このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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6月1日(金) 【病院へ行く】

 朝起きても熱が下がってなかったので、病院に行くことを決意。とりあえずはバファリン飲んで強引に熱を下げて、出かける体制を整えました。39度の熱があると病院に行くことすら困難になるので、歩ける程度にには熱を下げておかないと。で、熱が少し下がった9時ごろに近所の病院へ。患者が多いわけでもないのに待合室で1時間ほど待たされて、既に疲労困憊です。

 ようやく順番が来て先生に症状を話すと、「むむむっ」という顔つきになり、、「もしかしたら麻疹かもねぇ」と。今のところ単なる風邪か麻疹は五分五分とだから、週末は寝て様子を見て下さい、と言われました。麻疹だったら一旦熱が下がった後また高熱が出るから、そうなったらまた病院にいらっしゃいと。麻疹の薬はないからじっと耐えるしかないけど、点滴くらいはしてあげるわよと。そんな感じで診察してもらいました。もしやとは思ったけど、麻疹かもしれんのね・・・。耐えるしかないのか。。

 家に帰ってからは熱で動けないのをいいことにテレビを見ていました。それにしても松本人志は一体どうしたのでしょうか。笑っていいともではタモリと共演し、夜のさんまのまんまでは不仲説のなったさんまとまで。さんまのやつは見てるこっちがハラハラしてしたよ。確か彼は「宣伝のためなんかにテレビ出るのはクソ喰らえ」とか言ってたように思うんだけど、自身の映画が出て心境が変化したのか?それとも吉本首脳部の差し金なのか?


6月2日() 【下がる】

 3日続いた熱も、ようやく37度くらいまで下がりました。とはいっても昨日の先生の話だと、明日40度近い熱が出れば麻疹、出なければただの風邪ということなので、おちおち安心できません。全ては明日明らかに。

 夜は「人志松本のすべらない話」。これはやっぱり深夜でやったほうが面白い。あとゲストいらない。ゲストのコメント流すくらいならもっとすべらない話を流してほしいです。また深夜に戻って細々やってくれることを望みます。


6月3日() 【買出ししてもらう】

 運命の朝。しかし高熱は出ていませんでした。よかったよかった。麻疹じゃなくてよかった。ただまだ微熱が続いて体がだるいので、今日もぐったりと横になっていました。2月にもこのくらいの高熱の風邪(インフルエンザにあらず)を引いたけど、今回は本当に高熱(とちょっとした下痢)だけだったので助かりました。2月は熱に加えて鼻水・咳・喉の痛みと全てが酷かったので。

 昼頃寝ていると、なにやら玄関をドンドンとノックする音が。何事?と思い玄関を開けてみると、何と風邪を心配したそば君がジュース・果物などなどを買って持ってきてくれたのでした。大事な休みの日に、わざわざ川崎から・・・。すぱくりはいたく感動いたしました。友達って素晴らしいなと。そば君本当にありがとう。あのときは頭ぼーっとしてて忘れてたけど、お金払ってなくてごめん。また今度別の形で払わせて。

 僕も誰か病気になったら買出ししていくので、皆様病気になった際には遠慮なく言ってください。


6月4日(月) 【リハビリ】

 ようやく熱が下がりました。これでようやく社会復帰。まずは溜まっていた洗濯物。そしてリハビリがてら歩いて渋谷へ。普段はほとんど意識することのない渋谷までの上り下りですが、今日は嫌というほど堪えました。やっぱり人間ちょっとでも歩かないと筋肉ってすぐに弱ってしまうんですね。無重力状態だとたとえ運動をしていても筋肉が細くなるという話は聞いたことがあるけど、重力があっても運動しなければだめみたいです。

 せっかく渋谷に出たので、本屋で「20世紀少年」改め「21世紀少年」の上巻を購入。物語も遂にクライマックスです。僕は大学に入ってから漫画をほとんど読まなくなったけど、20世紀少年だけはわざわざ買って読んでました。それくらい愛着のある漫画なので、どういう終わり方をするのか、最終巻が非常に気になります。


6月5日(火) 【だっく】

 熱は下がったけどまだ体温調節がうまくいかないので、外を歩くと汗がだくだく出てきます。だっくりだくだく。

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 98年の春、東京に遊びに来たとき、ホテルのテレビで関東ローカルのCMを見て「これが東京か・・・」と思ったことがあります。その中でも、横浜の港かどこかでピアノを弾きながら「羽田健太郎は、崎陽軒のシュウマイが、スキ!」という何ともシュールなCMが強烈な印象に残っていて未だに忘れられません。それ以降、横浜で(場合によっては渋谷の東横のれん街で)崎陽軒のシュウマイ弁当を買うときには自動的に「羽田健太郎は、崎陽軒のシュウマイが、スキ!」という一文が思い浮かぶようになりました。羽田健太郎さんにはそれくらいしか思い出がないけど、ご冥福をお祈りします。


6月6日(水) 【串カツ食べたい】

 本郷の2限3限に出る。久しぶりに3限の○△先生の授業に行ったら、人数激減しててびっくりしました。さすが、仏の○△。今日はそのくらいです。

 今日は大阪の新世界(通天閣近く)にある「八重勝」の串カツが食べたい気分です。あそこはうまかったなぁ。


6月7日(木) 【大日本人だよ】

 渋谷で太郎君と「大日本人」を見てきました。18時40分からの回ということもあってか、ほぼ満席。見た感想ですが、まあ、あれだね、僕は松本人志を過大評価し過ぎてたのかもしれん。やっぱり映画初監督じゃ作るの難しいんだろうな。「笑ってやろう」と身構えてハードルを高くしたこちら側にも原因があるのかもしれないけど。映画後太郎君とおひつ屋に夕食を食べに行ったけど、直前に見た映画の話をできないというのは初めてでした。だから他の話を。一つは「空気を読め」という話。もう一つは女性は目力が必要じゃないかという話。今度「新婚さんいらっしゃい」ごっこでもやりましょう。


6月8日(金) 【印刷】

 5限は月1回の○△研究会。今日は博論のプロポーザルを控えているD2の留学生の先輩の発表でした。事例研究が主体で、本人も「理論がない」と悩んでいたけれど、出発点が事例研究だったら理論を見つけるのは難しいんじゃないかと思います。こういう場合はいっそのこと開き直って「理論を作る」くらいのほうがいいのかもしれません。

 さて、以前から土日は仙台で開かれる公共政策学会に参加しようと思っていたのですが、ここ1ヶ月で二回も高熱を出しているという肉体的な不安と、手持ちのお金がついに残り1万円という金銭的な不安のダブルパンチにより、残念ながら今回の参加は見合わせなければならなくなりました。非常に楽しみにしていただけに、本当に残念です。仙台で牛タン食べたかったなぁ・・・。

 そんなわけで土日の予定がぽっかり空いたので、土曜日はサークルの進路相談会に顔を出すことにしました。主に1,2年生に対して院生・社会人の先輩が進路のアドバイスをするというこの企画、もちろん僕はアドバイスをする側の人間ということになるのですが、実際のところ本当は自分こそ進路の相談を受けたいのが正直なところです。

 まあそんな話はいいとして、アドバイスする側の人間は事前にアンケートに答えなければいけなかったのですが、僕は元々欠席予定だったので回答していませんでした。その場で話してもらえればいいと言われたものの、一応みんながどんな質問に答えたのかが気になったので、もしかしたら学館でアンケートの印刷をしているんじゃないかという勘を働かせて学館へ行ってみると、これがビンゴ。ということで2年生の印刷の手伝いをしながら、アンケートの内容を見せてもらい、一応明日の予習をしてきました。

 それにしても、ゲスプリを使った印刷作業を手伝うと、学部生時代に戻った感じがします。最後には手が真っ黒。学生してるなーおれ。。


6月9日() 【進路相談会】

 午前中はちょこちょこと所用を片付けて、午後からサークルの進路相談会へ。ちょっと遅れて行ったら、1年生から社会人まで40人以上いて驚きました。4グループに分かれてざっくばらんに進路の話をしていたので、そのうちの一つに入って一応自己紹介などなど。

 実は僕、こういう「正式な場で自分の体験を後輩に話す」という行為が本当に苦手です。まず自分が経験してきたことは本当に価値のあることなのか、自分自身を信頼できていない。だからそんな大した経験でもないことを、みんなの大事な時間をいただいてまで話す必要があるのだろうかと思い、自分の話をしていると罪悪感すら感じます。他には結構思いつきで話してしまうので、理路整然と事前に順序だてて話をすることができないという技術的な問題。ほんと、これが上手くできる人は心から尊敬します。さらには自分が話しているときに一斉に注がれるみんなの視線。あれは耐え難い。こういった理由から、僕は正式な場で自分の体験を「先輩として」語ることが非常に苦手なのです。まあ、雑談とか飲み会の場なんかでは気張らずに語ることはできるんだけど。

 そういうこともあって、最初の2回くらいは結構おとなしめに、控えめにしていました。しかし、最後のタームでどうしても何か話さなければいけない雰囲気になってしまい、いっぱいいっぱいになりながら何とか話をするという間抜けな構図を展開してしまいました。。しかも後から聞いた話だと、そのグループにいた後輩が「すぱくりさんが熱く語っていた」と言っていたそうで、穴があったら入りたい気分です。。

 まあ進振りを控えた1,2年生への具体的なアドバイスと言えば、たくさん本を読んで、いろんな専門家の話を聞いて、いろんな分野の先輩の話を聞くこと。実際にはこれくらいじゃないかと思います。進振りがその後の人生を決めるように思っている駒場生が多かったけど、実際全然そんなことはないし、むしろその後のほうが岐路に立たされることは多いはずです。だからこそ「進振りまでに自分のやりたいことを見つける」なんて気張る必要は全くなくて、むしろ逆にいろんな知識を吸収してとことん迷うほうが、その後のためにはなるんじゃないかと。迷いの末に生まれた目標のほうが、人生で大きなウェイトを占めるかもしれません。僕のようにあまり余り迷わず、ふらふらっと進路を決めてしまう方が実際危ないと思うし。試行錯誤して、迷って悩むことができるというのは、1,2年生の特権だと思います。あーあのころに戻りたい。

 ・・・みたいなことを話したような気もします。あまり覚えてないけど。こうやって文章に起こすと余計お寒いですねぇ。。。あとは文系のドクターが少なかったので、文系のドクターに進むことの恐ろしさ(精神的に病んじゃう人が多いよ、みたいな)話を少々。話を聞いていた1年生にはその話が一番衝撃だったようです。。

 相談会の後は本郷界隈で飲み会。1次会→2次会ときて、3次会は後輩の研究室で朝まで。久しぶりに結構飲んだ状態で徹夜してしまいました。お疲れ様でした。


6月10日() 【寝る】

 朝7時に帰ってきてそのまま布団に倒れこみ、気がつけば夕方。サッシに打ち付ける雨の音を聞きながら寝ていました。最近は飲んでから体力を回復させるのに時間がかかります。


6月11日(月) 【メガてりやき】

 朝、銀行の口座を確認してみると3か月分の奨学金が振り込まれていました。これまでの4ヶ月、今まで頑張って貯めてきたお金を崩して生きながらえてきて、先週末ついに残り1万円にまでになっていたので、何とか助かった思いです。お金があると心が豊かになりますね。とにかくよかった。

 夜は六本木に行って先輩の結婚パーティー会場の店との打ち合わせ。それを終えたあと、一緒に行っていた幹事のみなさんと夕食。迷った挙句、今週から発売になった「メガてりやき」を食べるべく、六本木のマクドナルドへ行ってきました。僕はあんまりマクドナルド好きじゃないので、恐いもの見たさと話題作りのためと自分に言い聞かせて、メガてりやきを注文。

 何と言うか、普通のテリヤキバーガーをチーズつきで2個一緒に食べている感覚です。食べられないことはない。けど食べ終わるとものすごく胃にもたれます。お陰でポテト全部食べられんかった。マクドナルドのポテトはおいしいんだけど、最近はセットで頼んだら食べきれないこともしばしばです。あの油っこさが駄目なお歳になってしまったのでしょうか。

 やっぱりハンバーガーを食べるならモスバーガーかフレッシュネス以上のクオリティの店で食べたいなぁと思いました。


6月12日(火) 【引継ぎ】

 午後から院生室で自治会事務局の引継ぎ。自治会といっても怪しいものではなく、専攻の大学院生が全員所属する、健全な組織です。毎年D1が各委員長をやるという慣例で、僕は今年は事務局長です。去年の事務局長さんが本当に丁寧な引継ぎのレジュメを用意してくれて、とてもスムーズにことが運びました。ありがとうございます。あとは早いうちにM1の事務局員に仕事を説明しないといけないのだけど・・・。これは月末かな。


6月13日(水) 【無題】

 あれ?この日は何をしていたんだっけ・・・?というような、取り立てて書くこともない一日でした。スーパーに買い物にいったくらい。


6月14日(木) 【無題その2】

 今日もひきこもり。


6月15日(金) 【父の日】

 明後日が父の日なので、プレゼントを物色すべく渋谷へ行ってきました。これまで父の日、誕生日、還暦と全てのイベントオブプレゼンツにおいて、焼酎か泡盛しかプレゼントしなかったので、今回は趣向を変えて別のものにしようかと。酒ばっかりじゃ体壊してしまうもんね。父もそんなに若くないんだし。

 ・・・とは思って頑張ったものの、結局今年も泡盛を買ってしまいました。だってネクタイ買おうと思ったら、妹は毎年ネクタイ買うって言うんだもん。他にもいろいろ考えたけど、僕の貧相な頭じゃいいの思いつかないんだもん。みなさん父の日にはどんなプレゼントをしているのですか?来年の参考に是非教えてください。

 さて、今年のすぱくりチョイスは琉球泡盛「浅葱又風」。「アサジヌカジ」と読みます。何でも万座毛沖水深360mのゆりかごの中で水圧に耐えて熟成させるので、それはそれは神秘的な味わいになるそうです。720mlで7000円近いから、結構なグレードの泡盛なはず。おれも是非とも飲みたいわ。


6月16日() 【お礼の電話】

 昨日送った泡盛が早速届いたようで、酔っ払った父からお礼の電話がかかってきました。なかなかおいしかったと。まあ父親にとっては泡盛の味といよりも、息子にプレゼントされたということが嬉しいのだろうと好意的に解釈しています。おれも飲みたいので夏帰るまでとっといてねん。


6月17日() 【ご無沙汰】

 ご無沙汰してますすぱくりです。。最近ちょっといろいろありまして、、日記の更新が出来てなくて申し訳ないです。いずれ更新していく予定ですのでどうぞ宜しく。

 最近はいろいろとありまして寝不足の日々で、今日は比較的ぐっすり眠れたと思ったら時計の針が昼の1時を回っていました。。今日は2時から本郷で予定があるんだけども・・・。う〜ん、寝坊。ということで、すぐに準備をして本郷へ行き、後輩の研究室がある工学部1号館に1時間遅れで到着。僕は2年生の秋に工学部1号館でバイトしたことがあったので、久しぶりに入って何となく懐かしさを覚えました。

 そして後輩の研究室で先輩の結婚パーティーの打ち合わせ。もう時間がないので、3時から9時までみっちりがっつりとやりました。一番の懸案だった「新郎、新婦双方の参加者みんなが仲良くなる余興」にある程度けりがついたので一安心。これさえ乗り切れば、後は当日に向かって準備していくだけなので、個人的には一つ肩の荷が下りた感じです。

 打ち合わせが終わったあとはさすがにくたくたで目が開かない状態になったので、うちに帰って晩御飯。ちょっと元気がでました。明日から気分を入れ替えて頑張るか。


6月18日(月) 【ようやく】

 昨日の夜はへとへとで帰ってきてすぐにでも寝たかったのだけど、何故かやる気とテンションが上がりまくって寝られなくなり、夜中に猛烈な勢いでいろんな雑用を片付け始めてしまいました。このアドレナリンが出る感じは久しぶり。。しかしさすがに朝9時には興奮状態も眠気に勝てなくなってしまったのでそのまま睡眠。起きたら昼。これはいいのか悪いのか。こんなことをしているから睡眠不足になるのではなかろうかと。。

 1年前に買った株がようやく買ったときの値を超えました。一時期は40万円もマイナスになっていた時期があったし、何度も損切り(=損している状態で株を売ること)しようと思ったけど、ここまで耐えて本当によかった。後は上がって行ってもらえれば言うこと無しなんだけど。パソコンがそろそろやばいので20万くらい儲けさせてください。


6月19日(火) 【爆発】

 今日の午前中は家で作業し、午後から雑用を済ませるために駒場・渋谷へ。駒場の保健センターに健康診断の結果を取りに行くと、今年からコレステロール値も調べるようになったみたいで、「正常範囲内だけど若干高め」と言われました。コレステロール高いんか・・・。今までラーメン食べすぎたかな。そろそろ本気で運動することを考えないと、このままではちょいメタ(ボリック)親父になってしまいそうです。

 駒場での用事が全て終わったのが2時15分で、ここから渋谷に行きました。いつもなら裏門から歩いて行くところだけど、今日は何となく面倒だったので井の頭線で。駅では目の前で23分の電車に行かれ、仕方なく次の30分の電車を待っていたそのとき、渋谷方面から「ドーン」という大きな爆発音が聞こえたのでした。それはちょうど運動会の朝に上がる空砲のような、結構大きい音です。

 渋谷に着いて用事を済ませるべくスクランブル交差点に行くと、消防車・パトカーが何台も東急百貨店方面に向かっていて、空ではヘリコプターが何台も飛び交うようになりました。これはやっぱり何かあったのか?テロか?と思いながらも、用事を済ませてからマークシティにあるてもみんへ。最近また肩凝りが酷くなって気分が悪いことが多かったので、20分ほどマッサージをやってもらいました。揉んでくれたお姉さん曰く、上半身が全体的にめちゃくちゃ凝っているそうです。特に肩甲骨周りの筋肉が金属のようだ、と言われてしまいました。確かにお姉さんは最大限の力で揉んでくれていたはずだけど、残念ながらあまり揉まれている感覚がなかったんだよね。これは早く実家で針をしてもらうしかなさそうです。はー、肩凝りっていやだ。

 全ての用事を済ませ、松濤方面を歩いて帰るべく東急本店前に差し掛かると、警視庁の「KEEP OUT」の規制線と警官、消防官、野次馬がごった返していました。なるほど、事件はここだったのかと。ただ現場では何が起こっているのかわからなかったので、親に電話して確認したところ、始めて松濤温泉の爆発事故だということがわかりました。やっぱりあの駒東の駅で聞いた爆発音はこの音だったみたいです。そんなわけで普段使う道が封鎖されていたために遠回りせざるを得ず、帰り道は倍の時間がかかってしまいました。家に帰って5時からのニュースを見ると、やっぱり大事件だったようで、3人も亡くなったとか。相変わらず7時頃までヘリコプターが飛び交っていて、相当うるさかった。

 今日もし学校から渋谷へ歩いて向かっていたら、時間的には爆発に遭遇したことと思います。都会の繁華街でも何が起こるかわからないと思うと本当に恐いですね。気をつけてもどうしようもならないことかもしれないけど、そういうことが起きやすい場所に住んでいるんだということだけは自覚しておかなければいけなと思った事件でした。


6月20日(水) 【もったいない】

 午前中はおーらる。6月だというのに朝から気温が上がりっぱなしなため、スーツだと非常に辛いです。僕は環境とかやっておきながら、クールビズのスーツなんてものは持ってません。僕はスーツ着るのがまだ最低月1だからいいけど、これで毎日出勤するとなると死ねますね。

 もちろん家に帰っても家の中はムシムシ暑いわけですが、今年はちょっと冷房をつけずに夏を過ごしてみようかと思っています。冬に一度も暖房をつけなかったので、もしかしたら夏もやればできるんじゃないかと。断っておきますが、「二酸化炭素を排出せずに、環境にいいから」という理由でクーラーを使わないわけじゃありません。それよりも「お金がもったいない」のが大きな理由。あと、何処まで耐えられるかという好奇心。ここのところ誤解してほしくないのですが、環境をやっていると言うと、どうしても前者のような考えをしていると捉えられるのです。言っておくけど僕はそんなに聖人君子じゃない。僕の根底にあるのは小さな頃から母親に教え込まれてきた「もったいない」という思想であり、自分に直接的な効用(この場合はクーラーをつけなければお金を使わなくて済むとか、汗をたくさんかいて健康になれるとか)がないと多分やりません。

 いわゆる「環境問題」が話題に上るとき、カッコイイお題目を唱えるのはいいんだけど、その実現性は甚だ不透明なことが多々あります。一部の活動家や政治家が聞こえのいいお題目を唱えたとしても、問題はそれを一般市民にどう広めていくか。市民は活動家が考えるような聖人君子ではないし、やっぱり何かメリットがないと行動しないのです。いかにこの両者の距離を縮めていくかが僕の問題関心でもあるのだけど、現段階では相当乖離しているのが事実。だからテレビで「環境問題」だの「エコ」だの言われても、醒めた目で見てしまうんですよねぇ。

 ということで、この夏は個人的な効用を高めるためにクーラーなしで頑張ってみます。まだ6月は日中暑くても夜は窓を開けておけば涼しいから何とかなってるけど、問題はこれからですね。果たして耐えられるのか。

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 夜は久しぶりに池尻の八雲へ行ってきました。ここのラーメンは相変わらずおいしい。


6月21日(木) 【論文】

 去年のトセイゼミの報告書というか論文を書かなければいけないので、最近はその構想をずっと考えています。できれば個別トピックと2年間のまとめみたいなので2本書いて、両方とも投稿、とか考えてたんだけど・・・。多分無理だろうな。個別トピックすらまだ固まってないというのに。ということで7月中旬まではこの論文に集中します。


6月22日(金) 【雨】

 久しぶりに雨が降って、過ごしやすい一日でありました。ちなみにまだクーラーはつけておりませんよ。論文の構想はちょっとは進展した・・・かな?

 昼はみしまのたこ焼き。B級グルメの王道だけど、たまに無性に食べたくなるのです。あつあつはうまいね。


6月23日() 【学んで運ぶ】

 朝は雑用をちょっと片付け、10時過ぎに家を出て本郷へ。安田講堂で開かれる「宇井純を学ぶ」のお手伝いに行ってきました。昨年11月に亡くなった宇井さんのいわば追悼集会?のようなシンポジウムですが、○△先生が実行委員をなさっているのと、サークルの先輩が実質的な現場指揮を執っているという二つの理由でお手伝いすることになったのです。午前中は準備や来場者の案内や支給の昼食(おにぎり1個)を食べ本番に備え、1時からシンポジウム。安田講堂がほぼ埋まるほどの盛況でした。

 シンポジウムは僕も座って聞くことにしました。1部では年配の著名な先生達が宇井さんの思い出を語り、2部は若い研究者たちによる宇井純の言葉から何を学べるか」という討論。会場を見渡してみると若者から年配の方までいますが、やっぱり年配の方が多いわけで、そういう年配の方の中にはそこはかとなく反体制の残り香を漂わせている人もいました。僕はこれに純粋な驚きを感じて、やっぱり当時の公害問題と今の環境問題というのは意味合いが全く異なるのだと痛感したのでした。(例えば会場から出た「東大で辛酸をなめてきた宇井さんの追悼集会を、東大の権力のシンボルである安田講堂で開くことにかなり違和感を感じる」という意見とか。実際宇井さんは生前いつか安田講堂でシンポジウムをやろうと言っていたらしいが。)1部で年配の方が語る内容と、2部で若い人が語る内容に少し乖離を感じたのも、やはり生きた時代と経験が全く違うからだと。環境(公害)問題に取り組むことはれっきとした反体制だったのだと。今更気付いたんかい!と言われそうですが。。頭の中では分かっていても、実際目の当たりにすると説得力が違うのよね。

 公害問題に取り組むことがまだ反体制と取られる時代を生きてきた、宇井さんをはじめとする「彼ら」がいたから、今の「環境問題」への一般的理解ができたのか、それとも彼らがいなくても時代はそうなっていったのか。この辺はよくわかりませんが、少なくとも「公害」→「環境」という短絡的な変遷で語れるものではないのでしょう。僕は公害運動をしていた年配の人と触れ合う機会がほとんどありませんが、やっぱりそういう世界に肌で触れないとだめですね。論文だけに閉じこもっていてはだめだ。

 夜の部は場所を変えてビールを立食形式の会、ということだったので、僕はサークルの後輩達と大量の酒類を運ぶ係。マンションの2階から下ろして車に積んで、移動して3階にある会場に運ぶというこの荒行、非常に疲れました。思えばこのサークルに入ってやったことの8割はこういう肉体労働だったような気がします。思い出は重い荷物を運んだり、酒を運んだり、酒を運んだり。。何か方向が違う気がする。しかも夜はどうしても片付けなければならない仕事があったので、自分が運んだビールを飲むこともなく途中で抜けるという何ともやりきれない結果に終わってしまいました。ビール飲みたかったぜチクショウ。


6月24日() 【雨降る駒場】

 昨日は7時前には家に帰りついたけど、自分でも驚くほど疲労困憊で、夕食を食べてすぐ夜寝?をしてしまいました。暑い中作業すると体に堪えるのは確かなのだけど、それにしても疲れすぎな気がします。体力落ちてるなぁと実感した瞬間でした。今やっていることが全部終わって一息ついたら、御殿下で走り込みをしないといかんですね。

 今日は朝起きてテレビをつけると、ちょうど張本が「喝!」と言っているところでした。何とも嫌な目覚めだなと思いながら、来週に迫った先輩の結婚パーティーの事務作業を開始。今はエクセルでしこしこと名簿を作っている最中ですが、凝り性な性格が災いしてか、グループ分けとか所属を綺麗にそろえたりとかし始めるとものすごく時間がかかります。もっとバッサリ割り切れる性格だったらどれほど楽なことか・・・と何度思ったことか。

 午後からはそのパーティーの打ち合わせ。今日は僕の独断と偏見で、駒場のイタリアントマトで打ち合わせすることにしました。遠くから来られる皆さんには申し訳ないですが、今回はまとめ役という権利を有効利用させていただきましたごめんなさい。今日は最後の打ち合わせなので新郎新婦のお二人も交えて。最初はどうなることかと思ったけど、ようやく形あるものになって安心しているところです。人間やればできる。そして5時に打ち合わせが終わってからは、家に帰って今日の打ち合わせを踏まえた作業の続き。お二人に満足してもらえるパーティーにするべく、あと一週間頑張りますわ。

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 明日の朝、NHK「おはよう日本」にうちのサークルが生中継で出ます(僕は出ませんが。。)多分7時過ぎごろから5分間くらいかな?もしよかったら見てやってください。


6月25日(月) 【高級ハンバーガー】

 今日はまずNHKの「おはよう日本」。知っている後輩達がテレビに出ているのは何か変な感じでした。しかも結構大人数で出てるし。みんな出たがりだな(僕も本来出たがりなんだけど、今回は何せ朝早かったからね・・・。)半分寝ていたので内容はうろ覚えなんだけど、中継に参加したみなさんは朝早くからお疲れ様でした。

 午前10時。友達がmixiで「お台場のクアアイナに行ってアボガドバーガーを食べてきた」というのを写真つきでアップしていて、それを見た僕はクアアイナのハンバーガーが食べたくなっていてもたってもいられなくなり、やっていた作業を放りだして家を出てしまいました。友達の日記を見てから出かけるまでわずか5分。こういう決断力・行動力をいつも発揮できていれば楽なんだけど。

 霧雨降る中、歩いて宮益坂の クアアイナ へ。昼は激混み必死ですが、11時前に着いたら先客は二人。やっぱり時間はずらすに限ります。で、早速アボガドバーガーをセットで注文し、15分の調理時間を経て提供されました。この「調理時間」があるのが幕怒鳴奴や六手李亜といったファーストフードと違いますね。クアアイナみたいな店は「ハンバーガーレストラン」と表現した方がいいかもしれません。

   

 もちろんアボガドバーガー自体もおいしいわけで。。上の写真を見て分かるように、ハンバーガーが大きいので、最初に出されるときは上と下の半分ずつに分けられているのです。これを自分で重ねて食べると、手は汚れるわ顎は外れそうになるわで大変です。でもここのハンバーガーはそれぐらいのワイルドさがよく似合う。肉も炭火で焼いたのがよく分かって、あぁ肉食ってるよ、という幸福な実感が持てます。この辺が一般的なファーストフードのハンバーガーと違うところです。そして食べ終わる頃には腹一杯になりました。1100円と高いけど、値段相応の満足感と満腹感が得られます。いやー、うまかった。こういうハンバーガーを食べると、幕怒為戸のハンバーガーを食べるのは人生の損に思えてきます。

 僕が高級ハンバーガー店としてもう一件知っているファイヤーハウスと比べると、上品なファイヤーハウスに豪快なクアアイナという構図になると思います。まあどっちもおいしいから甲乙付け難いです。他にも都内には高級ハンバーガーを出す店がたくさんあるそうなので、そろそろ開拓していきたいですね。ラーメンよりは体にいいだろうし。ということで候補店のリストアップ。お薦めの店あったら教えてください。

 ・ヴィレッジヴァンガードダイナー(吉祥寺)
 ・ザッツバーガーカフェ(中野)
 ・ワンズドライブ(白山)
 ・レインボーキッチン(千駄木)
 ・デモデクイーン(渋谷)
 ・ホームワークス(広尾)

 ハンバーガー後はビックカメラに寄ってプリンタを物色。プリンタが遂に動かなくなってしまったので、そろそろ買い替え時かと思いまして。というか土曜日のしおりつくらないといけないのに、プリンタが動かないなんて本当に致命傷なので、早急に買い換えないといけません。でも今日は「最近は安いのもあるんだね」ということを確認しただけで買わずじまい。決断力と金がない。

 それからドンキホーテによって土曜日の余興の景品を探し、探していたものが見つかったので買ってきました。よかったよかった。あとはうまい棒の詰め合わせを探さないといけないけど、それって何処に売ってるんだろうか。

 1時前に家に帰り着いて、昼からはトセイ論文の資料を探すべく、ふわりふわりとネットを彷徨っていました。。明日くらいにはテーマの目処をつけられればと思います。


6月26日(火) 【お買い物】

 近所のスーパーへ買い物に行ってきました。楽しみにしていたカツ丼弁当がなかったのでショック!


6月27日(水) 【ブラザーズ】

 今日は朝から本郷でゼミに出た後、遅い昼食をとりに人形町へ。先日予告した高級ハンバーガ店開拓の第1弾です。今日のターゲットは人形町にあるBROZERS'(ブラザーズ)。一昨日のリストには載せなかったけど、調べてみると都内でも1,2を争うほどかなり評判の高い店みたいなので、辛抱たまらず行ってきました。

 人形町と言えば東京を代表する下町の一つですが、アメリカンな赤い外装をしたブラザーズはその古い街並みの中では一際目立ちます。そして店内もアメリカン。店名の由来は兄弟で店を始めたからとか。ランチタイムをずらして行ったにもかかわらず、結構人が入っていました。そんな中で、この店の目玉であるロットバーガーを食べようと思ったけど、まだランチセットの時間だったので(ランチにロットバーガーはない)、チーズバーガーを注文しました。ドリンク付きで1150円です。

   

 15分でハンバーガーが到着。タマネギ、レタス、トマト、肉、チーズ、バーベキューソースがサクサクのパンに挟まれています。ここの特徴は恐らくバンズで、ハンバーガーにしては珍しくサクサクの食感でした。。バンズがサクサクだから肉のジューシーさが一層引き立つし、レタスのシャキシャキ感がよくわかります。こりゃあほんとにうまいよ。バーベキューソースがジャンキーな味を醸し出しているのもいい。ジャンクな雰囲気を残しつつも、しっかりと高級感を出しているのは、ハンバーガーの究極形かもしれませんね。他の高級バーガー店がファーストフード系のハンバーガーと一線を画しているのに対し、ここのハンバーガーはファーストフードから進化した高級バーガーという感じがしました。だからこそ、マクドナルドなんかの味に慣れた日本人には受け入れやすい。でもそのクオリティは抜群。人形町はちょっと遠いけど、間違いなくまた来ようと思った店でした。ちょっと探せばおいしいハンバーガーの店ってあるもんだな。

 帰りは甘酒横丁を通って地下鉄駅へ。たい焼きで有名な柳屋や親子丼の玉ひでなんかがあっていい雰囲気の通りだったので、今度またじっくりと来てみたいもんです。

 さて、夜は急遽例のパーティーの打ち合わせが入ったので、一旦家に帰ろうかどうか迷ったけど、歩いて汗だくになったので一旦帰ってシャワーを浴びることにしました。ついでに渋谷の千円散髪屋でカット。1000円だから文句は言わないけどさぁ、何か坊ちゃんみたいになってしまったよ。襟足揃いすぎ。

 家に帰ってシャワーを浴び、一回すっきりしてから新宿へ行き、食事をしながら打ち合わせ。皆様お疲れ様でした。当日はうまく事が運びますように。


6月28日(木) 【もぎもぎ】

 来春、臨海副都心に「湾岸署」が誕生するらしいですね。東京都も粋なことをするもんだ。

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 今日は午前中結婚パーティーのしおりを作った後、それを印刷すべく学校の情報棟へ行ってきました。家のプリンターが本当にぶっ壊れてしまったので。。ところが情報棟のワードってフォントが足りないのか、家で作ったのと全く違う字体になってしまうんですねぇ。これで僕はもうやる気がなくなったので、印刷せずにデータだけ持って駒下の三栄コピーへ。USBのデータだけでも大丈夫かわからずにヤケクソで行ったら、きちんと丁寧に対応してくれて無事100部印刷できる運びになりました。よかったよかった。三栄コピーのワードのフォントも少なかったので、その場で手直ししなければならなかったけども。それと三栄コピーの店員さんはみんな腰が低くていい人達ですね。とても好感が持てました。コピー1枚8円でしてくれるし、早くから利用しておけばよかった。

 ということで、無事仕事が終わったので、遅い昼食を食べに歩いて三軒茶屋へ行ってきました。連日の高級ハンバーガー店開拓第2弾。今日の目的地は三軒茶屋の ベイカーバウンズ です。ベイカーバウンズは東京ミッドタウンにも出店しているそうで、そういやゴールデンウィークにミッドタウンに行ったときにあったような気がしないでもないです。まあでもせっかくだから本店で食べようかと。

 三軒茶屋まではうちから2キロちょいだし、運動不足なので歩いてみるかと思って歩き始めたものの、これが大間違いでした。何しろ暑い。車がバンバン走る246を歩くので余計暑い。しかも三軒茶屋の駅からベイカーバウンズまで歩いて10分くらいかかる。暑い。暑すぎる。ようやくベイカーバウンズに着いたものの、この暑さでハンバーガーを食べる気力をなくしてしまった僕は、何と店だけ見て退散してしまったのでした。この暑さで気分が180度変わってしまった。まあ連日ハンバーガーというのもどうかと思うし。

   
     <近くにあるゴリラビル>

 しかしこれでは一体何をしに三軒茶屋まで来たというのか。この疲労が無駄足になるのは嫌だったので、予定を変更して三軒茶屋の有名ラーメン店を開拓することにしました。ラーメンだけはあらかじめ店を押さえてあるので、とっさでも大丈夫。。ということで、三軒茶屋で一番有名であろう 「茂木」 へ。わんたんがおいしい店です。四谷の「こうや」の暖簾分けの店だそうですが、僕はこうやがどんなものか知らないから変な先入観を持たずに食べることができます。ワンタン麺(840円)を注文。

   

 写真は一口食べてから思い出して撮った写真なので汚いですすみません。豚骨ベースで鶏がらと醤油が入っているスープは少し塩辛いけどコクがあっておいしいです。縮れ麺もいい。そして何より大きなワンタンが5つ!食べ応えがあってすごいボリュームですよ。八雲のワンタンとは対極で、豪快で濃い目の味でした。表面に油が浮いているのとちょっと塩辛いのがきつかったけど、量も多いしまとまりがあっておいしい1杯でした。あとこの店は家族経営なのか、おばあちゃんが接客を担当していたのだけど、このおばあちゃんの接客が本当に丁寧でとてもいい感じでした。こういう人に会うと嬉しくなります。ありがとうおばあちゃん。僕はアナタに癒された。

 そういえば「ラーメンに点数をつけるのやめたのか?」という声をいただいたので、今日からまた新たに点数付け(10点満点)を復活します。以前とは採点の基準が異なるのでご注意を。ということで、今日の茂木のラーメンは味だけなら7.5点だけど、おばあちゃんの接客のよさを0.5点加えて計8点。(ちなみに現在10点満点は渋谷の「はやし」と池尻大橋の「八雲」の2店)

 帰りももちろん歩いて帰り、暑さの中ふらふらになりながら家に帰ってきました。多分今日は10キロくらい歩いたので非常に疲れてます。帰ってからは自分の学業をして過ごしています。何か喉が痛くなってきたので、大事をとって風邪薬を飲みつつ・・・。暑いけどまだクーラーは付けてませんよ!


6月29日(金) 【六月の蠅取り紙】

 朝一番で三栄コピーに行き、昨日印刷を頼んでおいたしおりを受け取ってきました。さすがにコピー会社だけあって、綺麗に印刷されています。ゲスプリとは大違いだねー。値段も良心的なので助かります。問題はこれを折って冊子の形にしないといけないのだけど・・・これは面倒なので後で。

 これで残る仕事は「うまい棒詰め合わせ」を買うだけになったので、歩いて渋谷へ。しかし、渋谷に着いた瞬間ハンバーガーが食べたくなり、JRの改札をくぐり、山手線・中央線と乗り継いで高円寺まで来てしまいました。僕はこういう「何かを制覇する」と決めたら病的なほど固執してしまうんですよねぇ。困ったことだけど。まあ店先まで行って店に入らなかったという昨日の失敗を取り返す意味もありますが。

 というわけで、改めて高級ハンバーガー店開拓第2弾。今日は高円寺の 「ザッツバーガー」 。都内でも珍しい佐世保バーガーの店です。店内はシックな感じで統一されていて、清潔感溢れています。開店と同時に入店したので、客は僕一人。この店の目玉である「佐世保バーガー」のレギュラー(680円)を注文しました。大きさが倍になるジャンボもあったけど、1260円もするし、第一そんなに食べられる気がしない。10分くらい待ってハンバーガーが到着。

   

 僕は佐世保バーガーの定義は分かりませんが、ベーコン・たまご・チーズに野菜がサンドされています。あとはフルーティーなケチャップとマヨネーズ。これが結構なアクセントになっていて、佐世保バーガーを定義するとするならこのフルーティーな味なのかなとも思います。具材が多いけど味はバラバラじゃない。よくも悪くもフルーティーで甘いケチャップが全てを包み込んでしまう感覚です。そういう意味で、ここのハンバーガーは「食事」というよりは「おやつ」と考えたほうがいいかもしれませんね。そう考えると本当においしい。逆にファイヤーハウスみたいなハンバーガーを想像して食べると、ちょっと肩透かしを喰らってしまう。この辺のバランスってすごく難しいんだろうけど。まあ結局何が言いたかったかというと、「おいしかった」と。今度は3時のおやつとして食べに来たい。
 
 食後は腹ごなしも兼ねて、少しだけ高円寺を散歩しました。高円寺と言えば、「高円寺純情商店街」。

   

 「まったく、六月は嫌だ。」 

 ——これはねじめ正一の「高円寺純情商店街」の中にある「六月の蠅取り紙」の最後の一文ですが、僕はこの「六月の蠅取り紙」で高円寺という場所を知りました。僕と同じくらいの世代で、中学の国語の教科書が光村書店だった人は多分知っていると思いますが、中2の国語教科書に「六月の蠅取り紙」が載っていたのです。僕はこれを読んで、「東京にはこんなに昔ながらの純情溢れる商店街があるのか!都会と雖も捨てたもんじゃないな。」と思い、東京への想いをあつくしたものでした。それは1994年の梅雨のこと。今年とよく似た、水不足に悩まされた年でした。

 ところが上京して高円寺の純情商店街に来てみると、教科書で読んだような純情溢れる昔ながらの商店街ではなくて、セブンイレブンやサンクス、サンドラッグやお仏壇の長谷川、果ては金貸しのプロミスなんていう全国的企業が立ち並ぶ最先端商店街だったのです。これには本当に驚いたというか失望したというか。まあ後から聞いたところによると、ねじめ正一の「高円寺純情商店街」にあやかって商店街の名前を変えたそうなので、本当は失望しちゃいけないんでしょうけど、せめて純情の純ぐらいは感じさせてほしいなぁ、と思ったのでした。

 ただそのときは時間の都合でメインストリートをざっと見ただけだったので、もしかしたら裏通りには純情が溢れているかもしれません。そんなわけで、今日は裏通りを歩いてみました。そしたら昔ながらの金物屋や肉屋、洋服屋なんかがちゃんとある。僕はほっとしました。やっぱり純情商店街には古くからの純情が残る商店街があったんじゃないか。捨てたもんじゃないじゃないか、と。

 ・・・しかし、その通りの名前を見てみると、何と「純情商店街」じゃなくて「何とか商店街」だったのでした。純情商店街とは若干違うのね。純情じゃないところに純情があって、純情がないところが純情。高円寺よこれは一体どういうことなのだ?僕はセブンイレブンやプロミスには純情を感じないぞ。

 こうして腑に落ちないまま高円寺を後にし、渋谷のドンキホーテでうまい棒詰め合わせを買い、12時半に帰ってきました。その後は一人で200枚のしおりをせっせこ折りながら、高円寺の不思議を考えていたのでした。


6月30日() 【パーティー】

 午前中は家事をし、朝食(兼昼食)にトマトの冷製パスタを作ってみました。トマトを切ってオリーブオイル・塩胡椒と混ぜるだけの簡単なスパゲティです。それなりにおいしいんだけど、これといったインパクトがないのがこのスパゲティの弱点か。バジルでも入れれば味もちょっとは違うんだろうけど。

 さて、今日は幹事として準備してきた先輩の結婚パーティーの日。スーツを着て荷物を持って2時半に家を出ました。スーツの上に重い荷物なので、タクシーでヒルズまで、という考えも一瞬よぎったけど、ここはぐっと我慢してバス→地下鉄と乗り継いで行きました。しかし案の定暑い。なぜこんなに暑いスーツが日本の一般的なフォーマルスタイルと決められているのだろうか。責任者出て来い。

 3時半に他の皆さんと待ち合わせ、ヒルズの地下で打ち合わせなんかをしながら早めの夕食(幹事はパーティー中あまり食べられないかもしれない、ということです)。夕食は スープストック東京 のパンプキンスープLサイズとパン、ドリンクをテイクアウトしてみました。僕はスープストックが好きでたまに食べるのですが、欠点はちょっと高いことですね。今日も量はたいして多くないのに、1000円もかかってしまった。吉野家の牛丼が3杯食える。でもおいしいからやめられないんだよなぁ・・・。

 その後5時にパーティー会場のお店に移動して準備をし、6時半からパーティー開始となりました。僕は「統括」という名の遊軍だったので、会場のあちこちを移動しつつも実はあまり仕事をしてなかったり・・・。ビールもそこそこ飲んだ気がするし(食事はチャーハン一口食べただけだったけど、これは先にスープストック食べてしまったんで単に腹一杯だっただけです。)うーん、ごめんなさい。でも新郎新婦の人望によって集まった100名を越す参加者と、司会のお二人、そして何より新郎新婦のお二人のお力があって、とても和やかで素敵なパーティーになったのではないか、と勝手な自己満足に浸っております。garmyさん、改めてご結婚おめでとうございます。そしてこのような幹事という機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

 パーティー後は先輩Oさんの運転するプリウスに乗って、lovebeerさんや@さん達とともに三浦半島の葉山へ。明日は葉山にある@さんの別荘で別の先輩の結婚パーティーがあるので、僕も一緒に先に乗り込むことにしました。六本木から葉山まで、2時間弱のドライブです。雨降る首都高から見えた東京タワーやレインボーブリッジ、東京湾の風景というのは、「ドライブしてる」という高揚感を描き立ててくれますね。車窓の景色を眺めていると、語尾に「ぜ」ってつけたくなってしまうぜ。おれも早く免許とってブイブイ言わせたいぜ。しかし首都高は夜でも大渋滞だぜ。高速だけど低速だぜ。

 日付が変わる頃、別荘に到着。いやー、懐かしい。というのも、僕が1年生のときの合宿はこの別荘で行われたのです。ベランダから見える山・海・富士山が一体となった景色は、まさに勝者の景色。そして空気がうまい。ロッキングチェアーに座ってワインを傾けながら見る景色は最高です。将来はこういう別荘を手に入れて、勝者の景色を味わいたいなぁ、と6年前の僕は本気で思ったのでした。まあ今日はもう夜だったので景色は明日満喫することにし、少しビールを飲みながら先輩たちと少し話をしたのち就寝。葉山は東京よりも涼しくて、とても寝やすかった。


モドル

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