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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 川西 −その2−

2003年9月6日撮影
2004年8月7日撮影

磯崎 道佳 [日本]
Michiyoshi Isozaki [Japan]

3年後に向けた伝言ゲーム(10年プラン)
手作り見張り塔でずい〜っと越後妻有
Finding Message in Echigo-Tsumari-10years plan +
All along the Watchtower in Echigo-Tsumari

高台のナカゴグリーンパークの中で、さらに高いところにある双眼鏡。
第1回期間中には、双眼鏡を使ったワークショップとして、川西町節黒城跡、十日町市大井田城跡との伝言ゲームが行われた。
実際に双眼鏡を覗きたい人には、ナカゴグリーンパークの管理棟でハシゴを貸し出してくれる。

2000年作品
ナカゴグリーンパーク
常設

2004年8月7日撮影

2004年6月13日撮影
2004年8月7日撮影

斎藤 義重 [日本]
Ghiju Saito [Japan]

時空
Time Space

鉄鋼を組み合わせて作られた作品。
鉄鋼は、自然により日々形を変える。
また、見る方向によっても、作品はさまざまに形を変える。
今度この作品を見るときは、どんなことを感じるのだろうか。

2004年12月、周囲を雪に覆われた作品を訪れてみました。
黒色で直線的な人工物である鉄鋼は、白色で曲線的な自然の雪により、また新たな一面を見せていました。

2000年作品
ナカゴグリーンパーク
常設

2004年12月26日撮影
2007年6月17日撮影
2006年8月5日撮影

ジョゼ・ド・ギマランイス [ポルトガル]
Jose de Guimaraes [Portugal]

妻有広域のサイン
Signs for Echigo-Tsumari

越後妻有地域への入口や、作品設置場所の近くなど、妻有広域に設置されたサイン。

「レイチェル・カーソンに捧ぐ〜4つの小さな物語」付近に設置されたサインです。

2003年作品
ナカゴグリーンパーク
常設

2003年8月23日撮影
2003年12月10日撮影

藤原 吉志子 [日本]
Yoshiko Fujiwara [Japan]

レイチェル・カーソンに捧ぐ〜4つの小さな物語
Homage to Rachel Carson: Four Little Stories

レイチェル・カーソンといえば、「沈黙の春」。
この著書を作品に表した。
今にも朽ち果てそうな神殿、兎のような人間と百舌のような人間。
人類は化学汚染から生き延びることが出きるのか、問題を投げかける著書を作品に表した。

雪が融けた2004年の4月の夕方、作品を訪れてみました。
ようやく冬から目覚めた草木、そして、作品越しに、早春の夕焼けが広がっていました。

2004年12月、真っ白に雪化粧をした作品を訪れてみました。
5回目の冬を迎えた百舌男は、雪の帽子をかぶりながら、新潟中越大震災で傷ついた地を静かに見つめていました。

2000年作品
ナカゴグリーンパーク
常設

2006年8月6日撮影
2006年8月6日撮影
2004年4月11日撮影
2004年12月26日撮影
2003年8月23日撮影
2004年4月11日撮影

たほ りつこ [日本]
Ritsuko Taho [Japan]

グリーン ヴィラ
Green Villa

果てしなく広がるような芝生。
所々隆起する大地。
それは、象形文字であることを感じ取ることができる。
この妻有の地に、これほどまでに広がる芝生があっただろうか。
緑に囲まれる喜び、大いなる大地への感謝。
この作品全体を見渡すことができたなら、どんなに大きな心を持てるだろうか。

雪が融けた2004年の4月の夕方、作品を訪れてみました。
冬から目覚めたばかりといった芝生の楽園は、これからの新緑の季節を待ちわびているようでした。

晴天の続く2004年6月、作品を訪れました。
衣替えの真っ最中といった感じの芝生は、少しずつ青さを増していました。
下から上まで歩いてみましたが、いつも緑に包まれているという感じで、とても気持ちが良かったです。

2004年12月、真っ白に雪化粧をした作品を訪れてみました。
グリーン ヴィラは、この時期ばかりは、ホワイト ヴィラへと姿を変えます。
膝まで雪に埋もれながら作品が見渡せる場所まで到達しましたが、目の前に広がる白銀の世界は、初めて作品を訪れた時のような感動を与えてくれました。

第3回期間中の8月6日、作品を訪れてみました。
作品上では、7月29日に「愛のグリーン ヴィラ祭り」というイベントが行われ、そのときに使用された櫓と芝生を野焼きの痕がありました。
ちなみに、この野焼きで描かれたのは、「愛」を表す象形文字なのだそうです。
櫓は展望台として開放されており、普段より更に高い位置からの眺めを楽しみました。

2003年作品
ナカゴグリーンパーク
常設

2004年6月20日撮影
2004年12月26日撮影
2005年8月7日撮影
2005年8月7日撮影
2006年8月6日撮影
2006年8月6日撮影


大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
川西 -その1-
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