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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 十日町 −その11−

2009年8月2日撮影
2009年8月2日撮影

やさしい美術プロジェクト [日本]
Art For The Hospital Project [Japan]

「やさしい家」と病院との連携プログラム
Art For The Hospital Project

「第3回大地の芸術祭」において、一般には非公開で、十日町病院利用者にのみ公開された「やさしい美術プロジェクト」。
今回は、その活動を紹介する場として、「やさしい家」を公開した。
十日町病院での活動の様子や、展示されている作品が紹介された。

「第4回大地の芸術祭」会期中の8月2日、作品を訪れました。
前回は、十日町病院の利用者にのみの公開で、一般には非公開でしたので、どういった作品を展開されているのか、とても興味はありました。
「やさしい家」に入ると、名古屋造形大学の学生の方でしょうか、出迎えて下さって、展示されている作品を紹介して下さいました。
どの作品も、プロジェクト名のとおり、本当に「やさしい」作品ばかりで、とても和む空間でした。
自宅と離れて過ごさざるを得ない、十日町病院の入院患者の方にとっても、きっと、温かく、心の和む作品であると感じました。
冷たい飲み物を頂いたりして、ずっと心地よい空間に浸っていたかったのですが、また訪れることを誓って、作品を後にしました。

「第4回大地の芸術祭」会期最終日の9月13日、再び作品を訪れました。
前回訪問から1カ月以上経っていますので、作品の展示内容も少し変わっていました。
入って2つ目の部屋では、前回訪れたときは、「Morigami山」の森が広がっていたのですが、今回は、「モビール・プラネット」が展示されていました。
その他にも、本当に一つ一つの作品が温かい、色々な作品を拝見しました。
今後も交流が続くことを願って、作品を後にしました。

2009年作品
高山 民家
第4回期間中のみ

2009年8月2日撮影
2009年8月2日撮影
2009年9月12日撮影
2009年9月12日撮影
2009年9月12日撮影
2009年9月12日撮影
2006年7月23日撮影

ジョゼ・ド・ギマランイス [ポルトガル]
Jose de Guimaraes [Portugal]

妻有広域のサイン
Signs for Echigo-Tsumari

越後妻有地域への入口や、作品設置場所の近くなど、妻有広域に設置されたサイン。

十日町情報館付近の交差点に設置されたサインです。

2003年作品
十日町情報館付近
常設

2003年8月26日撮影

ジョディ・ピント+モリス/サトウスタジオ [アメリカ]
Jody Pint with Morris / Sato Studio [USA]

光の島
Light Islands

十日町情報館の庭に生えるカラフルなオブジェ。
夜にはそれ自体が発光し、闇に浮かび上がる。

2000年作品
十日町情報館 緑地
常設

2003年8月26日撮影
2003年8月26日撮影

眞田 岳彦 [日本]
Takehiko Sanada [Japan]

境・環/妻有2003アン・ギン・プロジェクト
Sakai-Wa/Tsumari 2003 Ann-Gin Project

奈良時代の復元建造物を「アンギン」で取り囲むように作られた作品。
笹山遺跡の復元建造物と、現代に作られた建造物が共存している。

2003年作品
十日町市博物館 遺跡広場
第2回期間中のみ

2006年7月23日撮影
2006年7月23日撮影

眞田 岳彦 [日本]
Takehiko Sanada [Japan]

「越後の布」プロジェクト
Echigo's Fabric Project

「越後妻有交流館・キナーレ」から、十日町市博物館前の遺跡広場までの道路沿いに、びっしりと設置された作品。
カラフルな生地の旗が、道端に続いている。
その旗には、将来の自分に向けたメッセージが書かれている。
「力いっぱいすごせ」。
一生懸命書かれた文字が、自身をも鼓舞してくれているように感じた。

プロジェクトの連動作品として、「越後妻有交流館・キナーレ」の回廊2階における着物や浴衣の展示と、「ユキノミチ」にてキモノファッションショーが行われた。

2006年作品
「越後妻有交流館」駐車場〜十日町市博物館 遺跡広場
第3回期間中のみ

2006年9月3日撮影
2006年9月3日撮影
2009年8月2日撮影
2009年8月2日撮影

眞田 岳彦 [日本]
Takeehiko Sanada [Japan]

絲の家プロジェクト
ITO no IE project

十日町市博物館前の遺跡広場に咲いたたくさんの藁の花。
藁の花には、地域の子供たちの夢や願いが込められた短冊が添えられている。
縄文の時代から生命の色とされてきたベンガラで染められた赤い藁の花が、かつての遺跡の周囲を彩る。

前回に続いての子供たちに願いは、打ち込んでいる部活の成績向上を願うものや、家族の健康を願うものなど色々とありました。
妻有地域の子供たちだけでなく、隣りの長岡市の子供たちの藁の花もありました。

2009年作品
十日町市博物館 遺跡広場

2009年8月2日撮影
2009年8月2日撮影
2006年7月23日撮影

ジョゼ・ド・ギマランイス [ポルトガル]
Jose de Guimaraes [Portugal]

妻有広域のサイン
Signs for Echigo-Tsumari

越後妻有地域への入口や、作品設置場所の近くなど、妻有広域に設置されたサイン。

十日町市下水処理センター付近の交差点に設置されたサインです。

2003年作品
十日町市下水処理センター付近
常設



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