このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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1月1日() 【謹賀新年 三社参りと初日の出】

 明けましておめでとうございます。
 この日記上で新年の挨拶をするのも3回目になりました。これも日々皆様がご覧くださるお陰です。今年もこのHP共々、どうぞ宜しくお願いいたします。(今年も案の定まだ年賀状が書けてません。申し訳ない。)

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 大晦日は紅白を見てDJ OZMAのバックダンサーの衣装に驚き、アイススケートを見て浅田真央の足の長さにも驚き、テレビに飽きたので北陸旅行で撮った写真を家族に見せていると、いつの間にか年が明けていました。2007年、明けましておめでとう。小さい頃は遠い未来だと思っていた2007年という年を迎えるのは、何だか不思議な気分です。

 年が明けてからは、魚釣りの疲れで既に寝てしまった父を置いて、車に乗って母・妹とともに下関の家へ。母と妹は初詣に行くそうなので、それを見送った後で、自分自身も初詣へと出かけました。今年は久々に地元の友達と集まって三社参り&初日の出を見に行くことになったのです。決まったのが昨日の夜だったので多少バタバタしたけど、昔からのチームワーク(と呼べるものかどうかは非常に疑わしいけど)が効を奏し、5年振りに無事開催となりました。最初に行ったのが高校1年の正月、つまり1997年の元旦だったから、今年はちょうど10周年。あれからもう10年も経ったのか。。

 まずは午前3時にyneさんに車で迎えに来てもらい、ヒコットランドにいるののを拾ってから唐戸地区へ。ここで亀山八幡宮赤間神宮にお参り。下関で初詣と言えば、おそらくこの二つの神社の参拝客数が図抜けていると思われます。だけど時間が午前4時近くだったためか、亀山八幡宮の参拝客はぱらぱらと数える程度にしかいませんでした。赤間神宮は多かったけど、それでも去年の元旦昼間に行ったときや、以前年明けと同時に行ったときの人混みと比べたら雲泥の差があります。個人的にはこのくらい参拝客が少ないと楽です。

      
   <亀山八幡宮>                    <境内にあった河豚の像。いつの間にできたんだ?>

      
   <竜宮城を模した赤間神宮の門>           <もう一つ赤間神宮>

 次は神社はないけど壇ノ浦へ。壇ノ浦の海辺を歩きながら、関門海峡の夜景を眺めつつ、まったりとした時を過ごしました。壇ノ浦から眺める関門橋と対岸の九州は、下関の美しい景色の一つです。壇ノ浦はいつの間にか綺麗に整備されていて、幕末の下関戦争の時に使用された砲台のレプリカがずらりと並べられていました。その全ての砲台の口は対岸の九州を向いているので、取り方によっては下関が九州に挑戦状を叩きつけているようにも見えます。それにしても今年の年明けはいつもに比べるとかなり暖かい。海辺を歩いても寒くなくて、夜景を眺める余裕があるのだから。

   
   <関門橋と対岸の九州:門司>

 壇ノ浦を眺めた後は、高校時代によくみんなで行ってた「ヤブロの池」とその近くにある名もなき公園へ。ヤブロの池は側に道路を建設している最中のようで、立ち入り禁止になっていました。嗚呼、思い出はこうやって変わっていくのね。その近くにある公園(というか空き地)も、ベンチの上にあったあずまや風の雨風避けが撤去されていて、石のベンチが風雨に晒されている状態になっていました。昔はよくここでサッカーや大富豪をして遊んだもんだよねぇ。思えば高校生当時の僕らは今考えると本当に健全というか、ある意味小学生の時に経験していないといけなかったような遊びをして休日を過ごしていました。本当にのどかな田舎の健全な高校生という感じ。今考えるとちょっと恥ずかしい気もするけど、当時はそれが本当に楽しかったのです。この池と公園は、ある意味そんな僕らの高校時代の象徴でもあります。だから徐々にでも変わっていってしまうと、ノスタルジーとともに一抹の寂しさを感じます。

 少しばかり思い出に浸ったあとは、三社参りの続きへ。三社目は新下関地区にある住吉神社へ行ってきました。住吉神社は長門国の一ノ宮神社で、本堂が国宝に指定されています。下関で国宝に指定されているのは功山寺という寺とこの住吉神社の2つだそうです。住吉神社は幼稚園の時代から遠足やお茶会(←伯母の影響)で何度も来ているというのに、恥ずかしながらついこの間まで国宝だということを知りませんでした。下関出身者として失格ですな。

 そんな国宝にお参りして、ここで今年初めてのおみくじを購入。期待して見てみたら中吉で、まぁ全体としてはいいほうでした。ただ個別の項目を見てみると、

 学問「早めに目標を定めよ」
 旅行「ひかえて吉 利なし」
 相場「大丈夫 早めに売れ」  

 となっていて、うへ〜ってな感じです。旅行はいろいろ行きたいのにやめとけとか言われるし、株は今含み損なのに根拠もなく大丈夫とか言ってるし。まぁ個人的に一番痛いのは学問の早く目標を定めろってことだけど。非常に耳が痛い。。

      
   <住吉神社の石段>                  <参拝所の後ろにあるのが国宝の本堂>

 これでめでたく三社参りは終了。ただ遅れてくるそば君との合流まで時間があったので、車を飛ばしてもう少しお参りすることにしました。次は長門国の国府が置かれていた町、長府へ。長府製作所の本社があるところね。長府に着いた時点で時刻は5時過ぎ。長府で一番有名な神社である(と思われる)忌宮神社へ行くと、人はほとんどいませんでした。そんな中で一斗缶の焚き火の周りに若者がたむろしているのが若干恐かった。下関の夜中はヤンキーさんやそれに準ずる方たちが非常に多いのよ。。絡まれると困るので、あまり彼らと目を合わせないようにして、拍手叩いてお参り。

   
   <人が少ない忌宮神社>

 本当はこの後、近くにある乃木神社(海軍の乃木大将を祭っている神社)に行こうと思ったものの、迷ったのと時間が迫っていたのでパスして、これで初詣は終了。結局三社参りではなく四社参りになってしまいました。そもそも四社参りっていいのか?四は一般的には不吉な数字だから、初詣としてはまずかったのかな?誰か知っている人がいたら教えてください。

 初詣を終え、再び車を飛ばして(この言い方は語弊があるな。yneさんの安全運転で)下関駅へ。ここで始発電車でやってきたそば君を拾って、初日の出を見に火の山へ。僕にとって火の山と言えば初日の出、初日の出と言えば火の山です。関門海峡・壇ノ浦のすぐそばに聳える230mの山から眺める景色は、九州と本州、関門海峡を一度に見渡せることができるのでお勧め。下関にお越しの際は、駅前の変な形をしたタワーに登るよりも是非火の山へ。火の山のパークウェイはいつの間にか無料になっていて、そのせいもあったのか、日の出前というのに展望台はかなりの人で賑わっていました。

 思えば高校生の時なんかは誰も車を運転できなかったから、ロープウェイを使ったり、挙句の果てには真っ暗な中、早朝からわざわざ登山道を登って展望台に行ったりと、正月早々サバイバルなことをしていました。やっぱり車だとスイスイと行けて楽です。車の楽さを味わうと、もはや自力で登ったりなんかばかばかしくてできません。僕らも随分とオトナになったもんだ。

 日の出の時間は7時13分。目的は初日の出を見ることに違いないのですが、夜景もきれいです。今日は元旦で特別だったこともあったのか、関門橋がずっとライトアップされていました。

   
   <夜明け前の関門海峡と関門橋。海峡を挟んで左が九州の門司、右が本州の下関>

 そうこうしているうちに空は白み始め、日の出時刻の7時13分。寒い中外の見やすい場所に出てみると、しかしこれが太陽の姿が見えない。曇っているのです。大晦日の天気予報で「全国的に曇りだけど山口県西部と九州北部は晴れるから、絶好の初日の出が拝めるよー」って言ってたから決行したというのに。天気予報の嘘つき!曇りじゃないか!

 と思って、今年はこりゃ初日の出はだめかな、と思っていると、一瞬だけ太陽が顔を覗かせました!よかったよかった。本当に一瞬ですぐに雲に隠れてしまったけれど、とりあえず初日の出が拝めたのでよしとしましょう。ののは初日の出が出なかったら前にいるおじさんのはげ頭を写して初日の出にしろとか言ってたけど、僕は自分の頭が将来初日の出になる可能性が高いので、そんなことは可哀想でできません。だからおじさんの頭は撮らずに、本物の初日の出を一枚。ほんと、こんな感じでも見えただけいいか。

   
   <若干寂しい初日の出。2007年も宜しくお願いします>

 初日の出後は再び下関駅に戻り、家族でおせちを食べるというyneさんと別れ、のの・そばと3人で駅前のロッテリアへ行き、電車まで軽く話。初日の出を見に行った帰りには、なぜか決まってロッテリアというのが相場でした。別にロッテリアが大好きというわけではなくて、元旦の朝からやっている店がここくらいしかないのです。今回も今までの例に則って、ロッテリアで朝セットを食べてきました。

   
   <元旦の朝と言えばロッテリア>

 1時間ほどだべって、下関駅で解散。8時56分の山陰本線で田舎に戻ってきました。徹夜でさすがに眠かったので、電車(厳密には汽車)の中でぐっすりと寝て気が着くといつの間にか田舎に着いていました。電車を下りて空を見上げてみると、一面の青空にさんさんと降り注ぐ太陽の光。できれば3時間前に晴れていてほしかった。

 そんなわけで10時前に家に辿り着き、布団に潜り込んで午後3時くらいまでぐっすりと寝ていました。夜は昨日食べられなかった年越しそばを元旦なのにも関わらず食べ、親戚からもらったキスをフライにしてたらふく食べ、いつの間にか日付が変わろうとしています。今年の正月もこのまま終わってしまいそうです。

 ということで、今年も一年間宜しくお願いいたします。

 2007年 元旦。


1月2日(火) 【下関】

 今日も朝から電車に乗って下関へ。普段は空いている山陰本線ですが、今日の下関行きは何故か激混みでした。シーモール(というのは下関駅前にある大丸とかダイエーとかベスト電器とかが入った複合型店舗)で初売りがあるからか?下関駅に着いても駅前は普段では見られないような混雑で、正月の特異さというものが伺えます。

      
   <シーモール>                     <火事の跡形がなくなって小さくなった下関駅>

 駅前からバスに乗って唐戸へ。12時にセブンイレブン前で昨日も会ったのの・そばの二人と待ち合わせの予定だったけれど、少し早く着いてしまったので商店街をぶらぶらしてみました。待ち合わせ場所になったセブンイレブンは僕らが高校時代に通っていた塾に近かったこともあって、よく利用したセブンイレブンです。僕はコンビニの中でもセブンイレブンが好きでよく使ってますが、生涯利用したセブンイレブンで恐らくベストスリーに入る店舗だと思います。昔はよく「鳥唐揚げロール」を食ったもんです。東京で復刻してくれないもんだろうか。

 それはいいとして、商店街をぶらついて目に付いた旗を二つ。一つは商店街が掲げていると思われる「守れ関門海峡」。何で商店街が?というのもあるし、関門海峡の何をどう守るのかがいまいち明確に見えてきません。関門海峡は何か危機にさらされているのか?もう一つは市役所前にあった「下関ナンバー誕生アピール」の旗。町を歩いていても、ちらほらと下関ナンバーを見かけはしますが、絶対量はまだまだです。確かにわざわざ金出してまで下関ナンバーに変えるっていうのもねぇ。。

      

 そうやって粗を探していると12時になったので、二人と待ち合わせてまずはお墓参り。その後昼食をとろうとバスで再び駅前へ行ってみました。まず大丸7階にあるレストラン街に行ってみると、これがどこも長蛇の列。下関にこんなに人がいたのかと思うくらい、人でごった返していました。これはきついので諦めて、次に地下にあるお好み焼き屋へ行ってみたものの、これまた長蛇の列。というか、今まで見たことないくらいシーモールの人口密度が高い。正月のデパートってこんなになるんですねぇ。今まで正月はずっと家で過ごしていたので、デパートの混雑を始めて知りました。

 仕方がないのでシーモールは諦めて、駅前の商店街でめぼしい店を見つけることに。こっちはシーモールの混雑が嘘のように静かでした。何軒か当たって、最終的に焼肉の「やすもり」へ。昼から焼肉なんて、正月だからこそできる贅沢です。ビールとマッコリを飲みながら、カルビ・ロース・タンをおかずにしてご飯を2杯ほど。腹一杯になりました。ちなみにここのマッコリは飲みやすいので、調子に乗って飲みすぎると記憶をなくして誰かに体落としを食らわせてしまいます(詳しくは3年前の夏の日記を見てね)。しかしほんと、昼から焼肉を腹一杯食べるというのは正月だからこそ許されるんでしょう。会計は3人で13000円にもなってました。。

   
   <ご飯だけじゃなくてクッパも食べた>

 東京に戻るそば君と3時に別れ、しばらくして今度はDKさんと合流。ののと3人で何かして遊ぼう(時間を潰そう)としたものの、下関という街は娯楽が全くない街なのです。駅前で幅を利かせているのはパチンコ屋。パチンコ屋が駅前に蔓延るようになったらその街はお終いだ、なんてことを聞いたことがありますが、それが本当なら下関は3回くらい終わってます。ほんと、駅前の一等地をパチンコ屋が占拠しているから。凡そ中核市に指定された都市の中心とは思えません。

 それ以外にある娯楽といったらボーリングかカラオケか治安の悪いゲーセンくらいで、ビリヤードとかダーツバーとか気が効いたものは皆無です。せっかく大学時代にビリヤード部に所属していたののと対戦しようと思っていたのに。というか、こういう街で高校生まで過ごしていたこと自体、今では考えられない。当時はそれでよかったんだろうけど。

 結局元旦にも行った駅前のロッテリアで時間を潰し、6時を待たずして居酒屋へ入りました。居酒屋は正月ということで樽酒を振舞ってくれ、なおかつ6時半までドリンク半額サービスだったけれど・・・、昼がちょっと遅かった上に焼肉を食べ過ぎたために、あまり腹が減っていない。頼んだおかずは揚げ物3種にご飯物を各自1つだった気がします。DKさんには悪いことをしました。。

 最初はテンションが低かったものの、酒が入ってなかなかいい感じになり、いつの間にかみんな終バスを逃しているという状態にまでなっていました。そこで選択支もなく2次会へ。2次会は最近下関に進出してきたと思われる庄やへ。今まで駅前のチェーンといえば白木屋しかなかったから、これは進歩です。(あ、でも庄やは白木屋と同じモンテローザグループだったっけ?)

 僕は2次会でも気持ちよく飲んでいた記憶があるのですが、気がついたら寝てしまっていました。本当にすまん。結局バスも電車もないけど3時頃に帰ることになり、ののは徒歩で、僕とDKさんはタクシーで家へ。下関の家に着いたら3時半でした。皆様、本当にお疲れ様。

 しかし下関にはもう少ししっかりした街作りをしてもらいたい。


1月3日(水) 【小さい子はすぐ大きくなる】

 昨日の飲み会が夜遅かったので、今日は起きたら10時を回っていました。そして起きたというのに体が重くてだるい。特に二日酔いのような気分の悪さがあるわけではないけど、酒疲れというか何というかそういう症状で、朝からやる気が出ない状態でした。そんな状態を見かねたのか、伯母が用意してくれた遅い朝食は雑煮。1月3日にして今年初の雑煮です。

 うちの雑煮は関西風で、具沢山味噌汁の中に生の丸餅を入れる形です。小さい頃はそれが全国共通の雑煮の形だと思っていたけど、東京に出て関東は違うということを知りました。関東はお吸い物に焼いた角餅を入れるのね。僕はこの関東風雑煮を食べたことがありません。そんなわけで今日は少しだけでも関東風を味わってみようと、丸餅を焼いてみました。それを味噌汁に入れてみると、香ばしい匂いがして、食感としても初めてで、なかなかいけます。

 雑煮を食べたら酒疲れが若干回復したようなので、唐戸までぶらぶらと散歩へ出かけました。まだ3が日なので商店街の店はあまり開いてなかったけど、ラーメンの一龍軒は営業をしていたようだったので、今年の「ラーメン初め」としてチャーシュー麺大盛り(750円)を食べてきました。そういえば去年も3日に一龍軒で食べたような・・・。しかしいつ食べても思うけど、何で一龍軒のラーメンは麺がのびのびなんだろうか。あの伸びきった麺を食べていると、こっちのやる気までなくなってきます。スープは本当においしいから非常に惜しいと思うんだけどなぁ。一度でいいから博多ラーメンの名店で出すような麺を一龍軒のスープに入れて食べてみたい。絶対おいしいと思う。

 結局ラーメンを食べてから家にとんぼ返りすると、従姉達の息子4人が家に来ていました。一番大きな子は中学1年生で野球をやっているらしく、身長は僕よりも大きい177cm!最後に会ったのは4年くらい前で、そのときは僕の胸までくらいしかなかったというのに。そして中学生独特の羞恥心が芽生えたのか、会っても口数が少なく、恥ずかしそうにしていました。昔はよく「お兄ちゃん!」といって、こっちから声をかけないでも駆け寄ってきていたというのに。。時の流れは早くてちょっと寂しいもんだ。

 その従姉の子達が帰ると同時に、田舎へ行っていた両親と妹が戻ってきました。そして今年も何故か親戚が僕宛にお年玉をくれたようで、妹から受け取りました。ううむ・・・。。今年はもらわないようにと思って、親戚が集まる2日は下関に出てきたというのに。。この年でお年玉をもらうのはさすがに恥ずかしいぞしかし。時の流れは早いはずなのに、僕はいつまで経っても子供みたいです・・・。


1月4日(木) 【うどんとあわび】

 今日も昼過ぎから一人唐戸へ散歩。商店街の桃太郎でうどんを食べてきました。肉きつねうどんで490円。いつもは素うどんを食べるけど、今日は正月なのでちょっと奮発。ちなみに桃太郎と昨日行った一龍軒は商店街で向かうようにして店を構えているので、前に行くとどっちに入ろうか迷います。今日は昨日一龍軒だったこともあって、桃太郎へ。ここの麺は讃岐うどんとは対極に位置するほど柔らかくて、腰はほとんどありません。でもおいしい。特に出汁が甘くてうまいのです。実家に帰ると一回は桃太郎に行ってる気がします。本当はこの後ミルクセーキも食べたかったけど、冬は寒いしなぁとパスしました。

   

 散歩の後は例の隣で針灸院をやっているおじさんに針とマッサージをしてもらいました。修論で凝りまくってしまった肩と、旅行で痛めてしまった脊椎分離症の(疑いがある)腰を中心に、針とマッサージを丹念に1時間。針をしたお陰で肩と腰が相当楽になりました。針をやっておじさんの強い力でごりごりと1時間揉んでもらって2000円というのは、親族割引があったとしてもお得過ぎます。これだと15分ほど力の弱いお姉さんに揉んでもらっただけで2000円も取られるてもみんに行くのが馬鹿らしく思えてしまう。

 そして夜は去年と同じようにアワビのステーキとサザエの壷焼き。うちの実家では正月に御節料理という概念が存在しません。そのかわり、年末に父が大量に魚を釣ってくるので、毎年年末・正月にかけては魚料理のオンパレードです。僕は正直たまには御節を食べてみたい。だけど父には逆らえない。最初のうちは「鯛や平目の刺身だ焼き物だ!それにアワビやサザエの刺身もあるぞ!」と嬉しいことは嬉しいのですが、これが3日くらい続くと「またかよ」となり、6日くらいになると「もう鯛の顔も見たくないっ!」と思うようになります。しかも個人的に今年は年末の北陸旅行で海の幸をこれでもかというほど食べてきているので、食傷感もいつもの年の比ではありません。しかし魚介類は余っている。そこで何とか処理するために、調理法を変えて食べるのです。決してうちが金持ちだからこういう食生活を送っているのではないことはご理解いただきたい。僕は御節が食べたい。御節を食べ過ぎて、「御節もいいけどカレーもね」とか言ってみたい。

 まぁそうは言っても、アワビもステーキにすると食感が変わっておいしいもので、なかなかいけます。これを東京の料亭で食べたら1万円とかするんだろーな・・・と思いながら食べると、おいしさも若干アップするようなしないような。でもやっぱり僕は御節が食べたいぞ。


1月5日(金)〜6日() 【福岡・大宰府へ行く】

 詳しくは旅行記のページをどうぞ。


1月7日() 【七草粥】

 せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ 春の七草・・・

 というわけで、今日の昼は七草粥を食べました。年末からおいしいけれど胃にがつんとくるものばかり毎日食べていたので、胃に優しい七草粥を食べると何となく落ち着きます。あんまり美食になりすぎてもいかんね。そこらへんの雑草みたいなものを米と一緒に煮て、塩で味付けしたくらいのシンプルな食事が、実は人間には一番合っているのかもしれない。

 今日は家から一歩も出ることもなく、久々にのんびりと家で羽を伸ばしていました。思えば修論を提出してからずっと動き回っていたので、小休憩するにはちょうどいい時期だったのかもしれません。明後日から学校も始まることだし、また頑張っていきます。


1月8日() 【高塚地蔵尊へ行く】

 詳しくは旅行記のページをどうぞ。


1月9日(火) 【帰京】

 朝9時半のバスに乗って、北九州空港へ。新しい北九州空港が出来て約10ヶ月、下関からの交通の便もよくなって助かります。今までは福岡空港まで行っていたけど、その手間と時間とお金が節約できるのは何より有難い。1時間足らずで北九州空港へ到着しました。

   

 11時50分のフライトまで1時間ほどあったので、デッキに出て見学。北九州空港といえば新規就航したスターフライヤーですが、全身黒尽くめの機体はやはり異様です。本当に烏のよう。決算の方はどうやら赤字らしいのに黒い機体とは、ギャグ以外の何者でもないではないか。ちなみに今回利用したのはスターフライヤーではなくJAL。JALもいろいろ騒がれているけど、マイルがたまるのと何より新規就航会社より元親方日の丸というのが若干の安心感を与えてくれます。

   

 デッキを見学してもまだ時間があったので、早めの昼食に、3階にあった山小屋でラーメンを食べ納めをしてきました。山小屋はチェーンの割には結構いけるのでまぁいいかと。北九州空港限定の「さくらラーメン」を注文。明太子味の海老わんたんが入っているのでさくらラーメンと。味は・・・期待してたほどではなかったかな。池尻の八雲でいつもおいしいワンタンを食べているのと、先日福岡でおいしい豚骨ラーメンを食べてきたので若干分が悪いです。でもチェーンでこの味なら十分いける。

   

 ラーメンを食べたらちょうどいい時間だったので、飛行機に乗り込んで帰ってきました。出発はちょっと遅れたけど、北九州と東京を1時間で結んでしまうのは凄いの一言。新幹線だと4時間半だから、その速さには恐れ入ります。しかも早く予約すれば新幹線よりも値段が格段に安くて、家から近いこともあるし、これだったらこれからは飛行機にシフトしてしまうかな・・・。ただ何回乗っても飛行機には慣れないけど。

 東京に着いてからは家に戻って荷物の整理をし、すぐに5限のゼミへ行ってきました。今日はサークルの後輩が発表する日だったのに、出席者がその子とTAしかいないというのは何事なのでしょうか。まあ今年はそんなもんなんだろうけどさ。

 長かったバカンスもこうして終わり・・・ではなくて、今週一杯くらいは本を読んだりして休みます。


1月10日(水) 【家にいる】

 ご無沙汰していました。久々の更新です。昨日東京に戻ってきました。北陸旅行以外の日記は上げておいたので、興味があってかつ時間がある方はどうぞ。

 今日は久々に家にじっくりいて、パソコンと向かい合っていました。北陸旅行からずっと歩いていて、若干左足が痛いというのもあります。が、明日辺りまたどっかにふらっと出かけたいとも思ってます。

 夜はjamで食事。女心は大切にしないとダメよ。


1月11日(木) 【日本語検定】

 ATOKのホームページでやっている 「第二回全国一斉!日本語テスト」 をやってみました。

 結果は86点。これは不正をしたのでもなんでもなく、実力です。個人的には思ったよりも点数が高くて驚いた。というのは、正解した問題でも、どの選択肢が正しいか悩むような問題が結構あって、今回はたまたま結果よかったという感じがしないでもないです。全体的に結構難しかったもの。ちなみに僕が間違った問題は10問目、11問目、26問目、30問目の4問で、正答率は26/30。結構難しかったから、自分としては上出来。もしよかったらやってみてください。日本語って難しいねぇ。

 今日は久しぶりに自炊をして、夕食にニラとエリンギのスパゲティを作ってみました。実家から東京に戻ってくるとき、母親と伯母に「あんた、目の下にクマができとるよ」と言われたので、ニラを食べて元気でも出しますかと。修論執筆中から出来ていたこのクマ、なかなか消えてくれないのです。最近眠りも何か浅いし、ここらで体力だけはつけておかないと。

 今日は結局どこへも行かなかったから、明日は鎌倉にでも行って大仏を眺めてこようかしら。


1月12日(金) 【いけず】

 結局今日もどこへも行かず、家で本を読んだり北陸の旅行記書いたり。。


1月13日() 【いけずいけず】

 今日も昨日と同じで本を読んだり旅行記書いたり。旅行記は疲れます。。


1月14日() 【ミーティングというもの】

 今日は午後から久しぶりにサークルのミーティングに参加してきました。サークルの人はわかると思いますが、先生もかんでくる例のあれです。1,2年生だけではもはやどうにもならないので、これからは先輩も巻き込んでということで、僕は駒場にいるので直接誘いを受けたために行ってきました。そして久しぶりのミーティング。事務的なミーティングは議長をした3年前にしているけど、いわゆるプロジェクトのクリエイティブさを求められるミーティングは2年生のとき以来かもしれません。ミーティングは2時から6時まで、がっつり4時間やったけど、今日一日で答えがでるはずもなく、次回へ持ち越し。そもそもこの問題はサークルの問題の全てを内包しているので、一日で終わる訳がないのは当たり前でしょう。こつこつと、紐を解くようにやっていくのが一番だと思います。

 ミーティングの後は渋谷に行って食事という名の飲み会。そこで僕は大いなる勘違いをしていることに気がつきました。「のだめカンタービレ」の「のだめぐみ」は、「のだめ組」という名のオーケストラじゃなくて、「野田めぐみ」っていう主人公の名前なんだって。みんな知ってるの?これ常識??・・・最近マンガやドラマを見てないもんで、すっかり恥をかいてしまいました。ドラマをやっていて高視聴率だったことは知っていたけど、僕はてっきり上野樹里は「のだめ組」の一員だとばかり思っていたのでした。上野樹里が野田めぐみさんなのね。いやー恥ずかし。。


1月15日(月) 【そろそろ】

 5限のゼミに出席し、その後先輩方とjamでおーらるの打ち合わせを兼ねた食事を・・・と思ったら、jamは水道が壊れたとかで今日は休みでした。驚きの理由です。水道って壊れるんですねぇ。で、駒場には食事しながら長居できるめぼしい場所がないので渋谷へ。渋谷の居酒屋で新年会なんかを兼ねつつ飲みながら打ち合わせをしてきました。

 ということで、修論提出以降長らくのバカンスを楽しんでいましたが、今日からそろそろ社会復帰します。とりあえず今やるべきことは3つ。おーらる・Sさんの論文手伝い・トセイの論文。とりあえず短期的にはこの3つを中心にして動いていこうと思います。頭が動くか心配だ。


1月16日(火) 【記者クラブアンケート2007】

 本当は杉並区のレジ袋有料化の話を書こうと思ったけど、日が経ちすぎたのでやめます。またいつか機会があれば。。その代わりとは言ってはなんだけど、去年もやった「日本記者クラブ 07年アンケート」を。ちなみに去年の結果は10問中4問正解と、さんざんな結果でした(質問内容と回答は2006年1月26日の日記を見てください。正解したのが1、5、6、9)。二択が多いのに、意外と結構難しいものです。それだけ社会の動きを予想するのは難しいということか。今年は5問正解を目指して回答してみます。

<1>12月31日現在、わが国の首相は誰か
安倍晋三

<2>7月の参院選の結果、非改選議席も含め自公が過半数を維持
する

<3>外国為替市場で、瞬間風速で1ドル=100円を超える円高になることが
ない

<4>中国が人民元の再切り上げを
しない

<5>北朝鮮が再度、核実験を
する

<6>5月のフランス大統領選挙で、社会党のロワイヤル氏が勝利し、初の女性大統領が誕生
する

<7>村上春樹氏がノーベル文学賞を受賞
しない

<8>厚労省発表の最新国民健康・栄養調査で、喫煙率が25%を
割らない

<9>代理出産に関する法案が国会に提出
されない

<10>米大リーグで松坂大輔投手が15勝以上
する

 果たして当たるでしょうか。できれば5番だけは当たって欲しくないけれど。


1月17日(水) 【飲む飲む】

 1月17日といえば阪神大震災が起こった日ですが、2年前は卒論の締め切り日でもありました。というかもう2年経ったのか。修士はあっという間だとはよく聞くけど、これほど時の流れが速いとは思ってもみませんでした。

 夜はぽてぽてさんからのお呼び出し受けて渋谷へ。年末に先輩に連れて行ってもらった、道玄坂のマルハチで飲んできました。ここは「コロコロくじ」という遊び心ある酒メニューがあるほかにも、食べ物が和洋中全て揃っていて、しかも結構おいしいのでなかなかいいところです。まだ2回目だけど、これから多分よく通う店になることは確かです。

 6時に入って、最初はビール片手に馬鹿な話もしつつ、結構真面目な話をする展開に。何かお互いの人生観というか人生論を真剣にぶつけ合ってみました。3年くらいこういう話をしているので、大体分かっているつもりでしたが、今日話してもっとはっきりわかりました。僕とぽてぽてさんは、大目的は似ているけれど、目標を達成するための方法が全く違う。根本的に全く違う人間なのです。人間だから違うのは当たり前だけど、これほどまでに違うとは思わなかった。

 その後太郎君も呼び出して、「ティッシュすら資源の無駄」と言った、一見環境のことを考えた真面目なトークに見えつつも、実は裏にはとてつもなく馬鹿でシモな意味合いが隠されている話をしたり、「男はメールが面倒だ」という核心をぽてぽてさんに教えてあげたり、たまに真面目な話をしたりして、気がつくと時刻は11時半。会計は何と14000円にもなっていました。太郎君は後から来てほとんど飲み食いしてないので、実質ぽてぽてさんとの二人分の料金です。よく飲み食いしたね。また飲みましょう。


1月18日(木) 【奢らせていただきます】

 今日はうちの研究科の理系修士の修論提出締め切りだったそうです。実質文系だけど所属は何故か理系のすのさんも無事修論を提出したということで、ねぎらいに学校へ。僕が修論を提出したときにはシェ松尾で1万円のランチをご馳走になったので、今日はそのお返しとお疲れ様の意味を込めて、誠心誠意ご馳走させていただきました。みしまのたこ焼きと焼きそばで、しめて620円。そのうち半分以上は僕が食べているので、奢ったのは実質300円くらい。こうやって書いてみると、何か自分自身が寂しくなってきたな・・・。また日を改めてきちんと奢るか。

 何はともあれ、お疲れ様。


1月19日(金) 【家にいる】

 夕方、久しぶりに神泉の『轍』へ行ってきました。坦々麺を食べたけど、やっぱりここはおいしい。アーモンドを使った坦々麺はコクがあります。お勧めなのでリンク貼っておきます。→ 『轍』

 僕の後に入ってきた夫婦らしき40代のカップルは、手に「これぞ東京のラーメン、渾身の一杯!」みたいな本を持っていて、どうやらその本を頼りにしてこの店へやってきたみたいでした。そしてラーメンが来ると、眉間にしわを寄せて難しそうにラーメンを食べていてびっくりしました。ラーメンは難しい顔して食べるもんじゃないと思うけどね。


1月20日() 【水戸・石岡へ行く】

 詳しくは旅行記のページをどうぞ。


1月21日() 【スパゲティをどうぞ】

 ほぼ徹夜で1日中動き回った昨日の疲れもあって、今日はえらく長いこと寝てしまい、気がついたら午後4時。日曜日を無駄にしてしまいました。起きたらすぐ笑点やサザエさんなんて、そんな生活は嫌だわ。このままでは堕落しそうなので、一応自炊だけはしました。題して「エリンギと茄子のスパゲティ」。いつもは玉葱を炒めるのにオリーブオイルを使っているけど、今日はバターを使ってみました。そしたら味が全然違う。やっぱり油も大事なのね。僕が作るスパゲティには一人前に必ず玉葱1個が入るので、野菜不足の人にはもってこいです。おいしくはないけど、食べたい人はいつでも言ってください。

 そのまんま東が宮崎県知事になったそうで。立候補が決まったとき、宮崎男のあおかつ君にメールで聞いてみたら「それは絶対ない」と言っていたし、僕も当選するはずもないと思っていたのに、まさか本当に当選するとはねぇ。日本も風変わりしたものです。でも最初あれだけ不利という報道がされていたのに、最終的に圧勝したというのは、有権者に対して訴えかける何かがあったんでしょう。事実、当選後のインタビューなんかは、青島幸男や横山ノックが当選したときのそれよりもよかった。まあこれから宮崎県がどうなるかはまた別の話。宮崎県出身の知り合いが多いので、彼らに是非とも意見を聞いてみたいところです。山口県も将来、山本譲二とかロンドンブーツの田村敦とか立候補したら当選するんだろうか・・・。


1月22日(月) 【ラーメン求む】

 今日の晩は久しぶりに家系の「侍」へ行ってきました。ここのところ食べてもさっぱりした醤油ラーメンしか食べてなかったので、一番濃厚な家系豚骨ラーメンを食べたら、かなり胃が驚いた模様です。家系ってめちゃくちゃ濃いんだということが改めて分かります。しかし寒い夜に暖かい家系のラーメンを食べると体が温まる。うまい。

 そういえば、玉姫君から聞いた情報によると、去年韓国に行った時にお世話になったボゾンの弟(テウ)が2月中旬に日本に来るらしいです。しかもその来日理由が「将来ラーメン屋を開くから、そのために日本のラーメンを研究する」ことらしく、日本のようにラーメンが一般的でない韓国で、日本のようなラーメン屋を開こうとする意欲の素晴らしさに、すぱくりはいたく感激しました。そんなわけで、日本の高尚な文化であるラーメンを韓国に伝えるために、テウ来日時にはお世話させていただくことになっています。問題はどのラーメン屋に案内するかで、僕の少ない持ち駒では納得してもらえるかどうか・・・。彼が来日するまでにもう少しレパートリーを増やそうかと思っているところです。ということでこの日記をご覧の皆様、もしお勧めのラーメン屋があったら教えてください。


1月23日(火) 【カツカレー】

 今日は自炊するのが面倒だったので、夕食をとりに池尻大橋商店街へ行ってきました。いつもだったら万豚記に行って炒飯を食べるところだけど、今日は気分を変えて、向いにある「とんかつ富太樓」へ。実はここ、万豚記と同じ「際コーポレーション」が展開するチェーンらしく、どうりで内装の雰囲気やメニューの感じが万豚記に似ていると思いました。帰宅後にネットを調べて初めてわかったよ。

 カレーが食べたかったのでカツカレー(880円)を食べたのだけど、どうも今ひとつ。豚カツはおいしいのだけど、カレーがどうもレトルトの味なのです。これにはがっかり。量も少なかったし、あと福神漬けが不味い。せっかく880円も払ったのに残念です。一応写真は撮ったけど、あんまりおいしくなかったので載せません。まあ豚カツはさくさくしておいしかったし、ご飯も及第点だから、今度は普通の定食を食べてみようかな。


1月24日(水) 【かれぇ】

 今日の午前中は月1恒例のおーらる。最近は修論ということを理由に先輩に楽をさせてもらっていたため(ありがとうございます)、今月分から本格的に復帰です。ということで、最近すぱくりは日記に食べることしか書いていないけど、一体何をしているのだ?と思われたアナタ、最近はおーらるの予習とかその他いろいろしていたのですよ。最近はかなり直近の話になってきているので、その分文献量も多く、さらにインタビュイーの記憶も鮮明になってくることもあって、こちらとしても武装していかなければ話にならないのです。

 そんなわけで、僕に割り振られた話題は一応それなりに調べて、論点をまとめて、質問項目もいくつか用意しておきました。しかし実際質問してみると、インタビュイーさんがあまりお話になりたがらないというか、暗にそこは勘弁してくれという感じ。やっぱり最近の出来事で、さらにそれが現在でも依然として問題である話題となると、受け答えもセンシティブにならざるを得ないんかなぁ・・・。それとも単に僕の質問力の問題だろうか。。

 夜は何故か家から渋谷まで走るという事態になり、かなり疲れました。でも喘息と診断される以前なら確実に苦しくなっていたところだけど、きちんとコントロールしている今では走っても何ともないのでびっくりです。でもさすがに帰りは歩いて帰り、途中にある「スパイスガーデン」でベジタブルカレーをテイクアウト。店で食べてもよかったけど、何となく持ち帰って家で食べたい気分だったのよ。

   

 ここのカレーは焼きたてナンがおいしくて、しかもボリュームがあってうまい。これで720円だからお得です。ただカレーに僕の苦手な香辛料が実ごと入っていて、グリーンピースかと思ってガリっと噛んだら死にそうになりました。この香辛料の名前が未だにわからないけど、どうしてもダメです。高級なカレーになればなるほど入っているこの香辛料、一体名前は何なのでしょうか?


1月25日(木) 【東北に行きたい】

 口述試験の日程が発表になって、来月14日であることがわかりました。例年2月上旬だと聞いていたから、この遅さは意外です。というか14日ということは次回のおーらるとバッティングしている。まあおーらるは午前中、試験は昼過ぎだから何とかなるとは思うけど、困った困った。

 夜は来月のボソン弟来日に備えて、久しぶりにラーメン店の新規開拓をしてきました。渋谷の道玄坂小路に先月オープンした「小川」へ。小川ラーメン(630円)を注文。渋谷では珍しい豚骨専門店ということで、この前博多で食べたおいしいラーメンを思い出しつつ期待して待っていました。しかし、残念ながら期待はずれ。まずスープに味がない。塩分のしょっぱさはあるから辛うじて食べられるけど、スープ本体の味がほとんど感じられません。豚骨臭さを敢えて除いたらしいけど、これじゃ豚骨なのか何なのかよくわからん。そして極めつけは麺で、めちゃくちゃ柔らかすぎました。こういう麺を見ると「お前、しっかりせい!」と怒りたくなります。離乳食食べてるんじゃないんだからさ。チャーシューだけはおいしかったけど、久しぶりに食べてる途中で後悔したラーメンだった。地方都市の小さな店ならいざ知らず、渋谷のど真ん中でこのラーメンを出すとはねぇ・・・。このままだと残念ながらすぐに淘汰されるんじゃないかと思います。

 東京で豚骨ラーメン食べるんなら、一風堂か一蘭が妥当なところです。寂しいけれど。。


1月26日(金) 【AFURI】

 今日はこの話題に触れざるを得ません。 「一青窈、不倫騒動…音楽プロデューサー小林武史と“親密交際”」 。僕が音楽を聴きだして、一番最初にはまったのがマイリトルラバーでした。特に『白いカイト』を聞いたときは鳥肌がだったほど衝撃を受けたもんです。しかし、マイリトルラバーはプロデューサーの小林武史が加入してから少しおかしくなったような気がします。挙句の果てにボーカルのAKKOと結婚してしまって、これで僕はマイリトルラバーを聞かなくなりました。『アリス』以降、極端に売り上げが落ちたのは、もしかするとAKKOと結婚したことで小林武史が手を抜いたんじゃないかと勘繰ったほどです。ギターのフジイ君は居場所がなくなってやめてしまうしさ。フジイ君が本当にかわいそうだ。

 で、その小林武史が不倫。彼のアレンジは好きだし、APバンクなんか設立したりして環境方面にも熱心だからそこそこ感心はするんだけど、不倫はしちゃいけないよ。AKKOがかわいそうだ。かつ不倫することは僕が好きだったマイリトルラバーを全否定することになりかねません。AKKOを悲しませないでくれ、と昔の一ファンは思います。というか、ひととようっていいか?僕はどうしてもひととようの声が受け入れられなくて、テレビなんか出ているとチャンネルを変えてしまうぞ。

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 今日は昼に学校へ行っていくつか所用を済まし、その後は天気がよかったので散歩がてら旧山手通りを恵比寿まで歩いてみました。山手通りと目黒川、旧山手通りの三つは互いにほぼ平行で、距離的にも近いですが、歩いてみると全然感じが違います。この前山手通りを中目黒まで歩いたけど、山手通りはビルが立ち並んでいて、いかにも東京という雰囲気です。しかし旧山手通りは何というかオシャレ。マレーシア大使館とか北欧のどこかの大使館とか(国名忘れた)、洒落たカフェやショップが立ち並んでいて、その違いに驚きました。家から近いところにこんなオシャレな通りがあったなんて知らなかった。まあ旧山手通りは代官山に近いから、その延長線上なのかもね。

 そんなわけで少しセレブな街を20分くらい歩いて、恵比寿に到着しました。せっかく恵比寿に来たのだからラーメンでも食べようかと(←どこの街に行っても言いそうな台詞ですが)、まだ行ったことのない人気店、「AFURI」へ。ラーメン激戦区の恵比寿で一、二を争う人気店です。2年位前に行こうと店の前まで行ったら、あまりの大行列で諦めたことがあります。今日は3時過ぎという時間もあって人は少なかったけど、それでも5人くらい並んでいました。

 注文は「ゆず塩らーめん」(850円)に「鶏油」(50円)。僕は柚子の皮が入っているスープがあまり好きではありませんが、ここのお勧めということで頼んでみました。そしたらこれが結構いける。柚子の皮が入っているんじゃなくて、柚子の絞り汁がそのまま入っているスタイルでした。さっぱり上品な塩のスープに、柚子の汁が結構合います。これは新発見。鶏油を入れても油っぽさはそこまでなくて上品なラーメンでした。ということは、鶏油がないとかなりさっぱりしたラーメンなんでしょう。さっぱりで上品な塩ラーメンとしてはトップクラスです。これなら行列ができるのも分かる気がします。ただ、あまりに綺麗にまとまりすぎていて、優等生すぎる気もするのがいいのか悪いのか。もうちょっと荒々しさがあったら尚いいんだけど。

 夜は池尻大橋のステーキ店「ケネディ」でハンバーグを食べてきました。手違いがあって結構待たされたけど、そのお詫びにということでタダでグラスビールをくれたからよしとしよう。


1月27日() 【妄想を膨らませる】

 今日は一日家にいて特に話題がないので、妄想だけ膨らましておきます。僕は30歳になるまでに47都道府県全てを回っておきたいと考えています。というのもこれから研究・仕事をしていく上で、日本全国を見ておくことが非常に重要だと思い込んでいるからです。一般的には「学生のうちに海外に行って見聞を広めておけ」とよく言われます。確かにそれも結構。しかし僕の場合、先に海外に行き過ぎてカルチャーショックを受けると、日本の中にある地域ごとの些細な差異というのが読み取れなくなってしまうのではないかという危惧があります。些細な差異を感じ取るというのは、研究・仕事をしていく上で重要かつ大切なスキルになるでしょう。そのための訓練として是非とも早めに日本を周っておきたい。本格的に海外に行くのは一通り日本を見終わってからにしようと心に決めています。

 という理由付けをしましたが、要は単に旅行に行きたいのです。そんなわけで、今行ってみたいところ。優先順位の高い順に記すと、以下の三つ。この三つはできれば今年中に回っておきたい。

 ●南東北(福島・宮城・山形)
  →喜多方・会津若松・猪苗代湖・裏磐梯(五色沼)・仙台・松島・石巻・気仙沼・鳴子温泉・立石寺・米沢牛

 ●伊勢志摩・奈良
  →伊勢神宮・志摩半島・東大寺や薬師寺等々・法隆寺・明日香村

 ●四国一周
  →讃岐うどん・栗林公園・琴平金比羅宮・大歩危・祖谷渓・室戸岬・宇和島・松山

 この三つを終えたら、いよいよ残る北東北と北海道へ進出。特に北海道は最後のお楽しみとして残してあります。北海度に行くときは一週間くらい休暇を取って、JRの北海道パスを使いながらぐるぐる周ってみたいわぁ。


1月28日() 【腹が痛い】

 今日は夜飲む約束があったので、その前に渋谷に出て本屋で立ち読みなんかしていました。そしたら急に腹が痛くなる始末。井の頭線地下にある啓文堂で読んでいて、そこからマークシティ1階のトイレまで行き、また啓文堂に戻り、また痛くなってマークシティのトイレに行き・・・を4回も繰り返してしまいました。何でマークシティのトイレを使うかと言えば、トイレの中でも結構綺麗なのと、マークシティ自体女性が多いから、男子便所は比較的空いていることが多いのです。この辺はいつ腹が痛くなってもいいようにチェック済みです。

 僕は以前、過敏性大腸炎であった経験があることから、腹痛に対しては一家言あります(というと偉そうね)。具体的に言うと、最初に腹が痛くなってトイレに行けば、そこでこの腹痛が一過性のものなのか、それとも長引くものなのかが分かるというものです。今日の腹痛は残念ながら後者でした。その予想は幸か不幸か見事的中し、その後3回もトイレに駆け込むハメになってしまったというわけです。と、最初から汚い話で恐縮ですが、4回もトイレに行った結論から、今回の腹痛はどうやら風邪の前兆ではないかと思われます。今までの経験からすると、明後日くらいに熱が出そうな雰囲気の腹痛です。杞憂に終わればいいけど・・・。。

 その後何とか腹痛は治まり、5時にHY、ぽてぽての二人と待ち合わせて宮益坂の 「おはし」 へ。ここは雰囲気のいいちょっと高めの居酒屋で、個人的に気に入っているところです。1260円もした白子ポン酢とか、わかさぎの天ぷらとか、つきだしの豆腐とか、土鍋で炊いた銀シャリとか、いろいろおいしかった。途中で太郎君も合流して、9時くらいまでゆるりと話をしていました。HYくん、どうもごちそうさま。

 帰りに久しぶりにビヤード・パパのシュークリームを食べたら、以前に比べてボリュームが減っているような気がしました。ビヤードパパのシュークリーム好きだったんだけれども、これは残念です。


1月29日(月) 【地球温暖化の話題を簡単に】

 昨日の勘が当たったというか、寒気がしてガクガク震えてます。今日の5限はガクガク震えながら最後のトセイゼミで、2年間の集大成で感動のフィナーレになるはずだったところが、発表予定者が二人とも就活の面接で急遽来られなくなるという、今年のゼミを象徴しているような結末を迎えてしまいました。いやしかし、2年間早かった。その後はあまりにガクガク震えるもんだから、早めに帰っておとなしくしてます。まだ熱は出てないみたいなので、ここで何とか食い止めたい。

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 地球温暖化に関してニュースを二つ。まず、

   真実に「後ろ向き」、ビジネスに「前向き」 地球温暖化も米国流

 宇宙空間に浮かべた鏡で太陽光線を反射させて地球温暖化を防ごうとする研究の報告を、今春の国連の報告書に盛り込むようアメリカ政府が提案すると。もう、アホかとしか言いようがないです。突拍子もない夢物語を語るのがアメリカっぽい言えばアメリカっぽいけど。いくら日本が「チームマイナス6%」だの「省エネ」だの精神論をやったところで、今の生活スタイルを変えずに技術で解決しようと考えているアメリカがいる限り、地球温暖化は止まらないでしょうね。州によっては冬場のビルは暖房をつけなければならず、なおかつその最低気温も決められているという、とんでもない法律があるらしいし。冬場に汗かきながら半袖で仕事をしているニュース映像を見たときは愕然としました。もちろんアメリカでもゴアのように頑張っている人はいるみたいですが、

   ゴア氏出演映画 上映中止

 とあるように、アメリカの多くの一般市民は地球温暖化なんてどうでもいいようです。「地球温暖化の議論は米国を否定する悪質な宣伝だ」と言って映画の上映をやめさせる人間がいるっていうんだから、アメリカはどこまでアホなのかと。こんな国が世界を動かしている限り、地球に平和は訪れないね。

 地球温暖化を始めとした、実は差し迫ってはいるけど今現在に直接的な危機が感じられない問題は、今の状態では実際に大量に死者が出るくらいにならないと根本的な対策がなされることはないでしょう。僕は温暖化問題は技術で解決するべき問題ではなく、人間の倫理観が大きな影響を与える問題と捉えているので、どこかで倫理観のパラダイムシフトが起きないと本当にまずいことになるんじゃないかと思ってます。重要なのは臨界点を超える前にパラダイムシフトが起こらなければならないこと。ここでいう臨界点とは直接的な被害が出るようになる点ではなくて、それ以降全く二酸化炭素を排出しなかったとしてももう手遅れだよ、という点なので一層厄介です。もしかしたらもう臨界点は超えているのかもしれないし。倫理観のパラダイムシフトを起こさせるのが行政や学者の仕事だとは思うけど、かなり困難かもなぁ。

 ということで、久しぶりに環境の話題を書いてみました。


1月30日(火) 【叙々苑のランチ】

 結局熱は出てないけれど、熱が出たときの倦怠感、寒気、熱っぽさが続いています。何なんだろうかこれは。今日はこういう状況で全く頭が働かないので、頭が働かなくても出来る旅行記を書いていました。去年の夏に行った那智勝浦・福岡・宮崎旅行記をまとめて全部。時間が経ってますがよかったらどうぞ。というか、時間が経ってから書いた方がいいのかもね。僕の場合、旅行から帰って旅行記を書くと、あれもこれも書こうとして長くなってしまい、自分でも書くたびに疲れていたところでした。北陸・北近畿の旅行記がいい例です。でも半年くらい時間を置いてから書くと、ちょうどいい具合に些細なところを忘れているので、簡潔な旅行記になります。事実今日一日で7日分の旅行記を書き上げることができたし。どっちがいいのかなぁ。

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 この前旧山手通りを散歩したとき、うちの近くにあの有名な「叙々苑」があるのを見つけました。うちから近いのに店名は「代官山店」だったけど、ブランドイメージは大切ってことなんでしょう。

 焼肉と言えば、下北沢の風風亭や明大前の石焼ビール苑といった、質より量の食べ放題くらいしか行ったことがない僕にとって、叙々苑はまさに憧れの的。焼肉界の巨匠なのです。一度でいいから最高級の遊玄亭に行ってみたい。そして特選カルビ焼き一人前5500円とか食べてみたい。(余談ですが、明大前の石焼ビール苑はいつの間にか閉店したそうですね。1,2年の時にサークルのみんなでよく使った店なので残念です。)

 とまあ叙々苑はまだまだ手の届かない高級店だと思っていたのですが、調べてみるとランチをやっていて、それが結構お得みたいです。それならばと今日行ってきました。うちから近いし、体調も悪いのでいいもの食べて元気でもつけようかと。
 
 そして人が少なくなる2時ごろを見計らって店内へ。叙々苑は昼間でも落ち着いた雰囲気で、僕が普段利用している焼肉屋の喧騒とは大違いでした。何種類かあるランチのなかで石焼ビビンバランチ(1200円)を注文。安いのだと800円くらいの牛丼ランチもありますが、今日は元気をつけるために奮発して石焼ビビンバを注文しました。

   

 これはおいしい。チェーンのビビン亭で食べるのとは訳が違う。特におこげが今まで食べたどの石焼ビビンバよりも抜群においしいのです。これは多分石に引いた油の量が影響しているんでしょうが、ここのはおこげがサクサクしています。おこげの新たな食感発見です。付け合せのキムチもワカメスープもおいしかった。ちょっと元気が出た気がしないでもないです。

 しょっちゅう食べるのは金銭的に苦しいけど、一ヶ月に一回くらいならこういう贅沢もいいかな。次は焼肉が出てくるサービスランチでも食べてみたい。


1月31日(水) 【ウコンを手に入れる】

 今日はとある筋から沖縄産のウコン粉末をもらいました。前のウコンが切れたとこなので助かります。


モドル

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