このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 松代 −その7−

2003年8月23日撮影
2005年7月9日撮影

小林 重予 [日本]
Shigeyo Kobayashi [Japan]

あたかも時を光合成するように降りてきたレッドデーターの植物より
They came down as if they were photosynthesizing time.-Three vulnerable kinds of Red Data plants.

木の遊歩道の途中にある作品。
作品名からすると、架空の植物のようだが、「レッドデーター」とは、絶滅の恐れのある動植物のリストのことで、絶滅の恐れのある「タコノアシ(蛸足)」、「スズサイコ(鈴柴胡)」、「ノウルシ(野漆)」がモデルとなっている。
これらの植物が絶滅しないことを祈るのはもちろん、作品として残すことにより、その姿は永遠に絶えることはないだろう。

近年稀にみる大雪によるアート作品への被害が伝えられた2005年7月、作品を訪れてみました。
遊歩道に比べて、この作品にはほとんど被害はなかったようです。
改めて作品の一つ一つを鑑賞し、作品が模している植物の自生している姿に思いを馳せました。

2000年作品
松代城山
常設

2005年7月9日撮影
2005年7月9日撮影
2003年8月23日撮影
2005年7月9日撮影

橋本 真之 [日本]
Masayuki Hashimoto [Japan]

雪国の杉の下で
Under a Cedar in Snow Country

森を構成する杉の木に密接するように設置された作品。
複雑に隆起した形状は、雪の重みで根曲がりしたこの土地の木々を表している。
作品は、いつしか成長する杉の木とともに、木の一部となり、成長しつづける。

2000年作品
松代城山
常設

2006年9月2日撮影

2003年8月23日撮影
2006年9月2日撮影

白井 美穂 [日本]
Miho Shirai [Japan]

西洋料理店山猫軒
Restaurant Gives Orders

宮澤賢治の「注文の多い料理店」をモチーフに作られた作品。
店主の言葉がドアに書かれており、一枚一枚開けるごとに、自分が客になっていく気分になる。

2000年作品
松代城山
常設

2003年8月23日撮影
2003年8月23日撮影

エコ・プラウォット [インドネシア]
Eko Prawoto [Indonesia]

母なる自然のための社
Shrine for Mother Nature

休耕田に作られたこの作品。
森の中に作られた社。
ウッドデッキとそれを覆う木のトンネルを潜り抜けると、眼下には、松代の町並みと、山々、そして、棚田が広がる。
一番先端には、4本の長いカラフルな旗が風にたなびいている。

なんとすがすがしい空間でしょうか。
木々に囲まれ、棚田に囲まれ、風に囲まれ、太陽の光を浴びる。
ここは、まさに自然を浴びる空間、自然に浸る空間、そして、自然に感謝する空間です。

2003年作品
松代城山
常設

2003年8月31日撮影
2004年6月13日撮影
2004年6月13日撮影
2004年6月13日撮影
2004年6月13日撮影
2004年6月13日撮影
2003年8月31日撮影
2005年7月9日撮影

張 永和(チャン・ユンホ)+非常建築 [中国]
Chang Yun Ho + Aterier FCJZ [China]

米の家
Rice House

城山へと上る道の途中、棚田の一枚にその作品はある。
風景を切り取るかのような四角のフレーム。
あぜ道を歩いていくと、作品へと通ずる橋があり、私達を米の家へと導いてくれる。
作品から伸びるアンテナの先には、ミニチュアの「米の家」があり、例え作品が雪に埋まろうとも、その存在を地上に示す。

2004年の6月上旬、作品を訪れてみました。
作品はあたかも棚田と一体化しているように見えました。

2003年作品
松代城山
常設

2005年7月9日撮影
2004年6月6日撮影





大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
松代 -その6-
里山のアート トップページ 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
松代 -その8-

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください