置いた。
男の子が斉藤一に笑顔で話し出す。
「味噌餡の柏餅も用意したと聞きました! 総司お兄ちゃんとはじめお兄ちゃんが、食べる柏餅を教えてください?!」
斉藤一は男の子に普通に話し出す。
「俺は甘い物は苦手だから遠慮する。希望の柏餅を食べて良い。」
男の子は斉藤一を笑顔で見た。
斉藤一と男の子の傍に、沖田総司の明るい声が聞こえた。
「斉藤さん〜! 来てください〜!」
斉藤一は男の子に普通に話し出す。
「総司が食べたい柏餅は、味噌餡の柏餅だ。みんなに伝えてくれ。」
男の子は斉藤一に微笑んで話し出す。
「はい。」
斉藤一は男の子を普通の表情で見た。
斉藤一は普通に居なくなった。
子供達が笑顔で来た。
子供達は包みを見ると、笑顔で話し出す。
「総司お兄ちゃんは、先に柏餅を食べても良いと話していたよね!」
「早く柏餅を食べよう!」
「総司お兄ちゃんの食べたい柏餅は何かな?」
「総司お兄ちゃんは江戸で過ごしていたよね。味噌餡の柏餅を食べるのかな?」
「両方の柏餅を一個ずつ残して食べよう。」
子供達は笑顔で頷き合った。
子供達は包みから柏餅を取ると、柏餅を美味しく食べ始めた。
男の子は子供達に慌てて話し出す。
「はじめお兄ちゃんから伝言を頼まれたんだ! 総司お兄ちゃんは、味噌餡の柏餅が食べたいんだって!」
子供達は柏餅を食べるのを止めると、男の子に困惑して話し出す。
「味噌餡の柏餅は、一個しか残っていないよ。」
男の子は子供達に微笑んで話し出す。
「僕は普通の餡の柏餅を食べるね。」
子供達は柏餅を美味しく食べた。
男の子は包みから柏餅を取ると、柏餅を笑顔で食べ始めた。
斉藤一は普通に来た。
斉藤一は子供達を普通の表情で見た。
男の子は柏餅を食べながら、斉藤一に笑顔で話し出す。
「味噌餡の柏餅は一個だけですが残っています!」
斉藤一は男の子に普通の表情で頷いた。
男の子は柏餅を笑顔で食べ終わった。
子供達は斉藤一に笑顔で話し出す。
「とても美味しい柏餅でした! ありがとうございました!」
斉藤一は子供達に普通の表情で頷いた。
沖田総司が笑顔で来た。
幼い男の子が笑顔で来た。
斉藤一は沖田総司と幼い男の子を普通の表情で見た。
沖田総司は包みを見ると、幼い男の子に微笑んで話し出す。
「柏餅を食べて良いよ。」
幼い男の子は沖田総司に笑顔で話し出す。
「ありがとうございます!」
沖田総司は幼い男の子を微笑んで見た。
幼い男の子は包みから柏餅を取ると、沖田総司に笑顔で話し出す。
「いただきます!」
斉藤一は幼い男の子に普通に話し出す。
「待て。」
子供達は幼い男の子に大きな声で話し出す。
「待って〜!」
幼い男の子は柏餅を持ち、斉藤一と子供達を驚いて見た。
沖田総司は幼い男の子に微笑んで話し出す。
「柏餅を食べて良いよ。」
幼い男の子は柏餅を笑顔で食べ始めた。
沖田総司は斉藤一に不思議な様子で話し出す。
「斉藤さん。柏餅を食べるのを止めた理由は何ですか?」
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「最後の一個の味噌餡の柏餅を食べるのを止めようとした。」
沖田総司は斉藤一に不機嫌に話し出す。
「私は斉藤さんに味噌餡の柏餅が食べたいと話したのに、味噌餡の柏餅が残り一個になるのですか?!」
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司は味噌餡の柏餅の数が少ないと知っていた。味噌餡の柏餅が多く残る可能性は低いと分かるだろ。」
沖田総司は斉藤一を納得のいかない様子で見た。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司。子供達が困っている。諦めて早く柏餅を食べろ。」
沖田総司は斉藤一を納得がいかない様子で見ている。
子供達は沖田総司と斉藤一を心配して見た。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「俺は一緒に居ない方が良いな。」
沖田総司は斉藤一を納得のいかない様子で見ている。
斉藤一は普通に居なくなった。
沖田総司は子供達を見ると、子供達に微笑んで話し出す。
「次の約束を話していなかったね。」
子供達は沖田総司に心配して話し出す。
「総司お兄ちゃん。はじめお兄ちゃんは、次も来てくれるの?」
沖田総司は子供達に微笑んで話し出す。
「分からない。」
子供達は沖田総司を心配な様子で見た。
沖田総司は子供達を心配して見た。
時は進む。
沖田総司が味噌餡の柏餅を食べられなかった翌日になる。
ここは、屯所。
門。
数人の子供達が恐る恐る来た。
隊士が子供達を普通の表情で見た。
子供達は隊士に恐る恐る話し出す。
「斉藤一さんは居ますか?」
隊士は子供達を不思議な様子で見た。
子供達は隊士を恐る恐る見た。
隊士と子供達の傍から、山南敬助の穏やかな声が聞こえた。
「屯所にたくさんの可愛い客が来ているね。総司に会いに来たのかな?」
子供達は傍を笑顔で見た。
隊士は傍を普通の表情で見た。
山南敬助が微笑んで居る。
子供達は山南敬助に笑顔で話し出す。
「山南のお兄ちゃん!」
山南敬助は隊士と子供達に微笑んで頷いた。
隊士は山南敬助に普通の表情で軽く礼をした。
隊士は普通に居なくなった。
子供達は山南敬助に微笑んで話し出す。
「山南のお兄ちゃん。お願いがあります。」
山南敬助は子供達に微笑んで話し出す。
「遠慮なく教えてくれ。」
子供達は山南敬助を微笑んで見た。
山南敬助は子供達を微笑んで見た。
僅かに後の事。
ここは、屯所。
庭。
山南敬助は微笑んで居る。
子供達も微笑んで居る。
子供達の山南敬助への説明が終わった。
子供達は山南敬助に微笑んで話し出す。
「はじめお兄ちゃんと話したいです。」
山南敬助は子供達に微笑んで話し出す。
「斉藤君を呼んでくる。庭で待っていなさい。」
子供達は山南敬助に微笑んで話し出す。
「はい。」
山南敬助は微笑んで居なくなった。
僅かに後の事。
ここは、屯所。
庭。
子供達は微笑んで居る。
斉藤一は普通に来た。
斉藤一は子供達を普通の表情で見た。
子供達は斉藤一に心配して話し出す。
「はじめお兄ちゃんと話すために来ました。」
「はじめお兄ちゃんの話を、みんなにしっかりと伝えなくてごめんなさい。」
「はじめ兄ちゃんは総司にお兄ちゃんを怒っていますか?」
「総司お兄ちゃんと仲直りしてください。」
斉藤一は子供達に普通に話し出す。
「怒っていない。安心しろ。」
子供達が斉藤一に微笑んで話し出す。
「総司お兄ちゃんと一緒に遊びに来てくれますか?」
斉藤一は子供達に普通に話し出す。
「総司が誘えば行く。」
子供達が斉藤一に微笑んで話し出す。
「必ず遊びに来てください。待っています。」
斉藤一は子供達に普通の表情で頷いた。
子供達は斉藤一を微笑んで見た。
斉藤一は子供達に普通に話し出す。
「話しは終わりだな。屯所の外に早く出ろ。」
子供達は斉藤一に微笑んで礼をした。
斉藤一は子供達に普通の表情で頷いた。
子供達は微笑んで居なくなった。
翌日の事。
ここは、沖田総司と斉藤一と子供達が昨日に居た寺。
境内。
藤棚の花が綺麗に咲いている。
沖田総司は微笑んで来た。
子供達も微笑んで来た。
年上の男の子は小さい包みを持ち、微笑んで来た。
年上の男の子は沖田総司に小さい包みを差し出すと、沖田総司に微笑んで話し出す。
「総司お兄ちゃん。受け取ってください。」
沖田総司は年上の男の子から、小さい包みを不思議な様子で受け取った。
子供達は沖田総司に微笑んで話し出す。
「包みの中には、二個の味噌餡の柏餅が入っています。」
沖田総司は小さい包みを持ち、子供達に不思議な様子で話し出す。
「みんなでお金を出し合って味噌餡の柏餅を買ったのかな?」
子供達は沖田総司に微笑んで話し出す。
「僕達はお金を持っていません。山南のお兄ちゃんに買ってもらいました。」
沖田総司は小さい包みを持ち、子供達を不思議な様子で見た。
子供達は沖田総司に微笑んで話し出す。
「総司お兄ちゃん。はじめお兄ちゃんと早く仲直りしてください。」
沖田総司は小さい包みを持ち、子供達に僅かに困惑して話し出す。
「屯所に帰ったら、斉藤さんと仲直りするね。」
子供達は沖田総司に微笑んで話し出す。
「はじめお兄ちゃんは、お寺に来ています。はじめお兄ちゃんと直ぐに仲直りが出来ます。」
沖田総司は小さい包みを持ち、子供達を不思議な様子で見た。
子供達は山門を微笑んで見た。
沖田総司は小さい包みを持ち、山門を不思議な様子で見た。
斉藤一が普通に居る。
沖田総司は小さい包みを持ち、斉藤一を困惑して見た。
子供達は沖田総司に笑顔で話し出す。
「総司お兄ちゃんとはじめお兄ちゃんが仲直りしないと、楽しく遊べないんだ!」
「後は、総司おにいちゃんとはじめお兄ちゃんで、ゆっくりと話してください!」
「次の遊ぶ日は、後で教えてください!」
「再び一緒に遊んでください!」
沖田総司は小さい包みを持ち、子供達を驚いた表情で見た。
子供達は沖田総司を微笑んで見た。
沖田総司は小さい包みを持ち、子供達に微笑んで頷いた。
子供達は笑顔で居なくなった。
斉藤一は普通に来た。
沖田総司は小さい包みを持ち、斉藤一を困惑して見た。
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。
沖田総司は小さい包みを持ち、斉藤一を困惑して見ている。
斉藤一は小さい包みを見ると、沖田総司に普通に話し出す。
「包みの中身は、食べ物だな。包みの中の食べ物を一緒に食べながら話そう。」
沖田総司は小さい包みを持ち、斉藤一に微笑んで話し出す。
「はい。」
斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。
沖田総司は小さい包みを持ち、斉藤一を笑顔で見た。
直後の事。
ここは、沖田総司と斉藤一と子供達が昨日に居た寺。
境内。
沖田総司と斉藤一が居る場所から、少し離れた場所。
子供達は沖田総司と斉藤一を微笑んで見ている。
子供達は微笑んで静かに話し出す。
「総司お兄ちゃんが柏餅の件で怒った理由は何かな?」
「はじめお兄ちゃんが味噌餡の柏餅を必ず残してくれると思っていたのに、味噌餡の柏餅が一個しか残っていなかったから驚いたと思う。」
「総司お兄ちゃん。頑固だね。」
「はじめお兄ちゃんは、総司お兄ちゃんに怒らなかったね。」
「はじめお兄ちゃんは総司お兄ちゃんより年上なのかな?」
「はじめお兄ちゃんの歳と総司お兄ちゃんの歳は、離れていないよね。」
「だから仲が良いのかな?」
「総司お兄ちゃんの周りには頼りになる人物が多いね。」
「総司お兄ちゃんとはじめお兄ちゃんは、仲直りが出来たね。」
「良かった。」
子供達は微笑んで顔を見合わせた。
子供達は微笑んで話し出す。
「帰ろう。」
「賛成。」
子供達は微笑んで静かに居なくなった。
* * * * * *
ここからは後書きになります。
この物語は既に掲載している物語の再改訂版です。
改訂前の物語の展開や雰囲気を出来るだけ残して改訂しました。
改訂前の物語を掲載するのは止めました。
以上、ご了承願います。
ここからは改訂前の後書きを加筆訂正して書きます。
沖田総司さんが、子供達の前で斉藤一さんに怒るとは思えませんが、この物語の設定では怒っています。
子供達の山南敬助さんの呼び名を悩みました。
この物語では、子供達は山南敬助さんを「山南のお兄ちゃん」を呼んでいます。
「柏餅」についてです。
京都では「味噌餡の柏餅」を食べます。
「味噌味の柏餅」は、関東で見掛ける機会は少ないと思います。
新撰組の人達が生きる時代には、「柏餅」は既にありましたが、「味噌餡の柏餅」があったのかの確認は取っていません。
柏の葉の表を外側にしたのが味噌餡、柏の葉の裏を外側にしたのが普通の餡、というのが多いようです。
沖田総司さんは江戸の生まれなので、白味噌を使った餡は、京の町に来るまで食べた経験がなかったと思います。
楽しんで頂けると嬉しいです。
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