このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



特急東海、ふじかわ、あさぎりの旅

2007(平成19)年3月4日(日) -その1-
甲府〜身延
3626G (普通)
普通列車(富士方)
5,6番線ホームにて

この日は、6時40分過ぎにホテルをチェックアウトし、甲府駅に向かいました。
改札を抜け、ホームへと下り、身延線ホームへと向かうと、乗車する富士行きの普通列車が停車していました。

7時16分、列車は甲府駅を発車しました。
発車するとすぐに、車窓右手に舞鶴公園が見えます。
列車は、甲府の街を見ながら進んでいきます。
南甲府駅を発車したところで、前日購入した「鮑の炊き込みめし」を頂きました。
鮑の入った炊き込みご飯はもちろん、おかずも大変美味しく頂きました。

身延線は単線のため、東花輪駅で列車交換を行った列車は、次の甲斐上野駅でも列車交換のためにしばらく停車しました。
早朝のこの運転頻度に、平日には重要な足になっていることを感じました。

沿線の至るところに淡いピンク色の梅の花を見ながら列車は進み、8時38分、列車は身延駅に到着しました。

左上:普通列車(富士方)
右上:5,6番線ホームにて
(以上、甲府駅にて)

左下:舞鶴城公園の稲荷櫓
(甲府〜金手間にて)
右下:梅の花が咲く沿線
(甲斐常葉〜下部温泉間にて)

舞鶴城公園の稲荷櫓
梅の花が咲く沿線
身延
身延山久遠寺 三門
287段の菩提梯

身延駅で下車し、近くにある身延山久遠時を訪れることにしました。

駅前のバス停からバスに乗り、15分ほどで、終点のバス停に到着しました。
バスを降り、しばらく門前町を歩くと、巨大な三門の前に辿りつきました。
その大きさに圧倒されつつ、三門をくぐり、しばらく参道を進むと、目の前に、高さ104メートで287段の、まさに壁のような石段「菩提梯(ぼだいてい)」が現れました。
右手に迂回路はありましたが、気合を入れ石段を上り始めました。
ただ、気合だけでは上れるはずもなく、何度か休みながら、10分程掛けてようやく上りきりました。

上りきると、そこは久遠寺の境内が広がっており、眼前には大きな本堂がありました。
外で参拝をしていると、本堂から出てくる方々がいらしたので、自身も本堂の中に入り、改めて参拝し、また、天井に描かれた「墨龍」の画を拝見しました。
外に出て、改めて境内を見まわすと、たくさんの枝垂桜の木々があり、まだ開花はしていませんでしたが、つぼみがほのかに色づいており、開花が近いことがわかりました。

次は、身延山ロープウェイに乗り、奥之院へと行くことにしました。
発車間際だったようで、急いで切符を買い、ロープウェーに乗り込みました。
身延山ロープウェイは、久遠寺駅と奥之院駅の間を、7分で結んでいます。
振り返ると、右手に鷹取山、そして、左手奥には富士山と、見事な景色が広がっていました。
奥之院駅に到着し、その先にある石段を上がっていくと、途中に「日蓮大聖人御手植大杉」があり、上りきったところに「奥之院 思親閣」がありました。
奥之院を拝見し、その後、再びロープウェーで久遠寺駅に戻りました。

再び久遠寺の境内に戻り、帰りは石段を下りるのが少し不安だったので、迂回路の男坂を下ったのですが、それでもそこそこ急な坂でした。
そして、バスに乗り、身延駅へと戻りました。

左上:久遠寺 三門
右上:287段の菩提梯
左中:久遠寺 本堂
右中:ほのかに色づく枝垂桜
左下:奥之院 思親閣
右下:身延山ロープウェイからの眺め

身延山久遠寺 本堂
ほのかに色づく枝垂桜
奥之院 思親閣
身延山ロープウェイからの眺め
身延〜富士宮
3724G (普通)
身延駅
2,3番線ホームにて

身延駅では、次に乗車する富士行きの普通列車まで少し時間があったので、駅そばを食べることにしました。
天ぷらそばを頂いたのですが、焼津産の鰹節で出汁をとっているそうで、大変美味しかったです。

しばらくして、乗車する列車が到着というアナウンスがありました。
「もうそんな時間か」と時計を見ると、発車時間までまだ20分以上時間があります。
時刻表を見ると、上下の特急「ふじかわ」号の交換待ちを行うようです。
改札を抜け、地下道を通り、3番線に向かいました。
甲府からやって来た列車は、それほど混んではいませんでした。
しばらくして、まず、下りの特急「ふじかわ」5号が到着し、程なくして、上りの特急「ふじかわ」6号が到着、そして、両者そろって発車していきました。
そのシーンを見届け、車内で待っていると、程なくして、列車は身延駅を発車しました。

列車は、富士川沿いを進んでいきます。
まだ3月の上旬ですが、車内は少し汗ばむほどの温かさでした。

富士川と別れ、沼久保駅を発車すると、程なくして、車窓右手に富士宮市街が広がり、その奥には、街を見下ろす富士山の頂きが見えました。
ぐるりと弧を描きながら標高を下げ、列車は西富士宮駅に停車、車窓左手に朱塗りの大きな鳥居が見えると、程なくして富士宮駅に到着しました。
階段を上がり、改札を抜けると、まずはコインロッカーに荷物を預けました。

左上:身延駅
右上:2,3番線ホームにて
(以上、身延駅にて)

左中:富士川に架かる南部橋
(甲斐大島〜内船間にて)
右中:富士宮の街が広がる
(沼久保〜西富士宮間にて)

左下:富士宮駅

富士川に架かる南部橋
富士宮の街が広がる
富士宮駅



特急東海、ふじかわ、あさぎりの旅
2007(平成19)年3月3日 -その3-
旅の記憶 トップページ 特急東海、ふじかわ、あさぎりの旅
2007(平成19)年3月4日 -その2-

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください