このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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1月1日() 【初詣と初日の出】

 田舎で「行く年来る年」を見て静かに新年を迎えた後、すぐに母の車に乗って下関の家へ。夕方来て夜中に戻るなら、田舎に来ることはなかったんじゃないかとも思いますが、こればっかりは田舎の世間体というか何というか・・・。仕方ないことでもあります。

 下関に戻ったのは、今年も友人たちと初詣&初日の出を見に行くことになったからです。一番最初に初詣&初日の出に行ったのが1997年元旦のことだから、今年でもう12年目。途中何回か中断があったものの、よく続いているなぁと思います。しかも今年は久々にフルメンバー(マルコフ・のの・そば・yne・すぱくり)が揃い、これは多分6,7年振りこのことじゃないかと。

 2時にyneさんの車で迎えに来てもらい、途中でみんなを拾ってまずは長府の忌宮神社へ。今年は時間があって8社くらい参ったので、一応どんなところにお参りしたのかを記しておきます。

忌宮神社長門国二宮。仲哀天皇が熊襲平定の際に行宮した豊浦宮の跡地とされる。 
乃木神社明治時代に活躍した、下関長府出身の軍人、乃木希典を祀った神社。 
功山寺曹洞宗寺院で長府毛利家の菩提寺。国宝の仏殿は鎌倉時代の禅宗様式建築を代表するもの。七卿落ちで公卿が隠れたことや高杉晋作が挙兵した場所であることでも知られる。
住吉神社長門国一宮。大阪、福岡の住吉神社とともに日本三大住吉の一つとされる。社殿は国宝。
亀山八幡宮下関総鎮守、長門国三宮。
赤間神宮壇ノ浦の戦いで亡くなった安徳天皇を祭る。平家一門を祀る塚があり、「耳なし芳一」の舞台。下関を代表する神社。
中山神社明治天皇の叔父にあたる中山忠光を祭る。忠光の孫は旧満州国皇帝の弟・溥傑と結婚した愛新覚羅浩(あいしんかぐら・ひろ)であり、浩の遺骨は溥傑ともども中山神社に祭られている。
厳島神社広島厳島神社の分祀。

<忌宮神社>
 
<高校生の巫女さんと高校教師のの>

<乃木神社>

<暗くて見えない功山寺本殿>

<住吉神社>

<亀山八幡宮>

<赤間神宮>

<赤間神宮の巨大絵馬>

<厳島神社

<中山神社>

 去年の元旦は異様なほど暖かかった記憶がありますが、今年は逆にめちゃくちゃ寒くて困りました。吹雪いて困る。それでも忌宮神社ではお神酒を飲ませてもらったし、厳島神社では餅をもらったりと、寒いながらもそこそこ楽しむことができました。赤間神宮で買って食べたたい焼きもおいしかった。

 初詣を終えたら6時近くになったので、初日の出を見ようと火の山へ。この天気から考えて、どう頑張っても初日の出は見えないのは分かっていますが、それでも火の山に登ろうと。yneカーで火の山ドライブウエイを登っていくと、上のほうでは雪が積もっています。これはスリップしたら危ないぞとか何とか話しながら進んでいくと、橋のところでまさかのスリップ!ハンドルを取られ制御不能になった車は、対向車線にまでつるつるとはみだしてしまいました。冷や汗たらたらです。もし対向車線に車が走っていたら、多分大きな事故になって僕らはこの世にいなかったかもしれない・・・と考えると恐ろしいったらありゃしません。対向車がいなくて本当によかった。その後はかなりスピードを落とし、ゆっくりゆっくりと登っていき、無事に駐車場に到着しました。しかし、寒い!吹雪いてる。

 火の山展望台に着いたものの、例年と比べると人が少ないです。こんなに荒れた天気なので当然と言えば当然ですが。寒いのでふぐ汁を買って、さっき厳島神社でもらった餅を入れ、雑煮にしていただきました。温まる。。河豚の身も意外と多くておいしい。


<河豚汁>
 
<夜明け前の関門海峡>

 日の出の時刻である7時10分になりましたが、案の定初日の出が見られるわけもなく、「多分出たんじゃね?」ということで、出たことにして帰ることにしました。うーん、この不完全燃焼感。。まあ天気に文句言っても仕方ないけど。帰りは行きの経験から、yneさんのかなり慎重な運転で無事に麓に到着。


<展望台近く>
 
<雪だるま>

<火の山から見る下関市街と遠く北九州>

 初日の出の後はyneさんに下関駅まで送ってもらい、yneさんとはここでお別れ。残った4人は駅にある立ち食いそばの店で、下関名物である「ふく天うどん」を食べました。久しぶりに食べるとおいしい。数ある駅の立ち食いうどんの中でも、下関のうどんはかなりおいしい部類に入るんじゃないかと思います。下関で一番手軽に河豚を味わえるのがこのふく天うどんなので、下関にお越しの際は是非。


<下関駅弁のうどん・そば>
 
<ふく天うどん450円>

 うどんを食べて駅前のロッテリアへ。もう10年近く、「初日の出の後は駅前のロッテリアで」というのが慣例になっています。別にロッテリアが好きだからというわけではなく、元旦の朝からやっているのがこのロッテリアしかないという理由だけですが・・・。さっきうどんを食べたというのに、モーニングセットを注文して食べてしまいました。こりゃ太ったな。

 この後ヤケクソで「朝からカラオケに行くか」ということになりましたが、探してみるものの下関で元旦から営業しているカラオケ店などあるはずもなく、残念なようなほっとしたような気持ちで9時半に解散。何かちょっとだけ晴れてやがる。2時間前に晴れててくれたらよかったものを・・・。

 10時過ぎに下関の家に着いて、ちょっとだけ仮眠をとって再び田舎へ。夜は静かに田舎で過ごそうと思っていたら、疲れからか夕食を食べたらいつの間にか寝てしまってました。

 今年も宜しくお願いします。


1月2日(水) 【疲れて熱が出る】

 昨日の夜はこたつに入ったまま8時に寝てしまい、気がつくと朝4時半。年末年始、生活リズムが大幅に狂ってしまっています。田舎では風呂を沸かすことができないので、昨日の夜風呂に入りそびれた僕は下関の家で入ることに。父がゴルフで下関まで出るというので、ついでに送ってもらいました。朝6時前、本州の西の端ではまだ明るくもなっていません。

 下関の家について風呂に入りすっきりしたものの、どうも体がだるくて眠いので、またしてもこたつに入って横に。箱根駅伝を見ながらうとうとし、気がついたら昼の1時半でした。それでもまだ体がだるいというか、疲れが取れないような感じなので、夕方に田舎に戻るまでの時間は横になってぐったり。というときに今日も夕方飲もうというお誘い。家にいても暇なのでホイホイとOKして、夕方下関駅まで行ってきました。

 メンバーはのの、DK、yne、そしてたまたま駅にいたM君。また同じメンバーですが。。ののとyneに至っては年を跨いで4日連続で会ってるし、しかも4日以降もまた会うというのに。母にも「あんたらはいつも同じ友達と会って、全く女っ気も何にもないねぇ」と呆れられました。。

 ちょっと飲むには早かったので、とりあえず駅前の大丸へ。駅前の大丸といえば、下関市民なら行ったことがない人間はいないはず。小さい頃は「大丸に行く=一大イベント」と言う公式が成り立つくらい、圧倒的な存在感を持つ百貨店でした。今となっては昭和の香り漂う地方の一百貨店にしか見えませんが、子供の頃はこの世界で大丸が一番にぎやかな場所だと信じて疑いませんでした。

 この大丸の7階にはゲームコーナーがあり、小学校低学年の僕は毎回大丸に来るたびに、親から100円もらって、それを10円玉に両替してゲームを楽しんだものでした。懐かしい思い出です。まだあの頃のゲームはあるのかと、みんなで大丸の7階へ。しかし、昔ゲームコーナーがあった場所は既に別の売り場になっており、当時の面影など全くありませんでした。

 ただ、もしかしたら屋上なんかに移動したんじゃ?と思い、屋上へ。そしたら案の定、色褪せた当時のゲーム機が!行くところがなくなってこんな辺鄙なところに追いやられた感ありありですが、それでも当時よく遊んだゲーム機がまだ現役で動いていました。懐かしー。

 

 懐かしのゲーム機の中でも、当時一番やっていたのが下の「ジャンピングラリー」。


<懐かしのジャンピングラリー>

 玉をはじいてカップに入れ、その入れたカップの番号だけ進んでいくというすごろくゲームですが、当時は8割の確率でゴールして景品を手に入れていました。それほどやりこんでいたゲームです。20年ぶりくらいに見て、めちゃくちゃ懐かしい。昔取った杵柄とかで、今やっても簡単にできるかなと30円入れてやってみましたが、・・・うーん、ダメだった。でも懐かしいからいいの。

 ゲームに満足して、駅前の飲み屋に行って1次会。串焼きやらくじらの竜田揚げやらを食べながら話をしていましたが、どうも何か体の銚子がおかしい。悪寒がするようなしないようなで酒も進まずです。何かおかしいまま、予約の関係で1次会の店を1時間程度で追い出され、2次会は近くにあった庄屋へ。悪寒が止まらないので暖まろうと焼酎のお湯割を飲んでみましたが、暖まるどころか余計に寒くなる始末。店の暖房はガンガンに効いていて、みんなは暑いというのに、この寒さはいかがなものか。

 ということで、これはどう考えてもおかしいと思った僕は、早退させてもらいました。もう寒くて寒くて仕方がありませんでしたが、お金が勿体無いのでタクシーではなくてバスで帰宅。こういうところが貧乏症だよなぁ、と思いつつ、帰ってから熱を計ってみると38度越え!ひゃー!!喉も鼻もおかしくないので風邪かどうかわからないところですが、頭と体はくらくらなので布団を敷いて横になっていました。そしたら猛烈な腹痛と吐き気。たまらん。トイレに行って何とか腹痛と吐き気を処理した後、バファリンを飲んでぐったり。今日は田舎に戻るはずだったんだけど、それは無理な話です。熱にうなされつつ就寝。


1月3日(木) 【アワビと雑煮】

 腹痛と吐き気は治まったものの、熱とだるさは引き続き続行中で、朝から昼にかけてはずっと寝て過ごしました。病院務めがながい伯母の話によると、喉も鼻もおかしくないので、多分蓄積した疲労から来る熱だろうと。だから比較的早く良くなるよ、ということでしたが、そんな高熱の出方は売れっ子お笑い芸人の世界だけだと思っていたので、自分がなってびっくりです。思えば年末年始、寒い中歩いたり生活リズムがおかしかったり、睡眠不足だったりしたから、それが祟ったのか。。

 午後に田舎に行っていた家族が帰ってきて、その後のしばらく寝ていると、伯母の言ったように熱がすーっと引いていきました。まだ37度前後はありますが、風邪を引くと常に長引く僕にとって、薬を飲まずにここまで早く回復したのは異常。でも早く良くなってよかった。明日も予定があるし。

 ということで食欲も回復したので、晩御飯は正月に余ったアワビをステーキにしていただきました。正月は毎年アワビの刺身を大量に食べるので、食べ方を変えないと本当に飽きてしまいます。あとは雑煮。意外にはこれが家で食べる今年初雑煮。関東はすまし汁に焼いた餅を入れるみたいですが、うちは味噌汁に餅を入れて煮込みます。雑煮は腹に溜まっていいですね。


<あわびのステーキ>
 
<雑煮>

 まだ若干の微熱があるので、食後は静かに就寝。明日には完全回復しているといいけど。


1月4日(金)〜1月5日() 【福岡・佐世保・九十九島へ行く】

 詳しくは旅行記のページをどうぞ


1月6日() 【舌鼓】

 今日は父がゴルフに行っているので、昼はたまには外食しようかと、母・伯母・妹と4人で家の近くの中華料理屋「敦煌」へ。チェーン店ですが、海の近くというロケーションやちょっと単価が高いこともあって、法事なんかでもよく使っているところです。今日は行ってみると1000円のランチバイキングをやっているということだったので、関門海峡を眺めながらバイキングを食べてきました。味のほうは・・・まあバイキングだからねぇ。チャーハンが単品で頼んだときとはかなり差があって残念。でもバイキングなら安いかな。


<ランチバイキング>
 
<関門海峡を眺めつつ>

 午後はそろそろ運転開始ということでゼミの文献を読んだりして過ごし、夕食。夕食は昨日魚釣りに行った父の成果物で、カサゴの煮付けやら甘鯛・真鯛の刺身などなど。どれも天然モノなので、よく考えたら贅沢だよなぁとか考えつつ、ふぐのヒレ酒を飲みながら魚を堪能しました。鯛の刺身は多くて余ったので、最後は一気にご飯に載せてお茶漬けに。実家にいるときは当たり前のことだと思ってたけど、こうして考えるとやっぱり贅沢だよなぁ。東京で一人暮らしをして、初めて分かる実家のありがたさを実感しているところです。


<カサゴの煮付け>
 
<鯛茶漬け>

 食べることしか書いてないけど・・・ごめんなさい。


1月7日(月) 【小倉と門司港を歩く】

 実家最終日。午前中は家でいろいろやっていましたが、このままじっとしているのも何だか勿体無い感じがして、昼からちょっと出かけてきました。場所は北九州の小倉と門司港。小倉は2年間の予備校時代を過ごした思い出の街だし、門司港は実家から目と鼻の先にありながら関門海峡に阻まれて最近行ってなかったので、久しぶりにゆっくり歩いてみようかと。ちなみに小倉と門司に関しては旅行とは言えないので、こっちの日記に書きます。

 バスに乗って下関駅に行き、そこから電車に乗って15分で九州の小倉駅。下関から一番近い100万都市の中心地なので、高校浪人当時は来るたびに大きな街だなぁと思っていました。しかし東京に住んでみてから改めて訪れると、かなり小さな都市に見えてしまいます。下関よりもずっと都会なことに変わりはないですが。


<小倉駅>
 
<小倉駅前>

 昼食は予備校時代によく行っていた、商店街にある半地下の老舗天ぷら定食屋へ。過去の日記を見ると2005年の年末にも食べてますね。その時は名前を忘れてたけど、今日はっきりと確認したので書いておきます。「天ぷらふじしま」。創業50年の老舗。カウンターのみの店で、揚げたてを食べられるのがうれしいところ。東京にはこういう気軽に入れて安い天婦羅がないので、福岡は羨ましい。

 注文は海老つき天ぷら定食ご飯大盛りの750円。天ぷらは海老2匹を含めて9品ありました。揚げたてでおいしいです。決して高級ではないけれど、がっつり食べる昼食にはもってこいという感じ。予備校時代を思い出しました。ご馳走様。


<天ぷら海老つきご飯大盛り750円>

 食後は紫川・小倉城周辺をぶらぶら。予備校時代、紫川一体は再開発の真っ只中ででごちゃごちゃしていましたが、今では再開発も終わってすっきりと綺麗な街並みになっています。予備校の向かいにあった玉屋という古いデパートは陰も形もなくなり、今ではリバーウォークという一大ショッピングパークに。でも予備校時代にリバーウォークがなくてよかった。あったらもう一年浪人が延びていたかもしれん。あとリバーウォークのエントランスの形(右下の写真)、福岡のキャナルシティに酷似していると思うのは僕だけでしょうか。


<紫川近くのNHK>
 
<紫川>

<小倉城>

<リバーウォーク北九州>

 その後も商店街を歩いて旦過市場まで行ってみたりしましたが、やっぱり懐かしいですね。2年というのは思いのほか長い年月だったのかもしれません。今度はもっとゆっくり時間をとって、小倉発祥の焼きうどんなんかも食べてみたいもんです。

 小倉から鹿児島本線に乗って12分、終点の門司港へ。電車で門司港まで来るなんていつ以来だろう。門司港駅は重要文化財に指定されていて、レトロな雰囲気が漂います。門司港駅をまじまじと見るのは実は初めてなので、なかなか楽しいです。昔は気付かなかったけど、こんなに古くていい建物だったんだなぁと。


<門司港駅(重要文化財)>
 
<駅構内も古い>

<駅にある0哩ポスト>

<古さが残るホーム>

 さて、門司港に来た目的の一つは、2003年にできた 「九州鉄道記念館」 へ行くことです。30日にyneさんが行ってよかったと言っていたので、ちょっと行ってみようかと。門司港駅から歩いてすぐのところにありました。入館料は300円でなかなか安いです。


<入り口>
 
<本来の0哩票>

 エントランスを入ったら、本館に行くまでの道に古い車両が展示されています。僕はキハだのモハだのが良く分かりませんが、古い車両というのは見ると何となく楽しくなります。「特急にちりん」は今でも博多−大分で運転されているのでよく知ってますが、昔はこういうのだったのね。月光というのは僕は知りませんが、今のムーンライトと何か関係あるんかな?


<SL>
 
<古い客車>

<特急にちりん>

<急行月光>

 本館は旧九州鉄道本社を利用しているということで、なかなか趣ある建物です。中は思ったよりも狭いですが、ジオラマもあって面白いです。展示内容は九州なので、ほぼ九州に特化したもの。中でも歴史ある「つばめ」に関する展示は面白かった。最初は東京−神戸を結ぶ特急だった「燕」が、新幹線開通によってどんどんと西に追いやられ、新幹線の博多開通でついに姿を消すものの、九州で特急として復活し、今では九州新幹線の名称として九州では確固たる地位を築いたというこの流れ。こういう波乱万丈の物語は好きです。今後九州新幹線が全線開通したら、山陽新幹線と直通運転して鹿児島中央−新大阪直通の新幹線も走るそうです。そうなると「つばめ」が再び本州に上陸する可能性もあるわけで、是非とも頑張ってほしいです。


<本館(旧九州鉄道本社)>
 
<昔の様子>

<ジオラマも>

<九州といえば「つばめ」>

 九州鉄道記念館は規模は小さいものの、なかなか見ごたえがあって楽しめました。今度近いうちに大宮の鉄道博物館に行かなくては。

 その後は夕暮れも近くなったので、門司港レトロと呼ばれる洋館群を再建した地区をあてもなく散歩。しかし門司港は本当に綺麗に整備されたなぁと思います。昔まだ僕が小学生だった頃、門司港といえば取り残された廃墟同然の街でした。こんなことを言うと地元の人に怒られそうですが、敢えて言わせていただこう。下関の唐戸と門司港を5分で結ぶ関門汽船も、利用客減でついに廃止かというところまで行ったような覚えがあります。

 ところが、門司港はレトロという素材を生かして、1995年から街づくりを始めました。今まで寂れて誰も見向きもしなかった街は綺麗な観光地に生まれ変わり、今では福岡でも有数の観光地となりました。観光客数は伸び続け、関門汽船の乗客数も回復。それにつられる様に対岸の下関も観光整備され、僕も知らなかった焼きカレーやバナナの叩き売りといった門司港名物も発掘され、何か隔世の感があるなぁと思います。今年は初めて観光客数が前年を下回ったそうですが、地元なので頑張ってほしいです。ささやかながら応援しています。ほんと、門司港にこんな潜在パワーがあったとは。


<門司三井倶楽部(重要文化財)>
 
<旧門司税関>

<関門橋を眺める>

<門司港レトロ>

<夕暮れの門司港と対岸の下関(右側の高いのが海峡夢タワー)>

 帰りは門司港から関門汽船に乗って対岸の下関・唐戸へ。5分の船旅ですが、潮流が激しく大型船が行きかう関門海峡を横切るのはなかなかスリルがあります。唐戸のカモンワーフで地酒を買って徒歩で家まで。唐戸から家までは歩いて10分なので、門司港までは15分。こうやって考えると本州と九州なのに近いよなぁ。

 夜はあんこう鍋とふぐの刺身という下関名物のダブルパンチ。実は最近までよく分かってなかったみたいですが、下関はあんこうの捕獲量が日本一らしいです。僕はてっきり茨城があんこうの本場だと思っていたけど、まさか下関がねぇ。河豚に気を取られてあんこうのブランド化はかなり出遅れていると思います。あと余談ですが、下関ではフグのことを演技をかついで濁らずに「ふく」と発音するとか言われいます。でも僕の知り合いで「ふく」と発音する人はいません。漁師をやっていた祖父ですら「フグ」って言ってたし。あれって実は嘘なんじゃないのかしら?

 あんこう鍋もトラフグの刺身も、おいしくいただきました。あと今日は1月7日なので七草粥を。とはいっても今年は七草がほとんど手に入らなかったみたいなので、普通のおかゆみたいになってますが。胃腸には優しくておいしかった。地酒は買ってきた「海響」。冷で飲むとうまい。


<あんこう鍋:野菜投入前>
 
<トラフグの刺身>

<七草粥もどき>

   <地酒「海響」>

 実家での最後の夕食に満足して、東京に戻る準備。明日は4時起き。


1月8日(火) 【謹賀新年】

 若干遅くなりましたが、二〇〇八年、明けましておめでとうございます。
 初春の御慶びを申し上げるとともに、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

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 10日間の帰省を終え、今日東京に戻ってきました。本当はもう少し早く戻ってきたかったのですが、飛行機の運賃が今日から安くなるということで、貧乏症魂が幸い(災い?)して今日になってしまいました。今日の便の中でも、福岡空港の朝一番(7時10分発)の便だとたった13000円ということで、もちろん朝一番の便です。そのためには下関朝5時発の高速バスに乗らなければいけませんでしたが。。

 僕は飛行機があまり得意ではないので、電車で行けるならできるだけ電車を使うようにしていますが、飛行機がこうも安いと飛行機に移行せざるを得ません。実家から東京の自宅までかかる値段と時間は、新幹線利用だと19000円で6時間半。対して飛行機だと15000円で4時間。ちなみに青春18きっぷだと2300円で20時間、疲労はプライスレス!!こうなるとやっぱり飛行機に軍配があがってしまうかな・・・。でも飛行機は恐いので、今日も飛行機に乗っている最中は寝ることなんてもちろんできず、手は汗でべっとりでした。何であんな鉄の塊が空を飛べるのか。科学的に説明されてもいまいち納得できません。今週末韓国に行くから、また飛行機に乗らんといかんのよね・・・。

 10時前に自宅に戻ってきて、ちょっと準備をして3限の○△ゼミに出席してきました。朝実家にいて、昼から東京でゼミに出ているのは何となく違和感がありますが。まあ、今年も本格営業開始ということで、どうぞよろしくお願いします。

 ちなみに今日郵便ポストに入っている年賀状を確認したので、年賀状くれた方への返事はかなり遅くなってしまいそうです。ごめんなさい。さらにメールサーバーが通数オーバーでパンクしてしまったので、もし6日・7日にPC宛にメールを送った方がいましたら、お手数ですがもう一度送っていただけると有難いです。あと、帰省中の日記・旅行記については順を追ってアップしていきます。ちょいと待って。


1月9日(水) 【初はやし】

 2限Uゼミの予習をして寝るのが遅くなり、朝起きてみると何と12時・・・。予習をしてゼミに出られないという本末転倒な結果になってしまいました。博士課程にもなって何をしてるんだかと自己嫌悪。たまにこういうことがあるから困ります。

 気を取り直して、昼食は渋谷のラーメン屋「はやし」に行ってきました。今年初はやしです。やっぱりここのラーメンはおいしい。僕の中では「東のはやし、西の山の田ラーメン」と言っても過言ではありません。ごちそうさまでした。


1月10日(木) 【ちりちり】

 遅まきながら、帰省中の日記をアップしました(旅行記除く)。12月30日から7日まで、写真を多用したのでよかったらどうぞ。帰省前のものも含め、旅行記の方はもう少しお待ちを。

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 今日の昼はカレーが食べたくなったので渋谷へ。ネットで調べて一番評判が高かった「チリチリ」という店へ。渋谷と恵比寿の中間にある店で、渋谷からだと明治通り沿いに10分くらい歩かないといけないのが難点ですが、家から歩いて行ってきました。

 店は赤を基調にした店で、カウンターのみ11席。時間も2時を過ぎていたので、客は僕以外に1人のみでしたが、情報によると昼食時間帯は行列ができるくらい混むそうです。注文はやさいゴロゴロカレー(880円)。ジャガイモ、ニンジン、チャナ豆などなどが入っています。

   

 食べた感想は、噂どおりおいしい!スパイスが効いていながらも強いわけではなく、油っぽくなく、野菜の甘みがふんだんに出ています。これはいいカレーを見つけた。まだ少ないカレー経験ですが、その中では歴代トップ3には入るくらいです。他にもいろいろとカレーの種類があるので、また食べに来よう。


1月11日(金) 【豚ロース】

 昼。道玄坂のねぎしに行って豚ロース焼き定食(880円)。ねぎしは牛タンの店ですが、牛タンは1200円もして高いので、最近はいつも豚ロースを頼んでしまいます。でも豚だって炭火で焼かれればおいしい。ご飯お替り自由なので今日も3杯ほど食べてしまいました。本当にガッツリ食べたいときはねぎしに限ります。クオリティも高いし、ありがたい店です。

   

 新テロ対策特別措置法案が衆院で再可決。再可決は57年ぶり2例目のことだそうです。現時点ではかなり例外的なことですが、これからは当たり前のことになるのか。何となくターニングポイントになりそうな感じがします。あと久しぶりに安倍前総理がインタビューに答えているのを見て、何か変な感じがしました。やっぱり何か一言言いたかったんだろうか。

 明日からの三連休は韓国へ行ってきます。1年半ぶりの韓国。完全なるお遊びですが。。最高気温が1度前後らしいので着込んで行って来ます。


1月12日()〜14日() 【韓国へ行く】

 詳しくは旅行記のページをどうぞ


1月14日() 【韓国より帰国】

 韓国から無事帰ってきました。通算4回目、総滞在日数はほぼ1ヶ月なのであまり海外という感じはしませんでしたが、今回の旅行で感じた点をいくつか。

 今回は初めて羽田−金浦間のANA便を利用しましたが、従来の成田−仁川の間フライトに比べるとめちゃくちゃ楽です。値段はちょっと高いけど、これなら頷けます。帰りはものすごいジェット気流の影響で、ソウルから羽田まで1時間30分しかかからなかったし、ソウルの街中から東京の自宅まで、手続き時間を含めてわずか4時間ちょっと。行きはプレミアムエコノミーシートを割り当てられたし、少しお得な気分。

 それとよく「海外に行くならその渡航先の国の航空会社を選ぶと最初から最後まで旅行気分が味わえていい」といいますが、何度も行ったことのある国にいくなら日系の航空会社が断然いいです。飛行機の中が日本なので、安心感が違いますね。海外に行くのに初めて日系航空会社を使いましたが、今度からは値段が高くても出来るだけJALかANAで行きます。

 あと、今の時期のソウルは寒い!今日は最高0度、最低-8度だったそうで、寒さに慣れていない僕は日中でも泣きたいくらいでした。東京は今日寒かったらしいですが、夜に東京に帰ってきてどれほど暖かいと感じたことか。防寒対策は必要ですね。

 と、このくらいにして、友達に会った話とか初めてカジノに行った話とかは改めて旅行記に書きます。いいリフレッシュになったので、明日からは気持ちを切り替えて研究を進めないと。


1月15日(火) 【マッサージ】

 昨日はめちゃくちゃ疲れてすぐにでも寝たいところでしたが、やることはやってしまっておこうと研究等々進めていたら朝5時になってしまっていました。スイッチが切れるように寝て、起きたら12時半。こういう生活はいいんだか悪いんだか。先に寝て朝やればよかったかな?

 午後は予約していた保健センターのマッサージへ。40分で500円という破格のマッサージで、肩凝りが持病となっている僕にとっては非常にありがたいサービスです。マッサージしてくれる方も専門の方で、絶妙な力加減で全身くまなくマッサージしてくれました。てもみんじゃ20分2000円で上半身のみ。対して保健センターは40分500円で横になって全身くまなく受けられる。もうこれは保健センターに通うしかないじゃないか。マッサージ師の方によると、僕の体は首から腰にかけて張りまくっているそうで、気分が悪くなる要素の塊みたいな感じだそうです。今のところ右目だけでモノを見ている状態なので、肩が凝ってしまうのは仕方ないことですが、背中までパンパンだったとは。あとはふくらはぎも張っていて、「よく歩きますか?」と。旅行で歩きすぎたかな?

 ということで、40分のマッサージを堪能し、幾分体はすっきりしました。次回の予約もして、これでいつ肩が凝ってもいいように準備万端。こういう福利厚生はありがたいので、どんどんと進めてもらいたいものです。


1月16日(水) 【くじら】

 2限Uゼミ。最近睡眠が浅いので、ゼミ中でも眠くて仕方がありません。

 さて、ニュースではオーストラリアの環境団体と日本の捕鯨船との間でのイザコザがトップニュースで扱われています。かつて日本最大の捕鯨基地だった下関出身の人間として、また環境政策を研究している人間として、ここは書いておかなければなるまい。思ったことをざっと書くので、見難いかもしれませんがご容赦ください。

 まず捕鯨=環境問題という捉え方。僕はこの辺がどうしても理解できません。それって動物保護団体がやるべきこではないのか?環境問題と動物保護の境界線はどこなのか?それともそんなものはないのか?今回はどのニュースもこの辺の考察が抜け落ちているようで、「捕鯨は環境問題」という前提で論が進められているような感じを受けました。そもそも「環境」の定義なんて人によってそれぞれだし、それを綺麗に一つにまとめようとすることはナンセンスなのだけど、それでも話し合いをする上ではある程度のコンセンサスが必要です。でも残念ながら、現段階では「環境」に関するコンセンサスは発展途上。何か環境問題で何が環境問題じゃないか。その辺が欠如してニュースが一人歩きしているのが非常に気になりました。

 捕鯨問題は本当にややこしくかつ微妙な問題で、僕もあまり理解が十分でないことは百も承知ですが、今の問題は捕鯨国と反捕鯨国が感情的になりすぎていて、理論も何もなくなっているところじゃないかと思います。あらかじめ僕の意見を言っておくと、鯨の頭数が一定数を保つ程度の捕鯨なら認めてもいいと思っています。そりゃもちろん、感情的になれば鯨の肉はおいしいし、何で日本ばっかり目の仇にされなきゃならないんだ?とも思いますが、そういうことを言っていたら話が進みません。やっぱり可能な限り客観的なデータに基づくべきで、歴史や文化、宗教観はある程度尊重しながらも客観的データに従わせなければならないんじゃないかと。そうしないと国家間交渉では話が全く進まないのではないでしょうか。

 例えば捕鯨を主張する日本人の主張として、「日本人は古来から鯨を余すところなく利用してきた。対して西欧は鯨の油だけ取ってあとは使いもせずに捨てていた。それを今になって数が減っているから日本の捕鯨がよくないというのはおかしい」とか「捕鯨は日本の文化だからやめることは不可能」というのがよく聞かれます。確かに僕もそれはそう思う。でもそれを言ってる段階では思考停止と同じで、そこに留まっていたら話が進まないと思うわけ。その理論って中国やインドが二酸化炭素の排出削減に抵抗しているのと同じ理論でしょ?西欧も昔のことを言われてはどうしようもないわけだし、日本はひとまず現状のほうを重視しないと、いつまでたっても論が先に進まない。

 対して西欧では「鯨は人間と同じ哺乳類で賢いから殺してはだめ」という、日本人からしたらアホかとも思えるような論を吹っかけてきたりしていますが、これだって宗教観に基づくものかもしれないし、西欧の環境倫理ではそういう分野もあるかもしれません(詳しくは知りませんが。)だから決してぶっ飛んでいる論ではなく、伝統や西欧的価値観に基づくきちんとした主張にはなりえます。けれど、西欧もそういう伝統や宗教観に捉われていては話が先に進むはずがありません。捕鯨国にしてみればそんな価値観は「はぁ?」って話だから。こうやって考えると、結局は捕鯨の問題って意地の張り合いだと思います。

 伝統や文化、宗教観といったことは非常に大事なファクターですが、国家間では各国の「伝統」をどこまで重視すべきかは難しい問題でしょう。どうも最近、伝統や文化というものは水戸黄門の印籠みたいになっていて、これを言えばある程度は許されるみたいなところがあります。しかもそういった文化や伝統は当たり前の価値観として自分自身疑うことがないから、それに基づいて考え出された論は「絶対に真だ」と思ってしまう。捕鯨国も反捕鯨国も自分は絶対に正しいことを言っていると思っているのに、相手には全く受け入れられない。だからますます感情的になるという悪循環。文化や伝統が入ってくると問題は本当にややこしく、解決は複雑になってしまいます。今回のオーストラリアの環境団体が日本の捕鯨船を襲った事件は、オーストラリアの感情が爆発したと見ても過言ではないでしょう。

 捕鯨国も反捕鯨国も議論に勝とうとするのではなく、もうちょっと相手を理解する努力ができればいいんだろうけど、それが難しいのでしょう。だから捕鯨の問題に関しては、僕はどうしたらいいのかよく分かりません。国際交渉で上手くまとまることを祈るのみです。尻すぼみになってごめん。まあ日本人も昔と比べればはるかに鯨を食べなくなったわけだし、一般市民はムキになって捕鯨賛成!を唱える必要もないと思いますが。何で捕鯨賛成なの?って聞かれて、理論的に答えられるひとはほとんどいないだろうし。こういうのって全体主義みたいになってしまうから恐いです。

 ちなみに今回問題を起こしたオーストラリアの環境団体、グリーンピースから分裂したかなり過激な団体みたいです。こういう環境テロリスト集団とも取られかねない環境団体がいるから、一般の環境団体も変な色眼鏡で見られてしまうんだよなぁ。一応自分も環境団体というものの一員(だった)なので、自己を客観視していかなければと思います。僕を変な色眼鏡で見ないでね。

 夜は新年初「轍」へ。いつもと同じく坦々麺のつけ麺を食べてきました。おいしいわぁ。


1月17日(木) 【無題】

 阪神大震災から13年。時が経つのは早い。あの震災の後の生まれた子がもう中学生のなるのだから。


1月18日(金) 【ハラミさん】

 日中は家で仕事して、夜は御茶ノ水の居酒屋でぽてと・太郎と新年会。太郎君の限界集落切捨て発言と携帯電話セールスを聞きつつ、もつ鍋やサイコロステーキをつつきました。太郎君は「ドコモさん」「KDDIさん」と、既に事業者にさん付けするようになって、ついにそっちの人間になってしまうのかと感慨深いです。社会の荒波に負けぬよう、4月から頑張って。

 今日はあまり飲まないようにするつもりでしたが、途中で日本酒の熱燗を頼みだしたら止まらなくなってしまい、結構な量を空けてしまいました。会計は1人5000円。飲みすぎたような気がしないでもありません。まあ7時半に店に入って出たのが11時半だったから、そのくらいにはなるのかな。でももう少し値段抑えないと破産するので気をつけないと。


1月19日() 【センター試験一日目】

 今日はセンター試験。全国の受験生、実力を発揮できたでしょうか。

 朝7時起床。そして韓国行きの旅行記を完結させました。最近は旅行に行ったら旅行記を書かないといけないという強迫観念に駆られて、正直なところ旅行記書くのがしんどいです。でもA型気質が幸いしてか、どうしても長く書いてしまいます。もう少し簡潔に書ける手段はないものか。。でもその努力のお陰か、いつの間にか旅行記がこのサイトのメインコンテンツになっているようで、ビューカウントは一日平均200くらいあったりします。検索で来る人が非常に多いです。トップページがだいたい30〜40だから、その数5倍。うーん、こうなるとやめようにやめられんというジレンマ。どうしよ。

 夜9時から、テレビ朝日の土曜サスペンス劇場でやっていた「温泉(秘)大作戦5」を見ました。舞台が山口県長門市の長門湯本温泉ということなのでついつい興味が湧いて見てしまいましたが、2時間ドラマ見たのって本当に久しぶり。お約束の断崖絶壁での自白シーンもあり、楽しませてもらいました。ただ温泉なのにお色気シーンが全くなかったのと、方言が全く使われていなかったのはいかがなものか。。次回作に期待します。


1月20日() 【静岡へ行く】

 土曜深夜25時。寝る前に手持のお金を確認しておこうと財布を見てみると、1回分残った青春18きっぷが見つかりました。使用期限は20日まで。すっかり売るの忘れてた・・・。こうなったらこれは使わないと2300円が勿体無い。

 ということで、かなり突発的ですが18きっぷを消費すべく日帰りで出かけることに。2時間だけ睡眠をとって朝3時に起き、1時間ほどネットでいろいろと情報を調べ、結果として静岡に行くことにしました。本当に突発的なので全く旅行気分ではありませんでしたが、お金(2300円)が勿体無いという貧乏症魂には勝てません。出発はもちろん朝4時半。

 静岡では東照宮、日本平、駿府公園、静岡浅間神社をまわってきました。本当は登呂遺跡に行きたかったのだけど、現在大改装中ということで諦めざるを得なかったのが残念でしたが、思いのほかその他の見所が充実していて、登呂遺跡なしでも十分楽しめました。静岡でしか取れないという桜えびもおいしかった。でも・・・やっぱり疲れました。。旅行に行くときは、十分な睡眠と準備が必要なことを痛感しているところです。

 旅行記はまた書きます。


1月21日(月) 【無題です】

 今日も特に書くことがありませんが、夜は轍へ行ってきました。いつも坦々麺ばかりなので、今日は普通のつけ麺。久しぶりに食べるとかなりさっぱりしていておいしいです。チャーシューも絶品。おいしいラーメン屋が近くにあると通ってしまって困る。


1月22日(火) 【冬学期も終わりつつある】

 すみません、最近日記が滞っていました。別に体調が悪いとか精神的に病んでいたとか、そういうわけではないのでご心配なく。至って元気に生活しています。日記も1週間分書いておいたので、興味がある方はご覧ください。

 今日は3限○△ゼミに出席。火曜授業は今週が最後ということでしたが、結局当初予定していた範囲に届かず終わってしまいました。でも今学期は毎週全員が発表する形式だったので、今までのゼミよりも中身が濃くて面白いように感じられました。発言量も多かったし、5限の自由報告ゼミと合わせて考えると、これまでに比べて内容が濃かったゼミだったのではないかと思います。来学期も期待。

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 世界同時株安。どうにかしてください。


1月23日(水) 【初冠雪】

 東京は明け方から雪が降り始め、日中にはうっすらと積雪していました。積雪は家の中でこたつに入ってお茶でも飲みながら見れば風情があってよろしいですが、外出するとなると寒くて堪えます。スキーも行ってみたいけど、やっぱり雪は観賞の対象にとどめておきたいと思う所以です。

 それにしても東京は雪が降るとニュースになるのが不思議。


1月24日(木) 【五島うどん】

  「環境問題への対応 日本は世界21位」

 米エール、コロンビア両大学の環境問題専門家は23日、当地で開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で世界149か国の環境問題への対応状況をランキングした報告書を公表した。最も高く評価されたのはスイスで、これにスウェーデン、ノルウェー、フィンランドと北欧諸国が続いた。主要国首脳会議の参加国としては、フランスの10位が最高で、カナダ(12位)、ドイツ(13位)、英国(14位)と続き、日本は21位だった。米国は、ブッシュ政権の取り組みへの評価が低く、ロシア(28位)よりも低い39位だった。温室効果ガスの排出量や空気、飲料水の汚染度など25項目が指標となった。(読売新聞)

 25項目の検討指標を見たわけではないので何とも言えませんが、日本のこの21位を高いとみるか低いとみるかについては意見が分かれるところだと思います。北欧、EU諸国の評価が高いのはいいとして、アメリカで39位ねぇ。ちなみに中国は105位、インドは120位だそうです。

 夕食に月頭の佐世保旅行で買ってきた 「五島手延うどん」 を作って食べました。公式HPによると、長崎の五島列島に伝わる「五島手延うどん」は日本三大うどんの一つと言われ、「幻のうどん」とも呼ばれているそうです。本当は「地獄炊き」と呼ばれる釜揚げうどん風の食べかたがおいしいそうですが、今日はシンプルに素うどんで。関東風に言うとかけうどんになるのかな?ネギも何もなく、本当にうどんのみですが、この方が出汁のうまみをじっくり味わえるだろうと(というのはネギを切るのが面倒なための言い訳です。。。)

   

 さすがに「幻の」と言われるだけあって、出汁が抜群でした。「あごだし」というトビウオの出汁を使っているみたいで、魚介のいい香りが広がります。うどんは少し細めだけど、適度な腰があっておいしい。やっぱりうどんはシンプルに限る。


1月25日(金) 【日本酒とおでん】

 今日は朝から胃が痛く、なるべく家から出ずに動かずに安静にしていました。御殿下で卓球があったみたいだけど、残念ながら今日はパス。消化器系が弱いと困ります。呼吸器系も弱いですが。。それでも胃を暖めてやったりして、夕方には胃痛も治まりました。

 夜は「サークルの今後を語る会」をやるから来ませんか?という後輩の誘いを受けて下北沢へ。「語る会」ということでどういう喧々諤々な議論が展開されるのかと思いきや・・・何のことはない、普通の飲み会でした。去年まで「歴代代表飲み」としてやっていたのを、今年は門戸を広げて幅広く参加できるようにしたそうです。まあ歴代代表も段々と全国各地に散らばって集まりにくくなるからな。僕の期の代表は大阪在住で出席が難しいので、代わりに東京にいてしかも大学院生で捕まえやすい僕にお鉢が回ってきたんじゃないかと想像しています。参加者を見てみると、3年生以上は上手い具合に各期1人ずつでした。

 さて、1次会は下北沢の「てんまみち」。何でも多種多様の日本酒を取り揃えているということで、楽しみにしていました。しかし、なんと、飲み放題メニューでは銘柄指定できないと!しかも飲み放題はビールじゃなく発泡酒だと!!ちょっとやられた感があります。まあ店側が「銘柄指定できない代わりに、珍しい日本酒をご用意させていただきます」と言っていたらしいからいいか。しかし発泡酒はどうかということで、結局最初の乾杯から皆日本酒を飲むという普通はあまり見られない光景が展開されました。

 料理は刺身・おでん・蟹鍋などなど、日本酒に合います。やっぱり冬は鍋やおでんを食べながら熱燗をキュッといくに限りますねぇ。日本人に生まれてよかったと思う瞬間でもあります。でも「語る会」なのに全くそっちの話はしてなかったような・・・。


<刺身>
 
<かに鍋>

<大根のおでん>

<ちくわのおでん>

 2次会は炙りしめ鯖の汁べゑ、3次会は2年生3人と沖縄料理屋に行って、3時頃終了。しかし、ちょっとお金が・・・。さすがに3次会まで行ったので、二万円あった財布の中身はすっかり空になってしまいました。下級生が多い飲み会はこれがあるから恐い(いや、決して高い金払うのが嫌な訳じゃなくて。。どれだけ払うことになるのか予想がつかないのが恐いということです。)ということで、明日からは倹約生活になりそうです。


1月26日() 【胃が痛い】

 やっぱり昨日飲みすぎたかな。胃の痛みが再発しています。パンシロンと病院で処方してもらった胃薬の併用で何とかしようと試みるも、なかなか治まりません。あーいやだいやだ。


1月27日() 【LG21】

 今日の東京はちょっと寒いけど晴れ渡っていい天気だったので、随分と溜まっていた洗濯物を洗いました。ずっとほったらかしていたもんだから、洗濯機を3回も回さなければならず、時間がかかって大変でした。こういうとき、脱水まで一気にしてしまう全自動型洗濯機よりも、洗濯と脱水が分かれている二層式洗濯機のほうが効率よくて便利だと思います。

 胃の調子は引き続きあまりよくありません。もしかしたら僕の胃にはピロリ菌が棲んでいるんじゃないか。今まではずっと薬でだましだましやってきましたが、もっと健康的に解決しようということで、ヨーグルトを食べることにしました。モノは「ピロリ菌に効く!」という噂のLG21。いろんなHPを見ると場合によっては胃薬よりも効果があるらしいというし、テレビでさまぁ〜ずの大竹がそのよさを力説していたので、騙されたと思って食べ続けてみようかと思います。

 ただ問題が一つあって、僕は残念なことにヨーグルトを食べると50%の確率で腹が痛くなってしまいます。胃が良くなったのに腸が悪くなるのは、何か本末転倒のような気もしますが、とりあえず勇気を持って試してみるとします。健全な生活を。。


1月28日(月) 【ほぐす】

 大阪は橋下さんですか。直接選挙の知事選は、特に東京や大阪のような無党派が多いところでは、ある程度の知名度があると断然楽に戦えるものなんだと思いました。となると、農村が多い宮崎がどげんかせんといかんことになったのは結構例外的な気もしますが。。知事になるなら官僚か知性派タレントになるのが近道ですね。

 今日は11時から保健センターのマッサージへ。地元で鍼灸師をしている大叔父からは「お前の肩の状態だったら、マッサージは2週間に1度受けるくらいがちょうどいい」と言われていて、確かにちょうど肩凝りが酷くなり始めそうな感じだったのでちょどよい具合です。2週間に1回のペースで受けられるのは、料金が40分500円と安いから。てもみんで同じ時間やると4200円もかかります。こういう福利厚生は本当にありがたいです。

 今日は右腕が凝っているらしかったので、腕を重点的にやってもらいました。マウスを使う右手はどうしても凝ってしまうみたいですが、じっくり揉んでもらったお陰で大分楽になりました。僕の肩凝りの原因としてはパソコンに向かいっぱなしということもありますが、元々左右の目にかなりの視力差があることに加え、視力が良い左目の奥にカルシウムが溜まって物が見えにくくなっていることが大きな要因を占めているようなので、根本的に治すにはカルシウムを取り除く手術しかありません。でもその手術は技術的にはあと10年くらいかかるらしいので、それまで肩凝りと付き合わなければいけないと思うと肩が凝ってなくても気分が悪くなるわ。

 昼は生協に行って、久しぶりに生協食堂の400円テイクアウト弁当を買ってみました。1、2年生の頃は毎日のようにテイクアウトのカツ丼を買って食べていたので懐かしい。本当に薄っぺらいカツ丼だったけど、当時はそれで満足してました。今日は久しぶりにカツ丼でも食べてみるかと思っていましたが、残念ながら今日のラインナップにカツ丼弁当はないみたいです。仕方なく豚塩カルビ丼を買って、家に帰って食べることにしました。

   

 期待していた塩豚カルビ丼ですが、食べてびっくり全く味がありません。。さすが、生協クオリティー。全然変わってない。どうしようもないので、醤油をかけて何とか完食。このカルビで満足できなかったので、夜はこれまた久しぶりに松屋に行って牛カルビ焼き定食を食ってしまいました。おいしかったけど、こっちはこっちで脂がすごい!あと付け合せのサラダがウサギの餌食ってるみたい。

 うーん、しばらく生協弁当は食べません。


1月29日(火) 【ポンチャック】

 韓国の不思議な音楽、ポンチャック
 → http://www.youtube.com/watch?v=sSXbUAtoSs8

 個人的にツボ。チャミスルを飲みながら聞くとよろしいです。


1月30日(水) 【み○ほさん、みず○さん♪】

 2限Uゼミ最終回。最後ですが先生はお忙しいらしく、先週に引き続きゼミ生だけでゼミを進めておいてくれということでした。まあ先生がいないほうが意見やコメントがどんどん出て、それはそれで面白かったりもします。今回の論文は僕が読んだ論文とも関連性があったので、興味深く読ませてもらいました。でも他のゼミ生によると、今回の論文についてレビューしたとある論文には、「この論文は内容はともかく書き方が学部卒論レベルの陳腐なものなので、研究者は読むべきではない」と書いてあるらしいです。確かに英語にしては読みやすかったけど、それは論文的ではないのかも。

 午後は1時からサークルのミーティングに参加。某大手金融機関、み○ほFGとの連携プロジェクトで、ビオトープに関して分析や環境教育など何かできないかという、大雑把にいうとそういうプロジェクトです。プロジェクト自体は去年末から始まっていましたが、なかなか時間が合わず、今日から参加させてもらうことになりました。

 何を隠そう、サークルで「ビオトープやろう」と言い出したのはこの僕です。もう今から7年も前のこと。その流れでサークル内に「水プロジェクト」を立ち上げましたが、大風呂敷を広げながら最悪の身の引き方をしてしまって、個人的にはずっと申し訳ない気持ちでいたところでした。その後「水プロジェクト」は後輩達が頑張ってくれて一応の完結を迎えましたが、この度みず○さんからの提携申し入れがあって再び日の目を見ることになったそうです。これは、汚名返上、名誉挽回のまたとないチャンスではないかと。

 当時の水プロジェクトでは、僕以外のメンバーが理系だったこともあり、「植生はどうだ」とか、「生態系はどうだ」とかいった専門的な話でミーティングが進んでいきました。財政面やマネージメントシステムがビオトープ管理にどういった影響を与えるのかといった社会科学的なことをやりたかった僕は、そういう話にはどうしてもついていくことができませんでした。もちろん、ビオトープで一番大事なのは生態系であり植生です。でも財政を含む管理システムの話も重要だと思っていました。ただ、悲しいことに2年生の僕にはその重要性うまく表現できなかったし、どういうふうに分析すればよいのかも分かりませんでした。でも今回は違う(はず)。博士課程の院生になり、社会科学的な分析方法もある程度学んできたつもりです。夢をもう一度、ではないですが、こんどこそ出来なかったことを成し遂げたい。みず○さんが協力してくれるんだから、またとないチャンスではないかと。

 ミーティングには○ずほさんの担当者の方もいらしていましたが、名刺交換をして話を聞いてみると、担当者さんは2005年卒で僕と同級生でした。しかも教養のクラスが僕が24組で彼が25組という隣同士。そういえばスポーツの時間で見たことがあるようなないような・・・。僕の知り合いは結構みず○さんに就職しているので、話を聞いてみると、やっぱり共通の知り合いがいました。世間は狭いですね。企業も社会的責任を果たさないといけないから大変だと思います。

 何はともあれ、久しぶりにサークルでちょっと頑張ってみようかと思います。み○ほさんと一緒にやるというのはチャンスだから、こちらが上手く利用するくらいの勢いでいかないと。


1月31日(木) 【安全】

 中国の冷凍食品問題を見ていると、赤福とか白い恋人とかの消費期限偽装で大騒ぎしていたのがバカらしく思えて仕方がありません。安心どころか安全すらままならないというのが恐ろしいことです。


モドル

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