| 市下尾芭蕉の、奥の細道紀行
(宮城・山形・秋田・新潟・石川・滋賀・岐阜県)[2006/Sep./2〜6(7)]
3日目※写真にカーソルを当てると、文字が出てきます。
ちょっといいか、
2日目はこちら
だねぇ、と。■3日目 いよいよ前半戦(東北訪問)も最終日となった、3日目の予定は……
[酒田]9:38発—羽越本線→
10:15着[象潟(蚶満寺見学)]13:18発—快速「最上川4号」・特急「いなほ」→
16:32着[新潟]—新潟交通(バス)→祖母宅
先ずは羽越本線に乗って象潟へ。
酒田から北側の羽越本線は、写真の通りのピンク色の701系列車が走っています。写真は象潟にて。
車内からの景色がすごくて、鳥海山が701系の広い窓一面に広がったり、
鳥海山が木や家に隠れたと思ったら反対側の窓には海が広がっていたり。
最高の景色でした。ってか、701系を少しは見直しました。
確かに一面鳥海山はボックスシートの窓じゃあ無理だわな。
象潟に着くと、芭蕉がお出迎え。
こここそが奥の細道にして今回の旅の最北の地、象潟です。
蚶満寺に(めちゃくちゃ路頭をさまよい道に迷いながらも)ついたはいいけど、
寺のそばや中の庭園以外は、意外と見ごたえがなかった折角芭蕉が訪れた寺だっていうのにね。
山の麓の町にある小さなお寺といった様子で、門も寺のそばの庭園や畑の中にぽつんと突っ立っているような感じであった。
むしろ、蚶満寺へ来る途中に象潟の小学校(?)から聞こえた、
「嫌よ、嫌よ、嫌よ見つめちゃいや〜〜!
ハニーフラーーーッシュ!!」
のほうに少し驚きを覚えた。……というか、印象に残った(ぉぃ
蝉の鳴く 道のほとりに 蚶満寺 市下尾
池に浮く 蓮の花咲く 象潟や 市下尾
そんなこんなで蚶満寺をさっさと見終えて、海へと向かった。磯の香りが久しぶりだった。
かもめ飛ぶ 広い海原 象潟や 市下尾
さすが、港町だけあって船着場が完備。でも、船がいっぱいで出づらそう・・・
この後塩葉は、昼飯をとらむと駅前のお土産屋の2階にある喫茶店「くにまつ」(だったっけな?)に入ってみたのだが、
なんと言うのか、その……
"Only me"
といった感じで、閑古鳥の一羽でも居てくれたらまだ賑やかだったかもしれないという、雰囲気でした。
とはいえ、料理は美味しかったし、何より喫茶店で出てきたものが皿うどん。珍しい
……というか、皿うどんを作ってくれる喫茶店なんて見たことがありません(褒め言葉のつもり)。
しかも、店長が気さくな人で、以前は東京で中華料理を作っていたんだそうな。そんなわけか、喫茶店にしておくのが惜しいくらいの店でした。
駅出てすぐ左手に見えるので、象潟においでの際は是非是非是非〜
昼飯を食って店長と話し、感動に浸った後に象潟を出、
例のピンク色の電車(701系)で酒田まで戻り、
またもや「奥の細道」のロゴ入り気動車に乗って余目へ。
余目で特急「いなほ」に乗り換え。
そのまま新潟へ行き、駅からバスを使って祖母宅へ。ここで、一泊します。
その後、祖母や伯母さん&その友人から手厚い歓迎を受けました。
有難うございました!
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