このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

←7月の日記      9月の日記→

8月1日(月) 【葉月】

 あっという間に8月に突入してしまった。。6月7月はこれでもかってほど猛スピードで過ぎて行った気がしてならんです。そしていつの間にか過ぎていたレポートの提出期限。環境倫理学のレポートは7月一杯。眠い目をこすりながら木曜1限の本郷に足繁く通ったのは一体何だったのか・・・。

 昨日は帰ってから速攻で寝てしまい、今日は起きたら8時。よく寝たけど、それでも喉はますます痛くなるし、体は熱っぽいし、鼻水は止まらない。完全なる夏風邪だわね。ということで今日一日は休養に当てることにしました。きつい時、だるい時、眠い時は横になるに限る。とにかく今日で結構休息が取れた気がします。まだ喉は痛いけど。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 昨日の日記でも写真で紹介した、変てこな形をした大学セミナーハウスの本館。実はあの建物、調べてみると意外にも高名な建物だったということが判明しました。 「東京の遺産建築50選」 に選ばれてるんだと。建てられたのが1965年だから、今から40年も前の建築物なのですね!

 「東京の遺産建築50選」には、東京駅、国会議事堂、築地本願寺、安田講堂、迎賓館、銀座の和光といった古い建物から、東京都庁、東京国際フォーラム、東京ドームといった比較的新しい近代建築まで、新旧様々な建物が含まれています。これらの建物と同等に並んでいるセミナーハウスとは一体何者?やっぱり素敵で素晴らしい建物なのだろうか・・・?


8月2日(火) 【久しぶりにバイト先へ】

 今日はバイト先で2回目の論文まとめ中間発表。風邪やら合宿やらで結局1本しか論文をまとめられなかったけど、まぁ仕方がない。前回今回と政策波及の総論的論文を読んだので、次回は毛色の違う論文を読んでみようということに。仕事をさせてもらえるのは有難いことです。

 が、このバイト先である研究所、年明けに狛江に移転してしまうらしい!何が痛いって、今の大手町と違って狛江は定期圏内じゃないから、交通費負担分が増えるのです。あと、大手町の空気を味わえなくなるのもまた寂しい。何てったって大手町は日本の中枢だからなぁ・・・。こう見えて僕は中枢で働きたいミーハーなのです。

 ・・・まぁ、実際問題そのときまで働かせてもらえてるかは分からないけどね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 帰りに渋谷の啓文堂によって本を物色。8月に入って少し時間ができたので、ここらで一気に専門とは関係ない(=趣味の)本でも読もうかと。で、『隠された証言 日航123便墜落事故』を購入しました。

 御巣鷹山に日航機が墜落して今年で20年。当時幼稚園の年少だった僕は、とある事情で入院していて、手術を翌日に控えていました。ちなみに病気でも何でもなく、外科手術で手術も5分で終わるというものだったけど、幼い僕は右も左も分からずに不安一杯で入院生活を送っていました。そして太陽が沈んだ7時過ぎ、「日航機が墜落しました」という院内放送が。当時の僕は何のことか全く分からなかったけど、テレビを見て何か大変なことが起きたというのは理解できました。おそらく物心がついて初めて遭遇した、そして一番古い記憶として残っている大きな事件が「日航機墜落」です。入院中に起こったこの墜落がトラウマになって、僕は飛行機恐怖症になったのではないかとも思うのです。

 幼心に強烈な印象を残した日航機墜落。でも実際は詳しく知らない。最初の事件の記憶だしやっぱり知っておきたいなぁ、というのもあって、本を買ってみました。

 20年前を思い出しながら、じっくり読んでみます。


8月3日(水) 【おーらる・ひすとりー】

 午前中はオーラルヒストリーの打ち合わせのため、駒場Ⅱの先端研へ。4月に都政ゼミでお世話になったMクリヤ先生のご好意で、一緒にオーラルヒストリーを行うことになったのです。

 4月のゼミの後の飲み会で「何かあったら連絡ください」とか「機会があれば一緒に何かやりましょう」とかいう話にはなりました。そのときは単なる社交辞令だと思ってたけど、6月ごろ、「よかったらオーラルヒストリーをやりませんか?」と先生からメールが来たのでこりゃびっくり。いや、本気で言ってくれていたんだな。

 僕はM1のうえ政治学が専門ではないので、申し訳ないような気もしたのですが、折角のチャンスだし、またとないいい経験が出来そうなので、僭越ながら参加させてもらうことにしたのです。そして今日が初会合。

 今回のターゲットは行革に携わっていたとある元官僚さん。基本的にはMクリヤ先生と助手さん、都政ゼミの先輩TAお三方と僕の6人で望み、1年間かけて12回くらいインタビューを行うということでした。1人3回ほどメインインタビュアーをやらせてもらえるらしい。これはかなり緊張しますが、かなりプラスのキャリアになるはずなので気合入れて頑張ってきます。初回は9月。

 それにしてもMクリヤ先生って優しいね。きちんと教育してくれそうな感じ。何より機会を提供してくれるし、専門外の僕にも丁寧に接してくれる。やっぱりスターだな。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 午後は久しぶりに吉祥寺をぶらぶら。スタバで本を読んだり、本屋巡りをしたり、ラーメン食べたり。。しかし吉祥寺にある全ての本屋に行ったのに、Mクリヤ先生の本がない。やっぱり新書なら生協書籍部のほうが品揃えがいいですね。


8月4日(木) 【汚名挽回?】

 所用で駒場へ行って、銀杏並木を歩いているときのこと。

 前を歩いていた、恐らく1年生であろう4人組の中の一人の男が、おもむろに「『名誉挽回』って言葉、実は間違った言葉なんだよ」とトリビアを披露。それを聞いて他の3人は「へ〜、そうなんだ!」という返事。

 ちょっと待て、と。
 いやいや、名誉挽回っていう言葉は正しいぞ、と。
 本当に間違っているのは汚名挽回だぞ、と。

 僕は心のなかで思ったのであります。

 「名誉を取り戻す」という意味の「名誉挽回」。そして「汚名を晴らす」という意味の「汚名返上」。この二つの言葉は意味を考えても自然に成り立つ言葉達。ところが最近は「汚名挽回」という間違った言葉が広まっているという。理由は「名誉挽回」と「汚名返上」がごっちゃになってしまったことにあるらしいのですが、実際の意味を考えると「汚名を取り戻す」という意味の「汚名挽回」は日本語としておかしい。

 おそらく先述の彼は「汚名挽回」が間違っているというのを「名誉挽回」が間違ってると勘違いしてしまったのでしょう。まあそれは人間だからしょうがいない。問題なのは、間違った知識が他の3人に伝わってしまったことじゃないかと思うのです。もしかしたら、デマっていうのはこういう風に広がっていくのかなぁと、変な感心をしてしまったのでした。

 駒場内で「『名誉挽回』という言葉が間違っている」という嘘が広まっていたら、間違いなく発信源は彼ですね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 今日はとりあえず帰省前の買い物で、駒場・渋谷・下北沢・自由が丘・吉祥寺を転々としてました。下北沢でようやく靴を購入。今の靴は4年近くも履いていて、穴があいていたからなぁ・・・。店員さんにも「よくここまで履きましたね〜」とか言われてしまった。

 あと、慣れないことはするもんじゃないなぁと思った一日でもありました。。偶然って恐いね。


8月5日(金) 【豆乳しゃぶしゃぶ】

 午後バイトのあと、5時から「梅の花」青山店で夕食。わけあって豆乳しゃぶしゃぶの懐石を食べてきました。

 「梅の花」に初めて行ったのはもう一年以上前。あの時はひどい鼻炎で味も何もわかったもんじゃなかった。しかもその後のコンサートで薬が効き過ぎて寝てしまったからな。そして実は今日も鼻炎気味。バイト先のクーラー効きすぎ。だったけど、店の前まで来てどうにかこうにか収まったのでほっとしました。

 それにしても豆乳しゃぶしゃぶはおいしかった。豆乳で豚肉をしゃぶしゃぶすると、味がまろやかになるんですわ。クリーミーで上品な味。それでもって最後は残り汁で「豆乳のリゾット風」に。これもおいしかった。。次はもう少し高いコースも食べてみたいですね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 明日からしばらく帰省します。環境によっては日記を更新できない日もあるかもしれませんが、そのときはゴメンネ。できるだけ努力しますので。。

 今回の帰省が何となく人生最後の長期帰省になりそうな気がするので、下関に帰るだけじゃなくていろいろ行ってきたいと思います。博多とか宮崎とか京都とか。

 とりあえず明日は青春18切符を使って中央本線途中下車の旅をしながら京都を目指します。明後日は京都のあおかつ君の家にお世話になって、京都観光をしてきます。

 では!


8月6日()〜9日(火) 【青春18切符と京都の旅】

 詳しくは 旅行記のページ をどうぞ。


8月9日(火) 【実家到着】

 京都を出て2時間ちょっとで下関に着いてしまう新幹線。駅前の大丸(ピーコックじゃなくてデパートの方です。)に買い物に来ていた母親と妹(これまた帰省中)と合流して、シーモールで遅めの昼食。新しく出来たビビンバ専門店でビビンバを食べてきました。

 下関と言えば群を抜いてフグが有名ですが、実は韓国料理も隠れた名物です。韓国が近いという地理的な条件もさることながら、歴史的な結果として在日韓国・朝鮮人が多く、大規模なコリアンタウンもあります。だからそういった人達が経営する韓国料理屋・焼肉店も多い。だからビビンバも一応有名っちゃ有名です。

 その一応名物であるビビンバを食べる。正直味が薄い。でもコチュジャンを入れれば辛さだけは満たされる。まあ味が薄いのは高齢者の多い下関にはぴったりかもしれません。(僕は味が薄いのが好きなので十分おいしかったです。)

 実家に帰ってからは久しぶりにだらだらと。それにしてもダイヤルアップからADSLに変えたはずの実家のネット、なぜ繋がらないんだ・・・?


8月10日(水) 【体調が・・・】

 実家に帰ってくると必ず一回はなるのは鼻炎。どうやら下関の空気は肌(と鼻)に合わないらしい。おまけに息ができないから気管支炎っぽくなってしまい、踏んだり蹴ったり。

 ということで、薬を飲んで寝てました。。むむ。


8月11日(木) 【マルコフ教祖の爆裂ゆうとぴあ】

 朝一番で散髪に行ってきました。

 ここ最近は「帰省したときしか散髪しない」を基本路線にしているんですが、それにしても今回も伸びすぎた。年に2回しか切らないことになるから、金銭的には助かります。でも男のむさ苦しい長髪は、見ている人に不快感を与えるし、本人にとっても目の前でちらちらと左右する髪はうざい。あと、髪長いとシャンプーとかリンスとか大量に使うから、環境的にもよくないんですよねぇ。やっぱり東京でもちょくちょく髪を切ったほうがよいいのかね・・・?

 すっきりした髪で父方の実家へ。海を眺めながら約40分のドライブです。田舎で(この歳にもなって)小遣いをもらいました。わ〜い。田舎も市町村合併して下関市になったけど、これといって変わった点はなし。地元の人によると、役所の存在が遠くなってしまった気がするらしいです。大体新しい下関市は面積がでかすぎる。名目上は対等新設合併だけど、実質は所詮下関市による吸収合併だから、旧4町が見捨てられるのではないかという一抹の不安を感じます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 夜は、中国から一時帰国しているマルコフ教祖とさし飲み。場所は下関駅前の「居酒屋ジョッキー」。ここはうちの父親が会社の飲み会でよく使う店でもあります。大丸の地下でバイトしている教祖の仕事が終わるのを待って、8時から飲みスタート。

 教祖と会うのは一年振りだけど、以前と全く変わってないな〜。本当に中学生のときから変わってない。中学生の時から大人だったのか、今も中学生のままなのか・・・。まあどっちでもいいか。教祖は教祖だ。(←この一段落は褒めてるんですよ念のため)

 教祖は次の日もバイトがあるので、最初はペースを押えていたような気もするけど、途中からおかしなことになってきました。僕も途中までは同じペースで飲んでたけど、記憶をなくして教祖に大外刈りを食らわしてしまった去年の出来事が頭にあるので、途中にウーロン茶を挟んだりしながら自己セーブ。とりあえず生中6,7杯飲んだところで焼酎へ。いや、この時点で結構飲んでるんだけど。

 途中店長さんが接客してくれて、そのときに「○○の息子のすぱくりです。いつも父がお世話になっております」というと、「ああ、○○さんの。こりゃ最初の一杯はサービスしないとね」と。何事も言ってみるものです。ここの店長さんは面白い人で、「この新しいビールはどういう味がするんですか?」と聞いた教祖に対して、自分のハゲ頭を指しながら「私のように癖のある味です、はい」とか言うわけです。こうユーモアがある居酒屋の店長はなかなかいない。。

 気がつくと閉店時間の11時。そして残っているのは僕ら2人だけ。いや、しかし、マルコフ教祖が少しおかしいよ。おかしいよ。おかしいよ。とりあえず会計を済ませて外へ。なぜかビリヤードに行くことになり、歩いて漁港に近い大和町のボーリング場へ。

 マルコフ教祖はやっぱりおかしくなってました。歩いているときにすんごい絡まってくるの。暑いから肩組むなっての!結局ビリヤードも1時間の料金を払ったのに15分で退出しました。初めてわかったけど、酔ってるときのビリヤードは危なすぎる。。

 ボーリング場を出たところでうちに電話をすると、母親が車で迎えに来てくれるとのこと。もちろんマルコフ教祖も一緒に送っていくことになり、待ち合わせ場所の下関駅へ。駅に向かって歩いている時も、肩を組んできて(暑いから組むなっての!)「もう一軒行こう!もう一軒行こう!」と連呼するのであります。こりゃまずいな〜、教祖が本格的に酔ってるよ〜、明日仕事行けんのかな〜、と思いつつ駅まで歩いていきました。相変わらず振り払っても肩を組んでくるので暑いです。。でもまぁ冷静に考えると、僕も教祖に過去二回ほど同じようなことをしているので文句は言えない。。

 駅についてバス停のベンチにぐったり座っていると、母親の車が到着。その瞬間、何と、マルコフ教祖がシャキーンとしてしまいました。そして車に乗ってからはまるで何事もなかったのように冷静に振舞う教祖。一体今までの泥酔振りは何だったんだ?幻だったのか??

 とまあ無事に家に送り届け、こちらも帰宅。
 長い付き合いになるけど、未だもって全く謎だらけの男だ。教祖が教祖たる所以かもしれん。

 まぁ、そうは言っても楽しかったからまた飲もう!


8月12日(金)〜15日(月) 【北霧島(宮崎県小林市周辺)の旅】

 詳しくは 旅行記のページ をどうぞ。


8月15日(月) 【田舎へ】

 宮崎から帰った後、荷物を置いて昼飯を食って父方の田舎へ。世間一般はお盆ですからね、たまにはお盆に田舎に帰らないと。父母妹は13日から田舎で泊まってるのに、僕だけ泊まらないわけにはいけないのです。。

 夕食にスーパーで買ってきた寿司を食べ、その後は浜辺で行われていた部落の盆踊り&夏祭りを見物。田舎の盆踊りの現場に立ち会うのは5年振りなんですけど、うちの田舎の盆踊りは一風変わっていて、曲が生の歌声なのです。普通はテープやCDの曲を流すのに、なぜか複数のおじさんが交代で歌ってる。「えんや〜こらこらさ、そらよいこらさ〜」とかいった古色蒼然とした節をず〜っと歌っていて、それに合わせて踊らなければならないのです。盆踊りと言えば「21世紀の夜明けは近い〜♪」なんて歌も有名だけど、その曲を今の時代の盆踊りで流すよりも、さらに時代錯誤しているのです。

 この盆踊りは僕が物心ついたときからずっと変わってないので、今後も変わることはまずないんでしょうけど、そういう中で踊りたくないので盆踊りの時は家で寝てました。途中で花火があるんだけど、まぁどうせ大したことなんだろうから(←失礼)このまま寝てようかと思ってました。

 うつらうつらしていると近くで聞こえる花火の音。うるさいなぁ、でも所詮田舎の花火だしすぐ終わるよなぁ(←失礼)と思って、無視して続けて寝ることにしました。でもなかなか花火の音が鳴り止まない。うるさくて寝られない。うるさいなぁ、全く。どんな花火をやってんだ?と思って浜辺に繰り出すことに。ていうか気付いたら家族全員祭りに行ってて家には僕一人。

 なかなか鳴り止まない音に訝しさを感じながら浜辺に出ると、思ったよりも数倍でかい打ち上げ花火が。それも単発でなく何発も連続して打ち上げられている。いやいやいやいや、これは見ごたえがある。。馬鹿にして正直すまんかった。昔はしょうもない打ち上げ花火でお茶を濁すだけだったのに、いつのまにか立派になっちゃって・・・。田舎のけなげな成長にすぱくりはほろほろと涙したのでした。

 でも盆踊りには参加する気がないから花火が終わったら速攻帰る。でも盆踊り会場である浜があまりに近いから、寝てても「えんや〜こらこらさ、そらよいこらさ〜」という歌声がガンガン響いてくる。もう勘弁してくれよ・・・。と思いながら横になったのです。でもやっぱり寝られない。。しょうがないからテレビを見て過ごすことに。

 そうこうしているうちに深夜2時。宴はとっくに終わり、あたりには静寂が漂っていました。あぁ、これでようやく寝られるな・・・と思っていると、妹の様子がおかしい。僕が宮崎のお土産で買ってきたチーズ饅頭を食べた途端、気分が悪くなったらしく、ついには嘔吐し始める始末。そして下痢も始まり、症状は治まるどころかどんどん悪化していく。これはまさか、食中毒ではないか??見かねた母が病院に連れて行くことになり、僕も助手席にのってついていくことになりました。

 病院へ向かう車の中、後ろでもだえ苦しむ妹を心配しながら、「まさかチーズ饅頭が当たったんじゃ・・・」なんて恐ろしい考えが一瞬頭をよぎったりしたんですが、よく考えたら僕も同じ時に饅頭食ってるし。よしよし、チーズ饅頭は悪くない。じゃあ何が悪いんだ?と考えると、思い当たる節が一つだけあるのです。前述の通り夕食は寿司だったんだけど、実は妹はワサビが食べられないから個人的に弁当を買って食べていました。そのなかに半熟のでっかいオムレツがあったんだよな・・・。食中毒なら多分それが原因だな。などと考えているうちに車は病院に到着。

 妹の様子はそれはもう尋常じゃなかったのでちょっと可哀想だったんですが、診察の結果即入院することになりました。食中毒で3日くらい点滴が必要だから即入院しろと。やっぱり食中毒だったか。でも先生がすごいのは、原因を断定しないことなのです。決してたまごが悪いとは言わない。原因が100%それだとわからないと言わないんですね。素人考えでたまごが悪いとか言ってすんません。(でも多分たまごです。)

 妹を病室まで運んで、ちょっと様子を見たところで付き添いは母に任せて僕は帰宅。車がないので徒歩で帰宅です。ほとんど電灯がない田舎道を約30分。夜空はかなりきれいだったけど、あれほど恐いものはないね。

 帰ってきたら既に4時半。疲労困憊の僕はようやく寝られる・・・と思い、床についたのでした。


8月16日(火) 【関門地区を見て回る】

 今日から仕事がある父の車で午前中に下関へ。そして午後からはサークルの友人みやっちと関門観光。みやっちの田舎は北九州市の門司区で、現在帰省中なのですね。ちなみに「関門海峡」とは「下関」と「門司」の「関」と「門」を指すわけで、別にそこに関門があるという意味ではないです。「関門海峡」はまたの名を「下関海峡」とも言います。

   <フグの競りの様子>  


   下関と言えばフグ。
   唐戸市場の前にはフグの競りの方法を
   かたどった像があります。

   フグの競りは独特な方法で行われるのです。

 唐戸桟橋で落ち合い、まずはうどん屋の桃太郎へ。ここはうどんも確かに名物なんですが、それ以上に「ミルクセーキ」が名物なのです。ミルクセーキというと液体状のものを想像すると思いますが、さにあらず。何とここのミルクセーキはフローズンなのです。多分牛乳と練乳とたまごと砂糖と氷をミキサーにかけたら出来上がり。暑い夏にはぴったりの一品です。思えば今は亡き祖母に連れられて、よく桃太郎に行ってたっけな・・・。懐かしい思い出。桃太郎はガイドブック類にはほとんど載ってないので、まさに地元民のみが知る隠れた名店ですね。(もちろんうどんもおいしいですよ。天婦羅うどんを食べた後にミルクセーキを食べる人は数知れず。)

   <ミルクセーキ 350円>  

 甘いものを腹に入れて次に向かうのは赤間神宮。壇ノ浦の戦いで敗れた安徳天皇始め、平家の人々を祭っている神社です。竜宮城のような外観が印象的。これは安徳天皇の乳母が「海の底にも都はあります」といって幼い安徳天皇と共に入水したことに由来するとかしないとか。海の底の都=竜宮城って感じですからね。ちなみに下関市民が初詣に訪れる神社のトップがこの赤間神宮。いつもお世話になっております。

   <赤間神宮>  

 赤間神宮の隣には下関条約が結ばれた春帆楼があります。その隣には日清講和記念館も。春帆楼は現在も高級料亭なので用がないと入れないけど、記念館のほうには入って見物してきました。

   <春帆楼>


   ふぐ料亭の中でも絶対的な権威にして
   最高級の値段のする春帆楼。
   ふぐの調理免許第一号を持つのもこの店。

   幼い頃、一回だけ食べたことがあります。
   ただめちゃくちゃ高いんだよな・・・。

 赤間神宮に戻って、壇ノ浦の戦いで戦死した平家一族の墓である平家塚と、物語としてよく出てくる耳なし芳一像を見物。耳なし芳一は下関のこのあたりの伝説なのです。

   <耳なし芳一像>  


   既に耳がない。

 赤間神宮から関門海峡を右手に見ながら北上、壇ノ浦へ。みもすそがわ公園という壇ノ浦古戦場後として整備された公園から壇ノ浦を眺めます。みもすそがわ公園に来たのは2年ぶりだけど、めちゃくちゃきれいに整備されてて正直びっくり。やっぱり大河ドラマの影響なのでしょうか??

      <関門橋を真下から>  


   全長は1キロちょっとの関門橋。

   遠くから見ると小さくても、
   近くで見ると一つ一つがかなり大きい。

   向こうに見えるのが九州です。
    
   <壇ノ浦>  


   このあたりの海が壇ノ浦。
   
   <みもすそがわ公園から関門海峡>  


   源平合戦の様子を表している像です。
   どちらかが源義経。どちらかが平家。
   この像も最近できたみたいで、
   初めて見ました。

   ちなみ奥に見えるのは北九州市門司区。
   対岸はすでに九州。

 この後本当は火の山に登って頂上からの眺めを楽しもうと思ったんだけど、ロープウェーが休止中だから諦めざるを得ない。ということで、みもすそがわ公園と道路を挟んで反対側にある関門トンネル人道入り口を通って門司側に行くことに。人道専用のトンネルがあるのは珍しいんじゃないかと思います。

   <人道トンネルの県境>  


   全長780mの関門人道トンネル。
   人道の上は車専用の国道が通ってます。

 門司側について和布刈神社を見物し、バスに乗って門司港駅前へ。門司港レトロと言われる一連の地区を観光しようかと思ったけど、巌流島行きのフェリーがあるというのでそれに飛び乗ることにしました。片道10分、往復800円の旅。実は僕も巌流島に上陸するのは初めてです。今までは巌流島行きのフェリーなんてなかったし、観光用の整備も全くされてなかったので、この変わりように少々驚いてます。

 そして巌流島到着。しかし、これといって見るものはない。雰囲気を感じろと言うことか。門司港に戻るフェリーは1時間後、下関の唐戸側に戻るフェリーは10分後だったのでどっちもどっちなんですが、ちゃちゃっと見て唐戸に戻るフェリーに飛び乗りました。また人道トンネルを歩かないでいいしね。

   <巌流島>  


   立派になっちゃって・・・。

 唐戸についてからは例の市場にあるいつもの回転寿司屋を予約して、ちょっと腹ごしらえということで寿司の前にラーメン。一龍軒のラーメンを食べてきました。

   <一龍軒のラーメン>  

 そして5時半から寿司。今日は下の市場が休みだったのもあって、青魚のネタがほとんどない。しかもお盆で人が多いから寿司自体も少ない。それでもフグの皮の和え物とかフグ唐揚げはあったからよしとするか。。

 その後は夜の関門海峡を眺めながら、将来や仕事についての話。これから頑張っていかないといけませんな。

   <夜の下関>  


   左の大きいのが海響館という新しくできた
   しものせき水族館。
   右で光っている高い建物は
   海峡夢タワーというタワー。
   しかしタワーの形はどうにかならんかね・・・。

 ということで8時に解散。みやっち、愛地球博のお土産ありがとう。


8月17日(水) 【だらだら】

 ここ最近の疲れがたまってだらだらしてました。遊びすぎた自分が悪いんですけど。

 あまりにごろごろしてしまって、横になって甲子園とか見たりして。山口県代表の宇部商と東京西代表の日大三高の試合があったので見てしまったわけです。東京にいるときは新聞の地方面なんかを見ると日大三高の特集記事が組まれていたりして、「日大三高って強いんだよな〜」とか思っていたのですが、その日大三高と山口の代表が戦うことになるなんて。。僕は全般的には「山口県」というものが嫌いですけど、高校野球に関しては山口代表を応援します。現在住んでいる東京西の代表を応援できないということは、やはり東京にはアイデンティティを感じてないということなのかもしれません。いや、まぁ東京にアイデンティティを求めにきたわけではないし、そもそも高校野球だけでそれを語るのもどうかと思いますけど。

 試合の結果は宇部商が9回に逆転してベスト4進出。おめでとう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 夜は久しぶりに自家製のフグのひれ酒を飲んでみる。うまいっ。


8月18日(木) 【小倉で思い出探し】

 帰京が翌日に迫ったので、新幹線の切符を買いに下関駅へ。無事に指定席をとったところで今日のタスクは終了。まだ11時なのに一日が終わってしまった・・・となるのもあれなんで、ちょっと足を延ばして小倉まで行くことにしました。

 長い浪人時代を過ごした僕にとって、予備校があった小倉は第2の故郷というと過言ですが、それくらい思い出のある街でもあります。予備校の授業の合間にラーメン食べに行ったなぁとか、腹が痛くなってあそこのデパートのトイレに駆け込んだなぁとか、あのビルで模試を受けたなぁとか、悲しくも懐かしい思い出がいっぱい詰まっているの土地なのです。ということで今回の小倉行きのテーマは「思い出探し」に決定。

 小倉駅に到着し、まず向かったのは、予備校時代にちょくちょく昼食を食べに行っていた天婦羅定食屋。駅近くの繁華街の地下にあるこの天婦羅定食屋は、500円でおいしい天婦羅定食が食べられるので重宝したものです。しかもカウンター席のみで、目の前で天婦羅を揚げてくれるから食欲も湧く。予備校時代の友達と食べたこともあるし、予備校の三者面談に来た母と共に食べたこともあります。ちょうど昼頃だし、久しぶりに天婦羅が揚がる音を聞きながら定食を食うか・・・。

 と思って店に行くと、店には「誠に勝手ではございますが、本日は臨時休業とさせていただきます」という張り紙・・・。本当に誠に勝手だ!残念。。一つ目の思い出に辿り着くことが出来なかった僕は、泣く泣く路線を変更して他の店に行くことにしました。

 というかここら辺からもう思い出はどうでもよくなって、結局魁龍ラーメンに行くことに。予備校時代に魁龍に行ったことはないので、思い出でもなんでもありません。果たして予備校時代に魁龍があったかどうかも知らないし。でも魁龍ラーメン自体が好きだからそれでいい。

 1年半振りの魁龍では、ワンタンとチャーシューが二つずつ入ったお得な「魁龍ラーメン」と、セットでおにぎり・餃子を注文。しかし、やっぱり、魁龍のラーメンはうまい!これでもかというほどどろどろざらざらしたスープは、豚骨の極みです。東京じゃこのラーメンは食べられないな。おにぎりも味噌をつけて食べるとこれまた絶品。新横浜のラーメン博物館から撤退したのが悔やまれるね・・・。東京にもこういうラーメン屋があるといいんだけど。 

   <魁龍ラーメン 730円>  


   スープの色がほぼ白に近いラーメン。
   「ど豚骨」の名に値するラーメン。
   食べ応え抜群。

 魁龍の後は歩いて予備校方面へ。予備校のあった西小倉駅周辺は、ここ5年の間にがらりと風景を変えてしまいました。予備校の自習室から見えていた「玉屋」という冴えないデパートや「ダイエー」は、今ではすっかりリバーウォークとかいう洒落た一大繁華街に立て替えられている。そのリバーウォークの14階に「ゼンリン地図の資料館」というのがあるというので行ってみることに。

 資料館には伊能忠敬が作った地図の実物大が展示されていたり、戦後すぐに社会科で使われた地図帳が展示されてあったり、地図好きとしては結構楽しめる内容でした。そして14階だから眺めが抜群。小倉の街が一望できます。北側には遠く下関の街も。あの変な形をした海峡ゆめタワーも見えました。ただ他の子供がギャーギャーうるさかった。こういうところでは静かにするもんでしょ、全く。親も見て見ぬ振り。ちゃんと言い聞かせてくださいよ。

 地図の資料館を出た後は、予備校へ・・・、と思ったけど、さすがにもう恥ずかしい。お世話になった人が栄転したっていう噂を聞いたし、もう足を踏み入れる場所じゃないのかも。窓の外から覗くだけで、入るのはやめておきました。

 帰りはこれまた異様に立派になってしまった西小倉駅から下関へ。西小倉駅は駅舎が立派になり、駅前が整備され、予備校時代によく利用してたセブンイレブンが道路拡張で反対側に移転されていました。何か知ってるのとは別の場所に来てしまったような感覚。

 5年という月日は思い出の風景を変えてしまうのに十分な時間なのか。
 そう考えながら、小倉をあとにしました。


8月19日(金) 【帰京しました】

 ご無沙汰しとりました。

 ようやく東京に戻ってきました。帰省中の日記はおいおいあげるとして、とりあえず旅行の部分だけあげておきます。興味がある人はどうぞ。

 今後とも御贔屓に。。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 朝8時半の新幹線で一路東京へ。新幹線の中でずっと寝てたので5時間はあっという間。東京に着いてからはバイト先に履歴書を持って行き、渋谷のエクセルシオールで本を読みながら4時半までの時間を潰していました。

 今日は相関(学部時代)の飲み会。4時半からビリヤードをし、7時からカチカチ山で飲み放題。今回は少人数だったけど、その分話ができてよかったかなと。酒を飲みながらまともな話ができるのは、相関の醍醐味の一つであると思います。そして2次会はとあるカフェで。いい感じのカフェだった。こういう穴場的なところを開拓していきたいですね。

 長時間の移動で疲れてしまった僕は帰ったけど、数人はこの後クラブというものい行ったそうで。踊るところです(よね?)。どんなとこなのか興味があるんだけど、疲れには勝てなかった・・・。参加者の皆さんのレポートをお待ちしております。


8月20日() 【励ます会】

 院試を二日後に控えたサークルの後輩を励ます昼食会に参加してきました。開催場所である本郷の中央食堂に行くと、予想していたよりも大勢の人が。久しぶりに会う人もいたりして、僕自身も楽しかった。ていうか中央食堂でだら〜っとだべる感じ、いいねぇ。「これぞ大学生」って感じで、まさに僕が高校時代や浪人時代に思い描いていた大学生生活です。そういう生活を送れる自分って幸せ。(お前は大学生じゃなくて大学院生だ、という突っ込みはなしで。。)

 2時間でもだべり足りなかったので、T大病院の中にあるタリーズコーヒーへ。T大病院に入るのも初めてだったけど、その中にタリーズがあるなんてのがまた驚き。結局そこのタリーズで6時まで。だらだら。

 こうやって研究をほっといてだらだらしてると、微妙に心が痛くて焦ったりするんですが、今日は割り切ってだらだら感に身を任せていました。勉強は明日から再スタートすればいいさ。今日までは休養期間だと自分に言い聞かせ、だらだら幸せ気分を満喫。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 帰省中の日記を更新しました。全部読むとちょっと長いですが、もしよければどうぞ。


8月21日() 【夏の戯言】

 8月一杯に仕上げなければならないレポートが4つ、ゼミ合宿の準備、バイトの論文整理と、気がつくと結構やらなきゃならんことが山積してました。2週間遊び呆けていた因果か。。

 とは言っても9月にもどこか旅行したいわけで、どこに行こうかうんうん悩んでます。青春18切符が4回分も余ってるんだよね・・・。これを使ってもうすぐ終わる愛・地球博に行ってみるかね。もし一緒に行ってくれる人がいたら連絡ください。あとはもう一回帰省して、山陰・九州を中心に回るか。。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 久しぶりに東京の家に一日いると、何だか世間からずれている感じがします。


8月22日(月) 【マネックス】

 ご存知の方はご存知だと思いますが、このHPには「億万長者への道」というコンテンツがあります。買った株の価格変動を追って、最終的には億万長者になり、1万円札で団扇を作ろうという目的で始めました。。・・・でも全然更新してませんでしたね。ごめんなさい。ということで今日はその株の動きをダイジェストでお伝えします。

 1月下旬に1株147,000円で買った「マネックス・ビーンズ・ホールディングス」の株の4株、3月に西表島に行ってる間に170,000近くまで高騰しました。よっしゃよっしゃ、まだまだ上がると思ってほったらかしていると、そこからいきなり急降下。5〜6月にかけて100,000円を割り込むところまで来てしまったのです。人間欲を出しちゃいけませんね。

 その後も120,000円前後で低空飛行を続け、「さすがにもうダメかな、売ろうかな」と思っていた矢先。おりからの日経平均上昇に加え、つい先日、マネックス東証1部上場のニュースが飛び込んできたのです!!マネックスは現在「東証マザーズ」というベンチャー向けの市場に上場していて、そこは東証2部よりも下なのです。そのマザーズに属しているマネックスが東証1部に上場すると報を受け、株価はぐんぐんあがってます。昨日128,000円だった株価は、今日一日で11,000円も高騰して139,000円に。いや〜楽しみな展開になってきたよ〜、これは。。

 興奮してすみません。でも、いっそのこと1株百万円くらいにならんかね??

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 一日家にいた後、夕食はラーメンでも食べようかと思い吉祥寺へ。吉祥寺へ歩いて向かっている途中、湾岸太郎氏からメールがきて「今エクセルシオールにいるんだけど、いや〜、隣の女子高生が○○○・・・」と。窓際の席に座っているというので、好奇心丸出しで見に行ってみました。

 サンロードから見えるエクセルシオールの二階席には、湾岸太郎とその隣に女子高生。ほ〜。でまぁ一通り見学した後、太郎君とおはちで夕食。解散総選挙や靖国の話題で盛り上がりました。太郎君は15日に靖国に参拝したそうな。詳しい顛末や意見は彼のブログで濃密に展開されることと思うので、それを楽しみに。

 太郎氏と別れた後、駅地下の啓文堂書店によっていろいろと立ち読み。1時間くらい読んでいると何となく小腹が空いてきたので、久しぶりに天下一品でラーメンを。いや〜、やっぱりここのラーメンはどろどろしすぎ。がっつり行きたいときしか食べたらいけませんね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 なぜかネットの調子が悪いです。繋がったり繋がらなかったり。もういやだわ。


8月23日(火) 【ふにゃふにゃ】

 やる気のない一日。ただそれだけ。ふにゃふにゃ。

 明日は頑張ります。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 夜は久しぶりにメッセンジャーにサインインできた!ので(今までなぜか長い間できなかったのです。)、久しぶりにチャットというものを楽しんでみる。韓国にいるチクス君とも久しぶりに交信できました。元気にやっているそうでなにより。僕が帰省している間、第8回の日韓環境ギャザリングが開かれていて、彼は韓国側からそれに参加したのです。ギャザリング、懐かしいなぁ・・・。

 こうなったら9月下旬にでも韓国に行ってみるかね。ついでに中国も。


8月24日(水) 【kichijoji】

 午後吉祥寺へ。ホープ軒でラーメン食べた後、エクセルシオールでココア飲みながら読書。中公新書の『詭弁論理学』という本を読んでいました。

 この本、出版されてから既に30年経つにも関わらず、いまだに売れ行き好調なロングセラーだそうです。最近こういう「頭を鍛えるトレーニング」みたいなのに凝っていて、それで買って読んでみたわけです。思考のパズルって実際には役に立たないかもしれないけど、考えてる時は面白いですね。

 家に帰ってからは久しぶりに筋トレ。1ヶ月さぼってたから、筋肉が悲鳴をあげて大変。御殿下にもこれからぼちぼち復帰していきます。


8月25日(木) 【つれづれ】

 午後からバイトに行くことにしていたのだけれども、台風が来るっていうし、既に雨は土砂降りだったから、どうしようかと悩んでいました。論文読むだけだから家でやってもいいことはいいんだけど、それだとお金にならないしなぁ・・・。

 と思ったら1時過ぎに雨が一旦やんだので、意を決して外出することに。帰りは・・・まぁ何とか帰れるだろ。結局バイト先に着いたのは3時過ぎ。。でもって5時前に担当の人に「今日は台風が来るし、早めに帰ったほうがいいよ」と何とも有難いお言葉をかけてもらったので、5時に退散してきました。結局今日働いた(=論文読んだ)時間は2時間。ううむ。。

 帰りに久しぶりに渋谷の街に繰り出してみる。雨は少し降り出していたけど、まだそれほど台風の気配を感じさせない渋谷の街。センター街をぶらぶらしたあと、早めに夕食をと思ってまたまたラーメンを。味源で味噌ラーメンを食べてきました。吉祥寺の味源は何度か行ったことあるけど、渋谷は初めて。同じ名前とメニューでも、具も味も若干違ってます。個人的には渋谷の味噌ラーメンのほうが好きかな。

 しかし、最近はラーメンばっかり食ってますね。筋トレの間はしばらく食べてなかったけど、食べ始めるとやめられない止まらない。本当に麻薬のような食べ物だ。早く筋トレを再開してラーメンをストップしないと、体も財布も大変なことになってしまう。。

 最寄の三鷹台の駅に着いたのが6時半。この時点で雨は本降りになっていて、足元を濡らしながら帰ってきました。家でテレビをつけると、都知事の息子が台風情報をやっている。この人最近バラエティーばっかり出てるから、気象予報士という肩書きを持っていても、真面目な台風情報とかやるとどうも違和感あるんだよなぁ。バラエティーっぽい天気予報ならまだ許せるんだけど、深刻であるべき台風情報をやるには軽すぎるというか。まぁ彼を重宝しているフジテレビの成せる技なんでしょけど。

 現在午前0時。外は強風みたいです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 明日の夜中(というか明後日)、『容疑者 室井慎次』(踊る大捜査線のあれね)のカウントダウン上映を見にいくので、更新が遅れます。場所は六本木。柳葉敏郎も来るらしいからちょいと楽しみ。


8月26日(金) 【踊る大捜査線に踊らされてきた】

 27日は『容疑者 室井慎次』の公開日。

 「踊る大捜査線の申し子」こと湾岸太郎氏から、「六本木ヒルズであるカウントダウン上映のチケットがあるから行かない?」という有難い誘いを受け、喜んで行くことにしました。ちなみにカウントダウン上映は27日の午前0時から。試写会の類を除くと、正式にお金を払って映画を見る最初の客になるわけです。

 午前中は家でゆっくりしながら、夜を待つ。六本木ヒルズのスターバックスに夜11時集合だったので、ちょっと早いけど8時に出発。折角だから途中恵比寿で降りて、ラーメンで食べて行こうかという目論見です。。

 恵比寿はラーメン激戦区なんだけど、あまり行く機会がないので未開の地となっております。今日は激戦区恵比寿の中でもでも評価が高い、「AFURI」(湯切りが有名)か「九十九ラーメン」(粉チーズがどっさり乗った豚骨ラーメンが有名)にでも行くつもりで恵比寿下車。

 まずはAFURIへ。ところが物凄い行列。。「AFURIはこの先30mです」という看板のあるところまで行列があったから、並んでたらいつになるかわかったもんじゃない。そういえば今日は金曜日。金曜日の夜であることをなめていました。ラーメン屋ってなぜか金曜日の夜に行列ができるんだよね・・・。結局AFURIは諦めて、九十九ラーメンへ。ところが九十九ラーメンもAFURIほどじゃないけど並んでる。二つの店で行列を見てしまった結果、並んでまでラーメンを食べる意欲が失せてしまいました。もうどうでもよくなって、失意の中、駅前の吉野家で豚丼大盛り。もうこういう自分が嫌だ・・・。

 六本木ヒルズのスタバに着いたのは10時。集合時間より1時間も早く着いてしまって参ったな・・・と思って店内を見てみると、既に湾岸太郎君がおりました。さすが申し子だね。ということで1時間ほど駄弁りタイム。しかしながら周りは全て女性客。お〜これが世に言うヒルズ族かぁ。好奇の目でじろじろと彼女達を眺めていたのであります。

 11時過ぎにぽてぽてさんと合流し、森ビルの写真を撮ってみたり。このビルの中にホリエもんがいるわけですね。いや、今彼は亀井静香とともに広島かな??

   

 映画館に着き、深夜だというのにごった返す人混みの中、パンフレットを買ったりポップコーンを買ったりして準備。いや、実際僕は買ってないんだけど、パンフなんかは二人が買っているのを見てちょっとだけ欲しくなったのも事実です。どうでもいいけどパンフの表紙の室井さん(というか柳葉敏郎)、何となくいかりや長介に見えます。

 ぽてぽてさんのサークルの友達も合流し、館内へ。深夜だというのに満員です。さすが、踊る大捜査線。余談ですが、先日の「踊るレジェンドナイト」いう映画1、2と交渉人の三本をぶっ続けで見ようという企画のときは、青島コートを着たり湾岸署の制服を着たりとマニアな人がいっぱいいたらしかったので、今回はそういう人を見るのも楽しみにしていたんだけど、期待したほどおらずちょっとがっくり。発見できたのは「WPS」が印字されたTシャツを着た人だけ。。

 そして日付が変わって27日0時。亀山Pと君塚監督、そして柳葉敏郎氏による舞台挨拶トーク。生ギバちゃんを初めて見ましたよ!下がその写真。真ん中の派手な服が柳葉敏郎、左が君塚監督、右が亀山Pです。亀山Pに促されて館内をダッシュするギバちゃん。通路側に座っていた申し子太郎が必死に手を触ってました。その感触はべったりべたべただったらしい。ギバちゃんはアブラギッシュですからね。僕は太郎の隣だったので、手を伸ばせば届いたかもしれなかったんだけど、ボーっと見るだけに留まってしまいました。触っときゃよかったなとちょっと後悔。

   

 生ギバに興奮したあとは、いよいよ本編。以下ネタばれ含みます。

 今までの映画シリーズは、躍動感と緊迫感の表裏一体の関係で成り立っていると思うのだけど、今回の映画は重厚に、慎重に展開されるストーリーという感じでした。主人公が室井管理官だからそうせざるを得ないんだろうけど、これはこれでよかった。それは同時に、「息つく暇もなく」という展開ではなく、「次はどうなるんだろうか」と考える間を与えることにもなるので、観客がストーリーに入り込めるということにもなっていたのでは??

 ただ室井が主人公になることの限界もあるのかと思ったり。やっぱりこの人はサブにいて大きな役割を果たせるんじゃないかな。事実今回の映画も、監督がそういうことを意図したかどうかは分からないけれども、田中麗奈を主人公として捉えることも可能ですからね。まぁ室井がばんばん動きまわったら室井じゃないしな。

 あとはスリアミ。この人たちがスクリーンに映し出されるだけで、会場が大爆笑。すっとんきょうなやりとりが面白いわ。スリアミ以外はシリアス一本かと思っていたら、この他にも笑いの要素が結構盛り込まれていたので、この点驚きです。そして笑いの場面に遭遇した時の室井の困惑したような表情がまた面白い。それと八嶋君は嫌みったらしい役をやらせたら最高にはまりますね。

 とりあえずこのくらいにしておきます。個人的には面白かったですよ〜。

 映画を見終わったのが2時過ぎ。その後始発が動き出すまで近くのサイゼリアへ。「面白かったらビール飲む。面白くなかったら水しか飲まない」と公言していたので、喜んでビールを飲みました。サイゼリアでビール。この組み合わせがたまらない・・・と思ったのかどうか忘れたけど、一人で勝手に5杯も飲んでしまった。湾岸太郎氏の昭和的なボキャブラリを聞きながら、こっちもあることないこと喋った気がします。酔った時の悪い癖です、ごめんなさいごめんなさい。

 ということで6時過ぎ帰宅。徹夜とビールですぐに眠りについたのでした。


8月27日() 【一日ずれてる?】

 26日の日記に27日の出来事を書いてしまったものだから、何かわけわからん状態になってしまいました。正確には26日の日記に26日〜27日にかけてのことを書いてしまったと。日記は1日24時間で切り取られる枠の中で書くべきという暗黙の掟があるわけで、今回はそれに逆らってしまったのか。。とりあえずこれは27日の日記なのね?と自己確認して下の段落へ。

 六本木から帰って、すぐベッドにバタンキュー(しかしこの表現古いな)し、次に気がつくと正午。6時間睡眠。頭痛い。あ、そうか、ビール5杯も飲んだもんな・・・と未明の出来事を回想しつつ、もう一度眠りへ。すきっ腹に短時間でビールだけを流し込むと、たとえ生中5杯程度でもこうなるんですよ。

 次に目が覚めたのは3時。これは完全に昼夜逆転の予感。夕食は近くのリンガーハットでちゃんぽん。以上。

 うわ〜、中身のない一日だこと。


8月28日() 【CMの日】

 今日8月28日はテレビCMの日らしい。みのもんたが脂ぎった顔をアップにしながらCMで言ってましたよね。CMの日のCMが流されるなんて、メタ構造もいい加減にしてくれよと思いつつ、今日は折角だしCMの話をしましょうか。この日記でも過去にCMついて何度か書いてるけど、それも踏まえつつという感じで。研究室がなくて家でやらないといけない院生は、多かれ少なかれテレビっ子になってしまうものなのです。(そうじゃない人のほうが多いと思いますけど、ごめんなさい。笑って許して)


(1)長寿CM
 この前帰省したときのこと。何気なくテレビを見ていると、「たまに〜は〜喧嘩〜に〜ま〜けてこ〜い〜」というフレーズが。これ、北九州・山口の人はご存知の「にわかせんべい」のCMです。まだやってたんか〜という驚きと共に、そのフィルムの色褪せ方に半端じゃない驚きを感じました。このCM、僕が物心ついたときはもちろん、母が結婚する前からやっていたそうだから、もう30年以上流され続けていることになるのです。CMに登場する子供はもう40代(下手すると50代)くらいになってるはず。

 他にも地方には長寿CMが多くあって、ローカルになって申し訳ないですが、「湖月堂の栗饅頭」とか「大隈カバン店」、「豆四郎のういろう」のCMなんかがそうですね。この辺のCMを見るとなぜか5歳くらいの子供の頃を思い出します。

 そもそも地方のCMって基本的に長寿なんですよね。有名タレントをバンバン出して、3ヶ月くらいのスピードで変わってしまう全国的企業のCMに比べたら、そりゃもう制作費の差も歴然。でも同じCMを長期にわたって放映し続ける効果って絶大なのですよ。なぜって視聴者の記憶の奥底に焼きついてしまうから。数年もすると誰もが「あ〜、あのCMの会社ね」で通じ合う世界になるわけです。

 この辺は、新製品をどんどん売っていかなければいけない全国的企業と、地元で細々とやっていければよい零細企業との違いというのもあるとは思うのですが、東京ではそういった長寿CMがない。CMまで消費・浪費される対象になってしまっているのか、という一抹の寂しさを感じます。

 何が言いたかったかというと、地元では今ある長寿CMには頑張って欲しいと。帰省した時に故郷を感じることができる材料の一つになりますから。


(2)東西の違い
 これも帰省して感じたことだけど、NTTのCMって東と西で違うんですよね。NTT東日本はスマップを使って「光る〜海」とかやってるけど、NTT西日本は長澤まさみのコスプレシリーズだったのです。いや〜これには参った。長澤まさみかわいい!舌足らずな喋り方がたまらんです。西日本は毎日見ることができていいなぁ。ちなみにコスプレシリーズは何種類かあって、BGMをよく聞いてみると、メロディーラインは同じだけど各々微妙にアレンジが違うんですよね。多分これは注意して聞かないと聞き逃してしまうと思うけど、こういうところまで凝ってる姿に少々感動を覚えました。

 そういや東日本はずっとスマップじゃないですか?2001年に上京して初めてCMを見たとき、「慎吾ママには秘密のおるご〜る♪」とかだった気がする。NTT東日本のスマップ依存体制は何とかしてほしいものです。

 あと最近はどうなのか知らないけど、ドコモはもっと分割されてましたよね。大学1年のときのオリ合宿で、「自分の出身のドコモのCMは誰々が出てる」というような話をした気がします。当時東京は広末涼子だったらしいですが、九州は田中麗奈だったのを覚えています。中国地方は・・・忘れてしまったけど。とにかく同じ系列の会社でも、地方によってスタンスが微妙に違うから、それが面白い。地方の裁量に任されるという点で、これも一種の地方分権?(かなり強引に結び付けてしまったけど。。)


(3)CM諸々
 最後は最近の気になるCMをいくつかピックアップ。

・資生堂「UNO」
 52人も芸人使って、髪形変えてをやってるあれ。これこそCMの日に合わせてオンエアしたんかいな?という気がしますが、コンセプト(52人を競わせる、集中的に放送する、etc・・・)としてはかなり面白い。やっぱり人間髪型で印象って変わるもんなんですね。ということは髪がなくなるだけで、自分をコーディネートする手段が一つ失われるということか。こりゃまずいな・・・。

・アイフル
 半分だけ日に焼けたっていうオチのあれ。最初見たときには笑ってしまったけど、最近はもう飽食気味か。チワワで思いの他受けてしまったために、それを超えようとして頑張ってる姿勢は評価するけど、ギャグの方向に走りすぎてないか?ただアイフルが考えてると思うのは、保険の意味で安田美沙子のシリーズも作ってること。「カワイイ」女性を使うという手法は消費者金融業界の主流ですからね。正統派を用意しているからこそギャグ的な冒険もできるのかも、とかいういらん妄想を膨らませてみたり。。

・ウコンの力
 あれ見てるだけで寒くなるんですけど。カレーのCMといいハウスの作るCMは総じて安っぽいかつ寒い。許されるのは北海道シチューのCMくらい。CM開始当初は二重奏で誰が何を言ってるか分からなかったけど、いつの間にやら「う〜こん〜のち〜か〜ら」で統一されてました。多分「何言ってるかわからない」っていう苦情が来たに違いない。あとこのCMは特に夜中によく流れますね。夜中テレビをつけていると、これとウナコーワのCMのローテーション。何でだ?

・ヒューマンリソシア
 最後の「にっこりとうろくぅ〜」のところ、特に「ろくぅ〜」のところを聞くと気分が悪くなる。

 他にもまだあるけど、言い出したらきりがないのでこの辺で。
 何が言いたかったかというと、僕はテレビをよく見るということです。

 レポートしよ。


8月29日(月) 【何だかよくわからない】

 レポートや文献整理の期日が迫っているので、深夜に近くの自販機で無糖の缶コーヒーを買って摂取。普段コーヒーは飲まないのだけど、この際そんなことは言ってられん。ちなみにスタバとかエクセルシオールとか行っても、コーヒー系はほとんど頼まずに紅茶や抹茶ラテとかそういうものを頼んでます。だけど今日はカフェインの力を借りて深夜の生活へ突入しました。

 ところが僕の場合、たまにカフェインが頭だけでなく体と心に作用することがあるのです。コーヒー飲むと頭が冴えるだけでなく、体が震えだし、一時的に鬱になってしまうという恐ろしい副作用があるわけですね。そういえば院試前にマクドナルドでコーヒー飲んだらそうなった気がするな・・・と思って日記を読み返してみると、1月20日に確かになってる。そして今日も見事にこの症状。

 こうなるともう最悪。寝て気分を紛らわそうにも、カフェインの効果で寝られない。頭が、それ以上に震える体が寝ることを許してくれないのです。そうこうしているうちに朝日は昇り、すがすがしい朝に。ようやく頭のほうは眠くなってきました。

 めざましテレビなんかを見ながら、「これじゃいかんな」と思い、眠い心と頭を眠くない体に一任して家事。布団干したり洗濯したり、トイレの掃除したりゴミ整理したり。挙句の果てには家賃の振込みをしに銀行行ったり、食材を求めてスーパーに買い物に行ったりと、午前中はとにかく精力的に動き回りました。そういやスーパーでウーロン茶漬けの素買って、どんなものやら食べてみようと思ったんだけど売ってなかったな。あれどんなんだろ?食べた人の感想お待ちしてます。

 午後1時過ぎ。まだ眠くならないのでNHKで日本記者クラブの党首討論生中継を見る。ちょっとは小難しい話を聞くと眠くなるかと思ったのに、面白くて逆に寝られなくなりました。特に面白かったのは各党首1対1の討論。何でしょうね、あの小泉さんの受け答えは?郵政民営化だけはうるさく語るのに、他の分野の質問が出るとふわ〜っと(というかかなり強引に)はぐらかす姿を見て、わざとはぐらかしているのか、それとも全く分かってなくて答え切れないのか、いや、そもそも岡田代表の質問の仕方が下手なんだろうか、と頭が混乱してしまいました。でも実際混乱させられているということは、既に「小泉劇場」に巻き込まれてるわけで、これはしてやられたり。。

 3時、ようやく眠りへ。4時間ほど寝て7時に起きたら、今度は鼻炎が・・・。薬飲むと眠くなるから飲めないし。。一体今日はどうなってるんだ!?と、怒りと鼻水を抑えきれないまま今日の夜も更けていきそうです。


8月30日(火) 【念力】

 まずは これ をご覧あれ。

 英語が苦手な人のためにやり方を書いておくと、
 ・まず任意の2桁の数字を思い浮かべる・・・(1)
 ・その数字の10の位と1の位の数を足す・・・(2)
 ・(1)から(2)の数字を引き、出てきた数字を(3)とする
 ・(3)の数字に対応する絵柄を右から読み取り、それを念じながら水晶をクリックすると・・・

 これは2年位前にすのから教えてもらったんですが、最近またいろいろな人が取り上げているようで。。最初数回やったときは本当に驚きました。いや〜世の中には本当に念力っていうものが存在するんですね。

 ・・・どうしても念力の存在を信じたくない、でも自分では念力が存在しないことを証明できないという人は、下の枠の中を反転してどうぞ。

 任意の2桁の整数を 10m+n とする。(m、n は 1≦m≦9、0≦n≦9 を満たす自然数)・・・(1)
 10の位と1の位を足した数は m+n ・・・(2)
 (1)-(2)より、(10m+n)-(m+n) = 9m
 よってどのような2桁の数とっても9の倍数となり、念じようが念じまいが9の倍数の模様が出てくる。
 (よく見てみると、9の倍数の模様は全て同じ)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 昨日は結局鼻炎の薬を飲んで、2時過ぎに就寝。今日は7時に起きてレポートその他をやってます。多分これからも一日中ずっとやってます。変化のない一日だから早めに更新。。

 あと、祝あおかつ!
 友達の朗報を聞くと、自分も頑張らなければ、とやる気がでます。


8月31日(水) 【くたくたと一蘭】

 徹夜してレポート&論文整理。徹夜とはいってももちろん一晩中集中してたのではなくて、途中ネットサーフィンしたり音楽聞いたりするので密度は激薄です。徹夜をすると劇的に体力を奪われるから困りものなのだけど、やらないわけにはいかない。。

 7時半に家を出て、吉祥寺の吉野家で朝食をとってバイト先へ。今日は論文整理の中間報告をしなければいけない日です。ここの研究員で、僕にこのバイトを紹介してくれたサークルの先輩が、9月から3ヶ月ほど北欧出張に行かれるということで、その前に取りまとめをしておこうということなのです。

 しかし、徹夜したにもかかわらず、実際には論文は一つしか整理しきれてない。。しかもまとめ方を変えて、コンパクトに要点だけを記述するようにしたら、A4一枚でまとまってしまい、今日の武器はこれしかないのです。。申し訳ない気がして平謝りしたのだけど、「ごめんごめん、気楽にやってくれればいいよ、そんなに気にしなくて。」と逆に謝られてしまいました。

 10分にも満たない発表を聞いてもらうのは忍びなかったので、とりあえずレポート形式にまとめなおして後日メールで送ることを提案したんだけど、10分でもいいから聞かせてと言われて発表。縮こまりながら発表してきました。論文の内容は「EUにおけるマルチレベルガバナンス」。世の中はガバメントからガバナンスへ移ってるね、と。

 ただただ恐縮しながらも発表と話を終えて、その後は12時まで個人作業。徹夜で目がしぱしぱして限界だったので、午前中で帰ることにしました。今月は4回10時間しか働かなかったので給料は約1万円というところか。来月は時間もあるから10万近く稼ぎたいところです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 帰り。久しぶり(一週間ぶり)にラーメンが食べたくなったので、渋谷へ。何となく博多の豚骨が食べたかったので、「一蘭」へ行ってきました。今月は既に博多で2回行ってるから、8月最多登場のラーメン屋ですね。博多と味が違うのかどうかというのも気になったので、その辺も偵察しようかと。。

 まず値段が違う。博多は650円なのに東京は750円。100円高いのね。でも味はほとんど同じでした。さらに一蘭はどこの店も内装が同じだから、東京にいるのか博多にいるのか分からなくなってしまいます。画一化を象徴するようなチェーン店です。

 一蘭の独特なシステムってどうなんでしょうね?あの、隣の客もカウンターの中も見えないように仕切ってあるスタイル。(一蘭のシステムについてご存じない方は こちら をどうぞ。)賛否両論あるとは思うけど、個人的にはやや反対ってとこでしょうか。というのはですね、ラーメンというのは、隣の人が食べてる姿とか、カウンターの中の活気とか、湯きりする姿とか、そういう諸々の要素が加わることで、一層食欲が増進されたり待ち遠しくなったりするものだと思うのです。一蘭にはその要素が全くないからな。仕切られた中で食べていると、まるで牛や鶏の如くエサを食べている気分になってくる。

 そりゃいい面も認めますけどね、例えば予備校生の頃、まだ一人でラーメン屋に入るのが恥ずかしかった10代の頃、人から見られないという理由で小倉にある一蘭を重宝したものです。思春期の頃の勘違いした羞恥心を持つ僕にとってはいいラーメン屋だった。でも少し年をとって、別に一人でラーメン屋に入ってもどうってことないようになると、一蘭のシステムは何か物足りないんだな。

 まぁ人にはそれぞれ好みというのもがあるので、一蘭のシステムが好きな人がいてもおかしくないし、それを否定する気は全くないです。実際自分だって昔はいいシステムだと思っていたんだし、そういう意味では一人で入りづらい女性とかにはいいシステムかもしれない。。ただ今の自分にとっては不満だということ。もし普通のスタイルのラーメン屋で、一蘭のラーメンを食べたらどう感じるんだろう?と思います。サブ要素の複雑な絡み合いで、同じラーメンでも味の感じ方が違ってくるかもしれないです。

 そういや一蘭に似た、というか全く同じシステムだったために一蘭と一触即発状態になった「康竜」という店、気になったので帰りに寄ってみたら、渋谷店は既になくなっていました。そして跡地には「大人のお店」が。。まぁそういう場所だったからね。帰ってから康竜のHPでその他の店舗を確認したら、客席間の仕切りがなくなっていました(カウンターと客席を仕切る暖簾はまだ健在)。一蘭に訴えられて負けたか何かしたのだろうか、と想像してしまいます。

 と、ラーメンについて語ってしまいましたが、結局のところ腹が減っていたので替え玉し、昼食に計900円使ってきました。

 家に帰ってからは即眠りへ。8時に起きて活動再開しています。生活リズムを早く元に戻さないとな。


モドル

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください