三田村 龍伸 [日本]
Ryushin Mitamura [Japan] 大地
earth 妻有の地で1年間かけて撮影された映像を映す映像作品。
キナーレの回廊南では、毎日色鮮やかな妻有の映像が繰り返し流れていた。
この作品は、三田村氏の出会いの記録であり、また、妻有の1年の記録でもある。 第4回期間中、キナーレを訪れると、いつも映像が流れていて、特に、画面中央を中心に妻有の景色が左右に流れる映像が音楽とともに非常に印象に残りました。
しばらくして、十日町シネマパラダイスで同じく芸術祭作品の「しゃったぁず・4」を鑑賞後、売店に「持って帰れる妻有」の「大地」DVDが販売されており、すかさず購入しました。 第4回最終日の9月13日の夕方、作品を訪れると、変わらず映像が流れていました。
「もうここでこの映像を見ることもないだろうな」と、しばらく見ていました。
そして、「さて」と作品を後にすると、すかさず、こへび隊の方が上映を中止するのがわかりました。
見ている間は中止しなかったことを感謝するとともに、本当にこれで最後なんだということに何となく寂しさを感じました。 2009年作品
「越後妻有交流館・キナーレ」 回廊南 |