たほ りつこ [日本]
Ritsuko Taho [Japan] グリーン ヴィラ
Green Villa 果てしなく広がるような芝生。
所々隆起する大地。
それは、象形文字であることを感じ取ることができる。
この妻有の地に、これほどまでに広がる芝生があっただろうか。
緑に囲まれる喜び、大いなる大地への感謝。
この作品全体を見渡すことができたなら、どんなに大きな心を持てるだろうか。 雪が融けた2004年の4月の夕方、作品を訪れてみました。
冬から目覚めたばかりといった芝生の楽園は、これからの新緑の季節を待ちわびているようでした。 晴天の続く2004年6月、作品を訪れました。
衣替えの真っ最中といった感じの芝生は、少しずつ青さを増していました。
下から上まで歩いてみましたが、いつも緑に包まれているという感じで、とても気持ちが良かったです。 2004年12月、真っ白に雪化粧をした作品を訪れてみました。
グリーン ヴィラは、この時期ばかりは、ホワイト ヴィラへと姿を変えます。
膝まで雪に埋もれながら作品が見渡せる場所まで到達しましたが、目の前に広がる白銀の世界は、初めて作品を訪れた時のような感動を与えてくれました。 第3回期間中の8月6日、作品を訪れてみました。
作品上では、7月29日に「愛のグリーン ヴィラ祭り」というイベントが行われ、そのときに使用された櫓と芝生を野焼きの痕がありました。
ちなみに、この野焼きで描かれたのは、「愛」を表す象形文字なのだそうです。
櫓は展望台として開放されており、普段より更に高い位置からの眺めを楽しみました。 2003年作品
ナカゴグリーンパーク
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