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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 松代 −その11−

2003年9月7日撮影

福島大学・新井 浩ゼミ [日本]
Fukushima University Hiroshi Arai Laboratory [Japan]

絵日記の中へ−夏(懐)休み−
Go into the World of Picture Diary -Dear Summer Vacation of Everuone-

「絵日記」の世界を木彫により、立体的に再現させた作品。
誰もが通り過ぎる、幼少時代。
「そうそう、子供の頃、こういう絵を描いたっけ」と、懐かしい記憶を呼び覚ます。

2003年作品
松代商店街 個人宅玄関
第2回期間中のみ
2003年9月7日撮影

信州大学・藤田 英樹ゼミ [日本]
Shinshu University Hideki Fujita Laboratory [Japan]

試験管プロジェクト
Test Tube Project

木の板に囲まれた空間。
入り口は低く、少しかがんでその中に入ると、たくさんの試験管が、天井と壁に並んでいる。
天井にある試験管には、言葉が書かれた紙が入っている。
壁に並べられた試験管には、フィルムが入っている。
そこには、地元、松代中学校2年生との4回のワークショップにて集められた、町への思い、残したい風景が入れられている。

2003年作品
松代商店街 旭堂旅館車庫
第2回期間中のみ
2003年9月7日撮影
2003年9月7日撮影

大阪教育大学・星 憲司ゼミ [日本]
Osaka University of Education Kenji Hoshi Laboratory [Japan]

饒舌な金物店
CHATTERBOX: A Shop Full of Words

数年前に店を閉めた旧金物屋。
この店に残された商品を白色に塗り、この地方の言葉をプリントした。
「こんにちは!」「おめぇ誰だ?」
「おおごったー、父ちゃんのぶん作るの忘れた」
「そっけんぐれーあちこたねーて」
「だんだんどうも」
「だすけそー」などなど…。
閉店という眠りから覚めた、この"饒舌な金物店"の品々は、聞きつづけてきた言葉たちを、訪れた人々に伝える。

この作品を訪れたとき、「饒舌な金物店」というネーミングに、まず一本取られました。
おしゃべりな商品たち…。
「なるほど、それで"饒舌な金物店"ね」と、一人で納得してしまいました。
そして、商品にプリントされた言葉にも、もう一本取られました。
商品を見て周りながら、この地域の言葉を知っているからこそ、読んで顔がほころんでしまうものが、たくさんありました。

大学のゼミの作品の中でも、とても好きな作品となりました。

2003年作品
松代商店街藤屋金物店
第2回期間中のみ
2003年9月7日撮影
2003年9月7日撮影
2003年9月7日撮影
2003年9月7日撮影
2003年9月7日撮影

2003年9月7日撮影

信州大学・木村 仁ゼミ [日本]
Shinshu University Hitoshi Kimura Laboratory [Japan]

羽根プロジェクト
Hane Project

玄関先に置かれた、日本人の平和への願いの象徴、折り鶴の羽。
その姿は、静かに羽を休めているようにも見える。

展示品の一部は、住民とのワークショップで制作されたということです。

2003年作品
松代商店街 個人宅玄関
第2回期間中のみ
2006年7月29日撮影
2006年7月29日撮影

池田 緑 [日本]
Midori Ikeda [Japan]

家の年輪プロジェクト
Project for Age of a House

家屋の玄関に並べられた透明な筒。
中には何やら黒や茶色のテープが入っている。
そのテープには、1918年にこの家が建てられた日からの一日一日の日付が刻印されている。
この家が経験してきた日々(年輪)が、この中に刻まれている。

作品のあるお宅を拝見した時、三年前に「羽根プロジェクト」が展示されていたところだとすぐにわかりました。
人々の暮らしは、家を中心になされている、家に見守られているという事を感じさせてくれる作品でした。
第3回期間中も、毎日毎日、家の年輪が刻まれていったことでしょう。

2006年作品
松代商店街 個人宅玄関
第3回期間中のみ

2009年8月7日撮影
2009年8月7日撮影

村上 華子 [日本]
Hanako Murakami [Japan]

キンシーズ!
Kinseeeees!

松代商店街の一軒のお宅に展示された映像作品。
松代小学校の子供たちが描いた、「子どもにだけ見えるというキノコ」が、松代の山々の景色とともに次々と映し出された。

「べろべろだけ」、「さかさまだけ」といった、子供たちの描いたカラフルなキノコが投影されていました。
そのカラフルさに、いかにも毒キノコといった感じですが、「どくはありません。」と書かれた文字に、ほのぼのとした気分になりました。

2009年作品
松代商店街 個人宅
第4回期間中のみ

2003年9月7日撮影

鳴門教育大学・井戸川 豊+谷口 幹也ゼミ [日本]
Naruto University of Education Yutaka Idokawa + Mikiya Taniguchi Laboratories [Japan]

Cray Approach −私がこの道を歩いていたという記憶−
Cray Approach -Reminiscence of the road where I walked in my school days-

松代小学校の3、4年生とのワークショップで作られた作品。
銀色のオブジェには、松代の田んぼから採取された粘土を使って作られた顔やぬいぐるみを模ったものが付けられている。

小学生が思い思いに作った粘土の作品の一つ一つに、一生懸命さを感じ取ることができました。

2003年作品
松代商店街 松代小学校入り口
第2回期間中のみ
2003年9月7日撮影
2003年9月7日撮影

瀬戸川 満理子 [日本]
Mariko Setogawa [Japan]

今、風景の中に−うつろい
Presently, being in the scenery - Fleeting

松代小学校の校門の手前、木々の間に吊るされた蚊帳をキャンパスに、身近にある自然の素材を使って「家紋」や「山野草」を描く作品。
それはまるで、木々の間で、空中に浮かんでいるように見える。
よく見ると、杉の葉っぱだったりする。

2003年作品
松代小学校
第2回期間中のみ





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