原 広司+アトリエ・ファイ建築研究所 [日本]
Hiroshi Hara + ATERIERφ [Japan] 十日町ステージ「越後妻有交流館・キナーレ」
Tokamachi Stage "Echigo-Tsumari Koryukan" 無機質なコンクリートと方形がその存在感を際立たせる。
「節季市」をイメージした回廊は、かつての自由な商取引の空間である「楽市楽座」をコンセプトとしている。
回廊の2階には、十日町の織物の歴史を学べる「きもの歴史館」、また、織りや染めを体験できる「体験工房」、そして、呉服や和装小物などを取り扱った「和装工芸館」の店々が並ぶ。
ここは、十日町の文化を伝えるだけでなく、妻有地域の情報を発信する場所でもあり、また、交わる場所でもある。 第2回の会期中、トリエンナーレセンターでガイドブックを買おうと、初めて正面入口から中へ足を踏み入れたとき、目の前に広がる池とその周りを取り囲む回廊の素晴らしさに、思わず立ちすくんでしまいました。
まるで青空を切り取ったかのような空と、涼しげに涌き出る池の水に、真夏だというのに暑さを忘れてしまいそうでした。
池の周りに設置されているベンチに座って、何時間でも過ごしていたい、そんな感じにもさせてくれる空間です。
夜の景色もまた格別です。 2003年の初雪の日に「越後妻有交流館・キナーレ」を訪れました。
クリスマスに合わせ、キナーレの池の正面にはイルミネーションが輝いていました。 2006年夏、いよいよ第3回大地の芸術祭が開催されました。
「越後妻有交流館・キナーレ」には、今回も多くの作品が設置されました。
キナーレの池には、2つの作品が設置され、昼・夜ともにキナーレを彩っていました。
キナーレ回廊2階からの眺めもまた格別です。 2003年作品
本町6丁目
常設 |