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12月1日(金) 【できてなーい】
一応今日を修論第一稿完成日としていたんだけど・・・。
出来てません。こうなることは薄々わかってたけどさ。リミットは来週末に変更だ。
12月2日(土) 【鼻炎】
最近寒かったり暑かったりの差が激しくて体がついていけなくなったのか、久しぶりに鼻炎になってしまいました。そう、おれは鼻炎持ちということを忘れていた。喘息は毎日薬を飲んでいればほぼ症状はでないのでここのところずっとコントロールできているけど、鼻炎はそういうのないから忘れた頃に急にやってきて困ります。
僕の鼻炎は人よりもひどくて(多分)、なったらもうそれこそ地獄です。涙で目の前が見えなくなるし、思考能力は極度に低下するし、なぜか食欲が湧いてくる。今日も修論を書いているパソコンのモニターが霞んで見えなくなり、何を書いているのか分からなくなってしまいました。こうなったらもう全くだめなので、最後の手段である薬を飲み、その効果と引き換えに睡魔に襲われ、昼間からグースカ昼寝をしてしまいました。何かえらい罪悪感。修論執筆中に鼻炎になると本当にもったいないね。
今日は一日無駄にしてしまったわぁ。
12月3日(日) 【2006年のボキャブラリー】
今年の流行語大賞が「イナバウアー」と「品格」に決まったみたいですね。でも「イナバウアー」はいいとして、何で「品格」なのでしょう。「ハンカチ王子」のほうが絶対使われてたし、第一数学者が国家について語って莫大な印税を得ること自体、彼の学問に対する「品格」を問わなければならないのではないかと思う今日この頃です。
そんなわけで今年もあと1ヵ月。去年に続いて今年も
gooの2006知ってる度テスト
をやってみました。以下結果です。
Good job (よく知ってます) 得点数:64ポイント (100ポイント中) 何に対しても興味津々ながんばり屋。若干、ジャンルに偏りが見られるので、幅広く興味を持ってみましょう。
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黒が知っている言葉、青がわからない言葉です。去年が77ポイントだったので(12月27日の日記参照。ピアノマンとか懐かしいね)、去年に比べると格段に知らない言葉が増えてきます。というか僕の傾向としてファッションやアパレル関係に弱い。あと女性が興味あるような分野にも相当弱い。別に詳しくなろうと思ってないからいいんだけどさ。
あと一つ気になったのは42番の「こっさり」という言葉。解説によれば、
こっさりとは「こってり」と「あっさり」から成る合成語で、こってりとあっさりの中間的な味を意味する。こっさりは元々そういった味のラーメンに対して使われた言葉で、ラーメン通の間で普及していたが、2005年辺りから日本酒やワインなどの酒類、和洋中のスープ、カレーなどジャンルを越えて使用されるようになる。 また、ラーメンに関していえば「中間の味」という意味以外に「見た目はこってりしているが味はあっさり」という意味でも使われるようになる。(日本語俗語辞典http://zokugo-dict.com/10ko/kosari.htmより) |
だそうですが、僕はこの言葉を知りませんでした。一応ラーメンおたくの領域に半分足を突っ込んでいるというのに。だいたいこってりとあっさりの中間は「普通」じゃないか!そんなラーメン通がバカだと思われるような言葉を発明するのはやめていただきたい。最近の言葉は消費が激しいので、来年にはこの言葉が消えていることを願ってます。
12月4日(月) 【カルボナーラ】
土曜夜にTBSでやってる『チューボーですよ』は特に好きなわけではないけど、気がついたらいつも見てしまっています。中学生の頃から見ていたからもう習慣になってるのかもしれません。で、一昨日も何となく見ていると、司会の堺正章とゲストの国際弁護士湯浅何とかがカルボナーラ作ってました。余談だけどあの国際弁護士って日本の弁護士資格持ってないらしいですね。だから「国際弁護士」って名乗ってるらしいけど、言動やら何やら非常に怪しい。
それは置いといて、その番組ででカルボナーラを作っていたもんだから急に食べたくなってしまって、翌日の昼にカルボナーラを作ってみました。オリーブオイルでベーコン炒めて、そこにスパゲティとその茹汁を加えて塩コショウで味付け。ここまではよかった、ここまでは。でも最後に「チーズを混ぜた溶かし卵を絡める」というカルボナーラにとって一番の勝負どころで失敗してしまいました。フライパンの火を消さないで卵を投入したもんだから、何と卵が固まってしまった。慌てて火を消したけど時既に遅しで、出来上がった料理は無残にも「スクランブルエッグスパゲティ」とでも呼ぶしかない、カルボナーラとはかけ離れたもの。試しに食べてみると、これが非常にまずい。味のないスパゲティとチーズの大量に入ったスクランブルエッグを一緒に食べている感じです。あーあ・・・。
というのはmixiの日記でちらっと書いたので、今日はその先の話です。日曜昼にカルボナーラに失敗した僕はどうしてもきんとしたカルボナーラを食べたくなり、今日の朝また作りなおすことにしました。今回は卵がスクランブルにならないようにフライパンに卵を入れるのではなく、卵のほうにスパゲティを入れるという逆のことをしてみました。ところが今度はあまり卵が固まらない。普通店で出てくるカルボナーラってとろとろしている感じだけど、今回のはさらさらしている。うーん、また失敗か。。一応写真を撮ったので載せておきますが、味は大したことありません。
ということで二回連続して作って両方とも失敗してしまいました。自分でカルボナーラを作るのはもう当分いいです。カルボナーラのようなシンプルな料理は専門店で食べるのが一番だということに今更ながら気付いた次第です。しかも合計で卵4個も使ったから、コレステロールも心配だ。。
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今日は5限ゼミ。今日も人が少なくて20分くらいで終わってしまった。本当に大丈夫なのでしょうかこのゼミは。今年はもともと人数が少ないから仕方ないけど、かなりなし崩し的になっています。これで給金もらってるのは詐欺のような、当たり前のような・・・。
帰り際に研究棟から見えた景色が綺麗だったので写真に収めておきました。そろそろ冬ですね。
12月5日(火) 【修論です】
しこしこ、です。
12月6日(水) 【今後の予定】
12月21日
修論提出
25日〜30日
北陸・丹後旅行
30日〜1月9日
帰省中。福岡とか大宰府とか行きたい。
9日午前の飛行機で帰京
16日〜20日
東北でも行きたい
23日〜29日
北京でも行きたい。
ということで、修論真っ最中だけど1月末までの予定です。1月はゼミとおーらる以外は基本的に休息の月にして、2月3月とまたエンジンをかけていこうと思っているところです。あくまで修論提出できたら、の話だけどね。
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今日の昼はもっくもっくのチキンカツ弁当(390円)。もっくもっくはチキンカツが一番うまい。
12月7日(木) 【しめじレンコン水菜のスパゲティ】
今日の夕食はしめじとレンコンと水菜のスパゲティ↓。個人的にはいつも作っているスパゲティよりもおいしいと思ったけど、主に作ったすのさんに言わせればあまり出来がよくないということです。出汁のコクみたいなものがないんだと。ということは、自分がいつも作っているスパゲティは一般的にはまずい部類に入るのか?おれは味覚音痴なのか??
<レシピ(2人前)>
スパゲティ 300g
たまねぎ 4分の1個くらい
水菜 適量
レンコン 適量
しめじ 適量
胡麻油 適量
生姜 適量
塩・胡椒・みりん・醤油 適量
全てはほぼ目分量。料理酒と乾燥椎茸の粉末を入れて、最後にオリーブオイルをかけるともっとおいしくなるはず。
12月8日(金) 【しめじレンコン水菜のスパゲティ再び】
ということで昨日の反省を生かしてもう一回作ってみました。今度は自分で。今日は料理酒も買ってきてオリーブオイルもかけて、水菜はしんなりしすぎないように最後に軽く炒める程度。で実際に食べてみると、あらら、昨日より油っぽくて醤油味が濃かったのでした。やっぱり作る人によって味って変わってくるのね。昨日の写真と比べても、麺の色が濃い醤油色に染まっているのが一目瞭然です。そしてどんな炒めるスパゲティを作っても自分の場合こういう味になることが分かりました。ううむ。。
12月9日(土) 【時は流れる】
今日は年に一度のサークルの総会。たださすがに修論があるので、今年は行かない(というか行けない)ことにして、朝から修論執筆に励んでしました。だがしかし、4時頃には論文のある一章分を書き終わったのと、これ以上やっても集中力の観点からこれ以上先に進みそうになくなったので、気分転換を兼ねて懇親会から参加することにして渋谷へ行ってきました。ずっと家に引きこもって論文書いているので、失語症に陥ってしまう気もしたし。
で、懇親会。総会での議論に参加せずに懇親会から参加するなんて、周りから見れば明らかに卑怯な奴と映ったに違いない。でも参加してきました。久しぶりに飲んだビールはおいしかったし、久しぶりの飲み会の感覚は気分転換にはもってこいでした。いやいや、これぞ心の洗濯。さすがに自制心を働かせて3次会には行かなかったけども。議長を始め皆様お疲れ様。
明日からまた頑張るか。
12月10日(日) 【薬】
昨日の飲み会では、食べ物をほぼ口にせずに酒ばかり飲んでいたもんだから、朝起きたら胃がしくしくと痛んでいました。1次会では全く食べなかったし、2次会でもピザを1枚食べた程度(確か)。本当に最近食欲が減退気味です。修論書いているからか?たまにこの日記で自炊したものとかラーメンとかの写真をアップしてますが、だいたいアップしているのがその日の食事の全てです。つまり一日一食なんてざら。食費がかからない点では大歓迎なんだけど、こういう生活をしているといつか体調壊すよなぁ。
今日は昨日から続いていた頭痛もひどくなったので、胃薬+バファリンの薬漬けでした。薬なんてやだやだ。
12月11日(月) 【今日はゼミがあります】
家→5限トセイゼミ→家。
サークルの後輩がトセイゼミを取っているのだけど、彼女が調べようとしているテーマが「23区のリサイクル政策比較」でなかなか面白そうでした。修論終わったら、計量の練習がてら僕もやってみようかな。
12月12日(火) 【ヨーエビティーン♪】
早朝に起きてだらだらと論文を書いていると、昼間の3時がちょうどいい休憩時間になります。最近はこの時間にテレビをつけて休憩してしまうんだなぁ。この時間は先週からフジテレビで「やまとなでしこ」の再放送をしていて、一日2話ずつを毎日放送するもんだからついつい見てしまった。今日は最終回でした。
普段滅多なことでは恋愛ドラマは見ないけど、テレビをつけて集中連載(?)してるとついつい見てしまうもんなんですね。やまとなでしこも2000年の時はその高視聴率に反して全く興味もなく、全然見ることはありませんでした。でも実際見てみると結構面白いね。もちろんinterestingじゃなくてfunnyという意味で。僕は捻くれているので、恐らく他の人が感動するようなシーンでも「んなわけないだろ」と笑ってしまって大変でした。役者さんが真面目な演技をしていればしているほど笑いそうになるので、僕は他の人と一緒にドラマを見ないほうがいいかもしれません。特に恋愛ドラマとかお涙ちょうだいのドラマとか一緒に見たら、雰囲気ぶち壊すこと間違いなし。
笑わせてもらっていい気分転換になったわ。
12月13日(水) 【上の空】
今日は午前中おーらる。実は行く前に「今日は修論提出も近いし、風邪引いたことにして休んでしまおうか・・・」という悪魔のようなささやきが頭の中で聞こえてきました。だがしかし、嘘がつけないのと礼儀を重んじる男なのできちんと行ってきましたよ。せっかくお誘いいただいたMclear先生やインタビュイーに申し訳ない。ただおーらる中、頭の中は修論のことで占拠されてしまい、インタビュイーの話がなかなか入ってこなかったことを心からお詫び申し上げます。すみません。
さて、修論のほうは本当にラストスパート。
12月14日(木) 【一週間前】
ついに修論提出まであと一週間となりました。
本来の計画なら1ヶ月前に書き終わって、今日にはくらいには提出→自由でやっほーとなるはずだったんだけど・・・。現実はまだ書き終わってません。。何という計画の遅れか。それでもようやく、何とか今日中に書き終わりそうな感じにはなりました。このようにずるずると書き終わるのが遅くなったのは、書けば書くほど不必要なものまで書くようになっていったからです。不必要なものばっかりで、しかも長い論文というのは嫌われること間違いないので、書き終わったらごりごり削ることにします。目標は7万字程度。すっきりした論文にしていかないといかん。
あー、しかし疲れたわ。終わったらてもみん行こ。
12月15日(金) 【というわけで】
修論のドラフトがようやく完成。ふぅ〜。
今から削ったり図を書いたりしていきます。
12月16日(土) 【炊き込みご飯】
最近よく自炊しています。今日は冷蔵庫の中の余った食材で、何を血迷ったのか炊き込みご飯なるものを作ってみました。題して「小松菜としめじの炊き込みご飯」。炊き込みご飯するの初めてだったし、分量も結構適当だったけど、炊き上がったこれが美味いんだ。写真では若干水っぽい感じがしますが、まあこれもご愛嬌。初めてとは思えない出来であったと自負しております。あまりにおいしかったから1合全部食べてしまった。
<レシピ(1人前)>
米 1合
小松菜 2束
しめじ お好きな量で
醤油 大さじ2
酒 大さじ2
みりん 大さじ1
塩 適量
隠し味に若干の胡麻油
12月17日(日) 【お買い物】
修論が佳境に入っているということで、今日は渋谷へ紙とインクを買いに行ってきました。しかし昼間の渋谷の街に繰り出すのは久しぶりで、渋谷にいる自分に何となく違和感を覚えてしまいました。近くに住んでいるというのに。。いかに最近の行動範囲が狭かったかがわかります。
ビックカメラで紙とインクを買うと、合計金額は何と4300円。研究室があったらこんな出費はしなくていいはずなのに。。(特に駒場の)文系大学院生はこういうところが自費になってしまうのが痛いです。まあでも修論のためなので財布からとぼとぼと5000円札を出して払おうとすると、レジの店員が「ポイントが4500円分貯まってますが使いますか?」と一言。わーお。そりゃもちろん使う使う。ということで以前の買い物で大金を払ってるからこそ貯まったポイントなのに、何故か大変お得な感じがして、気分をよくして家路につきました。4300円払わなくて済んだぞ!
修論書いていると他に楽しみもないので、こういう些細なことでもテンション上がります。
12月18日(月) 【打ち上げてもらう】
図を入れて参考文献をくっつけていらないところをゴリゴリ削って、お陰さまで修論はとりあえず無事完成しました。後は4000字程度の要旨を作成して、指導教官である○△先生からの提出GOサインを待つばかりです。ただどうもGOサインは明日か明後日くらいにしか出そうにない気がするから、提出は締め切り日である木曜になるかも。でも出来れば水曜に出して早めに開放されたい。明日は要旨作成と見直し、印刷に当てます。「出してはいけない」という大どんでん返しのサインが出ないことを祈るばかりです。
今日は5限のトセイゼミに出席し、ゼミ後は先輩SさんYさんと飲みに行ってきました。まだ修論提出してないけど、ほぼ終わったということで、ゼミの忘年会と僕の慰労会(というと偉そうだけど)を兼ねて、道玄坂にある
渋谷丸八
へ。いやー、本当にビールがうまいわ。
この居酒屋は多国籍料理の店らしく、いろいろな料理を味わうことができます。あとは1回680円の「コロコロくじ」なるものがあり、これは10面サイコロを2個振って、その数の組み合わせで飲むドリンクが決まるというもの。全55通りの中には、大当たりであろうと思われる一杯3150円の八海山大吟醸から、ハズレだと思われる一杯315円のコーラやウーロン茶があります。ただざっと見た感じ、期待値は680円を上回っているっぽいので、やるのはお得かも。そういうわけで2回ほどやってみました。そしたら2回とも700円〜800円クラスの日本酒。おいしかったし元は取れたからいいんだけど、密かに八海山を狙っていたんだが。ううむ・・・。トマトジュースに当たらなかっただけでもよしとするか。
そうこうしながら先輩方の話を聞き、ロシアン寿司なんかを食べ、おまけに全額奢ってもらい(ありがとうございます)、楽しく過ごさせていただきました。店を出るときに「今9時半くらいかな?」と時計を見たら、既に11時40分だったことに驚きました。6時半に入ったから5時間もいたのか。。遅くまでありがとうございました。
さて、もうひと踏ん張りするか。
12月19日(火) 【提出前夜】
今日は完成した修論原稿を持って昼から渋谷へ。
まずは昼食をということで、今月頭にオープンした「麺屋武蔵 無骨外伝」へ行ってきました。ついに渋谷にも麺屋武蔵が進出ですか。井の頭線の西口を出て、道玄坂方面へ向かう路地をさらに途中で左に曲がるという、えらく辺鄙な場所に出来てました。ビリヤードの大和田の側ね。麺屋武蔵の本店が新宿、その支店である無骨が上野だから、渋谷はさらにその支店ということに当たるのか?よくわらかんけど。
時間が2時過ぎだったこともあって、店内は非常に空いていました。お勧めであろうつけ麺(700円)を注文。麺屋武蔵お得意の魚介をたっぷりつかった和風醤油に適度な油の量で、大変おいしゅうございました。ただつけ麺は本当に麺しか出てこないから、海苔とか卵とか食べたいときには注意が必要。まあ駅近くで700円のラーメンを出すんだから、安いのかもしれないけどさ。
ラーメンを食べた後は、道玄坂上にあるカフェドクリエでコーヒー飲みながら修論の手直し。90ページあるから時間がかかって仕方ありません。でも、これが最後の山場なので我慢。そういえば卒論のときも提出2日前くらいに、渋谷のエクセルシオールで見直ししたなぁ、と懐かしいことを思い出しました。あれから2年しか経ってないのか、それとももう2年経ってしまったのか・・・。
ということで、見直しも終わったので、最後に要旨を書いて明日修論を提出します。○△先生からメールが来なくて、GOサインが出てないのが気になると言えば気になるけど、まあいいだろう。
そして、明日修論提出した後は、松濤の「シェ松尾」で1万円のフランス料理を食べてくるぞい!
12月20日(水) 【修論を提出してフランス料理を食べてエッシャー展を見る】
今日の日記はちょっと長いです。
朝早めに起きて論文要旨を書いたあと、学校へ行って原本をコピーして仮製本。提出する3部を家のプリンタで印刷してもよかったのだけど、うちのプリンタは300枚くらい印刷しようとすると2時間以上かかるので諦めて、1部だけ印刷(それでも40分かかった)して学校でコピーしてきました。やっぱりコピーは早い。お金はかかったけど。
製本した修論を見ると感慨もひとしおです。だがしかし、まだ○△先生からの返事がなかったので、提出してもいいのか悪いのかが分かりません。ということで真意を確かめるべく、アポ無しで先生の研究室へ行ってみました。でも先生はいなかったので、事務の聖母Tさんに先生が今日来るかどうか聞いてみたところ、「今日はいらっしゃらないかもしれませんね〜」とのこと。「修論出していいのか分からなくて困ってるんですよー」というと、Tさんは「もう時間もないですし、出されてもよろしいんじゃないでしょうか」と仰ったので、この言葉に押される形で、先生の許可はないけどもう出すことにしました。すみません○△先生。。そして教務課へ行って、無事に修論を提出。ようやく終わった・・・。
こうして修論はとりあえず終了しました。ただ提出しても、卒論のときのような「終わったー!」という垢抜けた開放感を味わうことはありませんでした。自分でも驚くほど淡々としていたし慶びも湧き上がってこなかった。卒論のときはお祭り騒ぎで、年明けにカウントダウンをかけながら、ただひたすらに仕上げることを目指していたから、終わったときの開放感はすごかった。でも修論はやればやるほど偉大な先行研究との距離を感じて、自信をなくしながら、でもそれを騙しながら、ただ淡々と分析をして文章を書くという地道で地味な作業の繰り返しでした。そして自分の勉強が明らかに足りないこと、そしてこれから必要な勉強が山ほどあることを痛感しました。僕の場合、卒論はゴールだったけど、修論はスタート前の準備運動に過ぎないんだということを今更ながら感じています。無邪気な開放感を味わうことができなかった理由はこの辺にあるのかもしれません。
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無事修論を提出したあとは、すのさんのお母上が修論提出のお祝いをしてくれるということで、高級住宅地である松濤にあるフランス料理の名店「シェ松尾」へ。この日記を以前からお読みの人はわかるかもしれませんが、2005年5月11日以来2回目の来店です。またこの日が来るとはねぇ。しかも前回は自腹で1万円払ったけど、今回は何とお母上がご馳走してくれるとのこと!!嬉しくて涙と涎が止まらない。
実はこのシェ松尾行き、決まったのは昨日の夜でした。本当は母君がお友達と二人で行く予定だったみたいですが、僕が修論提出するんなら忘年会を兼ねたお祝いをしてあげるわよ、と急遽予約をしてくださったのです。恐れ入ります。
ということで、すのさんと共に学校から歩いて松濤へ。高そうな家がそこかしこに立ち並んでいます。僕の住んでいる駒場と山手通り一本挟んだだけなのに、この違いは何なのでしょうか。そんな高級住宅地の中でも、ひときわ趣のある和洋折衷の建物がシェ松尾。店の前に着くと、店員さんが既に外に出てお出迎えしてくれていました。店の前で母君とそのお友達と合流して店内へ。この高級感あふれる感じは、1年半前と全く同じ。
今回も料理名は難解で、名前を見ただけでは何が何だかだったので、あとから復習できるように写真を撮って来ました。味はもちろん美味くないわけがない。最初の出された1998年ものの高級赤ワインとともに、おいしくいただきました。というわけでセレブリティじゃない人間が撮ったセレブリティな写真をご覧あれ。*の部分は感想です。特に大根のスープスタンダール風は本当においしかった。
手長海老のミキュイ フヌイユ漂香 薄いゼリーのトランシュ
フランボワーズヴィネガーで軽くマリネしたオーガニックの小蕪を添えて
*三種類の蕪がそれぞれ食感が違って楽しい。あと海老うまい。
帆立貝柱のリソレ、パセリのクーリー、茸と赤ピーマンのクリスタリーヌ添え
*何てでかい帆立貝柱!ピーマンをパリパリに仕上げたのがクリスタリーヌらしいが、これがうまい。
大根のスープ “スタンダール風”
*上が赤大根、下が黒大根で作ったスープ。これがうまいんだ。
*大根スープに使われている赤大根と黒大根。これは食べたわけではない。黒大根っていうのがあることに驚いた。
的鯛のポワレ コリアンダー風味 若いポロネ葱のカラメリゼ 緑健みかんのソース
*甘酸っぱいミカンソースが鯛と合います。緑健みかんって高級品らしい。うまかった。
お口直しのシャーベット ゆず
*この辺りで既に結構腹一杯だったけど、柚子の酸っぱさが効いたシャーベットはするっとお腹に入る。
和牛頬肉の赤ワイン煮 レフォール添え 金沢産里芋と丹波産あずき豆のマリアージュ
*とろけるような和牛頬肉!!あと里芋うますぎ。
本日のデザート
*外カリカリ、中とろとろのチョコレートケーキがうまい。
改めてこうやって見てみると、写真が下手なこともあって、実際の料理の素晴らしさを伝えられなくて残念です。実際見るともっと色鮮やかでおいしそうに見えます。あと感想で何でもかんでも「うまい」と言っているのはどうなのかと。。。おいしいものを食べたときのボキャブラリーを持ち合わせてないのが問題だけど、一方でうまいもんはうまいんだから仕方ないじゃないかと開き直りたくもあります。
そういうわけで、ゆっくり出てくる料理に身を任せ、赤ワインに酔いしれながら過ごすこと4時間。昼食に4時間もかけてしまったよ。こういうのも一応スローライフって言うんでしょうか。もしこれがフランス貴族の毎日の生活なら、昼食のあとすぐに夕食になってしまうんじゃないか?なるほど、だから中世貴族階級の人間は、食べたものをわざと吐いてまた食べるという極めて勿体無いことをしていたのか。。
ともあれ、普段では絶対足の踏み入れることができないような場所に連れていってもらって、おまけにご馳走までしていただいて、本当にありがとうございます。昼食に1万円以上かけることは、今までの僕の人生において最高支出金額なので、余計恐縮しております。
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フランス料理に酔いしれた後は、再び学校に戻ってもう一度○△先生の研究室へ。もしかしたらいるかもしれないという期待と持ちつつ行ったものの、やっぱりいらっしゃいませんでした。仕方がないので、研究棟の外の階段に出てぼんやりと夕焼け空を眺めていました。この場所から見る夕焼けはお気に入りポイントの一つだけど、今日は富士山が見えて本当に素晴らしい夕焼け。修論提出の御褒美に違いない。
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しばしぼーっとした後は、ずっと行きたかったエッシャー展へ行ってきました。先月始まったばかりのときに行ったら長蛇の列で仕方なく諦めて、修論が終わったら行こうと心に決めていたのです。今日は開始から1ヶ月以上たっているのに、5時を過ぎていたこともあって結構な人がいます。
僕は無感動人間で芸術はそんなに興味がないのですが、エッシャーの幾何学的というかある種科学的な騙し絵はツボでした。多分それは絵を見て「何でここはこうなっているんだ?」と頭の中で考えられるから。芸術が好きな人は「芸術は頭で考えるんじゃない。体で感じるんだ!」なんてことを言うけど、美術で5を取ったことをない僕には到底無理な話です。そういう意味で緻密な計算に基づいて描かれたエッシャーの絵は、頭での理解しか出来ない僕に最適なものでした。あとエッシャーは絶対A型だね。騙し絵に走る前の版画を見ると、細かい線を寸分違わず緻密に描いていて、その厳密さと完璧主義にA型の匂いを感じたのでした。
結局閉館ぎりぎりの7時までじっくり見させてもらいました。いやいや、よかった。
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帰ってからメールを確認すると、○△先生からメールが来ていました。。何が書かれているんだろう、と若干どきどきしながら開けてみると・・・
コメントが間に合わなくて申し訳ない。
しかしざっと読んだところ、極めて完成度が高いので全然心配していません。
また落ち着いたらコメントを送ります。
・・・オ・イ・オ・イ・コ・レ・ハ・ホ・ン・ト・ウ・カ・ヨ・・・。
知らない人が見たら自慢みたいに見えるので申し訳ないのですが、先生のことを少しでもご存知のかたなら、これが自慢にも何にもならないことが分かっていただけると思います。大体何で「ざっと」読んだだけで「極めて」高いとわかるのだろうか。「ざっと」と「極めて」ほど一緒に出てきておかしく感じる言葉はない、と僕は思うけれど。あと先生と僕のやっている分野は全く違うということもある。というかコメントができないって、もしかしたらまた体力の限界だったのかしら?先生はお体が弱いので、ご無理をなされないようにと祈るばかりです。
お褒めの言葉をいただいたのは素直に嬉しいけれど、眉に唾を付けることにして明日からまた再スタートします。
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40000ヒット自分で踏んでしまった。もし楽しみにしていた人がいたらすみません。
12月21日(木) 【困ります】
今日は修論のためにほったらかしにしておいた用事を片付ける日。
まずは洗濯。
洗濯しないと着るものがなくなるので困ります。天気予報が雨だろうがお構い無しに、外に干しました。
次に上着のインナーをクリーニングに出す。
これからさらに寒くなった時、インナーがないと寒くて困ります。近くにクリーニング店があって助かりました。
そして学校へ行って、まずは図書館で借りた6冊の本の返却。
返却期間を3週間も過ぎているにも関わらず、わざと延滞してしまいました。本当にすみません。でも修論の核となる重要な文献だったので、追い込み期になかったら困っていたところでした。ちなみに3週間の延滞×6冊で、今後120日くらい本郷で本が借りられないというペナルティが発生してしまいました。これは今後困るかもしれません。
次は奨学金の返還誓約書を学生課へ提出。
期限内に提出しないと返還に関して不利益を被ることがあるということだったので、それでは困ると提出してきました。でも学部の時の奨学金とあわせて430万円を返さないといけないので、今後非常に困ります。何とか返還免除の審査をパスしないものでしょうか。お願いします、日本学生支援機構様。
論文誌に載せる社会調査報告の初校提出。
きちんと構成をしないと誤字脱字だらけで載ってしまうので困ります。形式や内容はどうであれ、初めて世に出る論文(実際はレポートみたいなもんだけど)になるんだから。しかし修論の締め切りと初校の締め切りが近かったので、修論を書いているときは非常に焦って困りました。
最後に保健センターで喘息の薬をもらう。
今までは杏林大学病院で診てもらってましたが、引っ越して病院が遠くなったので足が遠のいてしまい、どこか近くにいい病院がないものかと探していました。今日は試しに保健センターに行くと、ここでも診察して常備薬を処方してくれるとのこと!これは嬉しい。なぜなら保健センターは診察費・薬代ともに激安だからです。そんなわけで大変得した気分で診察を受けて、薬を処方してもらいました。ところが、何と喘息の薬は保険対象外とのこと!!何ということでしょう。結局2700円払って、財布の中が非常に困った状態になりました。ぬか喜びとは、正にこのことです。
一応全ての用件を済ませた後、院生室へ。今日は修論提出の最終日なので、有志メンバーが製本その他の作業を手伝うために待機しているのです。僕は昨日出したので特に用はないのですが、他に誰が出すのか知りたいこともあって行ってきました。結局僕が見たのは二人だけだったけど、他の皆様は無事提出できたのでしょうか。噂によると出さないで3年目をやる人が結構多いみたいですが・・・。僕の指導教官の指導学生(回りくどい言い方だけど)も、僕以外はみんなM3やるらしいし。
とりあえず手元に修論が一部あったので、それを手に昨日お会いできなかった○△先生の研究室へ行ってきました。今日はいらっしゃったので、仮製本して修論をお渡しして深々とお世話になったお礼を。すると先生は「まだ読んでないけど、かなりよく書けてるよ」と。ダ・カ・ラ・ソ・レ・ハ・ナ・ン・ナ・ン・ダ・・・・。読んでないのに内容評価できるところが、僕の指導教官の素晴らしいところです。でも先生、学生を励ましてくれるのはいいけど、明らかにバレる嘘は今後お控えになられたほうがよろしいかと。
今日はその後、すのさんが屋久島で知り合ったという画家さんの個展を見に池ノ上に行き(油絵よかったです)、再び院生室に戻った後、先輩方とjamへ行って夕食。今日は前回消えていた「甘辛豚の温玉丼」が復活していて、たまらず注文してしまいました。今日はいつもより味付けが濃くて大変おいしかった。やっぱり温玉丼はいいわ。というか、どうやらメニューは流動的みたいで、先輩が今まであったけど今日はメニューから消えていた「チキンカツ」頼んだら、「ありますよ」って出てきたもの。ということは例え温玉丼がメニューになくても、頼んだら出てくるのかもしれん。それと今日は他分野の先輩方と食事ができて、大変有意義な時間が過ごせました。分野が違う人と話しをするのはやっぱり重要ですね。
時間ができると日記が長くなるなぁ・・・。
12月22日(金) 【計画】
今日の昼はまずラーメンを食べに「八雲」へ。修論が佳境に入ってからしばらくは自炊オンリーだったので、ラーメンを食べるという行為自体が久しぶりです。普段ならラーメンに1000円以上かけることなんて絶対ないのだけど、今日は修論提出祝いということにして1050円のチャーシュー麺大盛りを食べてきました。おいしかったけどさすがに高いな・・・。でもシェ松尾のフランス料理食べることを考えれば、値段はその10分の1以下なんだから安いもんだ。
その後は学校の書籍部に行って時刻表を買い、イタリアントマトで時刻表と対峙しながら25日からの北陸旅行の詳細な計画立て。A型の本領発揮ってくらい、細かく計画を立ててしまいました。普段は適当なことも多いけど、旅行の計画だけはきっちり立てないと気が済まないこの体質。この集中力で修論を書くことができたら、提出1ヶ月前には完成していたんじゃないかと思うくらいです。詳しい電車の時間を決めた後は、家に帰ってネットで宿の予約をし、5泊で計2万円となりました。電車賃や食費を含めた全ての金額の合計は、多分5万円〜6万円くらいになるはず。これで準備万端です。以下大雑把な旅行の予定。
25日 渋谷→富山・高岡泊
26日 高岡・氷見・金沢泊
27日 金沢・福井(永平寺)・福井泊
28日 福井(東尋坊)・小浜・舞鶴泊
29日 天橋立・伊根・城崎温泉・出雲泊
30日 益田・山口→下関
心配なのは雨が降るという天気予報が出ていることくらいかな。東尋坊で雨だけは勘弁してほしいところです。
12月23日(土) 【社会化】
修論が終わって一気に現実世界に引き戻されると、いかに自分が隔絶された世の中で生きていたかが分かります。当たり前なのだけど、世間は年末なのです。僕の中では9月辺りで時間が止まっていて、急に年末だと言われてその流れになかなか乗れないでいるというのが正直なところで、渋谷の街に蔓延るクリスマスのイルミネーションを見てはどうしようもない違和感を感じています。強制的に現実世界に引き戻されて、自分の立ち位置がわからないでいる自分を、客観的に見たら本当に滑稽でしょう。でも等の本人は本当に頭が混乱していて、まだ世間と自分の乖離を埋め切ることができていない。修論を提出してからは頑張って社会化しようとしてはいるんだけども。
今日はその社会化活動の一環として、Caravanのライブ@渋谷AXへ行ってきました。ついこの前行ったよなぁと思って調べてみたら、それは去年の11月25日のことで、もう1年以上も前のことで驚きました。それほど経っていたのか。まあそれはいいとして、ライブは本当によかった。自分が知っている曲がほんのちょっとだけ増えたこともあるし、今回は客のマナーもよかった。これで少しは社会化できたような気がします。
帰りはいい気分で壁の穴に行ってスパゲティを食べようとしたものの、メニューが一新されてて普通のファミレスみたいな写真つきのメニューになってる!今までの文字だらけのメニューのほうが味があってよかったのに・・・。しかも大盛りが500gから450gとちょっと少なくなってる!!大盛りはタダだから文句言わないけど、総じて何だかなぁです。支配人が代わったのか?牡蠣と茸のペペロンチーノを食べたけど、そういうことがあって味がいつもより20%減みたいな感じでした。これだったら新しいスパゲティ屋を探さないといけないかもなぁ。
12月24日(日) 【クリスマス・デヴ】
今日は夕方からぽてぽて・太郎の二人とうちで鍋をやっています。大学院生のあるべきクリスマス・イブを過ごしているといっても過言ではありません。3人(男二人女一人)なのに具材を買いすぎて腹が一杯になりました。太郎君はぽてぽてさんを<でぶ>呼ばわりしたために、ぽてぽてさんを怒らせて&凹ませて大変でした。ぽてぽてさん、めげずに頑張って。あなたはそんなにでぶではない。今は明石家サンタを見ながら太郎君の恋の話をしております。頑張っていただきたい。
では、今日の朝4時に北陸に旅立ちます。パソコンを持っていくのでおそらく更新できると思いますが、出来ていないときはブログの方を見ていただけると幸いです。では、行ってきます!
12月25日(月)〜30日(土) 【北陸・北近畿旅行】
詳しくは旅行記のページをどうぞ。
12月30日(土) 【そして帰宅】
というわけで。。
6日間の北陸・北近畿旅行を無事終えて、下関の実家に辿り着きました。本当はネットを使ってHPの方を更新するつもりだったんだけど、どうも実家のADSLは勝手が違うのか、どうやってもつながりません。だからネットに繋がっている妹のパソコンを使ってブログを更新しています。おそらく帰省中はブログの更新が主になりそうです。
旅行はそれなりに面白かった。また懲りずに旅行記を書くつもりでいますが、とりあえずよいかったところベスト3は永平寺・天橋立・瑠璃光寺五重塔(山口市)かな。もちろん海の幸もたらふく食べて、それこそおいしかったけど、実は実家に帰れば嫌でも海の幸を食べなければならないことを忘れていて、今更ながらに食べ過ぎたと後悔しています。でもそれでょ魚介類は凄かった。もう寒ブリはしばらくいいわ。おいしいけど脂が多すぎる。
夕方実家についてからは、夕食を食べてのんびりしています。妹持っているプレステ2でドラクエⅧをちょっとだけやってみたけど、慣れない3Dのせいですぐに飽きてしまいました。もうゲームにはまるような歳ではないのでしょうか。ⅢとかⅣの頃は寝る間を惜しんでやろうとしていたというのに。。あまりにグラフィックが精巧になったRPGというものも、個人的にはいかがなものかと思ってしまいます。
明日は田舎へ行って大晦日・正月を過ごし、2日くらいに下関に戻ってくるよていです。では、また明日。
12月31日(日) 【大晦日】
下関の家から北へ30キロ、父方の実家の漁師町に来ています。
今日は2006年の大晦日。一応今年を振り返ると、何と言っても大きかったのは修論の存在です。今年は一年中、頭の中の8割がこの修論関係のことで占められていたような気がします。特に9月のゼミ合宿が終わってからは修論一色モードに突入してしまったので、終わった今でもあれから3ヶ月も経っているとは思えません。個人的には9月で時間が止まってしまったので、急に年末・正月だと言われても何が何だか。。修論自体は途中何度も「今年は無理かも」と思い、諦めようかと思ったときもあったけど、何とか完成して出せて本当によかった。まだ審査があるから何とも言えませんが、とりあえずは大きな区切りがつきました。
あとは大型の旅行に結構行けた(というか強引に行った)こと。3月の山陰、6月の韓国、8月上旬の紀伊・福岡・宮崎、下旬の北京、12月の北陸・北近畿と、どれも5泊程度の大型旅行でした。しかしこう考えると、修論あったのによく出かけてるな。。特に8月は修論がまっさらな状態だったのに、2週間もよく行ったもんだ。我ながら感心します。来年も暇を見つけて、うまくお金をやりくりして出かけたいと思ってます。30歳になるまでには、日本全国まわっておきたい。
最近よく心配される体調は、年明け辺りに喘息の診断をされて今年もよくないのかと思ったけど、喘息をコントロールしたら風邪もほとんど引かなくなり、6月辺りから風邪らしい風邪(寝込むような酷いやつ)を引いてません。これはかなりの進歩だ。修論執筆であれほどめちゃくちゃな生活リズムだったというのに、体調を全く崩さなかったのは奇跡としか言い様がない。外に出ることが少なかったから、ノロウィルスに感染せずに済んだことが大きいのか?
あと小さいところで言えば、引越しして5年ぶりに一人暮らしを始めてそれはそれは快適になったとか、新しいラーメン屋を何軒も開拓できたとか、夏に那智の滝でメガネを落として新しいのに買い替えたとか、ガクシン落ちたとかいろいろありました。それらを全てひっくるめて、2006年の思い出にします。
そういうわけで今年も1年いろいろありましたが、修論を無事に提出して、しかも健康な状態で年の瀬を迎えることができたことに何より感謝です。今年は特にいろいろな方にお世話になりました。この場を借りてお礼を言わせてください。どうもありがとうございました。
最後に、田舎の2階から見た今年最後の夕日をどうぞ。あまりに素晴らしい夕日と夕焼けだったから、思わず写真に撮ってしまいました。本当は浜まで出て撮ったら一番よかったのだろうけれど、夕日の撮影って時間との勝負だしねぇ。海に沈み行く夕日には何とも言えない寂寥感があります。さようなら、2006年。すぱくりはこれから父親が今日釣ってきた鯛とアワビの刺身を食べながら、紅白か曙が負けるところか何かを見ながら、静かに年明けを迎えます。
では、よいお年を!
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