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11月1日(水) 【ピザを食べる】

 さすがに昨日はガクシン不採用でがっくしだったので、気分転換にちびまる子ちゃんの実写版ドラマを見て、その後ピザとビールを頼みました。こういうときはやけ食いに限ります。

 三鷹に住んでいたときも、夕食を買いに行ったり作ったりするのが面倒になったときなんか、近くのピザーラ井の頭店(本当に近い)へ電話してピザを注文していました。うちからピザーラまでは50mしか離れてないのに、ピザーラさんは不平不満も言わずに届けてくれるのです。本心では「こんなに近いなら買いに来いよ」と思っていたかもしれないけど。

 今のアパートに引っ越してからはピザを頼んだことがなかったので、折込チラシを見てみると、うちは三軒茶屋店の宅配エリアだとのこと。まあそれは別にいいんだけど、驚いたのはピザのサイズでした。MサイズとLサイズしかない。。Sサイズがない。。

 井の頭店はS-M-Lの3タイプだったのに、三軒茶屋は2タイプしかないのです。Mだと値段も高いし、2〜3人前って書いてあるし。既に受話器を握って電話をかける体制に入っていた僕は、衝撃の事実を知って固まってしまいました。しかも一人でMサイズ頼んで食べていると思われると恥ずかしいじゃないか。

 と、少し躊躇したけれど、今日は一人残念会だしいいやということで、Mサイズのピザを注文しました。そして一人で食べていると思われないように、ビールも4本注文。配達の人が来たときも、一人じゃないように思わせるために玄関に靴をたくさん並べたり、奥から聞こえるテレビの音を大きくして人がいるように見せたり、傍から見ればなんて見栄っ張りなんだという馬鹿げた行動を遂行。ふと我に返ると、「何やってんだ、おれ・・・」という虚無感が漂ってきます。しかしこの作戦により、配達する人の目はごまかせたはずです。

 さて、Mサイズのピザとご対面すると、やっぱり大きい。一人じゃ食べきれないよ・・・と途方にくれていたのですが、いざ食べ始めてみるとビールの効果か、はたまたやけ食いするぞという意気込みか、どんどん箸が進む。(余談ですが、僕は手が汚れるのが嫌なので、ピザを食べるときでも箸を使ってます。)そして遂には完食してしまいました。恐るべきやけ食いのパワー。これですっきりした。人間嫌なことがあると、やけ食いするに限る。

 ということで、心気一転して頑張ります。(今気付いたけど、これ昨日の日記になってますね。今日は洗濯したりこたつ出したりしました。)


11月2日(木) 【お久しぶり】

 日中は平和な日々。というかほとんど寝てました。生活リズムが大幅に乱れています。

 夜9時ごろlovebeerさんから連絡が入り、久しぶりに飲むことに。昔ZIZIがあった辺りで待ち合わせて、構内を通り抜けてラーメンを食べに行きました。久しぶりに構内を通ったlovebeerさんは、イタリアントマトとか新しい生協食堂とか、そういった構内の変わりっぷりにそれはそれは驚いていましたねぇ。

 ラーメンは砦へ。サークルの終了時間と重なったのか店内は満席で、砦で初めて並ぶことになりました。僕らの後にも列ができて、なかなか繁盛している様子です。いつも行く時は夜中か昼間で、この時間に来たことなかったからこんなに繁盛しているとは思わなんだ。人気店なのね。

 10分くらい並んでようやく店内へ。ビールとラーメン(750円)を注文。砦は博多の一風堂で修行したご主人が出した店で、文字通りの博多豚骨ラーメンです。一風堂の白丸がクリーミーになったら多分こんな味。基本的にはおいしいけど、味が薄かったり濃かったりと時によってムラがあるのが難点か。今日はちょうどいい感じだったからおいしかった。個人的にはクリーミーさを抑えて、もう少し豚骨のこってり感を出してくれた方が好みだけれど。あと、やっぱりラーメンはビールと一緒に食べるもんじゃありません。ラーメン食う前に腹が膨れてしまう。これは食事界の合成の誤謬に他ならない。

   

 ラーメンの後は酒とおつまみ少々を買い込んで、lovebeerさんの終電までうちで飲酒。福島での研修とIターンの話、面白かったです。


11月3日() 【数虫と戯れる】

 今日は家で一日作業。気分転換にパズルはいかが?→ 数虫


11月4日() 【マックスコーヒー発見】

 昼食をとりに池尻大橋の万豚記へ。炒飯がおいしいので、週に1回くらいの割合で無性に食べたくなります。日記を見返してみると、先週は行ってないけど先々週とその前の土曜日に万豚記に行っているので、これからも土曜日を中心にお世話になろうかと。

 一番のお気に入りである「豚バラ青菜炒飯」を注文。今日はデジカメを持っていったので、ここの大盛り具合を皆様にお伝えしようと思ったのですが・・・。出された炒飯を見ると明らかにいつもより量が少ない。しかも食べてみるといつもよりかなり油っぽい。油でご飯がベトベトでした。うーん、今日はハズレか?作った人が違うからこうなってしまったのか?残念です。コンスタントにおいしい炒飯を出して欲しいなぁ。でもさすがに味だけはしっかりしていておいしかったけど。

   

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 修論で火照った頭を覚ますために、夜中に少し近所を散歩へ出かけ、キャンパスあたりをうろうろしてきました。その散歩途中、終電の終わった井の頭線沿いから渋谷方面を撮ってみました。つい最近デジカメの応用機能の使い方を知ったので、綺麗な夜景でも撮ってみようかと。それが下の写真です。どうでしょう?(HPに載せるために容量を落としているので、画像は結構荒くなっています。)固定する台があって、露光時間を長くして、ISO感度を低くすれば、このカメラでもそれなりの夜景を撮れることがわかりました。夜景写すの好きだから、三脚買おうかしら。

   

 一通りぶらぶらして、山手でラーメンを食べたりして(夜中に食べる山手のラーメンはうまいんのよ)散歩を満喫してから家に帰ると、家の近くに新しく自動販売機が設置されていたので何気なく覗いてみました。そしたらびっくり、あの千葉と茨城でしか売ってないというジョージアのマックスコーヒーが売られてた!(マックスコーヒーについての詳しいことはウィキペディアの こちら へ。)

   

 実は我孫子に行ったときに見つけて、今度旅行記を書くときのネタにしようと思っていたのに、旅行記を書く前に家の目の前で見つけてしまいました。マックスコーヒーもいよいよ東京進出か、ということで、これも何かの縁、買って飲むことにしました。我孫子で飲んだときも思ったけど、ぬったりと甘い。ぬったりという擬態語があるかどうかは知らないけど、喉にまとわりつくような練乳の甘さは「ぬったり」と表現したくなります。物珍しさでたまに飲むのはいいけど、コンスタントに飲むとなるとカロリー過多で糖尿病になりそう。。疲れたときにたまに飲むくらいがちょうどいいかもしれません。

 マックスコーヒーを飲んだ後、そのぬったり感を消し去るために麦茶をがぶ飲みしてしまった。


11月5日() 【無題】

 日曜だからって特に休んでいる感じがしません。


11月6日(月) 【遠くへ行きたい。】

 今日は5限のゼミが休講だったので、家で作業していました。家だと作業がはかどるんだかはかどらないんだか・・・。

 夕方は気分転換に池尻大橋へふらっと買い物に。本屋に入ってぶらぶらしていると、旅行雑誌のコーナーでついつい足が止まる。あぁ、旅に出たい。今すぐ遠くへ行きたい。知らない街を歩いてみたい。旅がおれを呼んでいる!気がつくと僕は「るるぶ北陸」を手にしていて、ぱらぱらとページをめくっていました。雑誌の中で繰り広げられる絶景、海の幸山の幸。東尋坊に永平寺。雪の中を行く電車。耳を澄ませば富山ブラックというご当地ラーメンをすする音が聞こえてくる。ずるずるずずず。嗚呼、いいなァ。北陸は僕にとって未知の世界。よし、これは修論終わったら行くしかない!

 というわけで、反射的に北陸るるぶを購入し、家に帰ってから修論そっちのけで約2時間ほど計画を立ててしまいました。僕は知る人ぞ知る旅行計画マニアで、こういう旅行の計画を立てるのは非常に楽しい。旅行マニアではなく、どちらかといえば旅行計画マニアなのです。時刻表をガイドブックとネットを参照にして、頭の中で行程を考える。あそこにいって次にラーメンを食べて、あの海を見て・・・。いやでも海を見たら次の電車に間に合わない。じゃあ代わりにここで蕎麦でも食べて、いやいや電車を一本遅らせても乗り継ぎは大丈夫なんじゃ・・・という具合に、頭の中で妄想逞しくするのがもう大好き。修論も旅行計画くらいスムーズに進んでくれたらなぁと願わずにはいられませんわ。

 そんな感じで決まった計画

●12月25日(月)
 ムーンライトえちごで新宿発、車中泊

●12月26日(火)
 5時前 新潟着。電車を乗りついで富山へ。
 富山(富山ブラックを食べて、ますのすしを買う)
 氷見(市場食堂で海の幸を食べる)
 高岡泊

●12月27日(水)
 高岡(高岡大仏とか国宝の寺とか)
 金沢(近江市場で海鮮丼を食べる、兼六園や城下町)
 福井泊(ソースカツ丼)

●12月28日(木)
 福井(永平寺、東尋坊、越前そば)
 小浜(市場で海の幸を食べる、遊覧船に乗る)
 舞鶴泊

●12月29日(金)
 天橋立、丹後半島(伊根の街並みを見る)
 福知山線を下って明石へ。
 明石(明石焼を食べる)
 姫路泊

●12月30日(土)
 姫路城見物、その後はそのまま実家へ帰省。

 もちろん、行けるかどうかは修論が提出できるかどうか次第。頑張ります。あと北陸で何かいいところあったら教えてください。


11月7日(火) 【竜巻】

 竜巻って恐ろしいんだねぇ。


11月8日(水) 【轍】

 かねてから行こうと思っていた、神泉の へ行ってきました。

 ホームページにもあるように、「化学調味料を一切使わず、国内産の天然物をふんだんに使用している」とのこと。僕はこういう文句に弱いです。「わざわざ国内産の天然物を東京に運んでくるなんて、環境負荷はいかがなもの」という反論もあるかもしれませんが・・・。

 らーめん700円を注文。シンプルな醤油ラーメンですが、魚介のうまみががしっかり出ているスープはあっさりしておいしい。鰹の匂いがぷんぷんしてきます。そしてチャーシューは肉厚で食べ応えがあります。いやぁうまかった。あまりにおいしいから普段飲まないスープを飲み干しそうになってしまった。ご馳走様です。

   

 東京に出てきたばかりのときは、こういうあっさりしたラーメンはラーメンに非ずと思っていたんだけど、最近はこういうあっさりしたラーメンの方が逆においしく感じられるようになってきました。年を重ねた証拠か、それとも濃いラーメンを食べ過ぎたからか・・・。ともかく、家の近くにおいしいラーメン屋があることは幸せなことです。


11月9日(木) 【カフェイン中毒】

 やっぱり僕はコーヒーが苦手らしい。今日は眠気を覚ますために昼間から濃い目のコーヒー入れて、ダバダー♪なんてやってみたのですが、全部飲み終えた途端に体から力が抜けて体が震えだし、気分が悪くなって鬱っぽくなってしまいました。いわゆる 急性カフェイン中毒 というやつでしょう。コーヒーを飲むとたまにこうなるんです。紅茶やお茶ではならないから、コーヒー特有の何かがあるんだろうと思います。今まではそれをあまり気にすることなく飲んでいたけど、体質に合わないということがようやく分かったので、今後コーヒーはあまり飲まないようにします。本当は中毒にならなければ飲みたいんだけど。。体質的に酒がダメな人の気分がなんとなく分かった気分。

 カフェイン中毒のお陰でやる気がなくなってしまったので、手を止めて高校時代の写真をぱらぱらと眺めてみることに。みんなで広島と宮島に旅行に行ったなぁとか、休みの日はよく大富豪や蹴鞠をして遊んだなぁとか、懐かしい思い出が蘇ってきて、カフェインの効果で何だか切なくなってきます。切なくなった僕は居ても立ってもいられなくなり、写真に写っていたののに思わずメールしてしばしやりとり。最初は懐かしさに浸ろうとメールしたはずでした。しかし、ののの現状を聞いて(というか見て?)みると、これが教師として一生懸命頑張ってるのです。その様子を見て「あぁ、おれも頑張らんとな」と気持ちを新たに、何とか(カフェイン中毒から)立ち直ることが出来ました。前を向いていかないとね。のの君どうもありがとう。

 その後、youtubeでaikoの『花火』をみつけたので何回か聞いてみる。懐かしいです、これ。7年も前の曲なのね。浪人中の秋によく聞いてたのを思い出しました。それにしてもaikoという人は半音下げた音を使うのが天才的に上手い。半音を多用すると普通耳障りになることもあるんだけど、aikoの楽曲にはそれがない気がします(あくまで素人の個人的な意見ね。)

 ということで、久々の日記更新。日ハムがサムソンに勝ってよかったよかった。


11月10日(金) 【新しい食堂で昼食を】

 駒場寮跡地に新しい食堂がオープンして1ヶ月。今日は初めてその食堂で昼食をとってきました。

 外観はそりゃもう「現代のキャンパス」という感じで新しさ満点のですが、そこから漂ってくる匂いは旧来の食堂のそれと同じだったので今まで敬遠していたのです。まあでも駒場に六年もいる人間が新しい施設に足を踏み入れないのもいかがなものかと思ったので行ってみることに。ご大層にも1階は「カフェテリア若葉」、2階は「ダイニング銀杏」と名前がついています。今までの1階が第1食堂、2階が第2食堂というネーミングとの差に驚くばかり。

 あまり期待しないで1階のカフェテリア若葉のほうへ。だがしかし、びっくりしました。以前の食堂と比べてめちゃくちゃ洗練されている。食べ物も目の前で炒めたり暖めたりしてくれるし、今までの学生食堂特有の不衛生感が全くありません。パワー丼という豚の生姜焼きと半熟卵が乗った丼を注文して、その様子を見ていると・・・業務用のジャーから暖かいご飯をよそうようになっている!

 旧食堂では昔給食のときに出てきたような長方形のご飯の入れ物から、暖かいか冷たいかわからないようなご飯をよそってもらう形式でした。僕はこれが本当にだめだった。古古米か古古古米か知らないけど、とにかくご飯が汗をかいた脇の下みたいに臭くて、息を止めて涙を流しながら食べたものです。何で金出してまでわきの下食わにゃならんのか、と1年生の僕は怒り心頭に達したものです。だからそれ以降生協食堂ではめったに食べることはなかったし、食べたとしてもうどんとか蕎麦とかいった非ご飯系のものや、丼などのご飯の臭いがごまかせるものしか注文してきませんでした。

 余談ですが、僕は物心ついたときから炊飯ジャーで6時間以上保温されたご飯が食べられません。何か線香っぽい臭いがして、食べただけで吐きそうになる。普段は環境だの勿体無いだの言ってますが、これだけは譲れない。(だからご飯を炊いて余ったら、すぐに冷凍するようにしています。こうすることで炊き立ての味をずっと保存できるし、ジャーで保温するよりも電力がお得。)こういうご飯に対するわがままがあるから、昔の生協食堂の米が一層まずく感じられたのかもしれません。

 ところが新しい「カフェテリア若葉」では、業務用ジャーを使っていてご飯が暖かい。そして試しにごはんだけ食べてみると、これが臭くない!これは(僕にとって)革命的な出来事です。古古米から古米に変えたんかな?とにかくご飯がおいしいというだけで、長年通っていなかった生協食堂に通おうという気になります。ちょっとしたおかずもバイキング形式で買えるようになったし、惣菜パンも売ってるし、足繁く通おう!

 ・・・と思ったのも束の間、パワー丼を食べてみると、ほとんど味がしない。辛くも甘くも苦くもない。うーん・・・。白米はよくなったしオシャレな場所にはなったものの、総合的な味という点では今までの生協食堂の域を出ていない気がします。だから漂ってくる匂いは今までと同じだったのか。これだったら隣のイタトマに行ってしまうぞ。


11月11日() 【NIPPONのサザエさん】

 いやー、久しぶりにネットを見て笑ってしまった。→ 『NIPPONのサザエさん』

 嘉門達夫が1993年にリリースしたシングル曲『NIPPONのサザエさん』に誰かが画をつけて作ったみたいだけど、あまりにも見事である意味感動すら覚えました。嘉門達夫の面白さと映像編集者の技量に完敗です。「ヘアースタイル テクノカット」だの「あなごさんはひどい顔」だの、「サザエさんはなんと 24歳で歳より老けてる」だの言いたい放題。よかったら是非見てみてね。

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 というばかばかしい話題のあとで何ですが、訃報が入ってきました。宇井純さんが亡くなったそうです。何気なくつけていたNHKから突然流れてきたし、何より突然のことだったので本当に驚きました。僕自身お会いしたことは4回しかないし、実際に面と向かって話したのも1年半くらい前に居酒屋で酒を飲みながらの1回しかないんだけど、近いおじいさんが亡くなった気がしてなりません。最後にお見かけしたのは5月にあったサークルの先輩の結婚式で、そのときも人の手を借りられなければ壇上に上がれない状態だったので、体調が悪いのかと思っていたけど、こういうことだったのですね・・・。ご冥福をお祈りします。

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 今日は気分転換に、今日から始まった 「スーパーエッシャー展」 を見に行こうと、雨の中渋谷の東急Bunkamuraへ。うちから近いので便利です。しかし行ってみて驚いたことに会場に入るのに長蛇の列が。今日が初日でしかも土曜日だということをすっかり忘れていました。今の時期さすがに並んでまで見る気がなかったので、見るのは修論が終わった後にすることにしました。残念だけれども。ただせっかく渋谷に出たのに何もしないで帰るのは悔しいので、駅前の東急東横店のほうに行って(というかドンキホーテの向かいにある店のほうが本店だったのね。知らなかった。)、地下で崎陽軒のシュウマイ弁当とまい泉のカツサンドを買うことに。帰って夕食として食べました。シュウマイ弁当とカツサンドは個人的にお勧め。うまい。


11月12日() 【突然】

 おぉぉぉ、寒い。寒くて起きたら喘息っぽくなってしまった。東京は木枯らし一番が吹いたようで。

 こう寒い日は暖かいラーメンでもずずずっとすするに限るねぇということで、夕食は池尻大橋の八雲へ行ってきました。この前は白だし(塩味)を頼んだので、今日は黒だし(醤油味)ノーマルの650円。あっさりした醤油風味が食欲をそそります。今日はあっさりが食べたかったので、何よりのご馳走。あっさり醤油だと神泉の轍といい勝負するほどの出来です。世間広しと言えどもこのレベルのラーメンを出す店はそうそうありません。琥珀色したスープを眺めているだけでぼかぁは幸せだなあ。ほんと、あっさり醤油ラーメンを食べるのであれば、八雲はお勧め。

   

 ラーメンを食べて池尻のスーパーで買い物をしていると、突然あおかつから電話が。研修で東京に来ているから少し飲まないかとの誘いを受け、新宿の和民で3時間ほど飲んできました。あおかつと会うのは8月の宮崎以来なので3ヶ月振り。というか何だかんだ言って就職してからも結構会っている気がします。

 そういえば京都は1年近くご無沙汰しています。去年は2ヶ月に1回のペースで行っていたというのに。そろそろ京都にも行きたいのぅ。今度こそ平等院鳳凰堂に行きたいもんだ。


11月13日(月) 【渋谷で一番】

 すごく疲れた状態で朝目を覚ましました。睡眠から醒めたのに疲れているというのも変な話だけど、どうやら酒疲れっぽい。おかしい、昨日は2時間ちょっとしか飲んでないからこんなに疲れるはずないんだけど。久しぶりに飲んだからか?生中2杯と焼酎ボトル半分で酒疲れする体になってしまったのか?

 こうなるとやる気も50%減(普段比)なので、重い体を引きずって気分転換に渋谷へ行ってきました。まずはここ最近お気に入りの「はやし」で醤油らーめん680円。カツオもブタも仲良く手を取り合っていいお仕事をしているダブルスープが絶妙。ややカツオが強いけど、ブタもとろみでさりげなく自己主張してます。やっぱりここはうまい。うまいからスープまで飲み干しそうになりました。写真で見ると量が少ないように見えますが、この器は底が深いので、思ったより量があります。お店の人も清潔で丁寧だし、今のところ渋谷で最もお勧めの店。もっと早くから行っておけばよかった。

   

 食事の後はBunkamuraの「スーパーエッシャー展」へ。一昨日は長蛇の列に尻尾を巻いて逃げ、修論終わってから見るなんてことを言ったけど、やっぱり見ておきたいという衝動を抑えきれずに行ってきました。ところが今日も行列。一昨日ほどではないけど、うららかな月曜日の正午にこれほどの人がいるとはね・・・。そういうわけで、結局今日も見ず終い。いつになったら見られるのやら。

 ちなみにエッシャー展の目の前にあるオープンテラスのカフェで、前の前の灯台総長のハスミさんを発見。弟子と思われる人と優雅にコーシーを飲んでおられました。多分エッシャー展を見た後なのでしょう。表象の大御所にとってもエッシャー展は興味の対象なのですね。

 ということで何としても見たいので、明日朝一番に行きます。


11月14日(火) 【大盛り弁当】

 昨日の日記で「エッシャー展が何としても見たいから、明日朝一番に行きます」と書いたけど、朝早く起きて修論書いていたら行くの面倒になったのでやめました。有言不実行男、ここにあり。何とでも言ってくれ。

 今日の昼は金欠なこともあって、学校近くの「もっくもっく」でから揚げ弁当390円を調達。390円と安い上に、量が半端なく多いです。から揚げを頼んだのは初めてだったけど、開けてびっくり、おにぎりサイズのでかいから揚げが3個ほど鎮座していました。こんなでかいから揚げ初めて見たよ。あまりのボリュームに2個しか食べられなかったから、残りは晩御飯にしてしまった。もう10代の頃のように大盛りをガツガツ食うのは無理だ。ただでさえ最近は食欲が落ちて1日1食なんてこともざらなのに。

   

 この界隈にはもっくもっくのような弁当屋が3件あるけど、もっくもっくは量・値段もさることながら、ご飯(白米)が他の店よりもおいしい。これは白米がおいしいとその日が幸福になる僕にとっての最重要ポイントです。やっぱりねぇ、白米は日本人の基本だからできるだけおいしくあってほしいものです。もっくもっくは大盛りでおいしい白米を提供してくれるから頼もしい。明日はチキンカツを頼もう。

 午後は学校へ行って指導教官○△先生と面談をしてきました。最初にガクシンの結果を見てもらうと、「まあ最初はなかなか上手くいかないものだよ。だから来年頑張れ。」と、多分慰めであろうお言葉をいただきました。その後は修論の話。現状はこうで、ストーリーはこうで、オチはこういう方向でいこうと考えいるということを話してアドバイスをもらおうと思ったら、、、何か暖簾に腕押しみたいな感じでした。ううん・・・。ちょっとだめ出しして欲しかったんだけども。

 まあ用は早く書けということなのかもしれないと思い、とりあえず30日までに書き上げるので見て欲しいとこちらからお願いして、自分にノルマをかけてみました。自分にノルマをかけておかないと、12月までだらだら行ってしまいそうで本当に恐いので。今月一杯は根詰めて頑張ってみようと思います。

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 今のアパートは2階の一部と3階全部に大家さん家族が住んでいて、夜になると女の子がピアノの練習を始めるんだけれども、その音が1階のうちの部屋まで届いてきます。今日はひたすらヘ長調で「ファソラ♭シドラファー」を練習しているようですが、ヘ長調だとシはフラットしないといけないのに、何度やってもそれが出来ずにてこずっている様子です。あ、今も間違えた。あ、今度はソをフラットにした!

 というふうにピアノ経験者からするとここを乗り越えるべく是非とも頑張って欲しいのですが、いかんせん修論書いてる途中だしなぁ。しかもシを半音下げない「ファソラシド」を聞くとかなり気持ち悪い。集合住宅でピアノを弾くというのもなかなか考え物ですね。


11月15日(水) 【和風スパゲティの秘密】

 今日の午前中はおーらる。の後、いつものようにjamで昼食。毎度御馴染み「甘辛豚の温玉丼」を食べようと思ったら、残念なことにメニューから消えていました。ショックです。そういうこともあり、今日は路線を変えて「じゃこと水菜の和風スパゲティ」。これも温玉丼と同じくらいの好物。

 実は最近、自炊で「茄子ときのこの和風スパゲティ」を作るのにひどく凝っていて、二日に一回は必ず作ってます。でもって自分で言うのもあれだけど、結構おいしい。だけど、何かが足りないような気がする。この何かが加わればもっとおいしくなるはずなのだけど、その何かがわからずに、長いことあーでもないこーでもないと考えを巡らせていました。今日はそのヒントを求めてじゃこと水菜の和風スパゲティを注文したと言っても過言ではありません。

 そして運ばれてきたスパゲティを一口。jamの「じゃこと〜〜」は相変わらず薄味で僕好みですが、確かな「味」が存在しています。自分が作るスパゲティとの差は何だ・・・?と思いながら食べ進めると、徐々に分かってきました。胡麻油とみりん。これが僕のスパゲティには入ってなかった。そうかそうかそういうことだったのか。これで明日からもっとおいしいスパゲティを作ることができる。

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 先輩Sさんから必読の書を教えてもらいました。あのSさんをして「今年一番のヒット」と言わしめるのだから相当なものです。公害・環境関連の研究者だけでなく、その他の研究者(とそれを目指す人)にとっても必読だそうです。修論が終わったらすぐに読んでみます。興味がある方は是非。

      

 『医学者は公害事件で何をしてきたのか』
  作者:津田敏秀
  出版社:岩波書店
  メディア:単行本

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 山の田サティで死亡事故だそうな。
 → 駐車場から乗用車転落、2女性死亡・2男性重体・・・下関

 全国ニュースで地元のスーパーが出てきて驚きました。あそこの駐車場から落ちたら確かに危ない。


11月16日(木) 【和風坦々麺】

 先週も行った神泉の「轍」へ。先週行ったときに坦々麺があるのが気になったので、今日は坦々麺(800円)を食べてきました。

 一般的な坦々麺は胡麻ペーストで挽肉が入っていてスープも粘度がないけど、ここのはアーモンドペーストに炙りチャーシューでスープの粘度が高い、と一風変わっています。でも本場四川の坦々麺は胡麻じゃなくアーモンドで粘度も高いらしいし、どちらかというと本場のものに近いのかもしれません。

 とまあそんな知識はいいとして、実際食べてみるとうまいのよこれが。ベースは和風スープだけど、アーモンドのとろみと油分、それに辛さが加わって、じわじわと美味さが口の中に広がっていく感じ。麺とスープもよく絡む。一般的なの坦々麺よりも優しい感じがして、健康にもよさそう。坦々麺の概念が変わった一杯でした。「和風坦々麺」とでも言えばいいのかな?本当にお勧め。ただ一つ欠点を挙げるとすれば、アーモンドは脂分が多いので、調子に乗ってスープを飲みすぎると気分が悪くなってしまうところか。実際スープ飲み過ぎて、若干気分が悪くなりました。それだけスープがおいしいということの裏返しでもあるけれど。

   

 最近ラーメンか食べることの話題ばかりで申し訳ないです。もうしばらくのご辛抱を。


11月17日(金) 【1000円で髪切って1000円のハンバーガーを食べる】

 今日は昼から本郷に行くついでに、渋谷の1000円散髪屋で髪を切ってきました。2年ほど前(調べたら2004年12月16日)に1回行って、結構変な仕上がりにされたので二度と行かないと思っていたけど、髪が伸びすぎてごく一部の人からものすごい不評を買っていたし、自分でも長い髪が気持ち悪くなっていたしで、重い腰をあげて行ってきました。金と時間がないときだから、この際1000円散髪屋でも仕方がありません。

 店について順番を待ちながら店内の様子を眺めていると、この店はどうやら三人の店員がカットを担当しているようでした。その中の一人がやる気のないはらたいらみたいな顔をしていて、何だか覇気がありません。この人に当たったら嫌だなぁと思ってたけど、無事当たらずにすみました。こういうところの運ないから、当たってもおかしくなかったんだけど。で、金髪の若いお姉ちゃんに10分で髪をばっさり切ってもらい、きれいさっぱり。久しぶりに耳が顔を出して、同時に頭が軽くなりました。髪って結構重いのね。出来上がりは1000円だから目を瞑らなければいけないところもあるけど、少し伸びりゃわからなくなるからいいや。

 その後本郷へ行って、後輩がやっている実験の被験者をし、図書館で修論用に本を借りた後で遅めの昼食。最近ラーメンばっかり食べているので、たまには違ったものを・・・と、 ファイアーハウス へ行ってきました。アボガドバーガーを注文して食べると、やっぱりこれがうまい!肉はマクド○ルドみたいに薄くて硬くてパサパサじゃなくて、熱くて柔らかくてジューシー。アボガドも厚めにスライスされていて肉と合う。パンもふっくら。値段はアボガドバーガーで1100円だからちょっと腰が引けるけど、ファーストフードではなくきちんとした食事と考えれば安いものです。今はファストフードの象徴ともいえるハンバーガーだけど、元来のハンバーガーというのはこういう感じなんだろうね。

   

 ちなみに個人的ハンバーガー店ランキング。あんまり多くの店で食べたことはないけれど。。。
 
  A:ファイアーハウス(本郷)・クアアイナ(渋谷)
  B:フレッシュネスバーガー
  C:モスバーガー・A&W(沖縄)・ベッカーズ
  D:ファーストキッチン・ウェンディーズ
  E:マクドナルド・ロッテリア
  論外:生協のバーガーショップ(最近なくなった)

 まあ、価格設定と比例してますね。今度は中野にある佐世保バーガーを出す店とやらに行ってみたい。


11月18日() 【肉を食べて目黒川沿いを歩く】

 肉が食いたい!!

 と昼間、雷に打たれたが如く突如思い始めてしまいました。それもステーキを300グラムくらいがっつりと。最近ラーメンは食べてるけど無化学調味料の醤油ベースで肉肉しさを感じられなかったり、家ではもっぱら野菜ときのこのスパゲティしか食べていなかったので、体が肉を欲したんでしょう。そんなわけで、安くて量が多いという中目黒の ケネディ という店に行ってきました。池尻にもあるらしいけど、池尻店は夜営業のみなので、値段の安いランチをやっている本店の中目黒にしたわけです。

 山手通りをてくてく歩いて中目黒へ。この前区役所に行ったときはバスを使ったけど、結構近い感じだったので今日は散歩がてら歩いてみました。そしたら結構距離あった。やっぱり車の感覚を徒歩に当てはめてはいけない。まあ距離だけならいいけど、それよりも排気ガスがひどいです。むせるというか一歩間違ったら喘息を発症しそうな状態でした。やっぱり東京の幹線道路は半端じゃない。ジョギングしている人を何人か見かけたけど、あれって体によくないんじゃなかろうか。

 そして家から歩くこと30分、ようやくケネディに到着。300gで1200円のサーロインステーキを注文しました。ミディアムレアで。いやー、久しぶりのステーキだ。そして300gのステーキなんて初めてだ。

   

 出てきたステーキは300gというだけあって、肉厚です。厚いのでミディアムレアで頼んでも、中はレアと言っても過言ではない仕上がりでした。肉そのものは赤身の多いオージーで結構硬かったけど、値段を考えればそれでもいい出来です。まさにB級グルメの真髄。最初300gは多いかと思ったけど、案外簡単に腹におさまりました。満足満足。ただステーキはこれで当分いいや。アメリカ人はこういうのを毎日食べてるんだからすごいよなぁ(偏見か?)。ということで味うんぬんではなくて、安い値段で量を多く食べるならこの店はお勧めです。(決して味が悪いわけではありません。値段と量の割に味は結構しっかりとしています。)

 帰りは山手通りの一歩奥にある目黒川沿いを散歩しつつ帰りました。目黒川沿いはおしゃれスポットとして最近人気らしく、確かにオシャレな店が多く軒を連ねています。この話は長くなりそうなので、いつか東京見聞録のページに書きます。

 家から1時間半で昼食とって散歩できるなんて、思ってもいなかった。

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 夜は手を休めて『東京タワー』を見てみました。原作は泣けると評判らしいから結構期待して見たけど、期待はずれというか何というか。正直なところ泣けなかったぞ!おれが鈍い人間だからか?

 個人的には広末がかわいかったからよかったけどね。


11月19日() 【無題】

 バレーボールって日本で年に何回世界大会するんだ?8月にもやってなかったか?

 雨が降っていて寒い。今日はそんなところ。


11月20日(月) 【お参り】

 いやー、よかったよかった。

 というのも昨日の夜あたりからパソコンの調子がおかしくなって、キーボードを叩いても文字入力を受け付けないという、修論執筆中の身としては笑うに笑えない状態に陥ってしまいました。今日起きてから再びパソコンを立ち上げててキーボードを叩いても、やっぱりうんともすんとも言わない。キーボードが使えない以外は正常だけど、修論が佳境に迫ろうかというときにこれは致命的。ああ、もうこれで修論は終わりか・・・。

 そんな状態ですっかり参ってしまい、かといってこのままパソコンの前にいても埒があかないので、昼食も兼ねてふらふらと池尻へ行ってきました。まずは最近すっかりお気に入りの 八雲 へ。今まで普通のラーメンを食べて本当においしかったので、今日はつけ麺を注文してみました。が、結構塩辛い上に酸っぱかった。酸っぱいのは備え付けの檸檬と柚子胡椒を全て入れてしまった自分の責任ではあるけど、塩辛いのは最初からだし。。まぁこういうあっさり系のスープでつけ麺を作るのは難しいのかもしれません。ラーメンとワンタン麺は絶品だからこれからも通おうとは思うけど、つけ麺はもういいわ。

 その後、困った時の神頼みということで、近所の氷川神社にお参り。歩道橋から氷川神社の鳥居を写したのが右の写真です。この境内への長い階段が、今まで何度も前を通ったのにお参りしなかった理由です。ちなみに歩道橋から氷川神社の反対側を写したのが左の写真。下を走る国道246号、上を通る首都高、そして左の方では大橋ジャンクション建設中。このジャンクションは山手通り地下に建設中の環状線と首都高を繋ぐものらしい。

      

 長い階段を上って氷川神社の境内へ。昼間で誰もおらず、ひっそりとしています。土地事情もあるのか境内は狭く、ギリギリまでビルが迫っていて、いかにも都会の神社という感じ。ここでパソコンが直りますように&修論が完成しますように、と拍手打ってお参りしてきました。困った時は神頼みあるのみ。

      

 その後学校へ行って5限のゼミの教室に行くも、いたのはYさんと僕のみ。あれ、今日は休講だったっけ?休講だったとしたら何でTAの二人だけが来てるんだ?と。今日は版毎に打ち合わせするっていう話だったと思うんだけど。結局待ってみたものの、ゼミ生は誰一人来なかったので5時前にとぼとぼ帰りました。今年のゼミは大丈夫なのかと本当に心配になってきた。今学期まだ20分くらいしか授業(というか事務連絡)してないし。

 帰ってから微かな期待を胸にパソコンを立ち上げてみたら、キーボード入力を受け付けるようになっていました!そういうわけで、今キーボードでこの日記を更新している次第です。あぁよかった。神様ありがとう。


11月21日(火) 【あと1ヶ月】

 ついに修論提出締め切り日まであと1ヶ月。やらねば。


11月22日(水) 【カレーを食べる】

 最近ラーメンばっかり食べている気がするので、今日は趣向を変えてカレーを食べてきました。家から道玄坂ルートで渋谷まで行くときに、いつも気になっていたカレー屋があったので、意を決して初入店。道玄坂と246が合流する地点にある 「スパイスガーデン」 という店です。いつも昼時に通りかかるとかなり賑わっているので、今日は時間を外して行ってみたら客は僕一人。店員は全てインド人(恐らく)で、インドの映画か何かがずっと流れていて結構騒がしい店内ではあります。

 注文はキーマカレー(720円)。ナンかライスかを選べるのでナンを注文しました。ナンは出す直前に焼いてくれるのでおいしいけれど、なんと言ってもでかい。バターの香りがたまりません。カレーの方は結構日本人の好みに合わせているのか、香辛料の独特な香りも強くなくて、香辛料が苦手な僕としてはおいしく感じました。そしてナンが大きいのでかなり満腹になります。いやいや、味も量も値段も満足。家からも近いしちょくちょく通おう。

   

 ほんと、最近食べることの話題ばかりで申し訳ないです。


11月23日() 【地元に関するニュース】

(1) ふくふく東京号、11月30日をもって廃止

 東京—下関を結んでいた夜行バス「ふくふく号」が今月末をもって廃止になるそうです。新北九州空港が出来て、格安のスターフライヤーが早朝から深夜まで異例の運行をしていることや、ここ最近の原油高による燃料費の高騰が主な原因だとか。

 確かに新北九州空港はうちからも近いし、スターフライヤーの東京行きは始発が5時台、最終便の北九州着が深夜1時半と、JALやANAでは考えられない運行体系をとっています。対してふくふく号は下関を夕方6時に出て東京着が9時という15時間半の長丁場。これは時間的には全国で最長のバスだったそうです。(距離の最長は東京—博多間の夜行バス。)2月にマルコフ教祖が東京来たときにふくふく号を使ってたけど、かなり窮屈で疲れて浮腫んでしまうので、「あれはふくふく号やないでぶくぶく号や!」とうまいことのたまっていた記憶があります。確かに夜行バスに15時間はねぇ。頼みであった片道13000円という安い運賃も、近頃は航空会社がさらに安い金額を設定するのだから、廃止になるのも仕方がないのかもしれません。

 僕はふくふく号に乗ったことはありません。でも予備校時代、朝の下関駅前で東京からやってきたふくふく号を見て、「あのバスはあの東京からやってきたのか。あぁ、早く東京へ出たいなぁ。」と東京への思いを強くしたものです。だから間接的に思い出のあるバスではありました。そういうバスが廃止になるのは寂しいものです。これまでのご活躍にお疲れ様の意味を込めて、2月に東京駅で撮ったふくふく号の写真を再掲しておきます。さようならぶくぶく号。。

   

 ちなみに僕は帰省時は毎回新幹線を利用してますが、今回は新北九州発羽田行きの運賃が12900円と激安だったので、年明けは飛行機で東京に戻ります(ちなみにスターフライヤーじゃなくてJALです)。ふくふく号とほぼ同じ値段で、所要時間が10分の1です。飛行機嫌いの男を飛行機に乗せようとするくらいのインセンティブを有する価格設定をするんだから、そりゃ夜行高速バスも廃止に追い込まれるよ。


(2)下関、ふぐだけでなく実はあんこうの水揚げも日本一だった。

 そうだったの?実家であんこうなんてほとんど食べたことないぞ。そういえば今日は11月23日だから、「下関さかな祭り」が賑わいをみせていることでしょう。一回も行ったことないからよくわからんけど。死ぬまでに一回は行ってみたいわね。


11月24日(金) 【虹を架ける王妃】

 フジテレビで9時からやっていた『虹を架ける王妃〜朝鮮王朝最後の皇太子と方子妃の物語』を見ました。僕自身韓国との付き合いも長くなってきて、それなりに朝鮮の歴史にも興味があったので。韓国併合後に政略結婚させられた皇太子と日本の皇族の関係や、歴史的背景というものに興味を明かしてくれるのかと期待して見ていました。

 しかし、結論からいうと期待はずれ。歴史背景も出てくるけど、そこにはあまり踏み込まず、基本的には皇太子と方子妃のやりとりや心の葛藤が中心。葛藤をきちんと描けていればいいけど、それも何となく中途半端。総じて薄い。もう少し詳細な歴史的背景に踏み込んで欲しかったと思います。韓国にとっては当時のことはまだ「歴史」ではなく、現在進行形の出来事かもしれないということも、ドラマとして深く踏み込めなかった理由の一つとして挙げられるとは思うけれど。少なくとも戦後30年を3分程度で終わらすようじゃいかんよ。

 先週の東京タワーといい、何かなぁ・・・。


11月25日() 【定食】

 今日の夜は久々に菱田屋で夕食。ハマチの刺身定食を食べてきました。最近こういう健康的な定食を食べてなかったからおいしかった。やっぱり菱田屋は駒場界隈の定食屋の中では群を抜いた存在ですね。欲を言えばもう少し安ければありがたいんだけど。

 菱田屋は後期課程以上の学生や先生に人気があるらしく、数理科学研究科の大学院生が作っているファンサイトのようなものを発見しました。大学のサーバだから直接リンクは貼らないけど、これね(hつけて)→ ttp://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~tutiya/ 数々の料理の写真が載っていて、その情熱には感服するばかりです。

 食後は学園祭中のキャンパスを少々散歩。相変わらず駒場祭の夜はにぎやかだ。


11月26日() 【懐かしの・・・】

 今年は駒場祭に行かないつもりだったけれど、10時半から科学史H先生の公開講演会があるというので聞きに行きました。ところが会場に着いてみると、「H先生急病のため、今日の講演会は中止させていただきます」との張り紙。なんてことだ。このためだけに人の多い駒場祭に来たというのに。。H先生お大事になさってください。

 というわけで予定が狂って時間ができたので、サークルの後輩達がやっているブースへ行ってきました。自転車を漕いで発電し、その電力でテレビをつけてファミコンをやるというコーナーがあって、ファミコン世代の自分としては懐かしさ満点です。魔界村とかファミスタ91とかロックマン3とかさ。

      

 懐かしさに震えた僕は、後輩に自転車を漕いでもらってマリオ3をプレイ。マリオ3は小学校2年生のクリスマスに親から買ってもらった思い出の品です。昔取った杵柄とかいうやつで、笛使って8面まで行きましたよ。8面の途中でゲームオーバーになってしまったけど、それは途中少しすのさんに変わったら、慣れない手つきでジャンプして挙句の果てに穴に落ちて死にまくったからです。操作を見てると昔ファミコンバカであったかそうでなかったかがよくわかります。

 発電のほうは自転車を必死に漕がなくてもテレビをつけておくだけの電力は生み出せるみたいです。しかし1人が1日の生活を全うするために必要な電力を得るには、自転車を530時間くらい漕がなくてはいけないらしい。その数値の出典がわからなかったから、信憑性は定かではないけれども。

 その後11時半になったので、駅近くのラーメン屋「嚆矢」へ初めて行ってきました。今までずっと行こう行こうと思って約2年。ここまでずるずる延びてきてしまった。最近お気に入りの八雲と系統が同じというので少々楽しみにしていました。

 しなそば(700円)を注文。一口スープを飲んでびっくり。ものすごく薄い。油もほとんど浮いていない。うどんの関西だしにちょっと醤油を加えた感じのスープです。ただ薄いとはいっても、スープは鶏や野菜や魚の出汁がしっかりしているので、味はしっかりとしています。感じとしては出汁にほんの少し醤油を垂らして飲んでいるようなもんかな。昔ながらの中華そばという感じだからなのか、年配客も結構多く見受けられました。

   

 今まで食べたラーメンの中でだんとつに薄いので、体調の悪い時にはもってこいかもしれません。ただ「普通の醤油ラーメン」を食べたいときは八雲に行ってしまうかな・・・。


11月27日(月) 【東京のメディア】

 論文を書いていたら徹夜になってしまい、今日の日中は本当に眠くてたまりませんでした。そして眠いながらも5限のゼミへ。今日はMXテレビ(東京ローカルのテレビ局)の記者の方の講演会だったものの、出席者は先生とTA4人、学生1人の計6人。これはいかがなものか。駒場祭翌日ということもあるにしても、この出席率の低さは異常ではないかと思います。講演者の方にも申し訳ないし。去年と比べると今年のゼミは本当にぐずぐずになっている。

 講演の方は東京都への取材体制を始めとして、普段知ることができないMXテレビのことや知事の話を聞くことができて大変興味深い内容でした。うちのテレビじゃMXテレビの放送見られないからいまいち実感は湧かないんだけれども、「東京ローカルであることの意味」というのは当事者にとっては永遠のテーマであり葛藤であるのでしょう。

 そういえば査読に回っていた去年のゼミの社会調査報告論文、修正しなくていいとの連絡がありました。本当によかった。もし今さら修正しろと言われたら、修論との並行作業で大変なことになっていたことでしょう。


11月28日(火) 【夢は今も夢のままで】

 今年5月に死去した作家・米原万里は生前こう語っていたといいます。「人生で食事をする回数は決まっている。だから私はまずいものを一度たりとも食べたくはない。」と。

 僕もそう思います。僕の場合、自分で作った料理だったり、親が作ってくれた食事であったり、あるいは友人が好意で作ってくれた食事ならまずくても文句は言いません。そういう場合は料理の味も料理を作る過程を重視するので。ただレストランのような飲食店の食事がまずかったときは、ふるふると身が震えるほどの怒りを感じます。飲食店には(まがりなりにも自分の料理で金を取るという)プロの味を求めに行っているんだから。まあ僕の舌は安っぽいので、だいたいどんなものを食べてもおいしく感じますが、それでも1年に1回くらいは我慢ならんぞふるふる、ということもあります。

 こんな前置きをしているのでお分かりかと思いますが、今日はそんな店に当たってしまいました。渋谷のSというラーメン屋のしょうゆとんこつ。まずかったので名前を出したくない。前評判がかなり高かったから楽しみにして行ったんだけれどもね。。どういうふうにまずかったかというと、スープがぬるくて大量の油が浮いていて、鰹節の匂いがきついの3点。実際こう書いてみると、「何だ大したことないじゃないか」と思うかもしれませんが、ぬるい油というのは飲んでみると本当にたまりません。鰹節がきつい人肌温度の油に数滴の醤油と豚骨スープをたらして飲む場面を想像していただきたい。麺も延び気味でまずいし。お陰で食べている途中に気分が悪くなってしまいました。ラーメンに対する礼儀なので結局最後まで食べたけども。食べた後は口と胃が油で気持ち悪かったので、普段は買わない炭酸水買って一気に飲み干してしまいました。

   

 期待値と実際の評価の差が大きいから失望も大きくなってるかもしれませんが、今日のは本当にいただけませんでした。醤油豚骨ラーメンは一歩間違えればこういうふうになってしまうのが恐ろしいところでもあります。


11月29日(水) 【マラソンランナー】

 今更ながら論文を書くには体力が必要なことを実感しています。本当にマラソンみたいだ。


11月30日(木) 【能力】

 lovebeerさんから夕食のお誘いをいただいたものの、修論提出が迫っていることもあったので申し訳ないと思いながらも今日は辞退しました。時間作ろうと思えば作れるんだろうけど、それができないのが自分のだめなところ、というか自分を信頼しきれていないのだと思います。

 今日で11月も終わりか。本当に早いな・・・。


モドル

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