このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



寝台特急はやぶさ号と熊本・鹿児島の旅

2007(平成19)年1月6日(土) -その3-
熊本
熊本駅
2号線健軍町行き

JRの熊本駅のすぐ前にある、市電の熊本駅前電停から、まずは、日本三名城の一つでもある、築城400年を迎えた熊本城へと向かうことにしました。

市電に乗り込み発車を待っていると、車内は立客も出るほどになり、市民の足の一つとして利用されていることが伺えました。

市電は道路に沿って、右、左とカーブを抜け、10分程で熊本城前電停に到着、そこで下車しました。

左:熊本駅
右:2号線健軍町行き

加藤清正公像
櫨方門

風雨の中、熊本城の方向を示す案内標識に沿って歩いていると、熊本城を築城した加藤清正公像が出迎えてくれました。
熊本城への入口はいくつかあるのですが、一番近くにある、櫨方門から入場しました。
ちなみに、入園料は500円ですが、市電の一日乗車券に付いている施設利用割引券を利用すると2割引の400円で入園できます。

櫨方門から園内に入ると、竹の丸が広がっています。
石積みの階段をいくつか上がり、復元工事中の本丸御殿大広間の下を抜けて、ようやく天守閣の前に出ました。
雨と風で撮影もままならない状態でしたので、何枚か撮影した後、あきらめて天守閣を見学することにしました。

中に入ると、武将の格好をした方が出迎えてくれました。
階段を上り、各階の展示を見ていると、西南戦争のコーナーがありました。
西南戦争といえば、西郷隆盛が有名ですが、こちらは西郷率いる薩摩軍を迎え撃った側ですので、政府軍側から見た西南戦争の歴史が展示されていました。
その展示の中に、「田原坂の戦い」にまつわるものがあり、はやぶさ号の中で思い出せなかった疑問が解決しました。

最後に、最上階からの景色を眺め、天守閣の外に出ると、嘘のように雨が止んでいました。

左上:加藤清正公像
右上:櫨方門(はぜかたもん)
左下:熊本城天守閣
右下:最上階から東を望む

熊本城天守閣
最上階から東を望む
熊本城前電停付近にて
通町筋電停に停車する市電

お腹も空いてきたので、名物の熊本ラーメンを食べることにしました。

事前に調べておいた、現在主流となっているニンニク風味の熊本ラーメンの元祖といわれている「桂花」さんの総本店に行き、美味しいと評判の「太肉麺(ターローメン)」を頂きました。
マー油が香ばしいスープはとても美味しく、ストレートでコシのある太麺は、つるつると口に入り、また、豚肉は本当に柔らかく煮込んであり、本当に美味しく頂きました。

その後は、近くにあった高橋公園を少し散策し、市役所前電停から市電に乗り、熊本駅前電停に戻りました。

左:熊本城前電停付近にて
右:通町筋電停に停車する市電
(厩橋付近より)

熊本〜三角
537D (普通)
熊本車両センターを通過する
白川を渡る

次は、三角線に乗車して、三角駅までを往復することにしました。

1番線で列車を待っていると、まずは、特急「リレーつばめ」47号が到着し、乗客の乗降の後、発車していきました。
しばらくして、折り返し三角行きとなる列車が到着し、列車に乗り込みました。
座席が程よく埋まるくらいの乗客を乗せ、列車は熊本駅を発車しました。

左:熊本車両センターを通過する
右:白川を渡る
(以上、熊本〜川尻間にて)

島原湾沿いに出る
御輿来海岸自然公園付近

宇土駅を発車した列車は、鹿児島本線から三角線に入りました。
三角線は、有明海に続く島原湾と八代海(不知火海)を隔てる宇土半島を走る路線です。
住吉駅を発車すると、車窓右手に島原湾が見えてきました。
有明海で見たときと同じような海苔の養殖場が広がっていました。

左:島原湾沿いに出る
(住吉〜肥後長浜間にて)
右:御輿来海岸自然公園付近
(網田〜赤瀬間にて)

三角線普通列車
「三角−熊本」のサボ

赤瀬駅を発車すると、列車は山間へと入っていきます。
石打ダム駅、波多浦駅と停車すると、今度は宇土半島の南側に出ました。
モタレノ瀬戸と戸馳島を見ながら進むと、列車は終点の三角駅に到着しました。

乗車してきた列車を写真に納めてから、改札を出ました。

左:三角線普通列車(三角方)
右:「三角−熊本」のサボ
(異常、三角駅にて)



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2007(平成19)年1月6日 -その2-
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