芹川 智一 [日本]
Toshikatsu Serikawa [Japan] 田園の中の異国ing (OUTLAND)
Un-familiarizing in a Farmland 下条神明水辺公園の先をしばらく行くと、右手に水田に囲まれた何棟かのログハウスが見えてくる。
このログハウス群やキャンプ場のあるアウトランドが作品である。
1997年にこの地に移住してきた芹川氏は、一人でアウトランドキャンプ場を造成している途中、「大地の芸術祭」に出会い、多いに影響を受けたという。
芹川氏の様々な思いが込められたアウトランドが、今度は「第3回大地の芸術祭」の作品として、新たなスタートを切った。 「第3回大地の芸術祭」開幕から1週間後の7月30日、作品を訪れました。
今まで何度か敷地の外から見たことはあったのですが、中に入るのは初めてでした。
中に入ってビックリ、まさに「異国」という言葉がぴったりといった感じでした。
ログハウスの中も見学したのですが、東南アジアのリゾート施設といった雰囲気の内装で、機会があればぜひ宿泊してみたいと思いました。
傍を流れる川の音を聞きながら冷たいチャイを頂いたのですが、外は暑いのに、そこだけ清涼感の溢れる空間でした。 第3回期間中の8月12日、「縄文・田園の中の異国の夜」と題された唯一のナイトイベントに行ってみました。
到着すると既にイベントは始まっており、多くの方々が楽しまれていらっしゃいました。
阿部ひろえさんのコンサートや、「テラ−青い花プロジェクト」の矢島氏による詩の朗読、そして、南澤靖浩さんのシタールの演奏とあみさんのカタックダンスを楽しみました。 なお、アウトランドは、「第4回大地の芸術祭」に向けて、今なお新たな施設を増築しているということです。 2006年作品
中峰スキー場横(下条)
常設 |