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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 津南 −その3−

2003年8月30日撮影
2006年8月29日撮影

栗村 江利 [日本]
Eri Kurimura [Japan]

再生
REBIRTH

池のほとりにある、芝生のベッドに大理石の枕。
何もさえぎるもののない空。
そこに横にならざるを得ない気持ちにさせてくれる。

残念ながら、私はまだ寝転んでいないので、今度行った時には寝転んでみたいと思います。

2000年作品
マウンテンパーク津南
常設

2003年8月30日撮影
2006年8月29日撮影

西 雅秋 [日本]
Masaaki Nishi [Japan]

Bed for the Cold
Bed for the Cold

沈むことのない、直系10メートルの発泡スチロールの輪。
鏡のような穏やかな湖面にぽっかりと浮かんでいる。

2000年作品
マウンテンパーク津南
常設

2006年8月29日撮影
2006年8月29日撮影

景山 健 [日本]
Ken Kageyama [Japan]

ここにおいて 津南 2006
HERE-UPON tsunan 2006

マウンテンパーク津南スキー場の山頂付近に、真っ赤に塗られた割り箸による三角形の空間が作られた。
この空間は、「津南町付近における緯度経度1秒(30.824×24.718m)」を表しているという。
普段は何気ない空間であっても、地球の緯度経度の上にあるということを再認識する空間。

第3回最終日前日の9日には、「送り火」と題して、これらの割り箸を焼き、炎でこの緯度経度1秒の空間を作るイベントが開催された。

緯度経度1秒といえば、地球儀では針の先にすらならない小さな空間。
それでも、地面に投影すれば、それなりの空間であるということを初めて実感しました。
残念だったことは、会期終了間際での鑑賞だったため、雑草もずいぶんと伸びており、それはそれで、時の流れが作品を変えていったといえるのかもしれませんが、会期初めであれば、鮮やかな赤い空間が楽しめたことでしょう。

9月9日には、「送り火」のイベントも見てきました。
まずは、中心に大きな炎が上がり、その火が分けられ、炎の緯度経度1秒が作られました。
地球上からすればほんのわずかな空間ですが、この時のこの1秒の空間は、明るい炎が揺らめいた空間でした。

2006年作品
マウンテンパーク津南
第3回期間中のみ

2006年8月29日撮影
2006年9月9日撮影
2003年8月30日撮影
2003年8月30日撮影

ステファン・バンツ [スイス]
Stefan Banz [Switzerland]

私たちのための庭園
I Built This Garden For Us

マウンテンパーク津南の展望台から見える「私たちのための」庭園。
緑の中に鮮やかに浮かぶ黄色の庭園は、展望台まで行った人だけのための庭園。

なんと贅沢な作品でしょうか。
そのスケールの大きさも、他の作品にはない驚きを与えてくれました。

2003年作品
マウンテンパーク津南 展望台より
第2回期間中のみ

2006年8月20日撮影

ジョゼ・ド・ギマランイス [ポルトガル]
Jose de Guimaraes [Portugal]

妻有広域のサイン
Signs for Echigo-Tsumari

越後妻有地域への入口や、作品設置場所の近くなど、妻有広域に設置されたサイン。

国道117号線沿い、上郷地区に設置されたサインです。

2003年作品
上郷
常設

2006年8月29日撮影

霜鳥 健二 [日本]
Kenji Shimotori [Japan]

「記憶−記録」 足滝の人びと
Memory - Document, People of Ashidaki

上郷橋のたもとに、約40体の、人型のシルエットが並んでいる。
これらは、ここ足滝集落に暮らすの人々のシルエットである。
2006年の集落の記録としても貴重な作品である。

何と申しましょうか、この作品全景を撮影した写真以外は何もいらない、そんな気持ちになります。
部分的に切り出すのではなく、全体を写すことに、この作品の意義があるような気がします。
会期中、多くのサイトで、鑑賞者が、この人々の中に混ざって立っている写真を拝見しましたが、自身もこの作品の前に立つと、同じような写真を撮りたくなりました。
しかし、それは、ただ単に面白そうだからというわけではなく、これから集落にお邪魔するということで、「自身もいっときですが、この集落に混ぜてください」といったような気持ちが起こったからでした。
この作品を眺めていると、本当に温かい気持ちになりました。

2006年作品
上郷橋 北詰(足滝)
第3回期間中のみ

2006年8月29日撮影
2006年8月29日撮影

原 すがね [日本]
Sugane Hara [Japan]

弾/彼岸の家
Bullet / The Sacred Houses

天から地へ、幾筋もの赤い流れが降り注ぐ。
赤い流れは、地をも染めていく…。
毎年やってくる夏と、3年に一度の「大地の芸術祭」の夏が一つになり、集落の女性たちとの協働作業により、鎮魂の空間が作られた。

壁に吊るされた「祝 出征」の文字など、「戦争」という文字が否が応でも頭に浮かびました。
しかし、この作品は、ただ「戦争」というものを表しているのではなく、兵士たちを送り出す女性たちの、合力祈願を表した作品だと知りました。

2006年作品
上足滝公民館
第3回期間中のみ

2006年8月29日撮影
2006年8月29日撮影
2006年8月29日撮影
2006年8月29日撮影

池田 光宏 [日本]
Mitsuhiro Iked [Japan]

ポップアップ・プロジェクト・足滝バージョン
Pop-up Project Ashidaki Version

天井にあけられた4つの穴。
その穴から顔をのぞかせると、そこには真っ白い切り絵の空間が広がっている。
もちろん、それだけがこの作品ではない。
この穴から顔をのぞかせると、ちょうど顔のところだけ丸く切り抜かれたマスクをかぶったような形になり、その姿で、同じように穴から顔をのぜかせた人たちと向かい合う。
穴から顔をのぞかせただけなのに、さっきと全く違った容姿になるのが面白い。
また、その様子は、穴の正面にあるカメラにより、下のモニターに映されていて、みんなが楽しむことができる。

「グランド・オープニングス in 津南高校」を楽しんだ後、作品を訪れました。
まず、上足滝公民館1階の「弾/彼岸の家」を鑑賞していると、2Fから楽しそうな笑い声が聞こえてきました。
1Fの作品を鑑賞後、2Fへ行こうとすると、自身はあいにく一人でしたので、こへび隊の方が「お一人だと楽しめないかも」と、2Fまで上がって作品の紹介をして下さいました。
まずは、こへび隊の方がお手本?を示して下さってから、「どうぞ」と促されたので、自身も穴から顔をのぜかせてみました。
こへび隊の方には、そのときの写真も撮って頂き、ありがとうございました。
本当に一人だったら、モニターには誰も映っていない写真しか残せなかったことでしょう。
改めて、大大感謝です。
この作品は、気の置けない友達と行ったら、本当に楽しい作品だったでしょうね。

2006年作品
上足滝公民館
第3回期間中のみ

2006年8月29日撮影
2006年8月29日撮影





大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
津南 -その2-
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