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寝台特急出雲号と出雲・鳥取の旅 | 2006(平成18)年1月8日(日) -その2- |
松江〜出雲市 | 3 (寝台特急出雲号) | |
米子駅から乗務された車掌による松江市の紹介のあと、列車は松江駅に到着しました。 松江駅では7分の停車時間があるので、また少しホームに出てみました。 その目的は、駅弁です。 ホームの売店で「お弁当ありますか?」と尋ねると、「かに寿しとしじみのもぐり寿しがあります」とのこと。 そこで一文字屋の「大和しじみのもぐり寿し」を買ったのですが、この駅弁は、旅の前からぜひ味わいたいと思っていたものでした。 左:松江駅3,4番線ホームにて | ||
松江駅を1分遅れで発車、残す出雲号の旅はもう30分余りとなってしまいました。 車窓にはすぐに宍道湖が広がってきました。 ここで今度は宍道湖を紹介する放送がありました。 宍道湖といえば、しじみの養殖が有名です。 日本で6番目に大きい湖で、白鳥や雁などの渡り鳥もやってきます。 列車はしばらく、宍道湖を車窓に見ながら進みます。 途中、出雲風土記で「神の湯」といわれた玉造温泉駅を通過しました。 また、その由来をふと考えてしまう来待駅を通過すると、最後の停車駅、宍道駅に到着しました。 宍道駅を1分遅れで発車した列車は、いよいよラストスパートです。 左手に仏経山が見えると、程なくして、出雲市駅到着の放送とともに、出雲市の紹介が始まりました。 左上:宍道湖が広がる (乃木〜玉造温泉間にて) 右上:全国第6位の面積を誇る (来待〜宍道間にて) 左下:仏経山(366m) (荘原〜直江間にて) 右下:斐伊川を渡る (直江〜出雲市間にて) | ||
斐伊川を渡り、しばらくして、列車は1分遅れで終点の出雲市駅に到着しました。 14時間に及び旅でしたが、夜が明けてからはあっという間に山陰を駈け抜けてきたような気がしました。 記録的な大雪に見舞われている今シーズンの冬ともあり、ホームの屋根のない部分には、数センチの雪が積もっていました。 京都から380kmあまり、雪の中を牽引してきたDD51型ディーゼル機関車の姿を撮影すると、しばらくして、列車は静かに、ゆっくりと、回送としてホームを発車していきました。 本当にのんびりと楽しい旅をありがとうという気持ちとともに、ご苦労さまという想いで列車を見送り、ホームを後にしました。 左上:DD51型ディーゼル機関車(出雲市方) 右上:3,4番線ホームにて 左下:寝台特急出雲号(東京方) (以上、出雲市駅にて) | ||
階段を降り、改札口で切符に無効印を押してもらい、外に出ました。 まずは、コインロッカーへ荷物を置き、少し身軽になりました。 出雲大社をモチーフに作られた出雲市駅の西口を写真に撮り、次はその出雲大社へと向かいます。 左:出雲市駅 |
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