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特急懐かしのはくたか号と能登の旅

2007(平成19)年9月16日(日) -その4-
金沢〜七尾
853M (普通)
七尾線普通列車(七尾方)

次は、七尾線の普通列車に乗車し、七尾駅へと向かいます。

七尾駅までの乗車券を買い、再び改札口を通り、ホームへと上がりました。
次に乗車する列車は、階段から遠い、4番線が乗り場です。
4番線でしばらく待っていると、金沢総合車両所のほうから回送列車として到着しました。
ボタンを押してドアを開け、乗り込みました。

17時6分、列車は金沢駅を発車しました。
車内は、座席がほぼ埋まり、立客もいるくらいでした。

左:七尾線普通列車(七尾方)
(金沢駅にて)

国道159号線が並走する
夕暮れが迫る

津幡駅からは、七尾線へと入ります。
途中、宇野気駅では、特急「サンダーバード」44号と交換しました。
列車は、次第に暮れゆく能登路を進みます。

自身、七尾線は、1998(平成10)年に、特急列車で津幡〜和倉温泉間を往復したことがありますが、普通列車は今回が初めてでした。

停車するごとに、数人の下車客の姿があり、それと同時に、車内の乗客も少なくなってきました。

左:国道159号線が並走する
(本津幡〜能瀬間にて)
右:夕暮れが迫る
(羽咋〜千路間にて)

七尾線普通列車(七尾方)
2,3番線ホームにて

いつしか、車窓はすっかり暗くなり、どんな景色の中を走っているのかもわからなくなりました。
遠くには、幹線道路沿いに建ち並ぶ、街の灯りが見えました。

そして、18時32分、列車は七尾駅に到着しました。
金沢駅から、およそ1時間半、普通列車だからかもしれませんが、近いようで意外と時間が掛かるんだなと思いました。
能登半島の大きさを改めて感じました。

左上:七尾線普通列車(七尾方)
右:2,3番線ホームにて
(以上、七尾駅にて)

七尾
七尾駅

改札を出ると、ステーションピット チャオという売店があったので、ぐるりと見て周りました。
海産物もあったので、レジの方に、宅急便で送れるかどうかを尋ねると、残念ながら取り扱っていないということでした。

七尾駅を出て、宿泊するホテルにチェックインすることにしました。
この日の宿、ホテル アリヴィオは、七尾駅の真正面にあります。
チェックインを終え、部屋に入ると、窓の外には、七尾駅と七尾鉄道部の車両留置線がよく見えました。

左:七尾駅

のと鉄道普通列車(穴水方)

「能登に行くのであれば、ぜひ和倉温泉にも入りたい」と、事前に調べると、「総湯」という公衆浴場があることがわかりました。
早速、その「総湯」を目指して、和倉温泉に向かうことにしました。

再び七尾駅に行き、のと鉄道の券売機で和倉温泉駅までの切符を買い、のと鉄道の改札を通り、ホームへと向かいました。
列車は既に到着しており、写真を撮ってから、列車に乗り込みました。
19時8分、列車は七尾駅を発車しました。

和倉温泉駅からは、駅の外に停車していたタクシーに乗り込みました。
しばらくして、和倉温泉のホテル街を進み、突き当りを左折すると、タクシーが止まり、総湯に到着しました。
温泉は少し熱めでしたが、心地よい旅の疲れを更に心地よい温泉が癒してくれました。

帰りはバスに乗ろうとバス停へと向かうと、ポツポツと雨が降り出し、あっという間に激しい雨となってしまいました。
しばらくして、バスが到着し、雨の中を七尾駅へと向かいました。

ホテルに戻り、せっかくなら地のものを頂こうと、フロントで飲食店の地図を頂き、外に出ました。
傘を借りたのですが、嘘のように雨は上がっていました。
近くにあった「鷹」という居酒屋に入り、刺身や焼き海老などをとても美味しく頂きました。

ホテルに戻り、今日の旅を思い出しながら、「越後長岡 喜作辨當」を肴に、改めてビールを飲み、七尾の夜は更けていきました。

左上:のと鉄道普通列車(穴水方)
(七尾駅にて)
左下:和倉温泉 総湯

和倉温泉 総湯



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2007(平成19)年9月16日 -その3-
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