このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



400系つばさ号と急行あさひ号の旅

2008(平成20)年6月28日(土) -その2-
山形
山形駅

今が時期なのでしょうか、コンコースには、さくらんぼの直売所が並んでいました。
その前を過ぎ、まずは、駅ビル「エスパル」の1階へ。
お目当ては、かつて山形駅の駅弁業者として構内で販売されていた紅花軒のお弁当です。
現在は、吉田精肉店で販売されいるとのことでした。
少しぐるぐるとお店を眺めながら歩きましたが、初めは気付かず、一度売り場の案内図を見てようやく見つけました。
ぜひ食べたいと思っていた「鶏めし」を買い求めました。

その後、1階から東口に出てみました。
こちらは、いわゆる駅の正面といった感じでしょうか、建物が建ち並んでいました。

駅に戻り、コンコースを通って、西口に出てみました。
すると、「おー」っと見上げる、24階建ての霞城セントラルがそびえていました。
周辺は広場のような感じで、なかなか心地のよい空間が広がっていました。

左上:山形駅
左下:霞城セントラル

霞城セントラル

山形城 南門跡
本丸御殿の復元工事が進む

次の列車まで、まだしばらく時間があるので、近くにある山形城跡の霞城公園まで足を延ばすことにしました。

少し歩くと、すぐに、いかにも城跡といた感じの石垣が見えてきました。
二の丸南追手門跡の南門から公園に入りました。
途中、本丸御殿の復元工事が行われているところに、見学場所が作られていましたので、上がってみました。
工事は、まだ石垣と、手前の大手橋の復元工事だけでしたが、将来ここに御殿が出来るのかと思うと、そのときはまた訪れたいと思いました。

そこから少し歩いて、広場にある最上義光騎馬像の横を通り、1991(平成3)年に復元された東大手門に出ました。
本来はここが正面でしょうか。
周囲を石垣に囲まれ、いかにも平城への入口といった感じです。

東大手門を出ると、お堀がありますが、そのすぐ横を線路が通っています。
その上に掛かる橋から見ると、東側の奥羽本線の標準軌と、西側の仙山線、左沢線の狭軌の違いがよくわかりました。

来た道を通って、山形駅に戻ることにしました。

左上:山形城 南門跡
右上:本丸御殿の復元工事が進む
左中:最上義光騎馬像
右中:復元された東大手門
左下:標準軌と狭軌が並ぶ

最上義光像
復元された東大手門
標準軌と狭軌が並ぶ

山形〜米沢
432M (普通)
米沢行き普通列車(米沢方)
山形駅3,4番線ホームにて

再び山形駅に戻り、普通列車に乗車して、米沢駅へと向かいます。

一応は、在来線ホームといっていいのでしょうか、奥羽本線(山形線)のホームに下りると、2両編成の701系電車が停車していました。
すでに車内は、地元の方々や旅行客でいっぱいでした。
写真を撮って、列車に乗り込み、吊り革につかまりました。

列車は、山形駅を発車しました。
車内は、地元の高校生もたくさん乗車されており、この土地の方言で賑やかに話しているのを聞くと、改めて旅の実感が湧きます。

途中、かみのやま温泉駅では、多くの降客があり、目の前の席の方も下車されたので、そこに座りました。
そこから先は、ボーっと景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごし、終点、米沢駅に到着しました。

左上:米沢行き普通列車(米沢方)
右上:山形駅3,4番線ホームにて
左下:米沢駅2,3番線ホームにて

米沢駅2,3番線ホームにて

米沢
米沢駅

跨線橋を渡り、改札を出ました。
4年振りに見る米沢駅舎に、またこの地に来れた喜びを感じました。

米沢では、次の列車までしばらく時間があるので、以前来た時には味わうことのできなかった米沢ラーメンを食べようと、少し歩いたところにある八千代食堂さんに入りました。
中華そばを頂きましたが、細い縮れ麺と味わい深いスープは、とても相性がよく、大変美味しかったです。

米沢の駅や街でもさくらんぼが売られており、もう降参といった感じで、さすがに買わないで帰るわけにいかないなという気持ちになり、駅前の果物屋さんでさくらんぼを買い求め、自宅に送りました。
後日談ですが、翌日に自宅に届いたさくらんぼを夕食時に家族で頂きましたが、本当に買って良かったと思える美味しさでした。

左:米沢駅



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2008(平成20)年6月28日 -その1-
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2008(平成20)年6月28日 -その3-

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