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青い国 四国の轍ツアー
(香川・高知・愛媛・徳島・岐阜・富山・新潟県)[2008/Aug./13〜18]
6日目

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6日目

大糸線に揺られ,フォッサマグナ西端を行く

※富山市内
[富山駅前]7:45発—富山ライトレール→8:10着[岩瀬浜]8:43発—富山ライトレール→9:06着[富山駅前/富山駅]

※旅行本編
[富山]9:39発—北陸本線→11:17[筒石(モグラ駅)]12:16発—北陸本線→
12:36着[糸魚川]13:18発—大糸線(キハ52形)15:08着[南小谷]15:08発—大糸線→
17:01着[松本]17:21発—篠ノ井線・中央本線—18:29着[小淵沢]18:49発—20:27着[大月]20:49発→
22:32着[東京]22:53発—京葉線→23:13着[新浦安 (帰宅)]

遂に最終日が来てしまいましたねぇ.
しかもタイトルに反して信越路を辿るというw

最終日のスタートは富山です.富山と言ったら,2年前撮影しただけで乗らなかった富山ライトレール.
今回こそは是非乗車してみたいと思います!
TLRの青いの

乗車した感想ですが,低床車両に乗ったことが無いので,まさかここまで乗りやすいものとは思ってもいませんでした.
低床車両が好まれて導入されるのもなるほど納得のいくもの.

終点の岩瀬浜まで乗車しました.
岩瀬浜の停留所はこんな感じで,フィーダーバスとの乗換えがしやすくなっています.
岩瀬浜停留所

にしても,富山は鉄道網がどんどん発達していくなぁ.
我らがNIIGATA(新潟のことね)は寧ろバス網が発達していく感じがするけれど,
それだと時刻表とかの路線図に乗らないから知名度が落ちて不便になるんだよなぁ.

岩瀬浜に着いたので折角の折角,海を見ることにしました.
砂浜にはなぜかビーチバレーのコートがありました.大会とかあったのでしょうかね.
砂浜はあまり綺麗ではなく,地元の人か業者の人かは分かりませんでしたがせっせと掃除していました.
お疲れ様です.
あと,岩瀬浜の海は荒れていました.日本海ですねぇ.
砂浜にビーチバレーのコート!? 富山港の船着場.こういう人工的な雰囲気も好きです

オレンジの富山ライトレール車両に乗って岩瀬浜から富山駅へと戻ります.
オレンジ色のTLR車両

途中東岩瀬停留所の前に遺された,JR時代の東岩瀬駅を発見.
手書き駅名標がその長い歴史を,JR西日本の駅名標がつい最近までJRだったことを物語ってくれます.

東岩瀬を出たら対向車を撮影しながら富山へ.結構いろんな色のがありますねぇ.
去年撮影した黄色いのと併せて,今年撮影した赤と黄緑色のを紹介します.
目指せ,全色コンプリート!!
これは赤 これは黄緑色です.どぉ?

これは黄色です.必ず覚えてください.でないと,絶対k(ry

さて,富山駅に到着です.

富山からは北陸本線の下り普通に乗り換え,471系車両がきました.
富山駅では北陸新幹線の開業に向けて工事が進められており,
写真左の工事中のホームらしきものはそれ関連と思われます.
富山駅にて,工事中のホームと471系車両

母方の実家のある新潟県に突入!
新潟県は母親の出身地でもあるほか,サザンのBass担当の関口和之の出身地でもあります.
列車は親不知に到着しましたが,ここでは降りません.
駅名は親不知しかありませんが,子不知も存在し,ここが「糸魚川-静岡構造線」(フォッサマグナ西端)の日本海側です.
高校地理で勉強しましたが結局試験に出てこなかった気が・・・・・・
親不知

更に下ると,北陸新幹線の高架線が未だ工事中です.
う〜む,完成が待ち遠しい・・・・・・
北陸新幹線高架

糸魚川を過ぎて筒石に到着です.ここで降ります.
駅のホームが暗くて狭いためか,駅員が配置されています.
ここを特急が通過する時,ホームにいたらソニックブームが発生して大変危険ですからねぇ.
ホームが暗い・・・・・・

さて,シャバの空気を・・・・・・もとい,駅舎を拝むべく地上に出ます.
流石モグラ駅なだけあって,階段の段数が多い!
このバリアフリーの「バ」の字も無いところがある意味ステキだ!
筒石駅の階段

因みにこれを登りきったからといって安心してはいけません.平らな廊下に出たと思ったら更なる階段に出くわすことになります.
更なる階段が!

その階段を抜けると出入口が現れます.
筒石駅舎

駅前の看板の,「この先100メートル」の下の「(JR 地下駅)」の表記がホーム到達の大変さをさりげなく忠告してくれています.
看板

次の列車まで少し時間があるので散歩を.
駅前から少し歩いたところはこんな感じで,日本海が見えますね.
海の見える風景

さて,外を見たら次は駅の待合室へと向かいます.
またあの長〜〜〜い階段を抜けて,ホームの近くまで出ます.
先ほども書いたとおりソニックブームによる危険性も考慮し,ホームとの間のドアがやたら頑丈に作られています.
ホームのドア

因みにこのドア,列車が通過すると風(ソニックブーム)でがたがた揺れます.少し怖いです.
さて,では次にホームを拝むことにしましょう.

ホーム全貌
こんな感じで,狭い中何とか作ってやったぞ感が出ています.
それがまたいい.

北陸本線の上り列車が来たので乗車.471系でした.
今度は来た道を戻って糸魚川まで行きます.
またしても471

糸魚川駅にはヒスイの原石やヒスイの勾玉が飾られており,駅前には奴奈川姫の像がありました.
ヒスイの原石 ヒスイの勾玉

駅をバックに奴奈川姫の像

そして,あのレンガ車庫も健在です.
糸魚川のレンガ車庫

また,糸魚川では発車メロディーも採用しているそうですが,塩葉が行ったときは列車が遅れていたためか特急すらも普通のベルを少し鳴らして去っていきました.
なんだかなぁ・・・・・・

さて,ここでキハ52形に乗るべく大糸線に乗り換えです.
青のキハ52

先にホームに来たのが赤い奴だったので,こっちに乗るのかと思いました.
ああ,紛らわしい.
何気に先にホームに到着した,赤いキハ52

以前奥の細道紀行でここを通った時は,下の写真のような感じでした.
2年前のレンガ車庫ですね.

そうです.白と緑の2色のが青とクリームの2色に化けて目の前に現れたのです.
まあ,どちらのカラーリングも好きなのでOKですが.

で,乗車後に乗車記念のカードを入手.何気にキハ52-125と,数字だけ見れば回文というwww
乗車記念カード

更に車内に栓抜きがを発見.珍しさあまりに撮影しました.
キハ52車内の栓抜き

大糸線車内からの景色が綺麗でした.
川沿いを走るので,風景は川がメインです.
ところどころ川岸が整備されている痕がありましたが,そこを差し引いてもおつりが来るくらいの絶景でした.
大糸線キハ52形車内より

また,多くの駅ではかつて島式ホームで乗り場が2つあったうちの片方の線路を剥がしてつぶした跡が見られました.
やはり戦争とかで金属が必要になったから剥がされたのでしょうかね.

さて,列車はJR西日本唯一の長野県内の区間を通って終点南小谷へと着き,JR東日本にバトンタッチします.

さて,長野県といえば脱ダム宣言の知事で有名だったと思いますが,
個人的には 向山光明 大先生の出身地というイメージが強いです.
向山先生といえば工業的に有用な向山酸化や,向山aldol反応を発見し有名になった日本の有機化学者で,
日本では向山教授の研究室から旅立って有機化学者を目指した人が多く,
向山教授の弟子だった研究員が「向山派」といった一大派閥を形成していることで有機化学界では有名です.

因みに,塩葉の所属している研究室の,両隣の研究室が向山派だったり,
塩葉の先生のそのまた先生もこの向山派だったりするわけです.
つまり,塩葉は祖父と孫の関係くらい間接的な向山派となるわけです.
人のつながりって面白いですねぇ.

話を戻します.南小谷です.駅舎が山小屋みたいですねぇ.
南小谷駅

この時間の列車は,新宿行きのスーパーあずさと接続しており,ホームがややカオスな状況にw
前から撮影 上から撮影
右の写真とか完全にアレですよね.
いろんな意味でキハ52が勝っているような負けているような,そんな感じです.
これじゃあ特急車両が長いのか,南小谷以北の車両が短いのか分かりゃしない.

さて,ここからは信州色の115系車両で松本,小淵沢と乗っていき,山梨県に入ります.

山梨県と言ったら ひだまりスケッチのゆのっち の出身地らしいですよ.
それ知らなかったら山梨は富士山と果物位しかないイメージしかありません.
富士山にしたって半分静岡県なわけで山梨にカウントしていいのやらといった感じですが.
まあ,それで地理Bのセンター試験が7割以上取れるものですから,結局学校教育とは一体なんだったのか,てなことになりますが.
いや,ひだまり知っていたからといって試験がよくなるとは言っていませんよ.
い,言ってないんだからねっ!!

写真は長野県の南小谷駅前の踏み切りにて撮影しました.
大糸線の70キロポストがすごく・・・・・・大きいです.
信州色115系

小淵沢からはスカ色の115系で大月へ・・・・・・
スカ色の115系 大月駅,暖かい出迎え

・・・・・・大月からは東京行きのE233系に乗換え,東京都に入ります.
東京都といえば,父親の出身地でもあり,サザンのParcussionとお笑い担当の野沢"毛ガニ"秀行の出身地でもありますね.
最終日はなんとなく出身地で纏めてみました.

さて,これで全地域を回ったような感じがありますが,長崎県や北海道の道北など,
細かいところを言えばまだまだなところもありますねぇ.
次にどこに行くのかはともかく,
旅行して旅行記を書いて公開する過程で常に思っていることを最後に書きましょう.

見てくださった方々,旅行中お世話してくださった方々,
ありがとね!!

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