このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ファイルナンバー003:久之浜の木橋

福島県いわき市久之浜町代ノ下)

 

 

素敵だ…

 

ここは国道6号線、いわき市久之浜町を横断する大久川に架かる大久川橋。

 

大久川橋から海側を見ると、立派な木橋が見える。

 

その堂々とした佇まいに心を奪われる。

 

見るだけでも充分に素敵なこの橋だが、今回は渡ってみようと思う。

 

 

 

 

 

早速橋の袂にやって来た。

 

近づいてみると、その華麗な佇まいが一層美しい物に見える。

 

標識には驚きの0.3t制限。4輪車の通行は出来ないようだ。

 

そもそも、この橋は何と言う名前なのだろう?

 

 

 

 

 

 

 

標識の反対側には、「塗装工事中」の看板が掲示してあった。何か色合いが変だと思ったら工事中だったのだ。

 

その看板には「代ノ下橋」(だいのしたばし)の文字。

 

地区名が橋の名前になっていたのだ。

 

名前が分かって一安心。

 

 

 

 

 

 

見事な造形美の木橋に足を踏み入れる。

 

この足に伝わる木の柔らかい感触はどうだろうか。アスファルトやコンクリートの舗装道路では絶対に味わえないものだ。

 

木橋は見た目もさることながら、感触も人間に優しいのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

新潟市の阿賀野川のような風景を見せる大久川の河口。

 

河口直前にももう一本橋が架かっている。

 

河口より距離がある場所にお住まいの方は、ちょっとした用事ならばこの代ノ下橋を使うのが便利なのだろう。

 

それが代ノ下橋の存在意義であるのだろう。

 

 

 

 

 

 

短い距離ながら充実した渡橋ももうすぐ終わりだ。

 

オレンジ色のアクセントが眩しい建物はクリナップ調理機工業㈱である。

 

クリナップの創業者 井上氏はいわき市出身の方なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡り終えて橋を振り返ってみる。

 

定期的な解体、組み立て、補修が行なわれ代ノ下橋は今もその威容を保っている。

 

末永くこの橋が存続する事を永いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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