このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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これより以下6月15日までの日記は、とあるサイトで管理人に代わって日記を更新していたときの日記です。


6月1日(火) 【6月】

 あっという間に6月になりました。

 今日は授業に出ず、家で明日の卒論ゼミの発表準備をしていました。

 どうせ授業も先生がやる気のない「環境経済論」しかないし、雨も降っていたので、家に引きこもるにはうってつけです。

 てことで、今日は本を読みつつ卒論について思いをめぐらせてました。もちろんイワイ・リイチの本も読みましたよ。。

 明日は卒論ゼミのあと、夜は学科の有志で飲みつつ「踊る大走査線2」のDVD鑑賞会をやる予定です。ということで早めにレジュメを作って明日のためにも早く寝る事にします。

 オヤスミナサイ


6月2日(水) 【踊る大鑑賞会】

 日本の実写映画史上最高の興行収入を記録した「踊る大走査線2〜レインボーブリッジを封鎖せよ」のDVDが、いよいよ今日、発売となりました。(パチパチ)

 と、何か踊るオタクのような書き出し方をしていますが、なぜかと言うと、学科の友達の一人がものすごい踊るマニアで、少しばかり影響されてしまったからです。
 その友人(I君)は映画を10回も見に行き、毎回同じ場面を見て泣いていたそうで、当然のことながらDVDもアマゾンを通じて早くから予約していました。

 ワタクシもI君を含む学科の何人かで映画を見に行きました。去年の九月です。(ちなみにこのときI君は既に6回目)

 そして今日、ついにDVDが発売になったということで、そのメンバーで、ワタクシの家で、I君の大切なDVDを鑑賞することにしました。友達の一人がバイトがあるということで、上映会が始まったのが深夜1時。まず「踊る大走査線2」を鑑賞。結構忘れているところがあって、二回目でも十分楽しめました。

 と、普通ならここで終わるはずですが、マニアのI君がいるのだからそうはいきませんでした。続けて海外戦略版である「BAYSIDE SHAKEDOWN2」を鑑賞することに。はっきり言ってほとんど同じなのですが、微妙に音楽が違ったり通常版であったシーンがなかったり、その逆があったりと、結構楽しめました。

 ただそれも最初のうちだけで、細部は違ってもさっき見たばっかりの話をもう一度見んだから、そりゃやっぱ飽きますわ。てことでいつの間にか寝てて、室井が「柏木く〜ん!!」と大声で叫ぶところで、ビクッ!!として一度起き、次に起きたら織田裕二が「ラララらぶそんぐ」を歌っていました。

 でも面白かったですよ。特典映像も満載なので、DVDは結構お買い得だと思います。


 I君は明日の夜も見るそうです。彼はもしかすると警察庁に就職したりして。


6月3日(木) 【トルコ語と地域政策】

 夜更かししてDVDをみたので、みんなして12時起床。
 いいんです。今日は授業午後からだから。

 てことで学校へ。


4限「トルコ語初級」
 はぁ?トルコ語??
 いや、しょうがないんです。運命なんです。
 うちの学科は卒業するために(3・4年で)外国語の単位が12単位必要なのです。英語が苦手な人間は、かわりに初修外国語をたくさん履修すると言う作戦をとらざるを得ないのですが、トルコ語もその一環です。ちなみに今まで英語のほかに韓国朝鮮語・マレー語・ヒンディー語の単位をいただきました。ただ最近トルコ語に目覚め始めました。真面目にやると結構面白いですよ。

ここでトルコ語に関するトリビア

"Istanbul"は正式名称「イスタンブル」である。
しかし普通「イスタンブール」というように、「ブ」と「ル」の間を伸ばすことが多い。これはなぜか?

→バスや駅でイスタンブル駅に着く際、車掌が「お〜つかれさまでした〜。つぎは〜、いすたんぶ〜る、いすたんぶ〜る」というところから来ているらしい。
日本で車掌が「つぎは〜、しもきたざ〜わ、しもきたざ〜わです」と言うのと同じこと。

へぇ〜。


5限「地域政策論」
 総務省の現役官僚が来て授業をするという、結構面白い授業です。市町村合併や県の行政改革、NPOの役割など、地方分権や地域政策に関わる講義・演習を行っています。先生も真面目でいい人で、同時に学ぶことが多い授業です。あおかつも受けてますよ。

 受講者は15人くらいなんですが、今度愛媛県松山市長がゲストで来るそうです。15人のために人口45万の松山市長を東京に呼べるというのは、さすが中央官僚ですね。地方分権と矛盾している気が。。。


 今日は授業紹介になってしまいました。
 まぁこういう日もあるということで、すぱくりの日常をご覧ください。


6月4日(金) 【鼻炎持ちの苦痛】

 今日は朝起きたときから鼻がおかしかった。

 そう、ワタクシはアレルギー性鼻炎持ちなのです。小学校5年の時からだからもう10年以上の付き合い。最近では鼻炎になるとおまけに気管支まで悪くなるからたちが悪い。鼻炎になるとその日一日は何もできないので、薬を飲んでおとなしくすることにしました。

 で、薬の効き目で寝ているときに夢を見たんだけど、その夢がリアルで恐かった。


 誰かが入院しているということで病院に見舞いにいくと、病院の先生がついでに君も診察を受けたらどう?と聞いてくるので受けることに。

 とりあえず鼻炎持ちで気管支が悪いと言ったらそのあたりを集中して診てくれたのですが、診察の結果気管支のがんであることが判明。しかも肺に一部転移し始めているとのこと。しかも五年間の生存確率は20%という話。

 この診察結果を聞かされた瞬間、頭が真っ白になりました。しかもリアルなのは手術代が560万円かかるとかそういう話ばっかりされたこと。

 結果を信じたくなくて、これは夢だと信じたくて、夢の中で矛盾点を探そうと外に飛び出たけど、外にある風景は現実に今まで見たことあるような風景だったので、半ば諦めました。まぁ病院から飛び出したはずなのに家の周りの風景だったし、車が一台もいなかったのは後で考えるとおかしな話なのですが。

 そして手術当日、まさに手術が始まるというときに目が覚めました。もう寝汗でびちょびちょでしたよ。


 鼻炎で気管支がおかしくなったからこういう夢を見たんでしょうが、不幸な夢はいやですね。がんにならないように節制した生活を送ろうと思います。

 夜からはあおかつがうちに来て、またしてもlove beerさんと3人で飲みました。先週も飲んでましたね。でもいいんです。お酒は百薬の長ですから。


6月5日() 【五月祭打ち上げ】

 サークルの五月祭打ち上げに行ってきました。

 ほとんど手伝ってないのに打ち上げだけ参加するのもどうかとは思いましたが、一年生の顔を覚えるにはいい機会なので勇んで参加させてもらいました。

 大人数での飲み会は久しぶりでしたが、コールのかかる飲み会はもっと久しぶりでした。

 あれ?うちのサークルってコールあったっけ???
 あれあれ?うちのサークルって飲みサーだっけ???
 あらあらあら、あおかつがセクハラしてる。

 「すぱくりさん、今日はあんまり飲んでませんね」とか言われて、隅っこのほうで議長コールがかかる始末。(今サークルで「議長」という役職をやっているんです)おれは飲んでもあまり顔に出ないだけで、すでに結構酔ってたんですが。。心も肝臓もアイタタタ〜。

 最近は少人数でまったりと飲むことが多かったので新鮮なことは新鮮だったのですが、周りの視線が痛かった・・・。

 結局二次会まで参加しました。
 昨日今日で少々肝臓を使いすぎたようなので、ウコンを飲んで寝ます。

 何はともあれ、皆さん五月祭お疲れ様でした!


6月6日() 【入梅】

 関東地方もようやく梅雨入りしたようです。
 昨日のうちに布団干しておいてよかった。
 昨日のうちに洗濯物干しておいてよかった。

 今日は特に何もすることがありませんでした。

 3時から見ようと思っていたテレビ番組を、寝ていて見逃してちょっと後悔しています。卒論にも関係ありそうだし、面白そうな番組だったのに・・・。


6月7日(月) 【人間の安全保障とは?】

 堅苦しい題名ですがそれについては後で。。


 今日は5限しかないので、気まぐれで昼ごはんにカレーライスを作ってみました。カレーを作るなんて最近なかったので心配だったけど、おいしく出来上がりました。ただ多く作り過ぎてしまった。。明後日くらいまでカレーかな。


 5限後、シンポジウムに行ってきました。
 議題は「環境と開発」。
 今年からうちの学科の上にできた「人間の安全保障プログラム」という大学院が主催しており、ぼくにイヴァン・イリイチの本を薦めてくれた○山先生や、今年から博士課程に在籍しているという、かの(それなりに)有名な幸田シャーミン氏らがパネリストとして参加していました。

 ○山先生の発表は何回か聞いたことがある話でしたが、幸田シャーミンはさすが元ニュースキャスターで、話の進め方が上手です。

 内容に関しては、考えるところが多かったように思います。人間の安全を保障するために生態系を「守る」のか、人間の幸せとは何か、などといった極限的な問題にまでは突っ込まなかったけど。。パネリストは環境と開発に関して、よく言えば前向き、悪く言えば楽観的な見方を持っているように感じました。でもそういう見方でないと、人間の安全保障を図っていくのは難しいのかもしれませんね。


 夜は渋谷にあるスパゲッティ専門店「壁の穴」へ。
 ぼくの中では今のところ、スパゲッティに関しては壁の穴が一番だと思います。おいしいです。少しお高いですが、保存料や着色料は一切使っておらず、作っているところを目の前で見られるので安心して食べられます。奇をてらった味ではなく、堂々とした正統派の味です。今日は「しめじ・なす・しいたけのスパゲッティ」を食べました。ついでに生ビールが半額だったので一杯だけ飲みました。
皆さんもぜひ一度足をお運びください。


6月8日(火) 【カレーと読書三昧】

 朝はカレー、昼もカレー、夜もカレー。
 まだなくならず。。。


 今日は一日家で本を読んでいました。その中から一冊。

『博士の愛した数式』(小川洋子)
 18年前の交通事故で記憶が80分しか持たない数学博士とその家政婦である私、私の息子で阪神タイガースファンの息子の三人が一緒に過ごした日々の話。みんな個性的だけど、いい人なんですよねぇ。所々に博士が数学の講釈をたれるのがまた面白いです。また、物語の設定が1992年で、強かった阪神の話もしょっちゅう出ています。(いや、もちろん今のほうが阪神は強いですよ)湯舟がノーヒットノーランしたなんて懐かしい。。本筋のほうも日常を軸に進められていくので、読者が物語の中に入っていきやすいです。第一回本屋大賞を受賞したのもわかるかな。

 本当は卒論に関係ある本を読まなきゃいけないんだけどね・・・。


6月9日(水) 【ワールドカップ一次予選 vsインド】

 ようやくカレーの底が見えてきた。明日の朝で終わりかも。


 今日はイヴァンイリイチを推薦してくれた○山先生と卒論についての面談をしたのですが、ようやく自分の中の方向性が決まってきたように思います。あとは突き進むのみ。


 そして今日はワールドカップ一次予選 vsインド

 今日は何となく大量点の予感があったのですが、その通りになりましたね。欧州組が早めに合流したからなのか、中田がいなかったからなのか・・。まぁこれでジーコの首もつながったということですわ。人事みたいになるけど頑張ってください。


★最近の気になるニュース★
「たまに飲むより晩酌1合未満、脳梗塞発症4割減 厚生労働省研究班」(朝日新聞6月8日より)

 習慣的に飲酒している人(週1、2回から毎日まで)で一日の平均飲酒量が1合未満の人は、時々飲む人(月1〜3回程度)に比べて脳梗塞発症率が0.61倍なんだとか。何でもアルコールには血液を固まりにくくさせる性質があって、脳梗塞の発症を減らすようです。ただし一日3合以上の飲酒になると、その固まりにくくするというアルコールの性質によって、今度は時々飲む人と比べると1.64倍も出血性脳卒中が起こりやすくなるみたいです。何事も程々が肝心ということでしょうか。
 最近一人家でビールを飲むことが多くなっていて(←もしやもうおっさん??)もしかしてアル中かなぁ〜なんて思ってたので、このニュースは有難いです。これからは「健康にいいんだから」って理由を付けて飲めそうですね。


6月10日(木) 【卒論自主ゼミ】

 カレーがやっと底をついた。ありがとうカレー。


 今日の3限は相関社会科学分科の卒論自主ゼミでした。うちの分科は4年生全員で10人と少人数で、それぞれ専門とする分野が少しずつ違います。ぼくのように政治経済を軸とする者から行政、国際政治、社会学、果ては思想までみんな専門がばらばらです。だからと言ってはなんですが、人の卒論の構想を聞いていると非常に面白いです。自分が知らない分野だから素直に知りたくなる。

 今日発表した二人のテーマは「子育て支援における行政と市民の協働」と「プチナショナリズムを生み出すような社会的文脈」でした。ね、専門が全く違うでしょ?でもこれらの論文が書きあがったら是非是非読んでみたいです。

 あとこのゼミは先生がいないので(もちろん単位もつかない)学生同士議論や意見を活発に言い合えることがいいですね。他の人の意見を聞くのは、先生に相談するのと同じくらい価値があると思うようになりました。特に専門が全く違う友達からの意見は、自分の見方がいかに凝り固まっているかを気付かせてくれます。

 学科に進んだばかりのころは扱う学問領域が広すぎて、この学科失敗したかな〜なんて思うこともありましたが、今になってようやくそのよさがわかってきたように思います。

 ちなみに、大学側が公的に示している相関社会科学分科の紹介は次のようになっています。
「社会科学の基礎領域である法、政治、経済、社会についての学問的知識を横断的にとらえ、現代の社会現象を総合的に解明する」

 なんか偉そう・・・。


6月11日(金) 【ラーメン道】

 今日は用事があって本郷へ出かけました。

 用事というのは、図書館で借りた本を返して、卒業アルバムの個人写真を撮影してもらって、経済学研究科と公共政策大学院の院試要綱をもらってくること。本郷は広いので結構面倒でしたが、意外と早く終わりました。

 まあしかし同じ大学なのに駒場と本郷って全然雰囲気違いますね。本郷に行くたびに毎回感じることですが、何となく圧倒されます。慣れればそうでもないかもしれないけど、普段は一・二年に圧倒され、駒場の隅っこでひっそりと息を潜めて暮らしている身にとってはあの環境は羨ましい。本郷に行けばいやでも勉強しそうです。

 思いのほか早く用が済んだので、昼は久々にラーメンを食べに行くことに。
 知っている人は知っていると思いますが(そりゃ当たり前か。知らない人が知ってたらおかしいと今思った。。)ワタクシは大のラーメン好きなのですよ。一、二年の頃は、駒裏にある「ラーメン山手」にひどいときで一日二回とか行ってたし、暇を見つけてはテレビに出てくる超有名店からおそらく誰も知らないであろう無名店まで、何軒ものラーメン屋を食べ歩きました。ただ最近は体のことを考えてラーメンから遠ざかっていたんだけど、今日ぐらいはいいかなと思って、とある超有名店に行くことにしたという次第。

 その店は本郷の近く、湯島天神下にある「らーめん天神下 大喜」

 この店は日テレの番組で、2002年の全国のラーメン屋第一位に輝いたらしく、当時は一キロもの行列ができていたらしいですね。でも今日は昼時だったにもかかわらず、なぜかすんなりと入ることができました。もう熱はおさまったのかな?
 
 ラーメン(680円)と味付けたまご(100円)を注文。スープは魚介からとったと思われる醤油味で癖がなく、すんなりと口に入ってきます。東京の醤油ラーメンの王道なんでしょうか、正統派のおいしさです。たまごもいいしチャーシューもうまい。ただ、何となくパンチが足りない気も。。きれいに収まり過ぎているんだよなぁ〜。もし一時間並んででも食べたいかと言われると、答えはNoかな。

 とんこつ圏の人間にとって、やっぱり醤油味はあっさりしすぎているんでしょうか?
 ぼくの価値観を変えてくれる醤油ラーメン、お待ちしております。誰か教えて。


6月12日() 【宮崎県人会】

 山口出身なのになぜか宮崎県人会に参加してきました。
 宮崎県小林市出身の主催者「あおかつ」に誘われて。。

 初対面の人がいっぱいいるだろうし、既にコミュニティーが出来上がってるだろうし、という勝手な妄想を膨らませ、少し俯き加減で集合場所へと向かいました。居場所がない場合は隅っこのほうで勝手にがぶがぶ飲むしかない!と思い、肝臓を壊さないためにも事前にウコンを飲んでの参戦。用意周到です。

 しかし、集合場所に着いてわかったことですが、半分くらいは知ってる人で、しかも熊本出身の人もいるではないですか。主催者のあおかつも初対面の人が数人いるらしく、少し安心。意気揚々と飲むことができそうだ。

 今回の会場は渋谷の宮崎郷土料理屋「魚山亭」。
 乾杯して自己紹介をしつつ、宮崎料理に舌鼓をうつ。
 料理の値段は少々お高めですが、味は抜群。地鶏のたたきやカキアゲがおいしかった〜。特にごはんに味噌汁のようなものをかけて食べるやつ(説明下手でごめん、宮崎出身の皆様)はもう一回食べたいです。汁飯だったっけ??

 ただし知っている人が以外に多いとはいえ、下関人にとってここは完全なアウェー。舐められないためにも酒を飲むしかない。下関人の意地見しちゃる!(これ下関の方言です念のため。。)と思って一人変なペースで酒を飲んでました。勝手にビール5杯+(値段も度数も)高めの芋焼酎を飲んじゃった。みんなごめん。

 ということで最初は端のほうで縮こまっていたものの、お酒が入ると口も滑らかになるもの。隣に座っていた不思議な宮崎人サイワイさんの天然ぶりに度肝を抜かれ、目の前にいた熊本の山鹿人コタにからんでみたりしました。初対面同士の人が多かったみたいだけど、宮崎人の性格なのか、みんなすぐ打ち解けてましたね。結局2時間半くらいその店で歓談してました。料金5400円には驚きましたが、それ以上の効用があったのでよしとしましょう。

 それからビリヤードへ。まぁみんな一次会で結構疲れていたみたいで、最後はだれだれになっていた気がしますが、ぼくは結構楽しかったです。酔いも醒めたし。

 12
時前に解散。お疲れ様でした。
 あおかつ君、また誘ってねん。。


6月13日() 【深呼吸の必要】

 新宿で映画「深呼吸の必要」を見てきました。

 沖縄離島(おそらく宮古島)のさとうきび刈りを通して、若者たちが心を通わせていくというストーリー。

 420分からでしたが、そんなに混んでなくてリラックスして鑑賞できました。となりでは世界の中心で愛を叫びたい大勢の人が列を作っていましたが。。

 実際に西表島まで行って、二年間で計一ヶ月はさとうきび刈りをした僕にとって、他人事のような気がしない映画でした。

 さとうきびを刈ることは、人を素直にさせる。
 いつの間にか仲間と心が通じ合ってくる。
 無我夢中で八時間農作業するということは、実は人間にとってこの上ない幸せなのかもしれません。

 どこまでも続いていそうな蒼い空。
 さとうきび畑を駆ける風の匂い。

 ・・・早く沖縄に行きたい。


6月14日(月) 【梅雨の谷間ののどかな一日】

 久しぶりに清々しい朝。
 梅雨前線も一休みの模様。
 鬼のいぬ間に洗濯。
 一息ついて朝食。
 ご飯にキムチに納豆に野菜ジュース。

 
 食後の読書に「水道の思想」
 古代ローマの水道に思いを馳せる。


 陽射しに誘われて外出。
 昼食は吉祥寺でラーメン。
 ホープ軒のラーメン、味はそこそこ。


 今日の授業は5限のみ。
 国際協力政策論の名を語る開発経済学。
 グラフと数式にやられて撃沈。

 
 夕食はキムチレタスチャーハン。
 チャーハンはとりあえず得意料理。
 みじん切りの玉葱を加えるのがミソ。
 野菜を切る姿も様になってきたと自画自賛。
 加えて味も自画自賛。


 たかが日常、されど日常。おやすみなさいzzz


6月15日(火) 【梅雨の谷間ののどかな一日〜その2】

 今日も晴。
 晴れるとなぜか朝早く目が覚める。今日は30度まであがるらしい。トケチャウヨ。。

 朝、フジの「特ダネ」の特集「大学で楽しむランチ」で、駒場構内に新しくできたレストランが出てました。個人的には味のあった同窓会館をつぶしてまで作るもんかいな?と疑問符つきまくりだったのですが、映像を見る限り結構よさそう。ランチ800円らしい。こりゃ行くしかない!と思い、お昼は早速そのレストランで食べてきました。

 テレビでやったせいか、今日はお客さんが多かった。それもほとんどの人が学校関係者以外の人。おばちゃんおじちゃんが多かったです。ランチ800円は普通においしかったですよ。まぁ量が足りなかったといえばそうかもしれないけど、込んでる・臭い・(まずくて)食えないの3k状態の生協に比べりゃ、断然こっち。来週土曜日に学科の同窓会がここで開かれるそうです。学部生は4000円のところ2500円でサービスらしいから楽しみ〜。

 今日は環境経済論を受けに来たはずなのですが、卒論のためにはそれどころではない!という思いがなぜか沸々と沸いてきたので、授業をサボって渋谷のBook1へ。国土交通省の白書を買いましたが3400円・・・。高い。あー、今週金使いすぎ。こうなったらやけ食いしてしまえ!ってことで、帰りに千歳会館2階にできた「麺食王国」に行き、竈のラーメンを食って帰りました。

 それより何より気になったニュースは、来年3月についに野球のワールドカップを行うことでMLBが合意したということ。ドーピングか何かの問題で拗れていたようですが、何とか決着を見たようです。

 ワールドカップが開催されるとなれば、まさに「ドリームチーム」が結成されるわけですよ。ぼくはこの“ドリーム”とか“夢の”とか(まぁどっちも同じ意味だけど)いった言葉に弱いです。オリンピックの野球もドリームチームですが、あれはメジャーリーガーが出場しないことを考えると偽ドリームですよ。夢も萎む。しかし、ワールドカップでは、まごうたかたなき、正真正銘の、ど真ん中のドリームチームが結成されるわけですね〜。サッカーの日本代表は既にドリームとなっているのに、野球は長い歴史の中で、真剣勝負の舞台でドリームチームを作るなんてほとんどなかったはず。これはほんと楽しみです。

 そこで勝手にスタメンを予想してみました。

監督 長嶋茂雄(これは決定らしい)
1、  イチロー (右・マリナーズ)
2、  松井稼  (遊・メッツ)
3、  小笠原  (一・日ハム)
4、  松井秀  (中・ヤンキース)
5、  中村   (三・近鉄)
6、  城島   (捕・ダイエー)
7、  井口   (二・ダイエー)
8、  和田   (指・西武)
9、  赤星   (左・阪神)

投手 先発   野茂・石井・松坂・上原
    中継ぎ 長谷川・高津・大塚・豊田
    抑え   佐々木・小林

 ほら、すごいでしょ。って考えすぎですか。普段あんまり野球に関心ないくせに、ドリームとつくとわくわくするのは何ででしょうか。まぁいいか。

 今日は何かすごく投げやりな日記になってしまいました。ごめんなさいね。


6月16日(水) 【本日一回目!】

 ということで、ついにmyホームページを開設しました!
 これからどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m


 4限はパーソンズ先生による英語作文の授業。

 パーソンズ先生の授業は、数ある英語の授業の中でも(英語に)弱い者の味方です。英語が苦手な人間にとって、パーソンズ先生の授業は助かります。と、まぁそういうレベルの高くない授業なのですが、ぼくが今使っているテキストは何人もの先人の手を渡り歩いていて、年季が入っています。もちろん偉大な先人たちの書き込みもたくさんあるので助かります。

 今日のお題はテキストにある問題のうちから一つ選ぶ方式でしたが、その中に「成績でA(または優)を取る方法を順を追って書け」というものがありました。そしてその問題文の隣には先人のブレインストーミングの後が。

 「授業中は一番前に座り、真剣に授業を聞く」
 「予習復習を欠かさない」
 というのはまぁわかります。重要ですよね。

 「先生のところへ質問へ行き、顔を覚えてもらう」
 打算的だなぁ。まぁ人によっては必要っちゃ必要かな。

 「先生のギャグに必ず笑う」
 「テストに自信がないときはメッセージを添える」

 ・・・真面目な字で書かれちゃねぇ。。問題が要求していることはそういうことではないと思うんですが。。


 放課後、サークルのKSの皆様(KS=Komaba Senior)との読書会。今回が第一回目です。今日はサイードの『オリエンタリズム』序章を読みました。

 専門外のことなので何とも言えませんが、翻訳された日本語で読むことは難しいのかもしれませんね。ある語を翻訳する過程で著者が意図する意味と微妙にニュアンスが異なってしまうんではないか、と序章を読みながら考えたのでした。


6月17日(木) 【トルコトリビア】

 五日連続の晴天。梅雨前線は何処へ?

 昨日はホームページを公開したばかりだというのに、70人もの方にお越しいただきました。そのうち自分で20回くらい踏んでるとは思いますが、どうもありがとうございます。これからも宜しくお願いします。暇な時にお越しください。

 今日の4限はトルコ語。

 何でトルコ語をとっているかは6月3日の日記を参照してもらうとして、今日も今日とてトルコに関するトリビアがたくさん出てきました。先生の授業の進め方がうまいんですね。なかなか飽きさせません。

 ということで今日のトルコトリビア。。

 1 「トルコ語で40は“無限大の”“たくさんの”という意味がある」
→トルコ語で40は“kirk”(クルク、iの点は本来ない)といいます。日本でもよく知られている「アリババと40人の盗賊」という物語の訳は実は正しくなくて、「アリババとたくさんの盗賊」というのが正しいのではないか、という説もあるそうです。そういう研究をしている人が日本にいるみたいです。

 2 「チューリップの語源はトルコの帽子である」
→オランダが商品作物として、トルコからチューリップをたくさん仕入れたのが18世紀。その時オランダ人はその花を見て、トルコ人が頭に巻いている帽子「チュルク(トルコの) リップ(帽子)」のようだ、と思いました。そのチュルクリップが訛ってチューリップになったらしいです。これは知っている人もいるかもしれませんね。

 書いてみてまぁそこまで大したトリビアでもないかなとは思いましたが、言葉の持つ不思議さというのは面白いです。名前には思いも拠らない由来があるってことですね。今度からは由来に注意して物事を眺めてみることにします。案外へぇ〜っと唸ってしまうかもしれません。


6月18日(金) 【縁や】

 金曜日は授業がなくoffの日ですが、今日は院試出願に必要な成績証明書を受け取りに学校へ行ってきました。

 専門に進んでからの成績なので、2年後期と3年のときの成績なのですが、文字面だけみると自慢じゃないけど(いや、自慢だけど。。)ものすごい成績優秀です。優32個、良3個の計66単位。すごいでしょ?いや〜やっぱ才能が・・・というわけではなく、これには裏があって、実はうちの学部は評価がかなり甘いんですね。実際他の人の成績もこんな感じです。授業自体が少人数だから一回発表すれば即優とか、適当にレポート出せば優とか、挙句の果てには何回か出席してれば優とか、そんな授業が多いです。なんでこのレポートで優?みたいな単位もいっぱいあります。日本の大学は入るのは難しいけど卒業するのは簡単っていうのは言いえて妙ですな。

 その後、遅い昼食をとりに渋谷の「麺食王国」に。今日は「縁や」に行ってきました。

 この「縁や」という店、2002年に札幌から進出してきたみたいで、その動きを追ったドキュメンタリーが放送された気がします。だからかどうか知らないけど、最初に進出してきた池袋店はものすごい行列で、2時間待ちと言われたので諦めた記憶があります。確か2002年の12月25日。その後渋谷の「麺食王国」にも進出したということで、3ヶ月くらい前に行ったのですが、その時はものすんごい鼻炎で、味もくそも判ったもんじゃなかった。ということで、今回が事実上の初縁。

 ここのラーメン屋の特徴はスープに海老が入っていることで、スープからは海老のニオイがぷんぷんします。まぁこれは好みによって匂いにも臭いにもなる感じです。個人的にはおいしいと思ったけど。今日頼んだのは海老そば味噌味880円。ベースにとんこつがあるっぽかったので、かなりこってりはしてました。まぁ今まで食べてきたラーメンとはちょっと違う感じです。機会があれば醤油味のほうも試してみたいですね。

 ただ客はぼく一人だけ。世の中の流行り廃りは激しいものがありますね。。


 さて、明日はサークルの役員会です。頑張って司会してくることにします。ではでは。


6月19日() 【役員会】

 ということで、今日はサークルの役員会でありました。

 役員会自体は一時からだったのですが、その前に議長・副議長・事務局長の三役で事前打ち合わせをするために10時に駒場へ。ちなみにワタクシ議長です。ところが駒場に着いた時に役員会の会場使用許可証を家に忘れてきたことが発覚!!仕方がないので取りに帰りましたよ。暑い中往復一時間半。ふぅ。もうかなりお疲れです。トケル。

 そして一時から役員会。

 役員会というのはいわゆる「内閣」みたいなもんでございます。最終的な判断は総会という「国会」にも似た全体会の議決を必要とするのですが、まぁほとんどの懸案事項はこの役員会の場で決められてしまうのです。今日はよくも悪くもかなりスムーズに会議が進みました。ほっと一息。

 ちなみに「環境三四郎」というサークル、グーグルでもヤフーでも検索してもらえばわかりますが、かなりヒットします。環境界ではそれなりの存在だそうです。そんなところの議長をやっているのはいささか不思議な気がしますが。。こんな人間がやってていいんでしょうかね??

 役員会では現在使用しているサーバーを乗り換えるか、とか、役員の定数を変えるか、のような事務的な話から、全体夏合宿はどうするか、といった軟らかい話までを話し合いました。慣れれば議事を進行するのも結構楽しいですよ。


 その後は飲み会へ、といっても役員皆さんそれぞれお忙しいらしく、三人(lovebeerさん、ちゃむさん、ワタクシ)で下北沢に向かいました。今回のお店は「蔵くら」という地ビール専門の居酒屋さん。日本各地の地ビールから世界各国のビールまで様々なビールがあり、ビール好きにはまさに天国です。三人が三人ともビール好きなので、ものすごいペースで飲んだ気がします。宮崎ひでじびーるのいのしし。わかります?フルーティーでビールの概念をかえられました。。

 その後lovebeerさんがバイトだということでちゃむさんと二人でビールを飲みつつお話。電力中央研究所にお勤めで、「三四郎中興の祖」と言われるちゃむさんと一対一で二時間半にもわたってお話できて感動です。新婚生活の話や運営の話、仕事の話など聞かせていただきました。本当にありがとうございます。会計16,500円をおごっていただいて余計に感動です。

 11時に家に帰ったのち、仕事の終わったlovebeerさんが飲み足りない!と言ってうちに押しかけてきました。ということで現在飲んでおります。

 なにはともあれ今日は疲れた一日でした。役員の皆様、こんな議長に付き合ってくれてありがとうございました。


6月20日() 【キムチチャーハン】

 朝6時、昨日の酒が残っている。そりゃそうだ。食事は2000円分ぐらいしか注文してないのに合計16500円、だから一人あたり5000円近く飲んでる計算になる。記憶が確かならジョッキで8杯くらいだったか。しかも全部ビール。よく飲んだなぁ〜。しかたない、二度寝。

 気がついたら9時半でした。暑さで目を覚ます。酒も抜けきった。
 今日は風が強い。台風の影響か?空を行く雲の動きも速い。しかし梅雨だというのに一週間も雨が降っていない。。どういうこと??

 まぁ今日やったことといえば買い物なのですが、もうスイカの季節なんですね。思わず買ってしまいました。一足早く夏の到来を味わうことにしよう。あと最近はまっているのがキムチ。ビールと一緒なら食欲進みますよね。それだけではなくて、キムチはいろいろと料理の幅を広げてくれます。

 「得意料理は何?」と聞かれたら「チャーハン」と答えることにしています。チャーハンというものは簡単にできるくせに奥が深い。とりあえずは誰でも作れるのですが、うまく作ろうとするとそれなりのテクニックを要するわけです。そんなチャーハンの魅力に取り付かれてはや6年、最近ようやくおいしく作るコツがわかってきました。コツは卵を火にかけてから、チャーハンを皿に盛るまでをなるべく短時間で行うこと。特に半熟状態の卵にご飯をからませる、ここが重要なのです。力の入れ所。卵でコーティングされたご飯になるとほんとうにおいしいですよ〜。

 最もよく作るチャーハンはキムチレタスチャーハンなわけですが、レタスやタマネギがない時は卵とキムチとご飯だけあればもう十分です。キムチの味があるから塩もそんなにいらないので、健康にもいい。油に健康エコナクッキングオイルを使えば、さらに脂肪もつきにくくなります。(今使っている油がそれ。最近腹が出てきたので健康志向なのです。)調理も手軽にできるのでお勧めです。

 というわけでみなさんお試しあれ。今日の夕食は別にキムチチャーハンじゃないんだけどね。。本当にめんどくさい時は卵かけごはんにキムチでも十分ですよ。


6月21日(月) 【ばさらかな夏至】

 今日は夏至らしいです。一年で一番日が長い日。とはいうものの、久しぶりの雨風で、夏至を感じるどころではなかったです。帰り道、強風で折りたたみ傘がひっくり返ってしまいました。なんちゅう風でしょうか。今回の台風は六月としては過去最大のようですね。

 まぁそれはさておき、二週間前に湯島のラーメン屋「大喜」を訪れてから、再びラーメン熱が高まってきています。一週間半で5件くらいかな?完全に中毒逆戻り。こうなったら今まで行ったことのない店に行きたくなるもの。今日は新代田の環七沿いにある博多ラーメン「なんでんかんでん」に行こうと思い立ちました。

 夕刻新代田で降り立ち、以前通ったときに確認した場所へ行くもそこには別の店が。あれ?なくなったんかな??まぁ別の店でもいいので入ってみることにしました。

 その店「ラーメンばさらか」は、東京では珍しい筑豊ラーメンの店。ちなみに「ばらさか」とは筑豊地方の方言で「トレビアン」という意味らしいです。ラーメン700円を頼みましたが、さすが筑豊ラーメンだけあって、とんこつくさくてスープはどろどろ。細麺に絡み付いてきます。結構なお味。ただスープがどろどろの割には味が薄かったかな〜、あと麺が固かった。。ということで評価は5.5点。

 最近ラーメン食べ過ぎてほんとに油っぽい生活になってしまってます。とりあえずはウーロン茶を飲んでしのいでますが、そろそろ本格的に肉体改造したほうがいいかもな〜、といういことで、近いうちに肉体改造計画をスタートさせたいと思います。

 では。日本にお住まいの皆様、強風にはご注意ください。


6月22日(火) 【真夏日】

 台風一過の晴天。昨日の強風が嘘のようです。今日の気温は東京で32度まで上がったとか。どうりで暑かったわけだ。まぁ湿度が高くなかったので過ごしやすい暑さだったのは幸いでした。

 今日は三週間ぶりに環境経済論の授業を受けに学校へ。10分遅れで教室に入ると、そこにいる学生は4人。あれ?いつの間にそんなに減ったの?最初は20人くらいいたはずなんだけど・・・。今日は二酸化炭素の排出権取引の話をしていたような気がしますが、あんまり覚えてません。教室には先生も含めて6人なわけですが、2人が睡魔に襲われていて、1人が全く授業と関係ない英語の論文と格闘していて、1人が授業を聞かずぼーっと窓の外を眺めていて(これ僕です。。)、1人が黒板の前を行ったりきたりしながら明後日の方向を向き、自分に酔いつつ魔法のような言葉を発しているという状況(これ先生です)。まともに聞いていたのは中国からの留学生と思われる女性のみ。大学の授業で学級崩壊が起こっているという状況を目の当たりにして、日本の教育は果たしてこれでいいのか?と小一時間文科省に問い詰めたくなりました。(実際自分も崩壊に加担しているわけですが。) また、この授業ではレジュメが配られるのですが、レジュメはあの授業している本人が作ったとは思えないほど素晴らしい出来。天は二物を与えないのですね。「一流の研究者が一流の教育者であるとは限らない」という格言のよい例です。

 さて、放課後はサークルの2年生たちが企画した講演会に行こうとしたのですが、昨日のラーメンの影響か、腹の調子が今ひとつ。ということで帰らせてもらいました。2年生のみんな、ごめんね。


6月23日(水) 【買ってはいけない論争】

 毎週水曜放課後はサークルの駒場後期課程・院生(KS)の読書会。二回目の今日は大きな話題を生んだ『買ってはいけない』とそれを批判する『「買ってはいけない」は嘘である』を読みました。

 この本が出た時僕は浪人中で、予備校近くの本屋で立ち読みした記憶があります。当時大きな論争になっていたことは確かで、本屋の中に関連コーナーが作られてました。まぁそれだけ世間に与えた影響は大きいのでしょう。

 今回改めて読んで感じたのは、『買ってはいけない』にしろ『買ってはいけないは嘘である』にしろ、最初から主張したい最終的な結論があって、それに向かって理論を構築していく、というスタイルをとっていること。実験を繰り返し推敲しながら、結論を導き出していく(のだろうと素人は考えてしまう)一般的な科学論文とは全く性格が違います。まぁだからどちらも理論としてははちゃめちゃなところがあるのは確かです。しかも二冊の議論の次元が違う。これじゃ議論がかみ合わないのでは?と思ってしまいます。

 まぁこの「買ってはいけない論争」の大きな功績は、一般市民に様々な角度のものの見方を与えた、ということではないでしょうか。一般的に市民というものは俗に言う「専門家」の意見を鵜呑みにしてしまう傾向があるとは思いますが、この論争は、自分で正しい情報をつかみとる、という作業を結果的にはある程度市民に求めた、と思います。企業や官庁に最も責任があるということに異論はないですが、我々市民も自分の物の見方を確立させた上で、ある程度の責任を負うことを求められているのかもしれませんね。


★今日の気になったニュース★
・ラッシュ時の渋谷駅で地下鉄職員撃たれる。
→こわいこわい。犯人はいまだ逃走中。

・イラクで人質の韓国人、殺害される。
→日本人の人質事件と対比されているようですが、やっぱりアメリカに協力していた企業の社員だったことが殺害される決定的な要因になったのでしょうか?憶測ですが。。


6月24日(木) 【暑い日の過ごし方】

 暑い暑い。今日は湿度も高かったので本当に嫌な日でした。ワタクシものすごい汗かきなのでたまりません。

 4限トルコ語。今日はトリビアはありません。5限地域政策論。今日はゲストスピーカーとして神奈川県の福祉部長が来ました。県の部長だから実は階級としては偉い人です。従来の公務員とは違う、型破りな人らしいのですが、話していることは人生論が主。理論的に役立つことはそれほどなかったのが残念。しかも話で授業が40分も延長。勘弁してくださいよ。。

 
 金曜は授業がないので、木曜の夜から週末が始まるわけです。今日は暑かったので帰りに500mlのビールを二本買って帰りました。一人晩酌です。家についてから部屋の冷房をつけ、ビールとグラスを冷蔵庫で冷やし、汗を流すためにシャワーを浴びる。シャワーを浴びたらお待ちかねの晩御飯。クーラーの効いた部屋で、食事を前にして冷えたグラスでビールを飲む!いや〜、この瞬間は本当に幸せですね。生きててよかった!外で汗を掻けば掻くほど最初の一杯は至福のときとなります。これだからビールはやめられないわけです。

 ビールが苦手な方も、暑い日は是非ビールを飲んでみてください。きっとおいしく感じると思いますよ。


6月25日(金) 【ラーメンの誕生】

 来週水曜日の読書会担当なのですが、まだ何を読むか決めてない。これではまずいので、生協書籍部で面白そうな本を探していると、僕の興味にどんぴしゃな本が!!『ラーメンの誕生』という新書なんですが、ラーメンを多少の生きがいとしている僕にとってこれはうれしい本です。てことで来週はこの本を読むことに決めました。でも他の人に読ませるのはどうなのかな・・・。ほんとに個人的趣味ですからね。全然学術的じゃないですが、まぁいいか。

 卒論も「ラーメンについて」にすればよかったかなぁ・・・。


6月26日() 【相関社会科学分科同窓会】

 昨日の日記をしたためたあと、バイトが終わったlovebeerさんから飲みたいという連絡が。日付が変わった12時頃からうちでビールを飲みました。結構飲んだかな。やっぱり暑い日はビールに限るね。


 今日は3時から学科の同窓会。

 今年は駒場に新しくできたファカルティハウスなる建物のホールで、バイキング形式で行われました。この前の日記にも書いたと思いますが、ルヴェソンベールという駒場にできたレストランの料理のバイキングだったわけです。本格的でかなりおいしかった。飲み物もワイン中心で大人な雰囲気でした。建物は新しくて、何か微妙に居心地が悪かったけれども。。ちなみに去年の同窓会はだいたい同じ値段で生協食堂2階でオードブルだったので、天と地ほどの差があったのは確かです。会場内にはあのル・コルビジェがデザインしたというソファーもあって、座り心地抜群。ほんと、同窓会館をつぶしてつくるほどのもんかいな?と思っていたけど、今日に限っては僕の役に立っていたので良し良し。生協食堂も企業努力しないと、いつかつぶされちゃうよ。。

 さて、同窓会自体は学部生が多く、卒業生は多くはなかったですが、読売新聞の国際部記者、千葉大学の教授、慶応大学の教授、シンクタンクの研究員などそうそうたる顔ぶれだったことは確かです。いろいろお話を聞けました。進路相談もしてもらいました。いや、ありがとうございます。それにしても進路どうしようかな・・・。

 料理もおいしくて、話も聞けて満足な一日。ただ少し飲み足りなかったかな。だってビールは最初の一杯しかないんだもの・・・。


6月27日() 【新撰組】

 最近日曜の夜は大河ドラマ「新撰組」を見ています。

 今日は芹沢鴨が殺されて、ついに新撰組が誕生、という話でした。視聴率は毎回15%程度と低いようですが、三谷幸喜の脚本ということもあってか結構面白い。今まで新撰組というと、人数が多い、歴史が複雑、組織がややこしいなどの点で、興味はあって面白そうだけど取っ掛かりにくいなぁという感じだったけど、ドラマで見るとその辺がよくわかって面白いです。ドラマなので史実と多少違うところがあるとは思いますが、まぁそれはご愛嬌ということで。ただ難点をあげると、近藤勇役の香取慎吾の演技がいまいちな所でしょうか。雰囲気はあるんだどなぁ。

 僕が初めて見た大河ドラマは1995年の「八代将軍 吉宗」でした。次の年の「秀吉」も見たけど、吉宗ほど一生懸命は見なかったなぁ。それ以降はあまり面白そうじゃなかったので見てません。「毛利元就」とか「徳川慶喜」とか見てて飽きてきたし。僕が見た「吉宗」「秀吉」「新撰組」という三つは、段々と高い地位に上り詰めていくという個人や組織の成長が見られるという共通点がありますね。確かに僕はそういうタイプの話が好きです。権力志向が強いのかな?


 マンナンライフの蒟蒻畑を冷凍庫で冷やして食べたら、ものすごく腹が痛くなってきた・・・(>_<) うぅ。


6月28日(月) 【痛たた・・・】

 明日はTOEFLで朝早いので、今日は早めに日記を書きます。

 今日は昼近くに起床したのですが、何を血迷ったか寝起きの僕は冷凍蒟蒻畑を食べたのです。昨日あれだけ腹が痛くなってもがき苦しんだにもかかわらず。飲み込んだ瞬間昨日のことを思い出し、冷や汗。あ・・・。

 数十分後、案の定、腹のど真ん中にストライク。

 耐えるに耐えられない痛みなのです。う〜、今日は5限があったのですが、明日の試験のことも考えて休みました。

 今度蒟蒻畑の成分を徹底的に調べてみようかな。整腸作用があるのはいいけど、こんな急激な整腸作用を起こすのは、裏に何かあるはずだ。


 明日はTOEFL。前回より点数出るように、頑張ってきます。


6月29日(火) 【いざTOEFL 其の弐】

 二回目のTOEFL受験。

 一回目は5月27日だったので、一ヶ月ぶりの試験です。詳しい試験内容はそのときの日記を参照していただきたいのですが、今回は新横浜会場ではなく、めでたく東京会場を予約することが出来ました。

 特に勉強はしてませんが、二回目なのでパソコンの操作にもなれ、順調に解答を進めることが出来た気がしてました。時間も余ったし、今回は結構いけたかな、と。

 が、しかし。

 そのスコアが一回目と全く変わってない。
 リスニング、ストラクチャー(文法)、リーディングといった細部のスコアまで全て一緒。

 出来たと思ったのに・・・。

 7月にも受験しなければならない模様。いつになったらケントデリカットになれるのやら・・・。


6月30日(水) 【ラーメンにまみれた日】

 今日はラーメンにまみれた日でした。

 まず、5限。パーソンズ英語会話の会話テスト。

 先生と一対一の会話テストは「好きなトピックを選んで5分くらい適当に話す」というものです。ほんとに何でもいいので、ラーメンについて話してきました。ラーメンだと日本語を駆使できるので楽です。パーソンズに“Do you like tonkotu ramen?” なんて聞いてみました。答えは“Yes!”でした。調子に乗った僕は“Do you eat ramen everyday ?”とも聞いてみました。答えは“No ,no.”でした。当たり前か。

 会話の途中で、ノートに点数を書いているのですが、こちらから丸見えです。出席点40点、会話の点40点で合計80点。ていうかみんな同じ点数付けられてる!とにかく楽な授業でした。ありがとう。

 放課後、KSの三回目の読書会。

 今回は僕の担当の回です。前にも日記で書きましたが今日のお題は「ラーメンの誕生」という本です。この本は日清製粉に勤めていた人が書いた本ですが、いかにしてインスタントラーメンが世界に浸透して行ったかを、ラーメン礼賛する形で滔々と述べていました。「ラーメンバンザイ!」という雰囲気がぷんぷん感じられる本です。ラーメンの害については一言も触れられていません。

 今回はラーメンのグローバル化を食文化の破壊と強引に結びつけて読もうとしたのですが、それは難しかったようです。ただ、個人的にはファーストフードとインスタントフードの違いについてや、寿司や天婦羅が広がっていくこととの違い、などが話せたのでよかったのではないかなぁと思います。でもまぁとにかく議論しにくい題材だったのは確かです。参加者の皆様、すみませんm(_ _ )m

 その後、お食事へ。

 せっかくラーメンの話をしたのだから、ラーメンを食べようということになり、新代田へ向かいました。前回「なんでんかんでん」とうラーメン屋がない、と日記で書きましたが、場所を間違えていたようです。今日は無事に見つかったので「なんでんかんでん」に入ってみることに。

 「なんでんかんでん」は20年ほど前、初めて本格的な博多ラーメンを東京に持ち運んだ店、と言われています。なのでそれなりの期待を持って食することにしました。頼んだラーメンは「たまごらーめん」800円。出てきたラーメンはどろどろのとんこつスープ。期待させる匂い。う〜んうまそうだ。いただきます!

 が、しかし。スープを一口飲んで「???」 味がないのです。どろどろして臭いはきついのに、コクと味がない!軽くショックでした。う〜ん、これが「博多ラーメンだ」と最初に認識されていたとしたら、結構厳しいですね。ふぅ。とりあえずラーメン部屋に評価を載せておきます。


 というふうに6月最後の日はラーメンにまみれた日でした。

 明日から7月です。気持ちを入れ替えて勉学に励んでいこうかと思います。


モドル

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