このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新撰組異聞外伝 〜 大つごもり 〜


〜 第三版 〜


一年の最後の月を迎えた。


大つごもりに近づくにつれて、慌しくなっていく。


ここは、東京。


ここは、沖田総司の息子の敬一と母親の美鈴の家。


敬一と美鈴のみで過ごしているため、多い日数を掛けて年末の大掃除をしている。


少し後の事。


ここは、敬一と美鈴の住む家。


室内。


敬一は笑顔で掃除している。

美鈴は微笑んで掃除している。


美鈴は掃除しながら、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。今日までの掃除の予定は、順調に進んでいるわ。今日は少し長く休憩しましょう。」

敬一は掃除しながら、美鈴に笑顔で頷いた。

美鈴は掃除しながら、敬一を微笑んで見た。


少し後の事。


ここは、敬一と美鈴の住む家。


食卓の有る部屋。


敬一は笑顔で座っている。

美鈴は微笑んで座っている。


敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「お母さん! 大つごもりには、年越し蕎麦をたくさん食べて金運を掴むんだ! 年越し蕎麦をたくさん食べたいな!」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「年越し蕎麦を残さずに食べられるの?」

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「大丈夫だよ! お母さんも年越し蕎麦をたくさん食べて金運を掴もうよ!」 

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「今年は年越し蕎麦を多く用意するわね。」

敬一は美鈴を笑顔で見た。


幾日か後の事。


大つごもりを迎えている。


ここは、敬一と美鈴の住む家。


食卓のある部屋。


美鈴は部屋の中を微笑んで確認している。


敬一は部屋の中に笑顔で入ってきた。


美鈴は敬一を微笑んで見た。

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「お母さん! 僕に出来る手伝いはある?!」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「敬一がたくさん手伝ってくれたから、新年の準備と年末の大掃除が、予定より早く終わったの。敬一。ゆっくりと大つごもりを過ごして。」

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「僕の手伝った時間は少ないよ! お母さんがほとんど一人で、新年の準備と年末の大掃除をしていたよ!」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「敬一はしっかりと手伝っていたわ。感謝しているわ。」

敬一は美鈴を照れて見た。

美鈴は敬一を微笑んで見た。

敬一は美鈴に照れて話し出す。

「照れてしまったから、お母さんへの話しを忘れるところだった。今から話すね。」

美鈴は敬一に微笑んで頷いた。

敬一は美鈴に微笑んで話し出す。

「僕に出来る手伝いは無いよね。今から斉藤さんの家に出掛けるね。」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「斉藤さんに逢う約束をしているの?」

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「今日は斉藤さんに逢う約束はしていないよ!」

美鈴は敬一に心配して話し出す。

「大つごもりに予定外の訪問をするの? 斉藤さんとご家族に、迷惑は掛からないの?」

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「斉藤さんにはたくさんお世話になったから、お礼を伝えたいんだ! 新年の挨拶が遅れるかも知れないから、今年の内にお礼を伝えたいと思ったんだ!」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「お母さんも、斉藤さんとご家族に、とても感謝しているの。お母さんの分もお礼もお願い出来るかしら?」

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「任せて!」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。斉藤さんの都合が悪い時は、直ぐに戻りなさい。お礼は日を改めて伝えましょう。」

敬一は美鈴に笑顔で頷いた。

美鈴は敬一を微笑んで見た。


敬一は部屋を笑顔で出て行った。

美鈴は部屋を微笑んで出て行った。


少し後の事。


ここは、藤田五郎、妻の時尾、幼い息子の勉の住む家。


玄関前。


敬一は笑顔で来た。


戸が開いた。


時尾が微笑んで現れた。


敬一は時尾に笑顔で話し出す。

「こんにちは! 斉藤さんに挨拶に来ました!」

時尾は敬一に微笑んで話し出す。

「忙しい中を挨拶に来てくれてありがとう。外は寒いわよね。家の中に入って。」

敬一は時尾に笑顔で軽く礼をした。

時尾は敬一に微笑んで頷いた。


敬一は家の中に笑顔で入って行った。

時尾は家の中に微笑んで入って行った。


少し後の事。


ここは、藤田五郎、時尾、勉の住む家。


客間。


時尾は微笑んで居る。

敬一は微笑んで居る。

敬一の前には、焙じ茶が置いてある。


敬一は時尾に笑顔で話し出す。

「斉藤さんと時尾さんには、たくさん気遣って頂きました! とても感謝しています! 新年の挨拶が遅くなると申し訳ないです! 年内の挨拶は早過ぎます! お母さんと僕の二人分の年内の感謝を伝えるために来ました!」

時尾は敬一に微笑んで話し出す。

「五郎さんも私も、敬一君に感謝しているの。勉は敬一君とたくさん遊べて喜んでいるわ。勉も敬一君に感謝しているわ。」

敬一は時尾を照れて見た。

時尾は敬一を微笑んで見た。

敬一は時尾に笑顔で話し出す。

「時尾さん! 今年はたくさんありがとうございました! 来年もよろしくお願いします!」

時尾は敬一に微笑んで話し出す。

「今年もたくさんありがとう。来年もよろしく。」

敬一は時尾を微笑んで見た。

時尾は敬一に微笑んで話し出す。

「五郎さんは部屋に居るの。遠慮せずに部屋に行って。」

敬一は時尾に笑顔で軽く礼をした。

時尾は敬一を微笑んで見た。


敬一は部屋を笑顔で出て行った。

時尾は部屋を微笑んで出て行った。


僅かに後の事。


ここは、藤田五郎、時尾、勉の住む家。


藤田五郎の部屋の前。


敬一は笑顔で来た。


敬一は藤田五郎の部屋の中に向かって笑顔で声を掛ける。

「こんにちは! 敬一です!」


障子が普通に開いた。


藤田五郎の普通の表情の姿が見えた。


敬一は藤田五郎を笑顔で見た。


藤田五郎は敬一に普通に話し出す。

「敬一。部屋の中に入れ。」


敬一は藤田五郎に笑顔で軽く礼をした。


藤田五郎は敬一に普通の表情で頷いた。


敬一は部屋の中に笑顔で入った。


藤田五郎は障子を普通に閉めた。


僅かに後の事。


ここは、藤田五郎、時尾、勉の住む家。


藤田五郎の部屋。


藤田五郎は普通に居る。

敬一は笑顔で居る。


敬一は藤田五郎に笑顔で話し出す。

「斉藤さんに挨拶に来ました! お時間は大丈夫ですか?!」

藤田五郎は敬一に普通の表情で頷いた。

敬一は藤田五郎に笑顔で話し出す。

「斉藤さん! 剣道の稽古を就けて頂いてありがとうございます! 来年も更なる精進を続けます! 来年の稽古もよろしくお願いします! 感謝を伝えたい出来事が他にもたくさんあります! お母さんも斉藤さんに感謝を伝えたいと話しました! 新年の挨拶が遅くなると申し訳ないです! 今年の感謝を伝えるために、僕がお母さんの感謝も含めて伝えに来ました!」

藤田五郎は敬一に普通に話し出す。

「俺は敬一が感謝を伝える言動は何もしていない。」

敬一は藤田五郎に笑顔で話し出す。

「斉藤さんには、剣道の稽古を就けてもらっています! 斉藤さんにはたくさん気を遣って頂きました! 感謝する出来事はたくさんあります!」

藤田五郎は敬一を普通の表情で見た。

敬一は藤田五郎を笑顔で見た。


少し後の事。


ここは、藤田五郎、時尾、勉の住む家。


藤田五郎の部屋。


藤田五郎は普通に居る。

敬一は笑顔で居る。


敬一は藤田五郎の部屋の中の或る場所を、不思議な表情で見た。


敬一が不思議な表情で見る場所には、沖田総司の刀と藤田五郎の刀が、仕舞ってある。


藤田五郎は敬一を普通の表情で見た。

敬一は藤田五郎を見ると、藤田五郎に微笑んで話し出す。

「斉藤さん。刀の近くに行っても良いですか?」

藤田五郎は敬一に普通の表情で頷いた。


僅かに後の事。


ここは、藤田五郎、時尾、勉の住む家。


藤田五郎の部屋。


沖田総司の刀と藤田五郎の刀が、仕舞ってある場所。


藤田五郎は普通に居る。

敬一は真剣な表情で居る。


藤田五郎は敬一に普通に話し出す。

「敬一。刀を見るか?」

敬一は藤田五郎を見ると、微笑んで首を横に振った。

藤田五郎は敬一を普通の表情で見た。

敬一は、沖田総司の刀と藤田五郎の刀が、仕舞ってある場所を、真剣な表情で見た。

藤田五郎は敬一を普通の表情で見ている。

敬一は藤田五郎を微笑んで見た。

藤田五郎は敬一に普通の表情で頷いた。


暫く後の事。


ここは、藤田五郎、時尾、勉の住む家。


玄関。


藤田五郎は普通に居る。

時尾は微笑んで居る。

敬一は笑顔で居る。


敬一は藤田五郎と時尾に笑顔で話し出す。

「正月を迎えたら、出来るだけ早い内に、斉藤さんの家に挨拶に来ます!」

藤田五郎は敬一に普通の表情で頷いた。

時尾は敬一に微笑んで頷いた。

敬一は藤田五郎と時尾に笑顔で話し出す。

「今日もたくさんありがとうございました!」

時尾は敬一に微笑んで頷いた。

藤田五郎は敬一に普通の表情で頷いた。

敬一は藤田五郎と時尾に笑顔で軽く礼をした。


敬一は笑顔で居なくなった。


僅かに後の事。


ここは、藤田五郎、時尾、勉の住む家。


藤田五郎の部屋の前。


藤田五郎は普通に来た。


藤田五郎は庭を普通の表情で見た。


季節はずれの桜が咲いている。


藤田五郎は部屋の中に普通に入って行った。


直後の事。


ここは、藤田五郎、時尾、勉の住む家。


藤田五郎の部屋。


藤田五郎は部屋の中に普通に入った。


藤田五郎は横を普通の表情で見た。


沖田総司が微笑んで居る。


藤田五郎は沖田総司を普通の表情で見た。

沖田総司は藤田五郎に微笑んで話し出す。


「斉藤さん。呼んで頂いてありがとうございます。」

藤田五郎は沖田総司に普通に話し出す。

「礼を言われる理由は無い。」

沖田総司は藤田五郎に微笑んで話し出す。

「鈴と敬一に、気を遣って頂いてありがとうございます。」

藤田五郎は沖田総司に普通の表情で頷いた。

沖田総司は藤田五郎に微笑んで話し出す。

「鈴の様子と敬一の様子を、見に行きます。鈴も敬一も、私の姿が見えません。鈴と敬一と、話しは出来ませんが、初日の出が観られる頃まで傍に居たいと思います。」

藤田五郎は沖田総司に普通の表情で頷いた。

沖田総司は藤田五郎に微笑んで軽く礼をした。

藤田五郎は沖田総司に普通の表情で頷いた。


沖田総司は微笑んで、静かに居なくなった。


藤田五郎は障子を少しだけ普通に開けた。

藤田五郎は庭を普通の表情で見た。


庭に咲いていた桜は、先程と同じ姿に戻っている。


藤田五郎は障子を普通に閉めた。


少し後の事。


ここは、敬一と美鈴の住む家。


玄関。


敬一が笑顔で居る。

美鈴は微笑んで居る。


敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「お母さん! 家の中が暖かいね!」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「敬一が帰る少し前から、急に暖かくなったの。」

敬一は美鈴に微笑んで話し出す。

「不思議だね。」

美鈴は敬一に微笑んで頷いた。

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「お母さん! お腹が空いた! 年越し蕎麦を早く食べたいな!」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「年越し蕎麦の用意をしている最中なの。少し待っていてね。」

敬一は美鈴に笑顔で頷いた。

美鈴は敬一を微笑んで見た。


少し後の事。


ここは、敬一と美鈴の住む家。


沖田総司の位牌の有る部屋。


美鈴は、小さい器の年越し蕎麦の載るお盆を持ち、部屋の中に微笑んで入ってきた。

敬一は部屋の中に笑顔で入ってきた。


美鈴は沖田総司の位牌の前に小さい器の年越し蕎麦を置くと、沖田総司の位牌に微笑んで話し出す。

「総司さんに最初に年越し蕎麦を食べて頂くために用意しました。私も敬一も、直ぐに年越し蕎麦を食べます。総司さん。年越し蕎麦を先に食べてください。」

敬一は美鈴に笑顔で頷いた。


美鈴は部屋から微笑んで出て行った。

敬一は部屋から笑顔で出て行った。


少し後の事。


ここは、敬一と美鈴の住む家。


食卓の有る部屋。


敬一は笑顔で居る。


美鈴が二人分の年越し蕎麦をお盆に載せて、微笑んで来た。

敬一は美鈴を笑顔で見た。

美鈴は食卓に二人分の年越し蕎麦を微笑んで置いた。

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「いただきます!」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「いただきます。」

敬一は年越し蕎麦を笑顔で美味しく食べ始めた。

美鈴は年越し蕎麦を微笑んで食べ始めた。


少し後の事。


ここは、敬一と美鈴の住む家。


食卓の有る部屋。


敬一は年越し蕎麦を笑顔で美味しく食べている。

美鈴は年越し蕎麦を微笑んで食べている。


敬一は年越し蕎麦を笑顔で食べ終わった。

美鈴は年越し蕎麦を微笑んで食べ終わった。

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「ごちそうさまでした!」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「ごちそうさまでした。」

敬一は美鈴を笑顔で観た。

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「お父さんの年越し蕎麦の様子を確認するわね。」

敬一は美鈴に微笑んで話し出す。

「僕も一緒に行く。」

美鈴は敬一に微笑んで頷いた。


敬一は微笑んで居なくなった。

美鈴も微笑んで居なくなった。


僅かに後の事。


ここは、敬一と美鈴の住む家。


沖田総司の位牌の有る部屋。


沖田総司の位牌の前には、年越し蕎麦の入る小さい器が置いてある。


敬一は部屋の中に笑顔で入った。

美鈴は部屋の中に微笑んで入った。


敬一は年越し蕎麦の入る器を笑顔で確認した。

美鈴は年越し蕎麦の入る器を微笑んで確認した。


年越し蕎麦の器が空になっている。


敬一は年越し蕎麦の入る器を驚いた表情で見た。

美鈴も年越し蕎麦の入る器を驚いた表情で見た。

敬一は美鈴を見ると、美鈴に笑顔で話し出す。

「お父さんが年越し蕎麦を食べに来たんだね!」

美鈴は敬一を見ると、微笑んで頷いた。

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「お父さんもお母さんの作った年越し蕎麦を、美味しく食べたと思うよ!」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「来年は、お父さんのために用意する年越し蕎麦の量を増やしましょうね。」

敬一は美鈴に笑顔で頷いた。

美鈴は敬一を微笑んで見た。

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「来年は更に良い年になると良いね!」

美鈴は敬一に微笑んで頷いた。

敬一は美鈴を笑顔で観た。


年末は忙しい日々が続く。

敬一と美鈴は、沖田総司のために年越し蕎麦を用意した。

沖田総司のために用意した年越し蕎麦の入る器が空になった。

美鈴の元と敬一の元に、素敵な贈り物が届いたらしい。


明日は新年になる。

来年も良い出来事がたくさん訪れる一年になって欲しいと願う。




*      *      *      *      *      *




ここからは後書きになります。

この物語は既に掲載している物語の再改訂版です。

物語の雰囲気や展開を出来るだけ残して改訂しました。

改訂前の物語を掲載するのは止めました。

以上、ご了承願います。

ここからは改訂前の後書きを加筆訂正して書きます。

敬一君と藤田五郎さんが逢ってから初めて迎える大つごもりの物語です。

この物語で新年の挨拶について話す場面があります。

以前は、一月二日に挨拶回りをする事が普通でした。

現在は、挨拶回りをする事が少なくなり、「年賀はがき」での挨拶が多くなっています。

「メール」で新年の挨拶をする方も少しずつ増えてきたようです。

当時の事情から考えて、敬一君と美鈴さんは、藤田五郎さん家に新年の挨拶に行けない場合を考えて、話したと思ってください。

藤田五郎さんが沖田総司さんを呼んだので、美鈴さんと敬一君は、沖田総司さんの姿は見えませんが、大つごもりから新年が明けるまで、三人で過ごす事になりました。

「大つごもり」についてです。

「つごもり」は、「みそか」と同じ意味です。

「みそか」は、「毎月三十番目の日(旧暦では三十日は月の最後の日)。月末。」の意味です。

「大つごもり」は、「大晦日」を言います。

「つごもり」は、漢字で書くと「晦。晦日。」です。

漢字にすると意味が分かり易くなると思います。

「年越し蕎麦」についてです。

「年越し蕎麦」を食べる習慣は、江戸中期から始まったそうです。

元々は、晦日の日にお蕎麦を食べる習慣があったそうです。

そして、大晦日だけにお蕎麦を食べる習慣が残ったそうです。

金箔職人が飛び散った金箔を集めるのに蕎麦粉を使った事から、年越し蕎麦を残すと翌年金運に恵まれないと言われる話があるそうです。

この物語で、年越し蕎麦の器が空になった理由は、皆様のご想像にお任せいたします。

楽しんで頂けると嬉しいです。







←前            目次            次→


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください