このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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9月1日(金) 【UDONを見る】

 今日は「防災の日」にして「映画の日」。

 というわけで、太郎君・ぽてぽてさんお誘いのもと、六本木ヒルズまで映画を見に行ってきました。見たのは『ゲド戦記』でも『ユナイテッド93』でもなく、やはりもちろん案の定『UDON』です。本広監督でユースケ主演の、あれ。最近フジテレビがしつこいを通り越してウザイくらい番宣してたからな。そういや先月のお台場冒険王で、UDONブースの讃岐うどん食べたっけ。

 映画は3時の回。僕は行けませんでしたが、映画の前に二人はカレーうどんの名店「古奈屋」でうどんを食べて、士気を上げていたようです。僕は行ったことないけど、古奈屋はその筋では有名でおいしいらしいですよ。今度一回巣鴨の本店に行ってみたいもんだ。

 3時前に映画館で合流して、そのまま館内へ。今日は映画の日なので料金は1000円。映画の日だったけど、平日ということもあってか観客の入りは3割程度。映画は2時間14分と結構長丁場でした。

 で、早速感想ですが、まぁよくも讃岐うどんだけであそこまで引っ張れるなぁと感心しました。うどんはおいしそうに見えたし。ただ、最後の30分は蛇足だったかな。この最後の30分があったせいで、ただでさえ長い映画が3時間くらいに感じられてしまった。結果として「今日が1000円でよかった」という一言に尽きます。毎回ヒット作を作るというのがいかに難しいかがよくわかりました。

 映画後は銀座に出て、木村屋2階のカフェでゆっくり。しかし銀座の街というのは本当に洗練されたところだと思います。北京の王府井は「北京の銀座」と呼ばれているということだったけど、改めて銀座を歩くと、それはちょっと違うかなぁと。王府井はさしずめ「北京の戸越銀座」とだな(アジアが残っているとか、そういった良い意味でね)。

 7時に帰って今日は終わり。今度は「ゲド戦記」か「ユナイテッド93」を見たい。 


9月2日() 【スパイスに与れず】

 今日は訳あって夕方下北沢に行ってきました。いや、別に隠すほどの訳でもなくてですね、2ヶ月程前に行った麻料理の店に傘を忘れてきていたので、それを取りに行ってきたまでのことです。2ヶ月もよく取っておいてくれたもんです。どうもありがとうございます。

 その用自体はあっけなく終わってしまったので、じゃあせっかくだし夕飯でも食べるかと、最近気になっていたカレー屋へ行くことにしました。 「マジックスパイス」 という北海道のスープカレー専門店です。ところがさすが有名店、行ってみると5時過ぎだというのに行列が出来ていました。この行列に1人で並ぶのも虚しいので、今日はパスして別の店へ向かうことに。

 で結局面倒になったので、チェーンのペッパーランチで文字通りペッパーランチ。おいしいけど、・・・何か虚しい。


9月3日() 【アタックチャンス】

 アタック25で児玉清と博多華丸がついに共演。アタックチャ〜ンス!

 記憶に残ったのはそのくらい。家に閉じこもっているから、特に話題がないのです。


9月4日(月) 【豆の詩】

 日中は家で作業して、夜は気分転換に渋谷へ行ってきました。一日中家に篭っていると精神が鬱屈しそうです。

 向かったのは道玄坂・百軒店飲食街にある 「豆の詩」 というラーメン屋。鉄鍋が器になった味噌ラーメンが有名らしい。店も去年の10月に開店したそうで、落ち着いた感じです。一番スタンダードな「焼味噌ラーメン」を注文。

 待つこと5分、鉄鍋に入った味噌ラーメンが出てきました。熱せられた鉄鍋のせいで出されてからもスープはぐつぐつ煮立っていて、さらには味噌の香ばしい匂いが漂ってきます。一口食べると濃厚な味噌の味が口の中に広がって幸せです。鉄鍋が味噌のよさを最大限生かしていて、こういう手があったか、と感心しました。鉄鍋と味噌の組み合わせは相性がいいんでしょう。そういえば甲府の名物料理「ほうとう」も、このスタイルだしな。(そういえば1月の甲府旅行記まだあげてなかったな・・・。早めにあげます。)

 ということで、なかなかいい店を見つけました。うちから歩いて10分くらいのところだし、夜遅くまでやってるから利用しやすいし。だた欠点があるとすると、熱いから夏に食べると汗がだらだら出てきて大変とか、近くがラブホテル密集地で歩くたびに「シャッチョサーン!」と言われることくらいかな・・・。


9月5日(火) 【まっち棒=二郎?】

 日中は家で作業して、夜は気分転換に池尻大橋へ行ってきました。一日中家に篭っていると精神が鬱屈しそうです。

 と、昨日と書き出しが同じで失礼します。夜に食材が足りなくなったので、大橋にあるスーパーまで買出しに行ってきました。その前に腹ごしらえと池尻大橋開拓ということで、めぼしい飲食店を探してみたものの、なかなか見つからずに、結局この前行った「まっち棒」へ。二日連続のラーメンになってしまった。

 まっち棒は和歌山ラーメンで有名なのですが、この前食べて何だかなぁ・・・だったので、今日はもう一つのメニューである「ブタヂル」なるものを頼んでみました。値段は中華そばと同じ650円。というか、3年前はこんなメニューなかったよな・・・?看板であるはずの中華そば一本でやっていけない何かがあったのでしょうか??

 さて、ブタヂルラーメンは油が浮いたこってり豚骨醤油に太麺、茹でたキャベツ・モヤシ大盛りのスタイル。名前からしてもしや・・・と思っていたのですが、まさドンピシャでした。かの有名な二郎にそっくりなのです。(ラーメン二郎についてはウィキペディアの ここ を見てください。とにかくすごいんだから。)

 僕は二郎をそんなに得意としていないのですが、いい機会だと思って食べてみることにしました。しかし、「ウヒャー、油多イネー」と片言の日本語で叫びたくなるほどの油が何とも。。しかもかなりボリュームがあるので、その分余分な油を体内に摂取してしまうことになります。というか中華そばと同じ値段でこのボリュームの差。これは一体どこから出てくるのでしょうか?

 何とか無事完食。油をとりすぎたような気がしてなりません。二郎系はやっぱりいいや。


9月6日(水) 【誤字脱字】

 近い将来、今日は天皇誕生日になるかもしれません。夏休みが終わって一週間経つ頃の休日なので、なかなか嬉しいですね。とは言っても今日が休みになる頃には僕は定年退職しているでしょうけど・・・。皇室典範改正は見送られましたが、ともかくご誕生おめでとうございます。

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 去年のゼミ報告書のゲラ刷りがようやくできたという報告を受け、11時にU先生の研究室へ。思えば学校近くに引っ越してから1ヶ月、正式な用事で学校に行くのはこれが初めて。まだ時間間隔がつかめないので、10時40分あたりに家を出たら、50分には研究室の前についてしまいました。改めて近さを実感した次第です。前の家だと10時15分には家を出ないと間に合わなかったからねぇ。

 午前中は研究室で校正や合宿の話なんかをし、午後からSさんYさんとともに校正作業スタート。(ちなみに昼はルベソンベールでU先生に奢っていただきました。ありがとうございます。)約150ページの報告書を3人で分けて、一人50ページを担当。出版社に出す前に誤字・脱字はパソコン上で結構チェックしたつもりだったから、そんなにないだろうと考えていたら・・・、何故かぞくぞく出てきました誤字脱字。おかしーなー、結構チェックしたのになー。まあよく考えたらパソコン画面上でチェックするのと実際に紙でチェックするのでは違うのかもしれません。個人的には紙のほうが間違いを見つけやすかった(から見落としていた誤字脱字がどんどん出てくる。。)

 この校正(という名の誤字脱字を見つける)作業が思いのほか辛いものでした。50ページとはいえ、論文なのでいちいち意味を捉えて校正しようとしてしまい、なかなか先に進みません。「ここにあるのは文字列だ」と思って進めないと、途中で目と手と思考を止めてしまいがちです。そういうわけで、頭を空にして、なるべく文字列だと思って進めてみました。するとそれなりにサクサク進みます。ただそれでも限界があって、誤字脱字はないけど意味のわからない文章に当たったりすると悲惨です。人間というのは面白いもので、文字列だと思って読んでいても、日本語として意味の分からない文に出会うと、頭に?が大量にあふれ出して、動きが止まってしまうんですね。何とかその人が言いたいことを汲み取ろうとするから、余計に頭を使ってしまう。もっと無にならんとなぁと反省しきりです。

 校正が終わったのは3時半頃。1時から始めたから2時間半程度ですが、えらく疲労してしまいました。でもこれで、あとは報告書ができるのを待つのみ。長かった。

 校正が終わった後はコロラドでアイスコーヒーを飲みつつ休憩。お二人に修論のアドバイスなどを頂きました。あと3ヶ月、頑張ります。


9月7日(木) 【カレーうどんの千吉】

 最近は家から出ることが少ないから、涼しい夜にふらーっと外出するのが唯一の楽しみになっています。

 うちから道玄坂を下って渋谷駅に向かうと、渋谷方面から見て道玄坂を登りきる手前に 「千吉」 というカレーうどん屋があります。まだ開店して日も浅いみたいで、なかなかオシャレな感じです。結構気にはかかっていたものの、いつも素通りしてしていたのですが、先週「UDON」を見たことだしたまにはカレーうどんでも食べてみるかと入ってみました。

 いろいろあるメニューの中でスタンダードな「千吉カレーうどん」を注文。ご飯がついて680円なので結構お得感があります。僕はカレーはカレー、うどんはうどんで食べたいので、実のところカレーうどんがあまり好きではありません。しかし、ここのカレーうどんはおいしかった。うどんは硬すぎず柔らかすぎずでよくスープに絡んでいるし、スープは牛乳が入っているようでコクがあります。一般的なカレーうどんのように、カレーがくどくどと主張してくることもありません。これはいい。

 うどんを食べ終わった後は、店のお勧めの食べ方ということで、残りのスープにご飯を入れて雑炊風にしてみました。これがまたおいしかった。小さい頃、カレーうどんのスープをご飯にかけて食べたら全くカレーライスの味がせず、これが現在に至るまでカレーうどんをあまり好まなくなった原因でした。なのでご飯とスープを一緒に食べることには抵抗があったのですが、ここのカレー雑炊はその幼少の頃の悪しき思い出を打ち崩してくれました。うまくやるとご飯とカレーうどんのスープって合うんですね。

   

 うどんとご飯の「一粒で二度おいしい」メニューで、680円ならこれは結構お得。夜も23時までやっているようなので、遅く帰ってきたときにも使えそうです。今後もちょくちょく通うことにします。

 ただ、帰ってネットで調べたら、この店吉野家系列なんだよな。吉野家系列と聞いただけでなんかチープな感じがしてしまうのは僕だけでしょうか・・・。


9月8日(金) 【ラストエンペラー】

 午前中に学校へ行って、専攻の学術雑誌へ出すことになっていた論文を提出してきました。査読があるといえ、地域社会調査報告(今年の場合はトセイゼミの報告論文)は別枠みたいだから、よほどのことがない限りリジェクトされないとは思うけど。リジェクトされた最初の事例として後世まで語り継がれるのは御免だわ・・・。8000字という字数制限に合わせて、報告書用に書いた13000字の論文から5000字減らすのが思いのほか大変でした。

 学校へ行ったついでに図書館方面に行ったら、ずっと工事していたところがいよいよ最終段階に入ったみたいで、鉄の覆いが取り除かれて全景を望めるようになっていました。あの区画は僕が1年の夏からずっと立ち入り禁止だったので、5年の歳月をかけてここまできたかと思うと感慨がありますね。というか図書館の前の建物にはイタリアントマトが入るそうですね。暖かな日差しの差し込むカフェでカフェラテなんかを飲みながら、図書館で借りてきた本を読む。昔憧れてた大学生活だ、これは。独立法人化で大学も変わったねぇ。というか、吉野家ができるかもしれないとかいう噂があったけど、それは嘘なのかな?

   

 その後はその足で渋谷に出て、銀行に行って手続きをしたり昼食ったり。ついでにツタヤで『ラストエンペラー』(1987年)を借りてきました。北京に行ったし、ちょっと興味が湧いたので見てみようかと。早速帰ってから鑑賞。

 イタリア人監督の映画ということもあって、登場する中国人の台詞が全て英語というのに若干違和感を感じたものの、それ以外は面白く見ることができました。やっぱり紫禁城・太和殿での皇帝戴冠式は圧巻。さすがに故宮を貸しきって撮影しただけのことはあります。戴冠式を再現しただけでもこの映画の功績は大きいように思います。

 ラストエンペラー・溥儀の人生についてはかなり脚色があるだろうけれども、幼くして皇帝になり、皇帝として育ち、戦犯として捕らえられ、最後は一般市民として生涯を終えるという人生。西太后に利用され、戦時中は日本に利用され、戦後は共産党政権に翻弄されるという人生。時代が悪かったといえばそれまでだけど、自分の意思に反して人生が決められていくという状況の中で、溥儀は何を考えてて生きていたのだろうか。そんなことを考えながら映画を見ていました。映画の最後、昔の自分の住まいである紫禁城に、一市民としてチケットを買って中に入る溥儀の後姿には、哀愁を感じられずにはいられません。

 たまには昔の映画もいいですね。


9月9日() 【ひきこもってます。】

 めちゃイケに「幸ちゃん」という人が出ていて、彼の歌にびっくりしました。


9月10日() 【ひきこもってます。】

 ピンクの小粒コラーックと、笑点に出ている三遊亭好楽は、どっちが先に名前をつけたのでしょうか。


9月11日(月) 【5年前の9月11日】

 夜、TBSでやっていた『NYテロ5年目の真実』を見てみました。

 飛行機が突っ込んでから崩壊するまでの、ビル内部にいた人達の恐怖や葛藤を描いた再現VTRが主で、はっきり言って内容的には目新しいものはありませんでした。こういった犠牲者や生存者個人にスポットを当てた番組は事故当時から多数放送されていて、批判を覚悟で敢えて言うと、こういった番組に対して僕自身が少し飽食気味になっていたこともあります。もう人間ドラマはいいから、科学的観点でテロを分析した番組がみたい、と。

 というように個人的には平凡な番組に見えたのですが、一点だけ、筑紫哲也が言っていた一言に妙に納得してしまいました。「恐らく9.11テロは、『あの日自分は何をしていたか』と世界中の人が皆思い出せる初めての事例でしょう」と。70過ぎの割にはモサモサして暑苦しい(が僕にとっては羨ましい)頭髪を持つ彼に対して、普段はあまり共感することもないのですが、この表現はいいとこ突いてるなぁと妙に納得してしまったのです。もちろん厳密な意味で「世界中の全ての人」がその日のことを思い出せるとは思わないけど、少なくとも先進国に住む人間の大多数はこれに当てはまるのは確かでしょう。

 僕も5年前の9月11日のことは鮮明に覚えています。2001年9月11日は3泊4日で行われていたサークルの合宿最終日で、葉山にある先輩の別荘にいました。ちなみに当時の合宿は朝から晩までぶっ続けてミーティングでかなり辛かったはずなんだけど、逆に本当に楽しかったという記憶しかありません。不思議です。まぁでもよく考えたら、先輩の車が電柱にぶつかったり、あおかつが救急車呼んだりと、あの年の合宿は結構めちゃくちゃだった気がするから楽しくていいのか。

 本題に戻ると、11日は昼に帰る予定だったものの、台風の通過待ちで別荘を出たのが4時過ぎ。台風一過の中、帰りの電車に差し込む夕日が眩しかったことが妙に印象に残っています。そして家に着いたのが7時過ぎ。合宿の疲れもあってか、テレビをつけたまま布団も敷かずにごろんと横になって寝てしまいました。

 10時頃目が覚めると、付けっ放しにしていたテレビから、飛行機が高層ビルに突っ込んで大爆発しているという映像が飛び込んできました。僕はてっきり映画だろうと思っていたものの、はて、久米宏がニュースを読むような映画ってあったかいな?と寝ぼけた頭で思ったのでした。ようやく頭が冴えて、これが現実の世界で起こっていることを理解した瞬間、これは明日から戦争だな、日本も巻き込まれて明日から生活変わるかもな、と思ったことを覚えています。

 とまあ今でも5年前の9月11日のことは鮮明に思い出せるので、筑紫哲也の言っていることはあながち嘘ではないでしょう。ただ裏を返せば何をしていたかを思い出せる程度のことで、個人的には距離的にも心理的にも遠いアメリカの出来事であり、所詮他人事であるという感覚からは抜け出せませんでした。当時アメリカとは何の接点もなかった僕にとって、それこそ映画のワンシーンを見ているに過ぎなかった。いくら世界的にインパクトのある出来事であるとはいえ、僕個人としては当事者にならなければ実感できないというある種の限界を感じた事件でもありました。

 そういう意味で、当事者達の再現VTRを見てもどうしても実感が湧かないし、むしろ何回も見ると食傷気味になってしまう。冒頭で書いた「もう人間ドラマはいいから、科学的観点でテロを分析した番組がみたい」というのは、当事者足り得ない自分の心情をよく表しているなぁと、今これを書きながら思っている次第です。


9月12日(火) 【壁の穴】

 急に冷え込んで寒いです。もっと段階を踏んで涼しくなって欲しい。

 今日は買い物も兼ねて昼に渋谷へ繰り出してきました。そして『壁の穴』で昼食。うにマヨネーズのスパゲティのランチセット1200円。さすがに昼食で1000円超えると高いけど、壁の穴はおいしいし、何しろ大盛り(麺500g)が無料だし、費用対効果が高いので文句はありません。よく考えたらうにのスパゲティが1200円で食べられるんだからお得だよねぇ。

   

 一番おいしいラーメン屋はどこかと聞かれれば返答に困ってしまいますが、一番おいしいスパゲティ屋はどこかと聞かれれば、今のところ迷わず「壁の穴」と答えます。めちゃくちゃおいしいというわけではないけど、安心できる味なのです。家庭的な味で安心するという感じです。お勧めは「あさり・しめじ・椎茸のスパゲティ」。いろいろ種類はあるけれど、和風スパゲティは絶品。渋谷に行くことがあれば是非。

 と、最近何を食べたかの話題が多いですが、そのほかに話題がないのです。ご勘弁を。


9月13日(水) 【もうひとつのラストエンペラー】

 急に気温が低くなったもんだから、朝起きたら鼻炎になってしまいました。放っておけば治るかと思ったらものの、鼻の蛇口は緩む一方。仕方がないので鼻炎薬を飲んでおとなしくすることにしました。鼻炎による思考力低下と薬による睡眠欲アップで、今日の日中はもう全くダメ。こうなると集中力や思考力を使う研究とか勉強とかいったことは全く出来なくなるからな。あー、時間が勿体無い。

 でもただ単にボケーっとするのは本当に勿体無いと思ったので、ツタヤに行ってビデオを借りて見ることにしました。研究や勉強はできないけど、映画を見るくらいの集中力や思考力は残っている(はず)。そんなわけで、借りてきたのは『火龍 ザ・ラスト・エンペラー』。1987年に中国・香港合作で作られた映画です。アカデミー賞で多くの賞を受賞した『ラストエンペラー』に比べると陰に隠れがちですが、こちらも清のラストエンペラー・溥儀を扱った作品です。中国ではこっちの方が知名度が高いらしい。

 社会科学を生業とするものとしては、複数の文献に当たって幅広い視点で物事を見なければなりません。一つの文献に当たるだけでは偏った/誤った知識しか身につかないかもしれない。そういう態度というのは、社会科学を生業とするものとして如何なものか。見方が偏向してしまうのではないかね、君?と頭の中のすぱくりAがささやくのです。そう言われたら見るしかないじゃないか。そんなわけで、もう一つのラストエンペラーを見てみることにしました。(実際は単に見てみたかっただけです。。)

 この映画は、主に溥儀が戦犯収容所を出て膵臓癌で亡くなるまでを描いています。奥さんの口承に基づいているので、史実性も高いし、一市民として生きた溥儀を見ることができます。ラストエンペラーでは一市民となった溥儀には哀愁が漂っていたけれど、この映画では一市民として生きていく溥儀が逆に生き生きと感じられました。中国特有のよくわからん笑いも多くあって、全体的に和やか。一市民として生きた溥儀自身も、まんざらではなかったみたいです。うん、やっぱり違った角度からの映画を見てよかった。エンターテイメント性を求めるなら『ラストエンペラー』を、史実性を求めるなら『火龍』をお勧めします。

 さて、映画を見終わった時点では鼻炎の症状は止まっていて一安心。しかしその代償か、薬の効き目による何とも言い難い眠気が襲ってきました。これはラリホーマです。ドラクエのラリホーってのは鼻炎の薬を強制的に飲ませてるんじゃないか、などと馬鹿なことを考えつつ、これ以上我慢するとよくないとの判断の元、残念ながら寝ることにしました。薬の効き目による人工的な眠けっていうの、僕は案外好きです。ということで4時から7時までしばし睡眠。

 夜は無事鼻炎にまつわる全ての症状から復活し、渋谷で開かれていた日韓交流(日韓G)の食事会へ行ってきました。オージービーフをふんだんに使った『アウトバック』。ハンバーガーセットを頼んだけど、980円にしてはすごいボリューム。。アメリカンやオージーは毎日こんなもの食ってるのか、と思うとお手上げです。おいしかったけど、これを毎日食べ続けてたら絶対病気になるわ。

   

 そして夜はTomo君を我が家にご招待し、黒糖焼酎を飲みながら中村俊輔が出ているチャンピオンズリーグを見つつ、気がついたらいつの間にか寝てしまっていました。。


9月14日(木) 【食欲の鬼】

 少し遅く起き、Tomo君と山手で昼を食べた後別れて帰宅。その後はまたいつもの篭った生活。

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 引っ越してから約1ヶ月半。先日ふと、「1万円でどのくらいの期間過ごせるのだろう?」と思い立ちました。引っ越してきてからマメにお茶を沸かして麦茶をつくるようになったし、自炊もまぁまぁするようになった。家計簿つけてないからわからないけど、もしかしたら結構節約しているのでは?

 ということで、6日に1万円を下ろして、しばらくの間その1万円(千円札×10枚)だけで過ごしてみました。その1万円を使い切ったのが一昨日。ちょうど一週間で使い切ってしまった計算になります。もっといけると思ったのに、案外お金って使ってるもんなのね。ためにし何に使ったか、レシートを見てみると、

 食費:9790円
 ツタヤで『ラストエンペラー』を借りる:210円

 ・・・うわぁ、ほぼ全て食費。エンゲル係数98%!確かに外食が多い一週間だったけど、これじゃ欲望の鬼みたいじゃないか。そして交際費がないから家に引きこもってばっかりで寂しい人間みたいじゃないか・・・。

 もっと彩りのある生活をするよう努力します。

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 明日・明後日とゼミ合宿に行ってきます。新木場だからあまり合宿気分ではないけれど。


9月15日(金)・16日() 【ゼミ合宿 〜臨海副都心をゆく】

 詳しくは 東京見聞録のページ をどうぞ。


9月17日() 【日曜日】

 今日は休日称して、だらだらと過ごしてみました。


9月18日() 【やすべぇ@渋谷】

 吉野家で牛丼復活祭が催されるというので、渋谷まで行って食べることにしました。大学3年まではしょっちゅう食べていたファーストフード、吉野家の牛丼。吉野家に行けば必ずあり、僕らはあることを疑いもしなかった。しかし2004年、突如姿を消してしまったあなた。無くして分かるその存在の大きさ。嗚呼、あなたは遠い世界に行ってしまったのね、悲しいわ。カムバック、ギュウドン!!

 と、発売中止になった当初は思っていたのですが、人間の記憶というのはうまくできていて、悲しい思い出は程なくして忘れてしまいます。僕も牛丼に対する情熱を忘れ、「豚丼うめーな」とか言いいながら、いつの間にか、さも豚丼が最初から吉野家にあったかのような錯覚に陥ってしまっていたのでした。

 しかし、今日いよいよ牛丼解禁。やっぱりこの言葉を聞くと食べに行かざるを得ない。味を忘れてしまったからこそ、ここで牛丼の記憶を復活させなければならない。どんな味だったかなぁ牛丼は。楽しみだ楽しみだと道玄坂を下っていき、渋谷で一番穴場な吉野家へ到着。

 ところが(というか案の定)、道玄坂吉野家の前には大行列。その行列を見た瞬間、ここまでして並んで食べるものではないのでは・・・?という思いがよぎり、急に牛丼に対する熱意が醒めてしまいました。渋谷にある他の吉野家に行って見たものの、どこもかしこも大行列。380円にそこまで並ぶ価値があるのか、と。10月から毎日販売されるのにそこまで並ぶ価値があるのか、と食べない理由を正当化して、今回は諦めることにしました。(本当は食べたかったのだ。でも並ぶことに我慢ができない。)

 そういうわけで、予定を変更して向かったのは、明治通りにある 「やすべぇ」 というラーメン屋。つけ麺が有名な店です。ここも有名店なので少々行列が出来ていましたが、おとなしく並びました。ここの凄いところは、並盛り(麺220g)・中盛り(330g)・大盛り(440g)が全て680円という同じ値段であることです。まるでラーメン界の壁の穴。貧乏症の僕は迷わずに大盛り440gを注文。しかし冷静になって考えてみる440gって相当な量なのですね。食べ終わったら相当腹が膨れてしまった。

 肝心の味のほうは、豚骨・鶏と魚介のダブルスープ(魚介の方が若干強め)がなかなかいい味を出しています。池袋大勝軒のそれに近いかな。目の前にある刻みタマネギや鰹節を入れると、風味が変わってまたおいしい。たまに食べたくなるラーメンで、味が安定してそうなので結構お勧め。ただやっぱり440gはなぁ・・・。最初おいしかったけど、最後は意地になって食べた部分も無きにしも非ず。ここに行くならお腹を空かせて行くか、並盛りもしくは中盛りを注文することをお勧めします。

 牛丼は10月に入ってから食べよう。


9月19日(火) 【坦々麺の天手毬@池尻大橋】

 駒場に引っ越してきてから、スーパーのある池尻大橋に頻繁に行くようになったのですが、池尻大橋を歩いていると中華料理屋が多いことに気がつきます。特に坦々麺を出している店が多いようで、目に付いただけでも3件程ほどが246沿いにあります。ネットで調べてみると、案の定池尻大橋は坦々麺のスポットらしく、各店について様々な評価がなされていました。

 そういうわけで、買い物ついでにその中の1件で坦々麺の夕食。池尻大橋駅から三軒茶屋方面に数分歩いたところにある「天手毬」。850円の坦々麺を注文(ごはんもついてくる)。坦々麺を食べるのは5年振りくらいだったので、坦々麺と言うものがそもそもどういうものだったのかを思い出しながら食べました。

 思えばラーメンはよく食べるけど、兄弟分の坦々麺をほとんど食べてこなかったのは我ながら不思議です。坦々麺の店がラーメン店に比べて少なかったこと、ラーメンよりも値段が高かったこともあると思いますが、何と言うか僕の中で坦々麺って、ラーメンに比べてお高くとまっている印象があったんですね。それでずっと足が遠のいてしまってたんじゃないかと。

 久しぶりに食べた坦々麺は結構おいしかった。というか、おいしかったというボキャブラリーが見つかりません。ラーメンと違って知識も語る言葉も知らないから、おいしかったと言うしかないのです。こりゃ参ったね。まるで社会科学のことしかわからない僕に(といってもそう分かってるもんでもないけど)、人文科学を語れと言っているようなもんだ。一緒に出されたご飯をスープに付けて食べると、これがまた美味なのですが、それもうまいというしかありません。とにかくうまいの。ただ、弱点を挙げるとすれば、その値段の高さか。東京のラーメンの相場は大体600円〜750円なのに対し、坦々麺は大体850円〜なんだよな。もうちょっと安ければ助かるんだけど。

 でもラーメンよりも健康によさそうだし、ちょっと坦々麺にはまりそう。気が向いたら、他の2件にも行ってみようと思います。


9月20日(水) 【安倍総裁誕生】

 今日の昼は面倒だったので、みしまでたこ焼きを買ってそれを昼食にしました。12個300円で腹が膨れるから助かります。個人的にお気に入りのそばもんじゃもお持ち帰りできたらいいんだけど。

   

 昼はたこ焼きを食べながら、NHKで自民党総裁選を見ていました。規定路線どおり安倍新総裁が誕生して、これで山口県から8人目の総理大臣が生まれることになるのですが、同郷というのになぜか喜びというものがありません。安倍さんとの接点というと、一昨年の霞ヶ関見学で握手したくらいだからな。そのときだって「下関出身です」って言ったのに、「あ〜、そぉ〜!」くらいの返事しか返って来なかったから拍子抜けした記憶があるし。だいたい安倍さんって下関に住んだことないし。

 安倍新総裁誕生は、地元ではどういう風に扱われているのかと思って実家に電話をしてみました。そしたら下関では何と花火が上がったそうです。そして26日の首班指名でも花火を上げるそうです。故郷の星なわけね。下関に住んだことないのに。。

 安倍さんがいる限り、下関から衆議院議員になるのは不可能だな。


9月21日(木) 【はやし@渋谷】

 またまた食べ物(というかラーメン)の話で恐縮ですが。。今日の昼は渋谷マークシティ近くにある「はやし」に行ってきました。ネットでの評判が結構よくて、前々から行ってみたいと思っていたのですが、平日の11時半から15時半くらいまでしか営業していないという時間的な制約上から、なかなか足が向かないでいました。

 はやしがあるのはマークシティ横の急坂。お気に入りの居酒屋の一つである「楽」の向かいにあると言えば、分かる人には分かってもらえるか。ちょっと昼時をずらして1時半に行ったら、ちょうど一席空いてたので、タイミングとしてはばっちり。味玉ラーメン(750円)を注文。店内は渋谷にしては珍しく、シックで落ち着いた大人の感じ。

 スープはいわゆるダブルスープで、中野の青葉に似ています。ちょっと鶏の割合が高いのでスープにとろみがついていて、それがおいしい。久しぶりに綺麗にまとまったラーメンというものを食べた気がします。麺も結構多いし、メンマが極太で歯ごたえがあったりと、なかなかよいです。普段はスープをあまり飲まないのですが、今日に限っては半分以上飲んでしまった。久しぶりに大当たりのラーメンだった。僕の中では今のところ渋谷でトップ。

 今まで「渋谷のお勧めラーメンは?」と聞かれても、正直なところどこも似たり寄ったりで返事に窮していたのですが、これからははやしを薦めることにします。よかったらどうぞ。。


9月22日(金) 【Back to the GOTENSHITA】

 8月の旅行で食道楽し過ぎたのもあって、体重は過去最高値を示すようになりました。実家に帰ったら幾人もの親戚から「あんた〜、えらい太ったねぇ」と言われる始末で、「いやいや、これで標準体重だから」とか何とか言い訳をしていたのですが、よく考えたら言い訳なんて見苦しい。実際体脂肪率が20%くらいあるんだから。

 そういうこともあって、先週から家でちょこちょこ筋トレをしてました。家でのウォーミングアップを済ませたところで、御殿下に復帰しようと思っていたのです。そして今日、1年2ヶ月振りの御殿下へ。ちょうど太郎君とぽてさんが初心者講習会を受けるということで、二人が講習を受けている間、走ったり動かしたりして久々に汗を流してみました。

 ランニングは20分ちょっとで4キロ。久しぶりなので軽めで調整してみたけど、あまり息もあがらず走れたみたい。喘息と分かってから、医者から「走る前に発作薬入れておくとよいよ」と言われたのでその通りやってみたら、呼吸がかなり楽でした。あぁ、走るってこんな感じなのね、苦しくないって素敵なのね、と改めて走る素晴らしさを感じ入った次第です。

 それに対して筋トレの方は、まー衰えてました。一応一週間ほど家で筋トレしてから来たのに、それでも去年に比べると全然ダメ。1年前と同じ負荷でやろうとしたら、筋肉が悲鳴をあげてしまった。まずは理想と現実のギャップを埋めていくことから始めないといけないみたい。寂しいのぅ・・・。

 ということで、久々の御殿下を満喫し、膨大な筋肉痛を作り出してきました。修論もあることだし、あまり足繁くは通えないとは思いますが、これからも気分転換に週1〜2で通おうと思います。

 その後はHY君と合流して4人で飲み会。だんで飲んできました。どう見ても拙い日本語を話しているのに、名札を見ると日本人の苗字が書いてある店員さんがいて、僕はどうも納得がいきませんでした。日本人と結婚して帰化したんかな?それとも日本人と言ってもばれないと思ったんかな?謎です。本人に聞けばよかった。

 先週の合宿が終わってから人と話してない寂しい生活をしていたから、今日は大変よい気分転換になりました。皆様楽しい時間をどうもありがとう。


9月23日() 【雑感】

 今日はいくつか雑感を。

・めっきり秋めいてきて、外に出るとキンモクセイの香りが漂ってきます。この瞬間が本当に好き。僕が四季の中で秋が一番好きですが、その中でも特に、この情景の中に身を任せることが一番の幸せ。あー、どこかに旅立ちたい!

・隣人はどうやら同棲しているみたいなんですが、壁があまり厚くないので声がよく聞こえてきます。しかも毎晩11時頃になると、女の方が大声上げて泣いてます。何があるか知らんけど、勘弁してくれよ。気になって壁に耳つけて聞こうとしてしまったじゃないか。(結局何を言ってるのかわからんかったけど)。

・安倍総裁が川口湖の別荘に篭って人事を練っているらしいですが、あれってマスコミや世間に対して予防線張ってるだけというか、単なるパフォーマンスに過ぎないような気がするんだけど。そう思ってるのって僕だけ?篭った=トップダウンで人事を決めたという図式を作り出しておけば、例え派閥の圧力があって閣僚を決めたとしても、表向きはトップダウン人事に見えるから国民の批判をかわせると考えてるんじゃ・・・?まさかね。


9月24日() 【侍@駒場】

 吉祥寺にいた頃は「洞くつ家」という愛すべき家系ラーメン屋があったのに、引っ越してからは家系ラーメンを全く口にしていませんでした。渋谷に家系ラーメンがないからね。家系はその濃さやこってり度合いから毎日食べると早死にすること間違いなしですが、中毒性があるので、たまに無性に食べたくなってしまいます。。今日がまさにその日で、無性に家系ラーメンが食べたくなってしまいました。

 とりあえずネットで近場の家系ラーメン屋を検索。見つからなければ電車に乗って吉祥寺まで行っちゃうぜってな勢いで検索していると、何と近所にあったのでした。淡島通り沿いの大学入試センター近辺にある「侍」という店。2005年開店というから、まだ新しいみたい。しかしこの立地、大学の2号館からだったら相当近い距離。何て灯台元暗しなのだ。ラーメン好きのU先生にも是非お教えして差し上げなければ。。

 で、お腹を空かせて夕方5時頃行ってきました。扉をくぐると家系独特の豚骨醤油の濃い匂い。あぁ、これこれ、この匂い。家系にしては珍しくつけ麺があって、そっちにも引かれたけど、最初なのでおとなしく普通のラーメン(600円)にトッピング(200円でチャーシュー増し、たまご、海苔増し)を注文。600円とはなかなか頑張っているお値段です。ちなみに学生証を見せれば大盛りただのようで、食べ盛りの学生さんには嬉しいところ。(近くに高校がたくさんある)

 食べてみるとスープが何とも濃くて、それでいてミルキー。クリームでも入ってるのか?というくらいで、まろやかさにおいては家系の中では群を抜いています。刺々しい味の洞くつ家とはまた違うスタイル。家系と言っても一口で語れませんな。優等生のようにまとまっていて、おいしく頂きました。これはまた食べたくなる。家からも近いことだし、つけ麺も食べてみたいことだし、近いうちにまた行きます。

   

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 もう一つ、最近凝っているのは↓

   

 左は黒酢の無塩トマトジュース割り、右は食用いりこ(←煮干のこと。地元ではこのように呼ぶ。)です。黒酢は元々妹のものですが、実家に帰るときに冷蔵庫に置いて帰ったので勝手に飲んでます。最初はどうなのかと思っていたけど、飲んでみるとなかなかおいしい。あといりこは最近どうもカルシウム不足のような気がしたので、イライラする前に摂取しておこうかと。一日中椅子に座りっぱなしなので、こういうときこそ健康に気をつけなければね。健康第一。

 あ、じゃあラーメンやめろって話か。


9月25日(月) 【Youtubeで見るみんなのうた】

 二年くらい前にこの日記で、「昔のNHKのみんなのうたが好きだ」とか「DVDが出るけど42000円もするからどうしよう」とか書いた記憶がありますが、あまりのプライスに負けて買わないでここまで来ました。いつか金銭的に余裕ができたらDVDを買って、焼酎片手に子供の頃を懐かしみたいものだと思って2年くらいを過ごしてきました。しかし同時に、趣味のために42000円使うのはあまりにセレブな行為だし、一体いつになったら買えるのやらと思って2年くらいを過ごしてきました。42000円って言えば一ヶ月の食費に相当するから、それを娯楽に費やそうなんて恐れ多くて出来ないわ。

 と思って金銭的余裕ができるのを待ちながら悶々と過ごしておりましたが、しかし、今はYoutubeという素晴らしいものがあります。今日、もしかしたら・・・と思って「みんなのうた」で検索したら、予想以上に懐かしい歌が出てくる出てくる。今日、僕はこれだけで感動したのでありました。わざわざ42000円払わなくても、ネット上にほぼあるんだから。ウェブの進化って凄いね。神様仏様Youtube様だ。。

 せっかくなので、何曲かお気に入りをリンクしておきます。みんな僕が4歳〜小学校入学前に聞いた曲です。ついて来られる人だけついて来て。。

『われないタマゴ』 (1984年)
『キャベツUFO』 (1984年)
『恋するニワトリ』 (1985年)
『コンピュータおばあちゃん』 (1981年)
『ヒロミ』 (1980年)

 最近のみんなのうたは道徳的な歌が多くてげんなりすることが多いけど、80年代のは絵も歌もバカバカしくて好きです。。


9月26日(火) 【走れ走れ】

 今日は朝から雨が降っていて、一日家にいると鬱屈しそうでした。あー、体を動かして発散したい!と思ったので、安倍首相が誕生したのを見届けてから御殿下へ。雨のせいか、今日は御殿下に来ている人も少なかったけど、偶然にもぽてさんに遭遇。頑張ってるね。

 最近は筋肉をつけるよりもお腹のお肉をとることに重点を置くことにしたので、早速ランニングマシンでランニング。喘息が出ちゃまずいので、軽めに50分で7キロ走ってきました。これでちょうど2000キロカロリー消費なのに、全く腹がへこんだ気がしないんだな・・・(まあ、高々1回のランニングで腹へっこんだら誰でも走ると思うけど。)お肉を引っ込ませるためには継続的に走らないとダメみたいですね。

 帰りは久しぶりに赤門前のまぐろ市場へ。久しぶりに行ったら微妙にメニューが変わっていました。今まで「大盛りは50円増し」だったのに、いつのまにやら具とご飯の大盛りは150円増し、ご飯のみの大盛りは50円増しという価格差がついていて、じゃあ今まで頼んでいた大盛りはご飯のみの大盛りだったのかと思うと、裏切られた気がしてなりません。

 帰りはちょうど大雨のピークに当たったらしく、渋谷のマークシティを出たらバケツをひっくり返したような大雨。びしょびしょに濡れて帰ってきました。久しぶりに大雨に遭遇した気分。

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 安倍首相誕生。

 個人的には組閣にサプライズがなかったように思いますが、それよりも気になったのは、午前中は高値で推移していた日経平均が、午後になると急落したことでした。これは与謝野さんが閣僚に入らなかったこともあるのでしょうか?それとも安倍首相の人事全般に失望したのでしょうか。

 それはさて置き、NHKのニュースを見ていると「地元山口県の反応です」といって下関の様子が伝えられてきました。パーティー会場みたいなところではくす球が割られ、噂に聞いた花火もバンバンあがってる。支持者と思われる着物をきたおばさんは、「この下関から首相が出ていただいて名誉でございます」と、セレブ感たっぷりに語っておられました。この前も言ったけど、安倍さんは下関に住んだことないし、本籍だって油谷町(山口の北のほう)なのに。だから「下関から首相が出て」というくだりにはどうしても違和感がある。

 まあ、それでも総理大臣になったのだから、是非とも頑張っていただきたいと思います。美しい国・日本になることを期待しています。(余談ですが、この美しい国・日本というのは、川端康成とか大江健三郎あたりからとったのでしょうか?新書読んでないからわからないけど。)


9月27日(水) 【11回目】

 今日の午前中は久しぶりの第11回おーらる。去年の日記を見てみると、1回目が去年の9月27日だったので、今日でちょうど1年です。初回には戦前が舞台の話だったのが、1年後の今日は平成初期の話。僕が小学校高学年〜中学生くらいのときの話なので、ようやく実感が湧く時代に入った感がありました。

 昼は久しぶりにjamで食べて帰宅。夜は無性にフレッシュネスバーガーが食べたくなったので、渋谷のドンキホーテ隣の店まで行って調達。今日はそれくらい。


9月28日(木) 【私にぴったりの女性】

 今日は特に話題がないので、太郎くんところから拾ってきた占いをやります。占い自体は こちら

■あなたにぴったりの異性(男性版)

あなたにぴったりの異性のタイプは【実直でマジメなマイペース系】のようです。

あなたにお似合いなのは、言行一致型の、わが道を行くタイプの女性。
小さなことでもコツコツと努力を積み重ねて、
誰がなんと言おうとも、自分で決めた道を黙々と歩んでいくような女性です。
派手さに欠けて、ガンコなところがあっても、信頼性は抜群。
腰が重いところがあるので、あちこちアクティブに遊びに出かけるようなところはないかも知れませんが、本当に楽しむときには惜しみなく贅を尽くすような女性と、じっくりと愛情を育んでいくと良いでしょう。

ノリのよさ:41%
知的好奇心:47%
愛情:22%
我の強さ:100%

 えー、この結果、何か痛いところ突かれているような気がしないでもないですが、当たっているかどうかは皆さんの観察にお任せします。。あとは太郎くんも言っていたけど、最後の4つの数字の意味がいまいちわからん。相手のことだったら、さすがに「我の強さ100%」の女性は勘弁。

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 今日の夜はこの前行った家系ラーメンのへ。気になっていたつけ麺を食べてきました。家系のつけ麺ってのはこんな感じなのか、と納得した次第であります。おいしいけど、やっぱり家系は普通にラーメンで食べた方がいいのかも。


9月29日(金) 【日本以外全部沈没】

 昼間の所信表明演説で、安倍首相が「人生二毛作」って言ってるのに笑ってしまいました。演歌の世界の住人かと。これは小泉さんの「人生いろいろ、会社もいろいろ」に匹敵する名言だ。

 夜、太郎くんに誘われて渋谷で夕食。太郎くんのご希望により、壁の穴でスパゲティを食べてきました。えぇえぇ。今日は「うにとしめじのスパゲティ」1370円。若干高いけど、大盛り(麺500g)無料だし、何よりおいしいのでたまりません。最近の僕にとってはささやかな贅沢です。

 強いて壁の穴の難点を挙げるとすればその立地で、「道玄坂小路」という少々イカガワシイ店が乱立するところにあることでしょうか。おいしく食事をしていても、窓の外を見ると「平成女学園」だの「C'est bien」だのといった店のネオンが煌々と輝いていて、若干複雑な気分になります。なので最初女性一人で(もちろん男性一人でも)行くにはなかなか勇気がいる立地ですが、興味があれば是非。

   

 食後は映画を見ようということになり、シネセゾンへ。整理券を受け取り、一旦モスバーガーで時間を潰した後、再び映画館へ。9時20分からという遅い回しかない映画なのです。

 映画のタイトルは 「日本以外全部沈没」 。「日本沈没」ではありません。「日本以外全部沈没」です。まさにパロディの王道。しかし、ただのパロディというわけではありません。「日本沈没」の作者である小松左京と、星新一、筒井康隆の三人が集まったときの冗談に端を発し、筒井康隆がわずか1週間で仕上げてしまった作品らしいです。74年のSF賞か何かでは、長編部門が「日本沈没」で、短編部門が「日本以外全部沈没」だというのだから、もはやパロディの範疇を超えていることが伺えます。しかも30年前のTV版、映画版「日本沈没」でそれぞれ主役を張った村野武範と藤岡弘、が共演しているというのだから、これは見ないわけにはいかない。

 で、見た感想。はっきり言って「脱力系バカ映画」です(←これは褒め言葉)。セットもちゃちだし、稲川素子事務所の外国人タレントが素人臭すぎて面白い。たった10日間で5000万円しかかけてない映画らしいから、それもそのはずか。至るところで笑わせてもらいました。ただ、一歩間違えると人種差別にもなりかねないような筒井康隆独特のブラックジョークを主体に作られているので、その辺をわかっていなかったり、ブラックジョークに嫌悪感がある人にはきついかも。一例を挙げると、韓国の元大統領と中国の元国家主席が、「大陸沈没と共に侵略戦争のことは水に流しました」とか言って、日本の総理大臣に必要以上にヨイショするとかね。これをブラックジョークと理解しないで見てしまうと、国際問題に発展しかねない。

 ということで、頭の中を空っぽにしてだらだらと見るにはお勧めです。個人的には「ニッポン音頭」が非常にバカバカしくて気に入りました。「日本、わびさびわかる国〜♪」と。サントラのレンタルと始まったら是非借りようと思います。

 ちなみに日本以外演舞沈没を上映している映画館は、東京では渋谷のシネセゾンだけです。それも夜21時20分からの毎日1回しかやってません。道路を挟んだ向かいの映画館で「日本沈没」を上映しているのも笑えます。


9月30日() 【昭和の雰囲気】

 サークルの幸君が研修で東京(というか柏)に来ているというので、同期4人で渋谷で飲んできました。道玄坂に最近オープンしたばかりの昭和風味の鉄鍋店で、壁には松田聖子のレコードジャケットがかかっており、BGMには中途半端な懐メロがバンバンかかってたりして、面白い雰囲気の店でした。僕以外は来年からみんな社会人なのね。僕一人学生のままですが、何とか頑張ります。

 その後、柏に戻るのが面倒になった(らしい)幸君は我が家へ。二人で焼酎を飲んでます。もう寝ます。


モドル

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