シモン・ビール [スイス]
Simon Beer [Switzerland] 今を楽しめ
Carpe Diem 赤い屋根の下に置かれた6つの冷蔵庫。
その中にいるのは、越後妻有の6市町村を表す、6人の雪だるまの家族。
作品名の「今を楽しめ」に色々な意味を考える作品。 第2回会期中は、作品を訪れると、ワークショップで作られたという、本物の雪だるまが展示されていました。
大地の芸術祭会期中以外は、発泡スチロールの雪だるまが展示されています。 第3回会期中、久しぶりに作品を訪れました。
真夏の太陽が照りつける暑い城山に、涼しげな雪だるまたちが並んでいました。
ちなみに、大地の芸術祭会期中、普段並んでいる発泡スチロールの雪だるまたちは、旅行に行っているとのことで、冷蔵庫を出るところから、まつだい駅で列車を待っている様子までの写真が、作品の横に展示されていました。 この作品、公式サイトなどには書いてありませんが、おそらく冷凍庫の電源が入っている間、つまり、大地の芸術祭会期中のみだと思いますが、冷蔵庫内部にある蛍光灯が点灯しており、暗闇に浮かぶ雪だるまたちを見ることができるようです。
9月3日、「農舞台」での人形浄瑠璃公演終了後、農舞台周辺で写真を撮っていると、ふと、城山中腹に灯りが見えました。
もしや!?と現場に急行すると、やはり「今を楽しめ」でした。
なお、街灯などはありませんので、訪れる方は十分ご注意下さいませ。 2000年作品
松代城山
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