イリア&エミリア・カバコフ [ロシア] Ilya & Emilia Kabakov [Russia]
棚田 The Rice Field
城山に広がる棚田。 そこに広がる、日本古来の稲作の光景。 代掻き、苗代作り、田植え、雑草取り、そして、稲刈り。 この棚田で繰り返されてきた四季の風景が生き生きと蘇る。 第1回大地の芸術祭を代表する作品の一つ。
この作品は、自身に衝撃を与えてくれました。 リアルさよりもその躍動感が素晴らしい作品です。
「棚田」は、季節によってその彩りを変えます。 雪の中でも鮮やかな作品は、雪囲いによって大切に守られていました。
周囲の雪もすっかり溶けた2004年の4月、撮影に出かけてきました。 雪融け直後の色褪せた草木の中で、作品だけが鮮やかな色を放っていました。
2000年作品 松代城山 常設
木村 崇人 [日本] Takahito Kimura [Japan]
冬の風見鳥
真っ白な雪に覆われた「カバコフの棚田」で、数十羽の渡り鳥が羽を休めている。 しばらく休んだら、またどこかへと旅立っていくのだろうか。
2日間限定の「雪アート・プロジェクト」の2日目、作品を訪れました。 この日の松代はあまり風が吹いておらず、風により向きを変える様子を見ることはできませんでしたが、 とても天気が良く、くっきりと雪に映る影もまたいい感じでした。
2009年作品 松代城山 雪アート・プロジェクト期間中のみ
小沢 剛 [日本] Tsuyoshi Ozawa [Japan]
かまぼこ型倉庫プロジェクト Kamaboko-type Storehouse Project
雪が積もらないようにかまぼこ型をしているのがこの地域の倉庫、車庫の特徴。 その倉庫に着目した作品。 大小7つの倉庫のうち、一番大きい倉庫のみ内部を公開され、その他の倉庫は、実際に倉庫として、一年間貸し出されるているという。
2003年作品 まつだい雪国農耕文化村センター 緑地(松代) 常設
小沢 剛 [日本] + 開発 好明 [日本] Tsuyoshi Ozawa [Japan] + Yoshiaki Kaihatsu [Japan]
かまぼこ型倉庫プロジェクト Kamaboko-type Storehouse Project かまぼこフェイス Kamaboko Face
第3回大地の芸術祭期間中、「農舞台」緑地の「かまぼこ型倉庫プロジェクト」と十日町エリアの新水地区に展開された「かまぼこフェイス」のコラボレート作品。 ユーモラスな表情が、松代の町にも出現した。
だんだんと小さくなっていく「かまぼこ型倉庫」に合わせて、取りつけられた目も小さくなっていくのを見て、思わず笑顔になりました。
2003年作品 まつだい雪国農耕文化村センター 緑地(松代) 第3回期間中のみ
草間 彌生 [日本] Yayoi Kusama [Japan]
花咲ける妻有 Blooming at Tsumari
一年中、そして、永遠に、散ることなく、咲きつづける花。 隣接する長野県出身の草間氏が、妻有の地で咲かせた花。 その作品は、草間氏のシンボルでもある水玉模様に彩られている。
2003年作品 まつだい雪国農耕文化村センター 花畑の丘(松代) 常設