このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

←3月の日記      5月の日記→   

4月1日(金) 【新年度】

 新しい年度が始まりました。

 1月、4月と一年に二回ほど「よし、今年は頑張ろう」と思わせる「新年」があるのはいいことです。個人的にこういう区切りがないと気分が引き締まらないので助かります。もちろん引き締まっても一週間くらいでだらだらになるんですけどね。。

 今日は学生証とシラバスをもらいに駒場へ。そしたら駒場に無数の人が。今日は新入生の諸手続きの日だったらしく、右も左もあまり分かってない一年生とサークルに勧誘しようとする二年生でごった返していました。

 サークル勧誘を見ると、なぜか勧誘されたくなります。で、勧誘された後、勝ち誇ったように「いえ、院生ですから」と言いたかったんだけど・・・誰も勧誘してくれませんでした。。去年までは勧誘されてたんだけどなぁ。とにかく、厳しい現実に直面したのでおとなしく学生証とシラバスをもらってきました。

 シラバスを見る限り、とるべき授業がそんなにありません。終了単位数30でそのうち個人指導8単位だから、実質的に履修するのは2年間で22単位。やっぱり院生は研究しろってことなんでしょうね。とりあえず週5コマくらいになりそうです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 4月1日はエイプリルフール。世間では「嘘をついてもいい日」と認知されています。しかし、実はこの定義は正確ではありません。正しくは「日頃嘘をついていない人が、特別に4月1日だけは嘘をつくことが許される」のです。

 エイプリルフールの始まりは1885年、アメリカの新聞「ニューヨークタイムズ」だと言われています。新聞はありのままを報道する義務があるわけですが、当時の人はその報道姿勢を硬い・面白くない・つまらない・と散々に批判し、その結果ニューヨークタイムズを始めとする新聞各社は売り上げを大きく減少させていました。

 この現状を打開するために様々な対策がとられましたが、なかなか効果があがりませんでした。ニューヨークタイムズ社も途方にくれ万策尽きたかと思われたとき、経済部記者であるケン・クライヴが次のような提案をしました。「嘘でもいいから人々の関心を引くような記事を載せてはどうか」と。彼が提案したアイデアは斬新なものでしたが、報道の伝統を重視する上層部には受けが悪いものでした。しかし、伝統の殻を打ち破ろうとする若い社員達の説得によって、ケンの提案は実行に移されることになりました。

 1885年4月1日、ニューヨークタイムズの社会面に「アメリカ合衆国、メキシコを併合」という記事が掲載されました。当時は嘘であると言う注釈も何も載せなかったため、人々は嘘を信じてしまい、社会は大変なことになったようです。「あの記事は本当か」という問い合わせが殺到しました。事の重大さに気付いたニューヨークタイムズは、次の日謝罪と説明を行います。その内容は要約すると以下の通り。

 「前日の記事は虚構です。皆様にはご迷惑をおかけしました。しかしながら我々は堅いイメージのある新聞自体を変えて行きたいと思ってます。そのためには皆様に楽しんでもらえる記事を提供することを考えています。嘘でも人の目を引く記事を大切にしていく所存です。ただし、これは毎日真実を伝えている新聞だからこそ許されることだとも思っています。これはユーモアです。それゆえ、嘘の記事を掲載するのは一年に一回とし、同時に皆様は決して嘘をつくことのないようお願い申し上げます。真実の中にたまに虚構があるから人々の心を和ませるのです。」

 これがエイプリルフールの始まりだと言われています。最初は「新聞社のみが一年に一回嘘をついてよい」ということで広まりましたが、次第に「真実を伝えるものだけが嘘をついてよい」と歪曲して伝わるようになりました。そして戦後、エイプリルフールの習慣が日本に流入した時、既に「だれでも一年に一回は嘘をついてもよい」となっていたのです。だから本来エイプリルフールには僕ら一般人は嘘をついていけない、ということになります。








 ・・・というのはもちろん嘘です。4月1日はエイプリルフール。


4月2日() 【春の匂い】

 僕はニオイに敏感です。万年アレルギー性鼻炎で、常に片方の鼻がつまっているにもかかわらず、些細なニオイを察知します。妹が部屋で付けている「マイナスイオンプラグ」から出てくる臭いは部屋を壁を隔てているのに感じるし、近所で焚き火をしていると、部屋を閉め切っているにも関わらずその臭いをすぐに察知します。。線香の臭いは100m先からでも分かるし、電車でハッカ飴を舐められたときには悶絶しそうなほど苦しくなります。ニオイに敏感だと結構困ります。

 ただ、悪いこともあればいいこともあります。上に挙げたのは全て僕の嫌いな「臭い」。反対に好きな「匂い」も存分楽しめることができるのです。

 今日の夜、コンビニに行くために外出しました。道路を歩いていると、どこからともなく「春の匂い」が。この「春の匂い」というのは僕の中でしか表すことができないのが残念なんですが、敢えて言葉にすると「暖かい土の匂い、期待と不安の入り混じった匂い」という感じでしょうか。その匂いに包まれた瞬間、何とも言いがたい幸せな、しかし身が締まる気分になりました。

 思えば僕は季節の移り変わりを、嗅覚を通して感じているのかもしれません。もちろん気温の変化が一番感じやすい要因であることは間違いないんですが、その次に来るのは視覚でもなく味覚でもなく聴覚でもなく、嗅覚のような気がするのです。

 ここからは持論に過ぎませんが、季節の匂いというものは昼間は隠れていて夜に顔を出すように思います。春の土の匂い、夏の蒸れたアスファルトの匂い、秋のキンモクセイの匂い、冬の冷たい空気の匂い・・・。これらは全て昼よりも夜に強く感じます。そしてその匂いが最も強いのは、その季節が始まる時なのです。

 ということで、春の匂いにしばらく身を置いてみた4月2日でした。 


4月3日() 【井の頭公園へ】

 井の頭公園へ散歩に行ってきました。

 今日が天気予報に反して晴れて暖かかったというのもあるのでしょう。桜はほとんど咲いてなかったけど、花見をしようとしている人でごった返していました。大道芸あり、コンサートあり、めざましテレビのインタビューありで一日いても飽きない感じです。

 今日は散歩するだけだったけど、桜が満開になったらじっくり座って見るのもいいですね。誰か花見しましょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 夜7時から「タモリのジャパニカロゴズ」を。前に一度日記にも書いたけど、正月に深夜の実験的番組として放送されたものが、ゴールデン特番で帰ってきました。最近は教養バラエティが多いけど、日本語をテーマにしてここまでバラエティにしているのは民放では他にないんじゃないでしょうか。今日はちょっと間延びした感があったけど、これからもちょくちょく放送して欲しい番組の一つです。

 番組で取り上げられていた問題から一つ。
 「ぎりぎり」と「すれすれ」。どちらがより切羽詰っているかわかります?


4月4日(月) 【資格道】

 昨日、ふとしたことから自分の将来について考えてみました。

 就職しないで文系の大学院に進むというのは、やっぱりある意味賭けだと思うのです。これから先、例えば二年後に自分がどうなっているのか、何をしているのかなんてことは全く想像がつきません。今の時代、例えT大の修士を出たからと言って、将来が保障されているわけではありません。もしかしたら職がなくてニートになっているかもしれないのです。

 ニートにならないための必要条件は、とりあえず一生懸命研究をすることです。もちろんそうするつもりなんだけど、残念なことに世の中努力だけではどうにもならないときがあります。そうなったときにどうするか。万が一のときのための安全策を考えることにしました。で、たどり着いた結論が「資格を取っておくこと」

 何か馬鹿みたいな結論になってしまったけど、とにかく自分の身を守るために資格を取ろうと思います(まぁ半分趣味っていうのもあります。。)現在持っている資格は「全珠連・珠算検定初段」と「全珠連・暗算検定3段」のみ。これでは心もとないので、いくつかピックアップして受けてみることにしまいた。

 1、普通自動車免許
 2、漢字検定2級
 3、ファイナンシャルプランナー

 1は資格といえるものかどうか分からないけど、早めに取ります。2は6月の試験に向けて準備を開始するために問題集を買ってきました。そして最終目標は3。ファイナンシャルプランナーになっておけば、自分で資産運用もできる。

 ということで、これから資格をとるべく邁進します。もちろん学生の本分を忘れない程度に・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 明日は大学院入学式@安田講堂
 この前同じところで卒業式やったばかりなんだけどね・・・。


4月5日(火) 【入学式】

 大学院の入学式でした。写真は式辞を述べる小宮山新総長です。

   

 卒業式と同じところで同じような形式で行われたけど、卒業式に比べると何ともあっさり。内容も総長と法学政治学研究科長の式辞のみ。歌とか演奏とか大江健三郎の祝辞とかがあった卒業式と比べると、本当に淡々と式が進んでいきました。女性が袴じゃなくてスーツだったことや、1人で座っている人が多かったことも、卒業式と比べて入学式がシンプルに見えた要因でしょうね。まぁ大学院の入学式だからこんなものでいいのかも。だって「入院式」だから。。

 9時半に始まった式は10時過ぎにあっけなく終わり、駒場へ。駒場で奨学金関係の手続きをしてきました。成績証明をもらうために久しぶりに訪れた教務課の前期課程係は、かなり対応がよくなってました。事務はサービスだから当然といえば当然のことなんだけど、当然のことができていなかったのが国立大学。独立行政法人化はよい影響を与えているのかもしれません。

 それよりも駒場に戻ると何か落ち着きます。本郷は自分の居場所じゃないな、なんてことを考えながら昼過ぎに帰宅。

 夜は下北でサークルの駒場後期飲み会。のはずが何やらかんやらで参加者3人。やっぱり社会人になると忙しいみたいです。急遽新2年生の代表を呼んで、4人で「坐・和民」に。和民のおしゃれ版です。こういう店ができたんですね〜。普通では結構考えられない組み合わせだったけど、楽しく過ごせました。呼びかけてくれた元阪神の監督さん、ありがとう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 顔見知りのプレーリードッグが亡くなりました(動物に「亡くなる」って使うのおかしいかもしれないけど。。)
 キャルさん、安らかに・・・。(「きゃる」が名前で「さん」は「すぱくりさん」の「さん」です)


4月6日(水) 【ガイダンスと懇親会】

 今日は一日かけて大学院の専攻ガイダンスでした。

 まずは10時40分から国際社会科学専攻全体でのガイダンス。専攻長や他の先生の話、事務的な話などなど。その後国際関係論と相関社会科学の分野別に分かれて再びガイダンス。修士論文の執筆や授業の取り方についての話がなされました。予想はしていたけど修士論文執筆はかなり厳しいものになりそうです。それなりのレベルを求められる上に、提出まで時間がない。考えようによってはあと20ヶ月で提出しなければいけない、ということです。こりゃうかうかしてられません。

 事務的なガイダンスが終わった後は、食堂で軽く懇親会。昼からビールを一杯。ちょうど隣に○△先生がいたので、指導教官のお願いをしてきました。やっぱり現段階での僕の関心に一番近いのかな、と。とはいえ根源的なところでは考え方が異なるとは思うんだけど、うちの学科は指導教官にべったりということではないみたいなので、この点は助かります。あと、金曜5限のテーマ講義の話。TAではないけど、少々お手伝いをすることになりそうです。

 2時からは「社会科見学」。助手さんに連れられて、駒場図書館→教務課→2号館と学内の主要な施設を見て回りました。今日は学部新入生のサークルオリだったらしく、人で溢れ返るキャンパス内を集団で移動する異質な団体・・・。傍から見たら奇妙な集団に見えたに違いない。サークル勧誘の人も勧誘しようかどうか迷ってたし。

 この見学ツアー、内部進学だと行く必要ないんだけど、最後に「機器室」という内部生もあまり知らないところが紹介されるということだったので付いて行きました。ところが肝心の機器室の説明のときに限って、人数が多すぎて部屋に入れず、解説も聞こえない・・・。全く何してんだか。。

 ツアーの後は院生室でまたまた懇親会。かなり疲れていたのでビールは飲まずお茶オンリー。院生の先輩方からいろんな話を聞きました。聞いた話を総合すると、やっぱり院生生活は厳しいみたい。そういや見学ツアーのときに助手さんから「同じ相関でも院に入ると変わるよ〜。学部はお客様扱いのところがあるけど、院はいろんな意味で違う」みたいなことを言われました。こういうこと聞くとちょっと身がしまる思いがするものです。6年一貫が前提となっている理系と違って、文系は院進なんて少ないから学部と院でギャップがあるのかもしれません。

 果たして自分は院でやっていけるのか。とりあえず良くも悪くも心構えと緊張感を与えてもらった一日でした。


4月7日(木) 【健康診断】

 明日から授業開始なのですが、その前に必須の健康診断を受けてきました。

 まずは身長・体重・体脂肪率測定。去年と比べると身長が1cm強も伸びていて驚き。体重は0.2kg増えていたけど、体脂肪率が2%近く下がっていたので安心です。まだまだ成長期。

 次に胸部レントゲン撮影。いつも思うんですが、何で腰に鉄の腰巻を巻くのでしょう?それも後ろだけ守って前は覆わないの。変な話、前の方が大事じゃないんでしょうか??あと撮影の時、チクっと胸が痛むような気がするんですけど、誰に聞いてもそんなことはないといわれます。やっぱり僕がおかしいみたいです。X線って痛くないのかな??

 続いては血圧測定。いつもながら診察になると血圧は高くなるし、脈は早くなります。いわゆる「白衣何とか症候群」なのです。今日も脈拍99/分をたたき出しました。ちなみに普段は65/分くらいです。もう一つちなみに1年生入学当時の健康診断では平常時にもかかわらず150/分という大記録をたたき出して、職員さんの度肝を抜きました。ものすごいあがり症なのです。

 と、普段の年度初めの検診ならここまで。が、入学時にはこれ以外にも検査があります。血液採取、心電図、尿検査、心理テスト・・・。

 血液採取の時になかなか血管が浮き出てこないので、職員さんから「大病しないように気をつけて」と言われました。血管が浮き出ないと血を採りにくいから、大病したら面倒だということなんでしょうけど、ちょっと恐いです。血管を太くするには運動しろ、とも言われました。

 心理テストはPOSMという質問用紙を用いて診断。診断結果はほぼ正常値なんだけど、「不安や緊張を感じやすい傾向」がほんの少しあるそうな。まぁ昨日のガイダンスで脅されたし、他にも心配事はいろいろありますからね・・・。

 ということで、検査結果はとりあえず異常なし。健康に感謝して久我山の松屋で牛キムチ飯を食べて帰りました。


4月8日(金) 【授業初日】

 今日からいよいよ授業開始。院生生活が本格的にスタートします。

 2限の前に、まずは事務で2号館のエントランスカードと1000枚無料のコピーカードを入手。ようやく、ようやくエントランスカードを手に入れました。これでいつでも2号館に入りたい放題・・・。が、よく考えたら研究室ないし、深夜早朝や土日に2号館に行く用事なんてそんなに無い気もします。でもいいの。念願だったから。学部生にも与えてくれればいいのにね。

 2限は○△先生のゼミ。「サステナビリティの戦略」という題目です。僕が以前岩井利一と間違えた「イヴァンイリイチ」の著作を輪読し、フリートークをしながら、等身大の生活世界について考えていくというゼミです。あと6月くらいに岩手に地域通貨の実習旅行に行くそうな。このゼミは「人間の安全保障プログラム」というところで開講されているものなので、相関の僕にとっては他専攻の授業ということになります。受講者は15人近くいたけど、驚いたことに半分以上が留学生の方々。そしてあの幸田シャーミンさんもいらっしゃる。幸田さんが最初の発表者に決まって、今日のゼミは終了。

 授業後、先生にお願いしていた奨学金の推薦書をもらったのですが、やはり凄く美化されて書いています。こういう推薦書の類ってその人を最大限に褒めて書くのだから、客観的に見ると面白いのです。でもひとたび自分の事として見ると、やっぱりかなりこそばゆい。あんまり褒めないでください。褒められると調子に乗ってしまう人間なので。。

 今日は新入生にとっても初授業の日なわけで、まだ右も左もわからない一年生と、とりあえず成績だけもらっとくかという二年生でキャンパスはものすごい人でした。こんな日に食堂にいくのも嫌なので、人が増殖する昼休みが始まる前に生協でパンを買って、矢内原公園で桜を見ながら昼食。暖かくて桜吹雪がきれいでした。

 4限が休講だったので、図書室で本を読んだり情報棟でネットをしたりして3時55分。5限にある前期課程生向けのテーマ講義「環境の世紀」のお手伝い。この講義はうちのサークルの2年生達が運営しているのだけど、○△先生が責任教官でもあるわけです。それで、先生から院生として手伝いをしてくれ、と言われたのであります。役割は、何かあったときの対処役とモラルメンテナンス係(?)らしい。残念ながらTA(ティーチングアシスタント)ではありません。。

 今までのテーマ講義でも歴代の駒場院生がサポート役をしていたのですが、今日は機材のセッティングが上手くいかずあたふた。頼られなければいけないはずの院生なのに、これでは院生失格ですわ。テキパキと作業をこなしていたgarmyさんとlovebeerさんの偉大さを感じました。いずれ二人のようにならなくては。

 さてさて、一発目の講義は「地球環境問題は何か」ということで気候システム研究センターの住先生。後ろで授業を聞いていたのですが、やっぱり新入生を対象にしているのか、既に知っている話ばかりでした。でも「そんなことは知っている」と、軽く流してしまう態度はいかんのです。もっと自分自身に疑問を抱く必要がある。そういった真摯な態度が今の自分に足りないものだとも思います。

 そんなこんなで無事今年度初テーマ講義が終わり、6限のゼミには参加せず帰宅しました。
 2年生のみんな、初回お疲れ様。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 明日、明後日と学科の進入学歓迎親睦合宿に行ってきます。熱海です。いろいろ情報を仕入れてきます。


4月9日()・10日() 【歓迎親睦合宿】

 土日は泊りがけで学科の進入学歓迎親睦合宿に行ってきました。場所は熱海です。

 土曜日1時半、東京駅の「銀の鈴広場」に集合して、2時3分の電車で一路熱海へ。席が隣になった新M1のR君と話をすると、驚いたことにR君の出身地は山口県。まぁ岩国ということなので東西の端同士結構離れているのですが、この大学に来て元からの知り合い以外で初めて山口県人と出会いました。山口出身者は少ないですからね〜。学部入学生は山口県全体で一桁とかですから。

 電車に揺られること約1時間半、熱海着。駅から今日の宿までは歩いて10分程度らしかったのですが、かなり山の上にあります。ミニいろは坂みたいなところを登ってようやく到着。到着したときにはこれでもか、というくらい汗が吹き出ていました。代謝が激しいので困ります。。

 到着した宿は、何とマンションのようなところ。想像するに最初マンションとして建てたのはいいものの、あまりに山の上にあるもんだから売れ行きが芳しくなく、結局コンドミニアムみたいな形で運営していくことになったんでしょう。「オリエンタル熱海」という何とも自虐的な宿の名前に対して、「どこがオリエンタルやねん!」と突っ込まずにはいられません。

 マンションの一室である201号室へ。部屋の中はなかなかどうして広い。そして標高もある程度高いので、窓からは熱海と伊東の街が一望できます。特にハトヤがその存在を大々的に主張していました。「伊東に行くならハ・ト・ヤ♪」のハトヤね。

 着いた時点で既に4時過ぎ、それからちょっとくつろいで夕食の準備が始まりました。食事がついていないので、キッチンを使ってみんなで自炊なのです。が、キッチンの広さや調理器具の数は限られているわけで、当然のように何もすることがない人が出てきます。僕ももちろんその一人。そういうときはどうしていいかわからないものです。「座っといていいよ」と言われても座るのは何か申し訳ないし、かといって料理している人をジーっと見てプレッシャーを与えるのも間違っている。なのでおろおろした挙句あいまいに立ってることが多くなります。この「どうしたらよいのやら・・・」という状況は、まるで今の人生状況そのもののような気がして、一人考え込んでしまいました。しかしそんなことを考えている間に時代(=料理の準備)は進んでいくのです。特に助手さんとドクターの方の料理の手際のよさにびっくりです。二人でマイナー食材のトークとかしてるし。。

 結局料理は完成して宴開始。焼肉を食べながらビールをきゅっと。いや〜うまい。。その後だんだんと飲みに移行していきました。いろんな人と話したのですが、ためになる話もあればとにかく面白い裏話もありで、楽しい時間が過ごせました。少し酒が入った院生の皆様の会話は、話のテンポがよい上にウィットに富んでいて本当に面白い。個人的にはGlocal先・・・(以下緘口令により自粛)がびっくりした上にかなり笑えました。本当は笑っちゃいけないんだけど。。

 そのほかにも○先生の裏話を聞いたり、助手さん持参のお勧め焼酎を飲ませてもらったりで時刻は3時半。宴がお開きになったので温泉らしきものに入って4時半頃就寝。

 翌日は8時半頃起床。てか起きたら既に朝ごはんが作られていました。昨日に続いて何もしないで申し訳ない。。ただチェックアウトが10時だったので、急いで食べてさっさと片付けてさっさと駅へ。10時過ぎの電車に乗って昼過ぎに自宅に帰ってきました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 今回の合宿はみんなで夕食を食べて飲んで寝る、ということしかなかったのですが、逆にそれがよかったんじゃないかと思います。もう学部一年生じゃないんだし、ゲームとか観光とかするオリ合宿よりは、こういうじっくり形式の合宿がいいかな〜と。上級生の皆様、こういう場を提供していただいてありがとうございました。来年はうちらの代が頑張ります。

 それにしても、明日の本郷の4限と駒場の5限、どっちの授業をとればいいんだろうか・・・。


4月11日(月) 【てぃーちんぐ・あしすたんと】

 TA。それは「ティーチングアシスタント」の略。

 TA。それは大学院生が行う授業補助。

 TA。それはお金が入ってくるおいしい仕事。

 TA。しかしそれは負担も大きいらしい。

 TA。それは・・・

 ・・・


 ということでなぜかTAになってしまいました。こうなる伏線があったのですが、最初から話すと結構長くなります。

 まず4月1日。シラバス配布で月曜4限と5限に履修候補の授業を発見。4限が○△先生のゼミ、5限が「地域社会論」という学科の名物ゼミで、今年は東京都政を扱うということでした。ところが、4限のゼミは経済学研究科と合併で、本郷で開講されるのです。4限本郷、5限駒場だと移動時間の関係もあって両方履修することは不可能。ということでこの時点からどっちのゼミを取ろうか考え始めました。

 それから5日後の4月6日、ガイダンス後の懇親会で、僕が○△先生と話していると、地域社会論担当のU先生が「すぱくり君はもう指導教官決まったの??」と話かけてきました。まぁそれで「○△先生にお願いしたところです」とかいう話をしたわけですが、そのときに二人の前で「実は月曜4限と5限でどっちのゼミをとるか迷っている」ということを言ってしまったのです。

 言った瞬間に「しまった!余計なことを言ってしもうた・・・」とは思ったんですが、もう後の祭り。。U先生が「いや、やっぱり指導教官の授業をだから・・・ねぇ。都政ゼミは多分来年もやるから来年来てくれたらいいよ」と言えば、○△先生は「いやいや、是非5限の方に参加してください。僕のほうは金曜2限のゼミに出てくれればそれでいいですから・・・」と、二人の先生は互いに譲り合うわけです。「もしかしてどっちにも必要とされてないのでは??」なんて寂しいことが脳裏によぎったのであります。

 そんなこんなでその場はうやむやになったんですが、僕のほうは余計に迷ってしまうことに。まぁ時間が経つにつれ、一応○△先生が指導教官だし、4限本郷のゼミをとろうか、とは思うようになってきていました。

 が、しかし。土日の合宿で既に5限のTAに内定している「お三方」から話を聞くとですね、何かやっぱり5限に出たほうがいいのかなぁと思うようになってきたのです。いろいろな話を総合すると、何となく出なきゃならん気がしてきたのです。「えっ?すぱくり君、出ないの??」とか言われたし。勘違いかもしれないけど、どうやら僕が履修する前提で、先生とTAさんの間で話が進んでいるような気がしたのです。

 結局今日もぎりぎりまでどっちに出ようか悩んで、最終的には5限に出るという判断を下しました。腹をくくって5限の教室に行ってみると、25人というゼミにしては結構な人数が。このゼミは1年生から大学院生まで履修できるので、様々な年齢層の人がいます。そして何と聴講生として国分寺市の教育長さんが来てたしね。

 今日はガイダンスということで授業内容やスケジュールを確認。テーマは「環境政策」「防災・治安対策」「産業政策」「福祉・教育政策」の4つ。このテーマにそってグループに分かれて、それぞれのグループにTAが一人ついて調査していくということでした。が、よく考えてみるとTA3人にテーマが4つ。これはおかしいな・・・と思っていたら先生が「テーマ四つだしTA一人増やそう」と。まごまごしていると先生が「すぱくり君、どう?」ということで、断ると言うことを知らない僕はTAになったのです。。

 そもそも行政学は僕の専門の周辺領域とはいえ全くの素人な上に、他の「お三方」がドクターなのに僕は修士1年。かなり役者不足ですが、とりあえず死なない程度に頑張ります。

 そういえば授業終わったあとに、一旦教室を出た一年生4人が、「このゼミでやっていけるだろうか?」みたいなことを質問しに戻ってきました。多分僕なんかより彼らの方が不安なのです。大学入りたてで、入学式の前から大学院生と一緒のゼミに出たら、そりゃ怖気づくのが当たり前。そういうのを見ると「TAがしっかりせんとあかんな」と思います。彼らの不安を和らげるのもTAの役割だろうし。第一お金貰いながら勉強できて、その上単位までもらえるっていう防衛大学校みたいな待遇受けてるんだしね。。甘えちゃいかん。

 とりあえず帰りに東京都政の新書を買いました。今日から少しずつ勉強していきます。先輩TAのお三方、若輩者ですがどうぞ宜しくお願いします。。あと、○△先生、ゼミ取らないでゴメンナサイ・・・。来年とるので許して。。


4月12日(火) 【In my home】

 今日は創立記念日(入学式)とやらで授業は休み(だったはず)。家で本を読んでいました。

 ちなみに最近読んだ本
 ・『とりあえずビールやっぱりビール! 古代ビールから最新発泡酒まで、その旨さを科学する
 ・『ローカル線ひとり旅』
 ・『都庁 −もう一つの政府』

 三つ目以外はほとんど趣味ですね。 


4月13日(水) 【大学院の授業名】

 うちの専攻だけかもしれないのですが、大学院ともなると授業名を見ても中身が全く分からないことがよくあります。あと授業名と中身が全く違うということもよくあります。今日受けた授業は、その典型でした。

 今日の授業は5,6限。それまでは家で本を読んだり長電話したりしてました。

 5限は『計量社会科学Ⅱ』。が、中身は線形代数学の基礎。シラバスの講義内容は以下の通り。「統計学、特に回帰分析と多変量解析への応用を意識しつつ、線形代数学の基礎事項について概説する」。内容を見る限り、どっからどう見ても、まごうたかたなき数学です。とりあえず社会科学ではないですね。

 今日はベクトルについての基礎事項の講義。元理系とは言え数学からは5年近く離れている上に、ベクトルも最初からn次元で行うから結構頭が混乱しました。基礎事項とは言え高校のベクトルは当たり前のように理解していることが前提みたいだったし。とはいえ線形代数学はこれから分析とかで必要になってくるだろうし、真面目に取り組んでいきたいものです。

 6限は『国際社会科学特別講義Ⅳ』。かなり曖昧で大雑把なタイトルです。気になる中身ですが、客員教授として環境省の現役局長が教鞭をとり、温暖化対策を始め日本の環境政策について考えていく、というもの。月曜5限の都政ゼミで(ちなみに月曜5限の正式授業名称は『国際社会科学特殊研究Ⅲ』。国際社会科学といってるわりには東京都政という非常にドメスティックな内容となっております。。)都の環境対策を扱うから、国と都(=地方自治体)の環境政策を対比できていいかなと。実務者だし面白い話が聞けそうです。それにしてもうちの専攻は現役官僚の授業が好きみたい。総務省と環境省と外務省。地方自治、環境問題、国際関係といった多種多様な問題を扱う専攻だからかな。

 帰りは久しぶりに山手で「ゆきらーめん」大盛り。山手自体も久しぶりだけど、ゆきらーめんはもっと久しぶり。多分3年ぶりぐらいです。久しぶりに食べるとおいしいね〜。やっぱりゆきらーめんは山手の基本ですわ。。

 ということで水曜日はこの2コマ。6限ってのがネックだけど、とりあえず履修します。そして明日は1限本郷に行くかも。1限本郷だと、うちを7時に出なければいけません。。なので早く寝ます。


4月14日(木) 【新領域の環境倫理学】

 1限は本郷で新領域創成科学研究科と人文科学研究科の合同講義『環境倫理学』。今年から新領域の教授になった鬼頭秀一氏の授業です。鬼頭さんは環境倫理学では日本の第一人者と言っても過言ではありません。いつかうちの大学に移ってくるだろうと思ってたら、本当に今年から移ってきました。

 授業の内容はまんま「環境倫理学」で、今日はガイダンス。とはいっても環境倫理学についていはほとんど知りません。いつかは勉強しておかないといけないので、今回思い腰をあげて履修することにしました。環境倫理学的な考え方は、これからの研究にも取り入れていきたいのでね。。

 ちなみに今日の1限が生まれて初めて本郷で受ける授業でした。初めて本郷を訪れてから7年。大学院生になってようやく本郷まで辿り着いたのです・・・。ただ本郷の1限は8時半に始まるので、家を7時前に出ないといけません。これがきつい。とにかく来週からの課題は早起きです。このモチベーションがいつまで続くのか。

 1限が終わってすぐに駒場へ。都政ゼミで必須の新書『東京都政』(2003年、佐々木信夫著)を購入して図書室で読んでいました。この新書は1991年に出版された『都庁 -もう一つの政府』の続編のようなものです。とはいっても1991年と2003年では社会状況が全く異なるわけで、二冊読むと「失われた10年」が東京都にとってどのようなものであったかがわかります。

 あとはゼミの論文をコピーしたりTAの書類を提出したりして、5時前に吉祥寺へ。夜は久々のイワイ氏とパスタ館で夕食を食べてきました。だぶろぐの更新楽しみにしております。


4月15日(金) 【これからのテーマ】

 手違いで一日ほどトップページにアクセスできない状態が続いていました。ごめんなさい。。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 今日から授業も第2週目に。2限は○△先生の『サステナビリティの戦略Ⅰ』。イヴァンイリイチの著作を輪読するのは来週からで、今日はとりあえず講義。題目をつけるなら「私とイヴァンイリイチ」てな感じでした。今日の講義で古典を読む必要があると実感。近いうちにとりあえずマルクスの資本論、ポランニーの大転換、くらいは読もうと思います。ていうかこれまで読んでこなかったのが問題なんですがね。

 その○△先生と2時から個人面談。先生と話して修士での研究テーマがはっきりしてきました。一つは環境政策を世界・国・都・区の4階層に分けて、それぞれの実効性、有効性、関係性を検討すること。もう一つはペットボトルに見られるウォータービジネスが地域水循環や地域経済に与える影響を分析すること。一年でこの二つを個別に調べて行き、修論でこの二つを統合できるといいなぁ・・・、と思っております。とにかく、はっきりとした目標が出来てよかった。。今まで「専門は?」と聞かれても答えづらかったけど、これからは「環境政策論が専門です」とはっきり言います。。

 4限はバックウィステリア先生の『国際協力論実験実習』。中身は国際環境問題のゼミです。ていうかやっぱりこの先生は良くも悪くもやる気なさそうに見えます(実際本当にやる気ないんじゃなかろうか・・・)。先週休講だった理由が、「学校に来てたけどなんとなくさぼっちゃった」。自己紹介で「趣味は競馬です。クレイジーです」。ゼミ内容も「みんなで決めましょう」。結局このゼミで何をするか決めるのに90分も使ってしまった・・・。まぁゼミ自体は面白くなりそうなので履修します。

 ということで今学期履修する科目が全て決定しました。週7コマ。うち環境関係が4コマ。準環境関係が2コマ、数学1コマ。明らかに環境が専門になってきてますね。「環境が専門」というと現在ではまだ胡散臭くとられるので、従来の専門として個人的に経済学と行政学を身につけます。。

 夜は「壁の穴」でうに・いか・しめじスパゲッティを食べて、その後喫茶店でケーキを食べて帰宅。うまいもの食った。。


4月16日() 【ラーメン抑制法】

 今日は用事もなく一日在宅。何となく喉が痛いので療養してました。

 ラーメン食べすぎはよくないので、ラーメンは週2回までと心に決めたのが今週の頭。水曜日に山手でラーメン食べただけなので、とりあえず最初の一週間はこの目標をクリアです。何だかんだ言ってもラーメンは体によくないはずだし、ラーメンの食べすぎで癌とか脳卒中とかになったらシャレにならん、というか恥ずかしいですからね。もしこのままラーメンを食べ続けて、それが原因で脳卒中で倒れ、周りからは「すぱくりはラーメンの油で脳の血管を詰まらせた」とか「噂だけどあいつの体を構成する炭素の90%はラーメン起源」とか言われた日にゃ恥ずかしくて死んでも死にきれません。そして子供がいたら子供は学校で「お前の父親はラーメン食べ過ぎて死んだ」と言って「ラーメンマン」とかあだ名をつけられて虐められるのです。それだけはなんとしても避けなければ、という思いで「ラーメンは最高週2回」の近いを立てました。

 「それなら週2回までと言わず、全面的に禁止すればいい」という意見もあるでしょうが、そうはいかんのです。なぜならラーメンを食べるということは環境問題と密接なかかわりがあるからです。

 ラーメンを食べて満足するか、それとも将来の健康を考えて食べるのを控えるかという問題は、現代世代と将来世代の衡平問題という点で環境問題と類似しています。僕はラーメンを通して環境問題について考えるトレーニングをしているのです。(結構強引な反論だけど。)

 何だか妄想を逞しくしてしまいましたが、今週分の余りが1回分あるわけで、夜は誘惑に負けて洞くつ家に行ってきました。チャーシュー麺とご飯。洞くつ家でラーメンとご飯を一緒に食べたのは初めてだけど、かなりおいしい上に満腹になるのでいいですね。

 明日からはまた新しい一週間が始まるので、誓いを守りながら生活していきます。


4月17日() 【きび刈り飲み会】

 5時から西荻窪できび刈りの飲み会。西荻窪はうちから近いので、歩いて出掛けることにしました。

 途中で道に迷いつつも40分くらいで西荻窪に到着。思ったより結構遠かった。。集合時間よりも早くついたので、西荻窪の駅前を散策して時間を潰したのですが、なぜか西荻窪には古本屋が多い。何ででしょうね?東京女子大が近いから?とりあえず古本屋や本屋で、石浦章一の例の新書を読んで時間を潰しました。内部の人間だと結構面白いです、あれ。ただお金出して買うほどの価値があるかどうかは疑問だけど。。

 5時に駅で集合して「のらぼう」という洒落た食事どころへ。今日のメンバーは2月の上旬に行ったときにいたメンバー+αです。要するに学生ネットワークを通じて参加してない人+シバさんマナちゃんのバイトさん。10人で有機野菜の料理その他を食べてきました。筍の炊き込みご飯と生姜の炊き込みご飯がおいしかった。

 5時から開始するのはやけに早いと思ってはいたのですが、考えてみると結構多くの人が群馬とか埼玉とか神奈川とか遠くに住んでいるのです。そりゃ早く始めるに越したことはありません。群馬とか帰るの大変だろうに・・・。

 ということで9時過ぎにお開きになりました。みんなと別れて一人三鷹台へ。さすがに40分も歩きたくなかったので帰りは電車です。三鷹台で降りたあとは、家の近に住んでいるサークルの後輩S君の家へ。S君と二人で飲んできました。実はS君の家で飲むのは初めてです。これまでも何回か飲もうという話はしていたんですが、今回初めて実現しました。

 出版の話をしたり旅行の話を聞かせてももらったり。。S君は旅行が好きでレアな国に行ったりもしてるんですが、そこで購入したレアな酒を飲ませてもらいました。それが下の写真。エストニアの酒だそうです。タリーンって読むのかな?40度あったけどバニラの味がして飲みやすい酒でした。

    

 気がつけば2時半。S君は本郷で1限があるみたいだったし、明日のことを考えて帰宅。いささか酒を飲みすぎたので、ウコンを摂取して眠りについたのでした。


4月18日(月) 【東京の政治】

 5限の都政ゼミ。今日は班分けをして都議会中継のビデオを見ておりました。で授業後書籍部で、うちの班がまとめて発表するべき本を買ったんですが・・・何と総ページ数474ページ。日本語とはいえ結構な量です、これは。正直ちょっとなめてました。これをまとめて発表するなんて、僕はいいとしてレジュメすら作ったことない一年生は大変じゃないか、と思います。とにかく誰が何処を発表するかの割り振りをしなくては。

 ちなみにこの本が出たのは1995年の1月。それから増版されてないみたいで、本の帯に「鈴木都知事引退表明。東京に再び選挙の季節が到来!21世紀に向けて東京の政治は新時代の幕を開けるか」と書かれています。今となっては結構時代錯誤で驚きです。この本は10年間どっかの倉庫に眠っていたのでしょう。日の目を見せてやることができてよかったよ。
 あと、出版から10年経って東京の様子も随分変わってるから、その10年をフォローアップするのが大変そうです。この辺もどうにかして他の本で補完していかなければ。

 本を買った後は先輩TAのお三方とイワイ氏と夕食を、ということだったけど、向かった店がことごとく休業中or満席。果ては最終手段として向かったイーグルにまで「予約でいっぱいです」と断られる始末。イーグルに断られるとは結構屈辱です。

 そういえば、最近駒下一帯の飲食店がどんどんとなくなっていってます。2年前に潰れたやぶ久を筆頭に、近頃あのZIZIもなくなったし。そして今日は一回も行ったことがなかったラーメン屋のめん太が閉店しているのを発見しました。イーグルも一時期なくなるって話があったしな〜。1,2年の頃によく使ってた店がなくなるのは寂しいもんです。もはや思い出狩りが始まっているといっても過言ではありません・・・。現段階で営業している店には是非頑張って続けていって欲しいものです。特に山手(駒下じゃないけど。。)

 で今日は結局蕎麦屋の満留賀で落ち着きました。満留賀の「天もり」って量が多くておいしいですね。海老がカラッと揚がっててよかった。 


4月19日(火) 【1限から学校へ行く】

 火曜日は何と1限から授業があります。普通院生の授業やゼミって午後に集中してるもんなんですが、火曜は何故か1限にあります。木曜日の本郷1限と合わせると1限の授業が週2回。まさか院生になって1限の授業にでることになるなんて・・・。1年生のときですら1限にでたことはなかったよ(履修はしてたし単位はとってたけど。。)

 と、眠い目をこすりながら向かった1限は、何と○△先生の授業です。ちなみにこの1限の『環境社会科学』という授業、実は学部後期の授業なわけで、大学院の授業じゃありません。でも学部後期の単位も8単位まで認められるから取っているわけです(あと○△先生が指導教官ってのもあるけど。)授業内容は地域通貨について。授業というより事例の発表になりそう。

 地域循環の観点から考えると、個人的には地域通貨はいい材料だと思います。地域循環はコミュニティーの創出のみならず、大局的に見ると環境にもよい影響を与えると考えられてるしね。ただ「通貨」というものが環境やコミュニティーに対してどれほどのインパクトを与えるのかということは、勉強不足なのでよくわかりません、というか知りません。。なのでこれからこの授業で、地域通貨と環境の関連性を学んでいくつもりです。地域通貨を専門にするつもりはないけど、「地域循環」とはかなり関連がある分野ですからね。そしてそこに行政がどう絡んでいくかも個人的関心の一つです。

 とは言ってもやっぱり問題はこの授業が1限にあることなわけで、「興味関心」と「1限である」ことのどっちが勝つかわかりません。今まで1限の授業で全出席したのは、2年生の夏学期、金曜1限にあった記号論理学のみです。ということは今回も1限に出続けるには、不屈の精神とたゆまない努力が必要みたいです。授業に出たら出たで、○△先生の眠りを誘う穏やかな口調の誘惑とも闘わなくてはいけません。こりゃ困った。。まぁ、とりあえず頑張ります。とりあえず、ね。

 1限が早めに終わった後は、図書館で読書。が、何となく喉が痛いし鼻水も出る。周りに風邪を引いている人が多いので、もしかしたら風邪の初期症状かも・・・ということで大事をとって昼過ぎに帰宅しました。そして今、家に帰って早めの日記更新をしております。この後は横になりつつ昨日買った『東京の政治』でも読みますかね・・・。


4月20日(水) 【定期券】

 週1回本郷で授業があるので、本郷までの定期に切り替えようと思ったら、3ヶ月で何と2万円もかかると言われました。今のままの定期だと7100円なので、3倍ですよ。さすがにねぇ・・・。てことで本郷まで買うのをやめて、今まで通りの区間で買いました。これで本郷1限の授業出なくなったら営団地下鉄の高い定期運賃のせいです。あ、今はもう東京メトロか。メトロは暴利むさぼりすぎ。それに比べると京王の定期代は格安です。

 そういえば浪人時代、下関から九州の小倉の予備校に通うのにJRの定期を使ってたんですが、わずか15分しか乗らないのに6ヶ月4万円とかするんですよ。時間と距離を考えるとJRの定期代の高さは東京メトロの比じゃありません。20分の乗車区間に乗って3ヶ月7100円の京王と比べたらまぁ何と高いことか。ベリーエクスペンシブ。JRの皆さん、企業努力をお願いします。地域住民が気軽に使える足となってください。

 京王の定期はかなり安い部類だとは思うんですが、ただ今の定期は区間が「三鷹台⇔駒場東大前」と非常にツカエナイ定期になっております。定期圏内にある繁華街は下北沢くらいのもんで、吉祥寺にも渋谷にも出られないの。裏技使って渋谷とか吉祥寺とかまで買っても7100円で値段は同じなんだけど、度胸がないためにある種詐欺的な裏技を使えないのであります。だから渋谷までの定期を持ってる人を見ると「いいなぁ」と思うのです。値段変わらないなら渋谷とか吉祥寺とかも定期圏内にしてくれればいいのにねぇ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 定期を買って学校へ。朝は図書館で『東京の政治』を読み、昼食は食堂ですのと阪神の元監督さんと。久しぶりに1、2年生の時の話をして、過去の忌々しい?思い出がよみがえってきました。当時のことなんてもうすっかり忘れていたよ。。で、5限6限と出て帰ってきました。終わり。


4月21日(木) 【本郷の真ん中でフィットネス】

 木曜は本郷1限の日。6時半に起きて素早く支度して出かけたのに、着いたらちょうど8時半でした。本郷遠い。。

 1限を受けた後は、図書館で時間を潰して御殿下記念館へ。せっかく本郷に来るんだから体を鍛えよう、ってことでジムに行ってきました。去年の前半は結構通ってたんだけど、後半に入ってぱったり行かなくなったので、かなり久しぶりです。

 御殿下のジムをを使うには、登録して講習会を受けなければなりません。講習を受けた後は講習を受けた人間である証の腕輪をもらってジムを使います。その腕輪は1年ごとに更新されるので、2005年度初回の今日、腕輪を更新してもらいました。腕輪には番号がついてるんですが、その番号が何とも縁起がいい番号なのです。ご覧の通りスリーセブン。どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど、ちょっとうれしい。もしかしたらいい事があるかもしれん。

   

 で、スリーセブンの腕輪をしてトレーニング。最近本格的に体を動かしてなかったので、ちょっと動かしただけで体中の筋肉が悲鳴をあげます。あと、腹筋を鍛えるマシーン使ったのに足が痛くなったり、背筋を鍛えたのに足が痛くなったりと、鍛えたいところじゃないところがしんどくなるから不思議。前に頑張りすぎて気分が悪くなったことがあったので、今日は抑えたつもりだったんだけど、それでも終わった後腕がぶるぶる震えてました。明日は腕に力が入ってないかもしれん。

 まぁ「継続は力なり」って言うらしいので、今日だけじゃなくて継続的に御殿下に通おうと思います。腕に血管が浮き上がるか、腹筋が六つに割れるまでは頑張ります。それ以上は多分頑張りません。草野仁みたいになるまで鍛えるのは結構だわ。

 ということでトレーニング後は本郷界隈でおいしいカレーを食べて駒場へ。今日も図書室で『日本の政治』を読んでおりました。が、いかんせん普段動かさない体を動かして疲れたので、途中で耐え切れなくなって家に帰ってきた次第であります。今日はぐっすり寝ます。


4月22日(金) 【GOTOクラブ】

 金曜は2限と4限にゼミがあって、どちらとも英語文献を輪読するので一週間のうちでは一番ハードな日です。いや、なるかもしれない、でもならない可能性も高い、といった方が正確なのか。。

 というのも○△先生の2限のゼミは今週から文献購読が始まって、それなりに負担が出始めたんですが、読む量は多くて一回30ページ程度だからこなしやすい。毎回100ページ強の英語文献を読まなければいけなかったU先生のゼミに比べたらかなり楽です。それでもって担当者の発表(ちなみに今日の担当者は幸田シャーミンさん。さすがに発表は上手かった。)のあとは議論の時間がたっぷりあるので、結構有益なゼミです。

 問題は4限の、もう名前書いちゃうけど、後藤先生のゼミなのです。初回休講で、先週、今週と2回にわたって「何をやるか」を決めたのです。まずこれにびっくり。そんでもって来週はみどりの日で休みだけど、再来週の5月6日も休みにしてしまい、ゼミらしくなるのは5月13日からとなりました。これにびっくり。さらに、先週は10人ちかくいたのに、今週は5人しかいませんでした。三度びっくり。しかも何をやるかに180分もぐだぐだ話すなんて、まとめのびっくりです。ぐだぐだ感のオンパレード。ぱっと決めれば20分くらいで決まってしまうものを・・・。

 ゼミが終わった後、とあるD1の人が「何かこのゼミはタモリクラブみたいだ」ということを言ってたけど、かなり言い得て妙です。このゼミは金曜深夜の戯言に過ぎないのでしょうか・・・。受講者が5人しかいなから発表機会は多くなりそうで、その点はハードになるかもしれないけど。。

 これからGOTOクラブがどうなるのか、暖かい目で見守っていきます。


4月23日() 【生ビールがあるじゃないか】

 サークルの新歓コンパの日。の前に、なぜか新歓イベントのビール工場見学に行ってきました。

 新歓のイベントに顔を出すなんて、2年生の時以来です。確かそのときもビール工場の見学だったような気もするけど、気にしない。3年前は横浜は生麦にあるキリンのビール工場見学、そして今年は府中にあるサントリーの武蔵野工場。そういえばビール工場見学を新歓イベントとして始めたのはうちらが2年の時だったので、4年連続ビール工場が新歓イベントになってるわけです。

 ということで行ってきました。新1年生数人に2年生数人、そして3年生のやまうち君となぜか院生二人。気がつけば僕がぶっちぎりの最年長。ていうかやまうち君が3年生なんだもんな・・・。目的は1年生とのふれ合いもさることながら、工場で飲む生ビールです。(ごめん)

 というのもこの前読んだ新書『とりあえずビール、やっぱりビール!』に「工場で飲む生ビールが一番おいしい。なぜなら新鮮だからだ」ということが書かれていたのがずっと心に引っかかっていたのです。著者がサントリーの人だったこともあって、今回のビール試飲はかなり楽しみでした。工場で飲む生ビールはさぞおいしいのだろう、と。。

 それでまぁ見学もそこそこに(詳しい内容は時間があったら東京見聞録にでも書きます)、いよいよお待ちかねのビール試飲。

    

 いや、すごいうまい。何ていうか、うまい。キレがあるのにまろやか。あと泡がきめ細かい。酒が飲めないすのが3分の1近く飲んだんだから、どれだけうまいかわかりますよ。こういうビールを毎日飲みたいねぇ・・・。水と麦とホップ、あと技術者の皆様に感謝感謝。ビール万歳!

 ただ一つ不満をあげるとすると、試飲の時間が極端に少なかったのです。わずか10分だった。これじゃ味わってゆっくり飲めないよ。3年前のキリンビールは、試飲時間無制限だった気がするので、何とも残念です。結局今日は3杯しか飲めなかった。。(そのうち1杯はプレミアムモルツ。これも新鮮生で結構うまい)

 その後は渋谷に移動して新歓コンパ。参加は何と70人。上から下までたくさんおりました。僕がサークルを見てきたのはたかだか4年だけど、その4年間だけでも結構でかくなったもんです。自分が院生だもんね。で、進路で悩んでいる新入生にアドバイスなんてしてしまいました。何かこそばゆい。。そして結構飲んでしまった。。ビール工場から考えると、ビール飲みっぱなしでした。新歓コンパのビールはキリンだったけどね。。

 二次会にも行って、終電近くで帰宅。途中うちの近くのS君の家によって帰ったら既に2時でした。


4月24日() 【森林の働きをまとめてみる】

 今日はとあるつてで頼まれていた仕事を遂行。小中学校生向けに森林の働きをまとめて文字にする仕事です。

 20冊近くあるパンフレット類をもとにしてまとめていく作業を繰り返すのですが、小中学生向けだから言葉遣いを考えてしまいます。この日記よりも簡単な言葉を使わないといけないのです。例えば温暖化と森林の関係のところで「大気中への二酸化炭素排出量が増大して」といった意味の文を書きたいなら、「空気中へ出る二酸化炭素の量がかなり増えて」というように簡単な言葉に置き換えなければいけません。今日は一日こういう作業をしていました。

 で、まとめながらこっちも「へぇ〜」っと思うことがあります。例えば木の家に住むと健康で長生きできるとか。老人ホームや動物での実験でそういうことが示されているそうな。将来住むなら木の家ですね。ダニにも効果あるみたいだし。

 夕方近くになってこの仕事が終わったので、夕食をとりに外出。今日はリンガーハットに行って参りました。なぜかチャンポン食べたくなったのです。思えば1月18日にリンガーハットで大打撃を受けたんだけど、今日はかなり麺が多かった。リンガーハットはやっぱりおいしいのね。これからは外食レパートリーの一つに加えます。


4月25日(月) 【石原慎太郎論】

 午前中の時間を持て余しがちな月曜日。余らせるのはもったいないので月曜午前は本郷に行って御殿下で筋トレすることにしました。月曜と木曜は御殿下で筋トレ。火曜日はプール。今学期はこれでいきます。

 10時前に本郷へ。御殿下が開くのは11時半なので、それまで図書館で読書。ようやく『東京の政治』を読み終わりました。なかなか面白い本だったけど、やっぱり量が多い。あと「政治」っていってる割に個々の政策の話はほとんどなく、政治過程、選挙過程に重点が置かれていて、内容とタイトルが若干異なります。でもって1995年までの記述しかない。これが一番痛いところ。

 12時から御殿下で筋トレ。1時間半ほどふんふんむんむんやってきました。重点的に鍛えてるのは胸と腹筋と背筋、それに二の腕と上腕三頭筋。見た目重視で鍛えてます。早く腹筋を割らないと・・・。

 筋トレでいい汗と嫌な汗をかいた後は、昼食をとってぽてぽてさんと駒場へ。5限の東京都政研究ゼミ、今日は学科の研究会と合同で御厨貴さんの講演会でした。ちなみに「御厨」は「みくりや」と読みます。普通読めません(よね?)。最初「ごちゅう」さんかと思ったもの。御厨先生は大雑把な分け方をすると政治学者です。都政に通じているらしく、今日の講演会のテーマは東京都政と石原慎太郎論。

 かなり面白い内容でした。その中でも「石原慎太郎は改革の種を使うのが上手いが、過去の都庁官僚が埋めた改革の種は使い切ってしまった。石原都政の問題はトップダウンで身内で固める人事を行ったため、次世代のための改革の種を埋めるべき優秀な官僚がやめてしまったことにある」というのが特に感心しました。そういう考え方もできるのか、と。石原慎太郎という異質な都知事の登場は東京都にとってよかったのか悪かったのか。それは恐らく石原さんがやめたあとに分かるんだろうと思います。次の知事が取り組むべき政策課題の種をさりげなく残すのも、現職知事の仕事なのかもしれません。

 講演会の後は御厨先生、ゼミのU先生、先輩TAのお三方とともに渋谷で食事。御厨先生の話は面白かった。。ああいう人がスター学者なんだと思います。U先生がトイレに立ったときを見計らって、さりげなく「何かあったら連絡してください」とTA諸氏に名刺をくれるのです。U先生に気を使わせないその姿勢に恐れ入ったのでした。

 その後先生達とは別れ、先輩TAお三方と「カチカチ山」で飲んで(しかも奢ってもらって。ありがとうございます。)帰宅は12時半。ビールばかり飲んでいささか苦しい。


4月26日(火) 【スイミング】

 昨日は深夜に帰宅してすぐ寝たので知らなかったけど、関西の列車脱線事故はかなり大変なことになってますね。飛行機も恐いけど列車も何があるかわからないものです。JR西日本に就職した仏ラ氏は大変だろうなぁ。。とにかくこういう事故がまた起こらないことを祈ります。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 今日は○△先生の1限を受けて、その後参宮橋のオリセンへ。「オリセン=会議や催し物をする場所、場合によっては宿泊するところ」というイメージがありますが、実はスポーツ施設もあるのです。オリセンのプールは、少人数、低価格、清潔な設備と三拍子そろっていてかなり穴場です。2時間260円っていうのは都内ではかなり安い部類だと思います。

 実はプールで泳ぐのは久しぶりです。この日記をつけ始めてからはオリセンのプールに行ってないので、1年以上のブランクがあります。3年生の夏学期は、某内田先生(最近新書が出てますね)の現代社会論という講義があまりに意味不明だったので、途中からプールの時間にして毎週通ってたんだけど、いつの間にか行かなくなってました。冬になると寒くなってプールに行かなくなるってことも影響してるんでしょう。

 今日は久しぶりなこともあって、体の様子を見ながら平泳ぎ。2キロ半ほど泳いできました。後半は休憩なしに50分連続で泳いでみたんだけど、案外何とかなるもんです。きついのは最初の300メートルあたりで、それからはだんだんと慣れてくる。マラソンでいうランナーズハイみたいなものか?たださすがに泳ぎ終わって水から上がると、体はくたくたになっていました。泳いでる時は疲れてるとか汗かいてるとか分からないですからね。かなりよい体脂肪燃焼運動になったはず。

 水泳後はせっかくオリセンまで来たんだから、ということで新宿まで出て今週一杯目のラーメンを食べてきました。歌舞伎町にある「屯ちん」です。「屯ちん」と言えば池袋の超有名店、泣く子も黙るかもしれない東京豚骨ラーメンなわけですが、実は食べるの初めてです。ラーメン中盛+お得なトッピング200円(チャーシュー3枚、ネギ、メンマ、半熟卵)を注文。ちなみに麺の量は小・中・大とも同じ600円です。この辺良心的。

 まぁラーメンは普通って感じでした。とりたててコメントすることがありません。良くも悪くも期待した通り。東京豚骨ってやっぱり何かこう・・・。個人的には博多とか久留米の方がよかたい。ていうか水泳で体脂肪燃焼させたのに、かなり脂肪分とってしまった。何のために運動したんだか。。

 で、激しい雨の中家に帰って福知山線列車脱線事故のニュースを見ていました。事故の原因は一体何処にあるのだろうか・・・。


4月27日(水) 【写像としての行列】

 筋肉痛がひどいです。ちょっとはりきり過ぎたみたい。

 昼前に学校に着いて、昼は駒下の「みしま」でたこ焼きとカレーそばもんじゃ。みしまのたこ焼きはいいね。旨いまずいとか言ったレベルじゃなくて、何かいい。1個がでかいのに、12個で300円なんだからお得ですよ。

 その後は図書室で本を読んだりして、5限の線形代数学に出席。今日は「写像」とかいう範囲でした。ところがこの写像、全く意味が分かりません。抽象的で何を言っているのかさっぱりさっぱり。何でベクトルと行列をかけ合せるのかすら分からん。先生も「ここが一番しんどいところ」と言ってたから相当難しいんだろうけど、理系は大学1年でやるんだよな〜。数学から5年も離れてると、数学的な考え方をするのも一苦労です。10以上の数は「いっぱい」で済ませられる世界に住みたいわ。

 ということで頭にクエスチョンマークを付けたまま帰宅。線形代数要復習。


4月28日(木) 【暑い】

 起きたら6時50分。普段ならかなり早いんだけど、本郷1限だとこれでもぎりぎり。普通に井の頭線+地下鉄で行ったら間に合いそうになかったので、吉祥寺から中央線で一気に御茶ノ水まで。中央線を使うと値段が倍になるんでなるべく使わないようにしてるんですが・・・仕方がない。今はやる気があるんで。。お陰で8時半ぎりぎりに着いて、1限の環境倫理学を受けてきました。今日は環境倫理学の歴史的概観。環境倫理学も紆余曲折を経て現在の形のなってきたんですね。

 1限のあとは図書館で読書を、と思ったんだけど今日は休館。なので予定を変更してサークルの三役話し合いにお邪魔しました。2回目の役員会が迫っているので、その打ち合わせなんだとか。去年を思い出します。三役は大変だと思うけど頑張って。。

 みんなで安田講堂前で昼食を食べた後、御殿下へ。木曜は筋トレ。筋肉痛でも筋トレ。今日は暑かったので、汗だくだくになりながら筋トレです。少しは筋肉ついてきた・・・かな。

 そういや月曜日にもトレーニングしてた人が、今日も同じ場所で同じ格好でトレーニングしてました。それも二人も。御殿下を利用する人ってのは結構決まってるのかもしれませんね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 明日からのゴールデンウィーク、今年は予定がほとんどありません。寝正月ならぬ寝ゴールデンウィークになる予感。多分筋トレと読書三昧ですかね。


4月29日() 【みどりの日】

 今日は駒場キャンパスで朝から昼前までJICAの二次試験があるという。日韓の友人であるTomo君が試験を受けているので、試験終了後に合流して昼飯でも、ということになりました。昼前に駒場に着くと、ちょうど試験が終わったらしく、大勢のリクルートスーツを着た受験者が。今日の東京は夏のように暑かったので、リクルートスーツはかなり気持ち悪かったに違いありません。夢に向かっているとはいえ、本当にお疲れ様>受験者の人。

 リクルートスーツを着たトモ君と正門で合流して、そのまま渋谷へ。ラーメンを食べよう、という流れになったので、ちとせ会館にある麺食王国に向かいました。が、何と、何と、麺食王国が潰れている!最初張り紙がしてあったんで、どこかの一店だけが撤退したんだろうと思ったら、麺食王国自体が潰れているのです。まさかの展開にびっくり仰天。クリビツテンギョウ(懐かしい)。もう笑うしかありません。でもやっぱりラーメンのテーマパークって厳しいのかもしれませんね。最初の新横浜のラーメン博物館が出来た頃はまだよかったけど、近頃じゃいたるところにラーメンパークみたいなのが出来て、いささか需要と供給のバランスが悪いと思っていたところです。麺食王国も市場の競争に負けたということでしょう。それにしても麺食王国の倒産は早かったな・・・。

 予想外の展開で予定が狂ってしまったので、ここで路線変更して原宿へ。原宿にある「九州じゃんがららーめん」に行くことにしました。明治通りをてくてく歩いて、九州じゃんがららーめん原宿店に到着。人が多くて結構並びました。。

 この店は4年前にのの氏とDK氏が東京に来た時に3人で行って以来です。だから味なんか忘れてしまってます。この店には基本の「じゃんがららーめん」と、こってりの「ぼんしゃんらーめん」があるということなので、今日はこってりの「ぼんしゃんラーメン大盛りたまご入り」を注文。ぼんしゃんらーめんの説明書に「くりーみーで濃厚なスープ」と書かれては注文しないわけにはいきません。何せわたしゃスーパークリーミー、略してすぱくりですから。ちなみにトモ君はあっさりのじゃんがららーめんを注文。

 出てきたラーメンはかなりおいしかった。東京で食べる博多ラーメンとしては、かなりの上位に食い込むと思います。いい意味で東京人の口に合うように工夫されている気がします。ぼんしゃんらーめんは言われた通りくりーみーだったしね。トモ君も納得の一杯。7.5点。

 ラーメンの後はトモ君と別れて一人帰宅。その後はテレビを見たりネットをしたりして、久しぶりに休日のような過ごし方をしております。たまにはこういう一日がないといけませんな。この一ヶ月は少しばかり走りすぎた気がします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<今日の気になったニュース>

・お天気おじさんの福井敏雄さん死去
→この人まだ生きてたのか、あの「ばいうじぇんしぇん」のおじさん。ああいう生真面目で実直な人は、最近はもういないですね。

・GDP統計、16年間ミス。消費税をずっと3%で計算。
→おいおい、しっかりしてくれ、内閣府。これによって各年の名目GDPは2000億〜3000億円上がるらしいんだけど、日本のGDP総額は500兆円規模なので、成長率に換算すると0.1%未満にしかならないのだとか。日本の経済規模って改めて考えると凄い規模ですね。


4月30日() 【今日も御殿下】

 やることがないゴールデンウィークは筋トレに限ります。昼から本郷の御殿下まで行ってきました。

 同じ境遇の人が多いのか、ゴールデンウィークだと言うのに御殿下には結構な人がいました。ボクシングエクササイズみたいなことをやっている人だけで40人近く。あと御殿下は西欧系外国人(肌が白い人)の比率が異様に高いです。キャンパス内での比率が一番高いんじゃないだろうか。

 今日はストイックに体を虐めてみました。結果やりすぎました。何事もほどほどが肝心。帰りにまぐろ市場で食べたネギトロ丼がおいしかった・・・。


モドル

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください