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2008年 8月

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8月31日() 【イムレェオクラッ】

 朝から鼻炎になってしまい、鼻炎の薬を飲んだら猛烈な眠気に襲われて昼過ぎまで寝てしまいました。鼻水とくしゃみが止まるのはいいけれど、副作用で起こる言いようのない眠気とだるさはどうにかならないものでしょうか。眠くならない鼻炎薬を作ってくれたら、個人的にはノーベル賞だと思うのだけれど。

 夜は新宿で学科時代の同期の食事会。 「クルンテープ」 というタイ料理屋でタイ料理を堪能してきました。僕は辛いものが苦手ですが、ここのタイ料理は日本人向けなのか、辛さの苦手な僕でもおいしく食べられました。相変わらずパクチーはだめだったけど・・・。タイのビールを飲むのは意外にも初めてだったけど、日本のビールに似ていて飲みやすいです。3種類ほど飲んでみましたが、一番癖のないシンハ—ビールが飲みやすかったかな。


<シンハ—ビール>

<クロスタービール>

<プーケットラガービール>

<タイのお茶>

 料理もバラエティーに富んでいて、甘辛酸っぱいところがいかにもタイっぽいなぁと思いました。僕はタイにも行ったことないし、タイ料理もほとんど食べたことないので、「タイっぽい」というのは勝手な脳内イメージですが、今日食べたものはそのイメージに合致した感じです。トムヤムクンは中学生の頃ロイヤルホストで食べて、それ以来あまり好きではない食べ物の一つになっていましたが、今日食べたトムヤムクンはおいしいスープでした。やっぱりちゃんとしたところで出されるちゃんとしたものを食べないとだめですね。食わず嫌いだったわ。


<トムヤムクン>

<タイ風揚げ春巻き>

<鶏肉の揚げたもの>

<海老の炒め物>

<パイナップルチャーハン>

<ブアローイ(タロイモ入りココナッツミルク)>

 学科時代のみんなとは、ここ数年夏の食事会と冬の旅行が恒例行事になっていて、だいたい半年毎に一同に会す感じになっています。半年間隔だと適度に話題も溜まっていて、会うにはちょうどいいスパンのような気がします。今日もいろいろと驚くような話も聞いたりして、自分も考えないとなぁと思ったり思わなかったりです。。

 では、明日から帰省します。一応パソコンは持って行きますが、ネットに繋がらない可能性が低いので、何かあるときは携帯のほうにメールをもらえると助かります。一週間で帰ってくる予定です。では、また来週。


8月30日() 【ウェディング】

 夜に虎ノ門へ行き、サークルの後輩の結婚パーティーに出席してきました。結婚パーティーは何度出ても「幸せおすそわけ」感を味わえて、幸薄い僕にとってはささやかな幸せを感じられる良い機会です。それにしても、ついに後輩の結婚パーティーに出るようになってしまったのかと思うと、一抹の不安というか焦りを感じてしまいます。今までは先輩ばかりだったので、後輩のパーティーに出席すると急に焦るというかなんというか。まあ、そんな僕のことは置いといて、結婚おめでとう。幸せな家庭を築いてください。

 パーティーにはサークルの創始者のYさんがいらしていたので、恐る恐るPD受け入れの打診をしてみました。結果大丈夫だよということで、とりあえずは一安心です。Ph.Dを取ってきてもらえるとより有難いということでしたが、そもそもガクシンPDが通る可能性が現時点では極めて低いのでそれ以前の話かと。まあ、頑張ります(-_-;)

 パーティー後は近くの居酒屋で少し飲んで(とは言っても先週日曜日の後遺症があるので僕はほとんど飲めなかったけど)、11時過ぎに帰宅。帰る頃にはまた大雨で困りました。


8月29日(金) 【ドカンドカン】

 こうも毎日雷雨が続くと、気分的にも滅入ってしまいますが、今日の午後は晴れ間も見えたようで、出しっぱなしにしていた洗濯物がようやく乾きました。今のアパートはベランダが広くて屋根も長いので、相当な大雨が降らなければ干しっぱなしにしていても濡れることはありません。この点は今のアパートで一番気に入っているところです。

 夜は駒場Ⅱで研究会。6時前に家を出たときも綺麗な青空が広がっていましたが、遠くを見ると怪しげな雲がうごめいていました。うちの近所から撮った写真でそれがよく分かります。


<午後6時前の三鷹台>

 研究会が終わったのが11時過ぎで、その頃には案の定ものすごい雷と雨でした。情報によると東横線が落雷で止まってるということなので、井の頭線も下手したらまずいと急ぎ目で駅に向かうことに。が、建物を出たら本当に前が見えないくらいの雨と絶え間なく落ちる雷で、本当にこれは帰れるのかと思いました。知っている人は知っている通り、僕は雷が苦手です。駒場Ⅱから駅まで歩く途中、もしかしたら雷が僕の脳天を直撃するんじゃなかろうか・・・と、冷静に考えれば確率的にはほぼ有り得ない最悪の事態が頭の中をぐるぐると回ってました。でも今日に限っては空が光ってから1秒前後でバカスカ落ちていたので、実は本当に危なかったんじゃないかと。至近距離に落ちているであろう「バリバリドカーン」という音を聞きながらの10分間は本当に怖かった。

 最近の局地連続的な豪雨は何かおかしい気がしますが、それを短絡的に地球温暖化の影響と決めつけた言説が蔓延っていることにもかなり違和感があります。ブームか何か知らんけど、何でもかんでも「エコ」のせいにするなと。


8月28日(木) 【おいどんは鹿児島に行くでごわす】

 ようやく大きな時間が取れそうなので、9月1日から1週間ほど帰省します。ただいつものように、普通に帰省しては面白くないので、前半は4日くらい九州をぶらぶらしてから実家に戻るつもりです。ここのところ遠出の旅行ができなかったし、このまま行くと「30歳までに日本全国を回る」という目標達成が危ういので、強引にねじ込んでみました。もちろん、気分転換も兼ねつつも、各地の市役所や県庁に行って研究に使える白書をもらってくることも忘れずに。以下おおまかな日程を立てました。

・9月1日:始発の飛行機で鹿児島へ。鹿児島市内の見物と桜島一周サイクリングをして鹿児島市内のホテル泊。ラーメン・黒豚のとんかつ・白くまを食べて、薩摩焼酎を飲みたい。
・9月2日:午前中に鹿児島郊外の磯庭園を見物した後、鹿児島から熊本県の人吉まで、肥薩線観光列車の旅。特急「はやとの風」と快速「しんぺい」を乗り継いで、歴史ある嘉例川駅や日本三大車窓に数えられる雄大な車窓を堪能する予定。夕方4時過ぎに人吉に到着し、1時間ほど人吉の街をぶらぶらした後で、高速バスに乗って熊本へ。熊本泊。馬刺しかこむらさきのラーメンかタイピーエンを食べたい。
・9月3日:午前中は熊本市内(水前寺公園とか熊本城とか)をぶらぶら。熊本城は小学校・中学校の2回の修学旅行で来ているものの、ほとんど記憶にないので今一度きちんと見ておきたい。

 と、ここまでの日程は決まってますが、問題は3日の午後以降で、果たしてどうするか悩んでいるところです。移動手段は北部九州の高速バス・路線バス乗り放題のSUNQパスなるものを使うので、基本的にはバス。あと、4日の夕方には下関に着いていたい。となると、4日の午後4時には福岡天神のバスターミナルに着いていたい。

 そういった条件でいろいろプランを立ててみたところ、最終的には二つの案になって、一つは熊本から阿蘇を通って大分に抜け、豊後竹田や別府、臼杵を見るコース。この場合3日目の宿泊地はもちろん別府の温泉。もう一つは熊本からフェリーに乗って長崎の島原半島に行き、島原や雲仙、長崎を見るコース。これだと多分長崎に泊まるということになるかな。まあ、悲しいことに前者は小学校の修学旅行、後者は中学校の修学旅行のルートとほぼ同じになってしまいますが。うーん、どっちにしよう。。ということで、鹿児島・熊本はもちろんのこと、竹田や別府、島原や長崎などでもお勧めの場所があったらこっそりと教えてください。旅の参考にします。

 さて、今日の日記。昨日の夜ユンケルを飲んで寝たのがよかったのか、だるさは少し回復しました。どうも今回の疲れの原因は目にあるらしく、パソコンに向かうことが多かったためか、眼精疲労が激しいのが自分でも分かります。こういうときは以前買ったナポリンに頼るしかないと思い、久しぶりにナポリンを服用しました。本当は御殿下に行って運動すればいいんだろうけど、ここんとこ雨が続いて行くのが面倒だしなぁ・・・。

 午後は吉祥寺に買い物に行き、ヨドバシカメラの9階のレストラン街にある「万豚記」でチャーハンの昼食。万豚記はチェーンですが、以前からここのチャーハンが一番おいしいと思っていた僕は、吉祥寺に万豚記が出来てくれて大変ありがたく思います。今日はしらす青ネギチャーハン880円を頼みましたが、参宮橋や池尻の万豚記で食べたものと同じように、ボリュームがあってご飯がパラパラで、なおかつ味付けもいいという三拍子揃った逸品でした。時間帯もあったのか、レストラン街自体に客の入りが少なかったのが気になりますが、是非とも長く入居していてほしいと思います。


<ヨドバシカメラ9階の万豚記>

<しらす青ネギチャーハン>

8月27日(水) 【カレーを食べる】

 体調は悪くないけれども、鉛を付けたように体が重い状態が3日くらい続いてます。重い腰が上がらないとはまさにこのこと。出るのはため息ばかり。論文を提出したことで少しは回復するかなと思ったけど、特に回復する様子もなく、相変わらずぐたーっとして起き上がれない感じです。何なんでしょうかねぇ、これは。肩こりが原因かな?

 今日は一日休みの日にするつもりではいましたが、前述の通り体が重いので、下手したら一日家に引き籠ってしまう可能性が高いです。それではいかんと、昼から重い体を上げて自転車で吉祥寺へ出かけました。あまり食欲もないけど、カレーなら食べられそうだと、 「まめ蔵」 へ。今月頭に行ったときは一番高いスペシャルカレーを食べましたが、今日は値段節約のために野菜カレー(850円)を頼みました。カレーはコクがあって辛さも控え目な僕好みの洋風カレー。ここのカレーは本当においしいです。さすがに吉祥寺で30年もやっているだけのことはあります。


<まめ蔵へ行く>

<野菜カレーを食べる>

 帰りがけ、ブックオフの前で森三中の村上を見ましたが、実際に見てみるとテレビで見るよりもかなり小さいです。テレビで見るとそこそこの身長で物凄くふとって見えるけど、実際は背が低くて小太りという感じでした。テレビと実際では全く印象が違うんですね。それにしてもなぜ昼間の吉祥寺にいるのかと思いましたが、帰ってネットのニュースを見たら こういうこと だったみたいです。

 とりあえず元気を出そうとユンケルを飲んだけど、どうなることやら。


8月26日(火) 【とりあえず】

 日曜からいろいろありましたが、学会論文は何とか提出できました。ふぅ。詳しい日記はまた後日。


8月23日() 【御茶ノ水と吉祥寺を堪能する】

 今日も涼しくて過ごしやすい一日。朝早く目が覚めて何となく気分ものっていたので、トレーニングセット一式を持って御殿下へと出かけました。引越してからは基本的に、吉祥寺→(中央線)→御茶ノ水→(バス)→御殿下、というルートで本郷まで行っています。特に土日は中央線快速は西荻窪や高円寺、阿佐ヶ谷を飛ばしてくれるので、吉祥寺からお茶の水まではわずか5駅22分。そしてお茶の水駅前から出ている「灯台構内」行きのバスは、お茶の水を出たらノンストップで灯台まで運んでくれ、終点の「灯台構内」は御殿下の目の前という大変使い勝手の良いバスです。しかも値段は170円。場所的には以前住んでいた駒場のほうが格段に本郷に近いですが、時間的にはむしろ吉祥寺に住んでいるほうが近くなりました。今の家は最寄の三鷹台までも近いので、感覚としてはドアツードアです。電車とバスの乗り継ぎがよければ家を出てから35分で御殿下に着いてしまいます。なんて贅沢なことか。

 御殿下で1時間半ほど筋トレ・ランニングをして体を動かし、御殿下を出たのが12時過ぎ。帰りはお茶の水までぶらぶら歩くことにし、途中のやなぎさわで昼飯でも食べて行こうと思いましたが、やなぎさわに行ってみるとどうやら今日は休みの様子。土曜日もやってた気がするんだけど。ともかくおいしい魚を食べようと思っていただけに残念です。

 その後小雨降る中、しばし御茶ノ水界隈を散歩。散歩していると、すぐ近くに日本サッカー協会の本部& サッカーミュージアム があるということで、せっかくだからと行ってみました。この辺りにあることは知っていたけど、まさかこんな近くにあるとは。辺り一帯はサッカー通りというらしく、幼稚園の壁面にはサッカーをしているイラストが描かれています。

 ミュージアムの中は無料ゾーンと有料ゾーンに分かれており、サッカーに造詣の深くない僕は無料ゾーンのみを見物。無料ゾーンの中にはサッカー殿堂もあり、そこそこ楽しめました。一番の驚きだったのは元会長の岡野俊一郎が灯台出身だったことで、しかも昔灯台はインカレで優勝したこともあるらしいですね。知らなかった。女子はオリンピックで4位入賞しましたが、男子はオリンピックは惨敗だしフル代表も最近はいいとこなしなので、頑張ってほしいものです。


<サッカー通り>

<サッカーミュージアムとJFA本部>

 続いて御茶ノ水駅そばにある 湯島聖堂 へ。湯島聖堂も名前は聞いたことがありましたが、まさかこんなに近くにあったとは。本当に灯台もと暗しでした。湯島聖堂は昌平坂学問所跡地で、湯島天神と並ぶ学問の殿堂。周知の通り僕はミーハーなので、日本史で習った場所に来るとそれだけで感動してしまいます。孔子を祭っている大成殿が土日は開いていて見物できるというので、200円払って中に入ってみましたが、まあ200円払う価値があるかというと、うーん・・・。


<孔子を祭っている大成殿>

<都会の中にぽつりとある>

<唯一残る当時の建造物 入徳門>

<孔子様の像>

<湯島聖堂内>

<聖橋から秋葉原方面>

 ということで、思いがけず御茶ノ水界隈を堪能することができました。今まで御茶ノ水は単なる通過地点や飲み会の場所としか見てませんでしたが、改めて歩いてみるとやはり歴史がある街であると感じます。今日は歩いてませんが、他にもニコライ聖堂や神田明神など、他にも見所がたくさんあるようです。今度また、晴れた日にぶらりと散歩してみようと思います。

 夜はマルコフ教祖と飲むことに。マルコフ教祖と会うのはかなり久しぶりで、ゴールデンウィークに長瀞に行って以来かな。何かもっと頻繁に会っているような気もしますが、約4ヵ月ぶりです。7時半に吉祥寺駅で待ち合わせということでしたが、マルコフはバラ模様の上着を着ていたので目立ってすぐに分かりました。薔薇男と命名しよう。マルコフは昼間会社の鱒釣り大会に参加していたらしく、お土産に13匹もの鱒をいただきました。ありがとう。

 さて、最近は大人の飲み方をしたいと思っている私。蕎麦屋やうなぎ屋で飲んでみたいと、日に日にその思いが強くなってきました。蕎麦屋のつまみをアテに日本酒を飲み、〆にせいろを啜ってさっと店を後にする。何て粋なんだろうか。僕もそういう大人になりたいと、今日は蕎麦屋で飲むことに。場所は駅から井の頭通りを荻窪方面に10分ほど行った、名店の呼び声高い 「よしむら」 。店に入るとほぼ満席で、かろうじて空いていたテーブルに通してもらえました。最初にビールを1杯飲み、その後日本酒へ。天の戸(秋田)など、二人で三合ほど。鴨味噌焼きとか、茄子のしぎ煮とか、日本酒に合います。濃い味噌は日本酒のお供ですね。そして〆はせいろ。更科風の吉祥寺と、田舎風の開田を一枚ずつ頼み、半分ずつ食べました。吉祥寺も開田も、そばの風味がはっきりとしていておいしかった。雰囲気も味も満足です。


<箸袋>

<最初の一杯と揚げ蕎麦>

<鴨味噌焼き>

<茄子のしぎ煮>

<江戸前穴子の天麩羅>

<日本酒を飲みつつ>

<せいろ 吉祥寺>

<せいろ 開田>

 蕎麦屋は長居するものではないという勝手な思い込みもあり、1時間半で退店。もう少し飲みたいねぇ、特にマッコリなんて飲みたいねぇということで、以前行ったサムギョプサルの店に行ってみましたが、何とビルごとなくなって更地になってました。何ということか。吉祥寺は流行り廃りが激しいです。仕方がないのでその近くにあった焼肉の 「李朝園」 へ。この李朝園は吉祥寺で一番有名で評判が高い焼肉屋ということで、店は確かにかなり広い割には客の入りも上々でした。が、僕らが望んだマッコリは置いてないと・・・。うーむ。特に焼肉を食べるつもりはなかったけど、仕方がないのでビールに焼肉2人前、そして冷麺を注文しました。焼肉はこの店の規模の割にはおいしかったし、冷麺は家庭的な味がして食べやすかったかな。韓国で食べる冷麺ほど麺の弾力がないので、この辺はラーメンの麺に慣れた日本人の僕にはありがたいです。


<李朝園の昭和的な店内>

<カルビとミノ>

<肉を焼く>

<冷麺>

 李朝園を出た後はこれまた有名な大衆居酒屋である「大茂」で少し飲み、12時半に帰宅。マルコフももちろん電車がないということで、うちへやってきました。引越してから初のお客様。そういえば前の家のときも初のお客様はマルコフ様だったかな。

 今日は形は違えど、御茶ノ水と吉祥寺を堪能出来て、思いがけず充実した一日になった気がします。


8月22日(金) 【トラックを駆け抜ける】

 急に涼しくなって、過ごすやすくてありがたいですが、急激な気温の変化は喘息の大敵なので困ります。

 さて、4×100mリレーで日本が見事銅メダルを取ったということで、オリンピックのトラック種目でのメダル獲得は80年振りだそうです。優勝候補が予選でぞくぞくと失格になるという運もあったかもしれませんが、運も実力のうち。というか、リレーはバトンパスこそが真髄らしいので、そこをなおざりにした優勝候補国の失格は運じゃなくて必然だったかもしれません。いずれにしろ、朝原さんの集大成で銅メダルを取れたのはストーリーとしてよく出来ていると思います。昨日のソフトボールと似てますね。

 余談ですが、何故メダリストはメダルを噛むのでしょうか。本物の金かどうか噛んで確かめた故事によるとか、メダルと顔が一緒に写るから好都合とか、いろいろ理由はあるそうですが、僕個人としてはあんなハシタナイ行為はないと思ってしまいます。ということで、僕はメダリストになってもメダルは噛みません。もちろん、メダリストになることなんでありえないですが・・・。

 ということで、話題がないために二日連続でオリンピックの話題ですみません。夜は吉祥寺のCoCo壱番屋でカレーを食べてきました。


8月21日(木) 【打撃の神様ブストス】

 ソフトボール金メダル、おめでとうございます。最初は論文を書きながら決勝戦を見てましたが、途中から論文どころではなくなって真剣にテレビに見入ってしまいました。日本がリードしているのに息詰まる展開で、アメリカのバッターが打つたびに、例えそれが凡打であっても、解説の宇津木元監督が「うあぁ〜」だの「ぎゃー!」だの声を出すので、見ているこっちが冷や冷やしました。でもあの怖いイメージのあった宇津木さんが、最後絶叫して泣き崩れていたのは、金メダルを語る上で物語性が増してよかったのではないでしょうか。日本人は長い苦難の道のりの末、最後に大団円を迎えるというストーリーを好む傾向にあるので、宇津木さんの涙はいいスパイスになっていたように思います。

 それにしてもアメリカのブストスという選手は何でしょうか。小中学生が喜びそうな名前はともかく、その名前(日本的にはね)に似合う体格を持ち、打ち損じがホームランになるという驚異的なパワーにはただただ驚きました。オリンピックでの成績は22打数11安打6ホームランだそうで、打撃不振が極めて深刻な野球日本代表に欲しいくらいです。森野や新井がクリンナップを打ってるようでは、日本はダメだと思うんですが。


8月20日(水) 【すぱくり、緊張する】

 いやいや、今日は久々に緊張しました。

 今日から新しいおーらるが始まるということで、午後虎ノ門へ。二年半続いた前回のおーらるはとりあえず無事終わりましたが、まだまだ続くこのプロジェクト。僕も新たなおーらるにも参加させてもらえることになりました。本当にありがたいことです。(そういえば、よく「日記のおーらるって何?」と聞かれることがあるので、とりあえずウィキペディアの説明をリンクしておきます→ おーらる ) しかし今回のインタビュー相手は、恐らくこの日記を読んでいる人全員が知っているであろう政界の大物。前回の方も有名でしたが、今回の方は一般的な知名度でいくとかなり差があるし、僕もテレビで何度も見てきました。さすがに大物相手だからなのか、こちら側5人には教授・准教授の先生2名がいらっしゃるという豪華な布陣です。もちろん僕は一番下。

 で、緊張しつつインタビュイー氏の事務所に入ると、そこにはテレビで見たことがあるあの顔が。一気に緊張の度合いが高まりました。僕はほんとにこの辺ミーハーで、自分でもよくないところだとは思いますが、性格だからどうしようもない。名刺交換するときには若干手が震えてしまって、情けない限りです。

 1時間半ほど質問したりお話を伺ったりしましたが、前回の初回と比べて成長したのはまがりなりにも質問できたことでしょうか。もちろん初めに質問するときは話の流れとか間とか考えてかなり踏み出すのに勇気が入りましたが、何も分かってない若造が質問するのは実は楽なのかもしれません。教授くらい偉くなると聞きづらくなることも、僕くらいだとペーペーだからということで許される。この辺りは若輩者の強みなのかもと思いました。もちろん、あまりにくだらない質問はできませんが。

 進行の主導権はほとんど先生方にお任せだったので、僕はほとんど何もしてないに等しいですが、何もしてないはずなのに終わったらどっと疲れました。まだまだ僕は修行が足りんですね。今後精進していきます。

 その後、1週間ぶりに本郷に行って御殿下で筋トレ。最近会う人会う人「太った?」と聞いてくるので、僕は「これは筋肉をつけたんだ!」と内心憤慨していましたが、今日体重と体脂肪率を測ったら、体重は減っていたのに体脂肪率は21%とまさかの20%台逆戻りでした。一時は16%台まで行ってたのに。これだと確かに太ってるように見えてしまうよねぇ・・・。やっぱり筋トレと有酸素運動はさぼっちゃだめなようです。筋トレや有酸素運動の量を減らしたら生活リズムも乱れたし、やはりここは一から出直したいと思います。はぁ。


8月19日(火) 【体内時計は1日25時間】

 ここのところ朝6時起床・夜12時消灯という健康的な生活を送っていましたが、1日25時間の体内時計に従順なのか、徐々に時間がずれていき、気が付いたら昼夜逆転生活になってしまいました。うーん、こりゃいかん。僕の場合、朝会社とか研究室に行かなくてもいい生活なので、体内時計を24時間にする何かしらの強制力がないのが原因かもしれません。いや、原因は意志の弱さだということは分かってるけど。

 ということで、今日の特記事項は特になしで。


8月18日(月) 【ひみつのアッコちゃん】

 夜は吉祥寺の 味源 で、味噌ラーメン(700円)を食べてきました。以前住んでいた時はかなり来ていたので、久しぶりの味源。チェーンだけどおいしい味噌ラーメンを提供してくれます。ご飯サービスなのもありがたい。味源は大学3,4年の頃よく来ていたので、今日は味噌ラーメンを食べながらそのときのことを思い出しておセンチな気分になりました。

   

 ニコニコ動画で、「ひみつのアッコちゃん」第2期のエンディング音楽を発見。
 → http://www.nicovideo.jp/watch/sm740800

 ひみつのアッコちゃんは過去3度アニメ化されているようですが、僕が見ていたのは1988・89年の第2期です。日曜6時の、今で言うちびまる子ちゃんの時間にやっていて、小学校2年生だった僕は妹と一緒によく見ていました。このエンディングテーマはノリがよくて、当時好きな曲の一つでしたが、まさかニコニコ動画にあがってるとはね。今聞いても、アニメの曲として秀逸だなぁと思います。やっぱり堀江美都子はすごいわ。

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 4月29日と8月15日の三浦半島旅行記を上げました。よろしければどうぞ。


8月17日() 【気合いだ〜】

 自転車50kmが堪えたのか、起きたら昼3時過ぎでした。でもって足と腰が筋肉痛。

 夜はオリンピックの女子レスリングを見ましたが、面白いことに日本勢はアテネのときと全く同じ成績なんですね。浜口京子が銅メダルを取ったあと、観客席に乗り込んで母親と抱き合っていたシーンがありましたが、そのとき父親のアニマル浜口はそっちに行こうとして中国の係員に静止されていたようです。前回のアテネのときに試合会場に飛び降りようとしたために、中国の公安が徹底マークしてるらしい。あのオヤジ、公安まで動かしたのかw しかもその静止している係員に対してずっと「ワンメモリー」と連呼していて、これは何のことだろうと思いましたが、どうやら「一回の思い出だから行かせてくれ」みたいなニュアンスだったみたいですね。ほんと、あの人面白いなぁ。

 今日は涼しくて過ごしやすかった。


8月16日() 【自転車で50km】

 オリンピックの卓球男子団体準決勝、日本対ドイツ戦。久しぶりに、痺れる卓球の試合を見ました。第5セットまで縺れて、その第5セットも最終セットまで行くという、かなりのところまで行った末の敗戦。かなり残念です。でも本当に今日の日本はよかった。特に第5セットは相手がボルというドイツの絶対的エースだったので、あぁこりゃもう1セットも取らずに終わるなぁと思ってましたが、日本の岸川が驚異的な粘りを見せてセットカウント2−2で最終セットに行くという展開に。最後は力尽きて負けてしまいましたが、本当にいい試合を見せてもらいました。世界的に見て長らく低迷が続いている日本男子ですが、女子に負けず頑張ってほしいです。オリンピックで準決勝まで行ったというのがすごいよ。

 と、日中はオリンピックを見つつ、学会用の論文を書いたり書かなかったりしていました。今日・明日でサークルの全体合宿が行われているということでしたが、今年は論文があるから無理だろうと、早めに欠席の意思表明をしていました。2003年の全体合宿開始から皆勤賞だったけど、これも仕事だから仕方がない。・・・と思ってましたが、夜になる頃に論文に少し目処がつきそうな感じに。これなら今からでもちょっとくらい顔を出せるんじゃ?と、今年の幹事のN君に電話して夜だけでも参加することに急遽予定変更しました。でもその時点で時刻は夜9時半。今年の合宿の場所は八王子の上柚木にある、あの大学セミナーハウス。過去の合宿でも2回ほど使用しています。9時半に家を出て、電車で向かったとしても、恐らく終バスは終わっているはず。じゃあどうするか。

 ということで、今考えるとバカなことですが、自転車で行こうと思い立ちました。最近は御殿下に行けてないし、有酸素運動もできてない。だからうちからセミナーハウスまで自転車で行けば、かなりいい運動になるんじゃないかと。問題は雨ですが、23区には大雨洪水警報が出ているものの、外は雨が降ってません。じゃあ雨が降らないうちにと、9時40分に三鷹台の我が家を出発。

 ・・・着いたら12時でした。もう汗びっしょりでくたくた。家→東八道路→人見街道→甲州街道→(府中駅)→鎌倉街道→(多摩川)→川崎街道→(聖蹟桜ヶ丘駅)→野猿街道→セミナーハウスという行程で、距離にして片道25km。地図でみると大したことはありませんが、地図では高低差があまり分かりません。しかし実際に自転車を漕いだら、そのアップダウンにへろへろになってしまいました。武蔵野台地上にある我が家、多摩川を渡る、野猿峠にあるセミナーハウスとくれば、高→低→高になる決まってます。特に最後の、野猿街道に入ってからの6kmはほぼ登りで精根使い果たしてしまいました。

 12時に着いてそのまま飲み会に参加したものの、疲れていてほとんど酒を飲むこともできず。ぐは。さらに帰りのことを考えると余計飲む気がなくなってしまいました。参加者のみなさん、あまり飲めなくてすみません。あと差し入れの一升瓶の日本酒があまりおいしくなくてすみません。

 合宿としては珍しく飲み会が4時にお開きになったので(だいたいいつも6時半頃までやってる)、僕もそれに合わせて帰ることに。本当に夜の飲み会だけに来た形になってますが、こういう人間が一人くらいいてもいいでしょう。自分が1年とか2年生だったら恐れ多くてそんなことできないけど、僕はもう「結構上の人」だし、先輩は「とりあえず顔を出す」ことが重要だと思うのでね。

 帰りは明け行く空の色との闘いでしたが、行きの2割増のスピードで漕いだので6時前に家に帰りつきました。最後東八道路を漕いでいるときには腰とふくらはぎがどうしようもないくらい痛くなってしまいましたが、無事に家に到着。シャワーを浴びたら自転車をこいだ疲れですぐに眠ってしまいました。

 結局4時間で50kmほど自転車を漕いだことになりますが、ジムでもそんなに漕がないので、結果としてはものすごい有酸素運動になったと思います。筋トレを続けていると筋肉痛は起こらなくなりますが、さすがに足と腰が痛くなったくらいだから。背筋は結構鍛えてるんだけどなぁ。もう二度とこういうことはしまん。以前マルコフが青梅新宿間を自転車で往復したというのを聞いて、「なんて馬鹿なことを」と思いましたが、今回の件で僕も馬鹿の仲間入りですね。


8月15日(金) 【再び、三浦半島へ行く】

 今日は湾岸太郎くんと二人、三浦半島へ小旅行に出かけてきました。三崎港でマグロ料理を食べ、横須賀では無人島である猿島へ渡って戦時中の要塞跡を歩き、海軍カレーを食べてきました。今日は天気がよく、嫌になるほど暑かったので、外を歩くのも億劫でしたが、マグロもカレーも暑い中わざわざ来た甲斐があったと思うくらいおいしかったのでよかったかと。前回は1人で行ったので尻込みしてマグロを食べず終いでしたが、今回は二人なので遠慮なしに店に入っていけました。やはりおいしいものを食べるなら誰かと一緒に来るのが良いです。話ながら食べると、おいしさもさらにアップします。横須賀の戦艦三笠にも行きましたが、今日は終戦記念日なので人も多いかと思ったらそんな様子は感じられず。やっぱりそういう人は靖国神社に参拝するのか。まあ、いろいろなことはいずれ書くはずの旅行記で。

 夜は同じく同期HiroC(HY)くんが東京に出てきているということで、ぽてと嬢も加えて4人で吉祥寺で飲むことに。以前からの二人のご希望通り、いせやで焼き鳥を食べようかと思いましたが、店に行ってみたらお盆休みということで残念ながら今回もいせやに入ることができませんでした。まあ、昼にマグロを食べ、おやつにカレーを食べて結構腹がパンパンの太郎くんは(僕もですが)、食べ物の量が多いいせやが閉まっていてよかったねぇと安堵の表情でしたが・・・。

 その後店を探してうろうろし、最終的に 「真希そば」 へ。そばがおいしい店ということで、日本酒で肴をつついて〆に蕎麦なんてことをしてみたいなぁと思っているのもあって初めて入ってみました。蕎麦屋というよりは居酒屋ですが、料理も〆のへぎそばもおいしかった。へぎそばというのは新潟県発祥の、布海苔を練りこんだそばのことだそうです。食べてみると普通のそばよりもつるつるしていて、喉越しがすっきりとしている感じです。


<天ぷら盛り合わせ>

<串盛り合わせ>

<にしんの珍味>

<へぎそば>

 4人で飲むと、ぽて嬢か太郎くんがいじられ役になることが大体いつものパターンですが、太郎くんは官庁で鍛えられたのか返しの腕をかなり上げていて驚きました。さすが、官庁というところはそれだけのものがあるということでしょうか。今日はクリーニングというものがいかに官僚にとって重要なものなのかということが分かりました。

 11時帰宅。今日は久々に1日遊んで、いい気分転換になりました。またマグロ、食べに行きたいものです。


8月14日(木) 【盆】

 世間的にはお盆ということですが、今年は帰省していないのでいまいち実感が湧きません。今日は北島の金メダルを見たり、野球の日本対台湾戦を見たりしながら、研究する一日。北京オリンピックメイン会場の「鳥の巣」という名前は、どういうネーミングセンスをしているのだろうか。


8月13日(水) 【運動をしてリフレッシュ】

 最近の日記を見てもらうと分かるように、ここ5日間で4回の飲み会と、久しぶりにかなり密なペースで飲んでます。ううん、いかん。特にお金と肝臓が。夜飲み会があるということは昼の時間を有効に使わないといけないので、今週は御殿下に行かずに、家で論文を書いたりしていました。日記では飲み会の部分しか書いてないですが、昼間は基本研究をしています。まあ、それが院生の仕事なので当たり前ですが。

 ただ研究ばかりしていると持病の肩凝りが酷くなります。そこで今日は夕方から久々に御殿下へ行って、筋トレ&卓球をすることに。1週間ぶりに筋トレをすると、筋肉が少し衰えているのが分かります。やっぱり鍛えるには継続的な努力が大切なんですね。ほんと、研究と同じ。でも久しぶりに体を動かしてすっきりしました。その後毎週恒例の卓球で汗をかき、夕食はKさんの「ラーメン食べたい」という要望で 「瀬佐味亭」 へ。黒坦々麺を食べてきました。坦々麺の割にはあっさりしていておいしいです。本郷はおいしいラーメン屋があって羨ましい。

 瀬佐味亭のあとは「暑いからちょっと飲んでいくか」と、加賀屋へ行くことに。これで6日間で5回飲むという、夏を満喫しているなぁという感じになってしまいました。まあ、運動した後のビールは本当にうまいので、その欲求にはなかなか逆らえないのが僕の意志の弱いところでもあります。


<瀬佐味亭の黒坦々>

<大衆居酒屋といえばホッピー>

<アジの刺身>

<大好きですフライドポテト>

 テレビでやっていたオリンピックの野球キューバ戦を見つつ、金欠気味なのであまりお金を使わないようにと、店員さんに「下町っぽい安い酒ってありますか?」と聞いてみたところ、「うちの店員と腕相撲で勝ったらホッピー一人一杯無料サービスしますよ」と。ということで、一番腕っ節の強いNくんを半ば強引に僕らの代表にして、その店員さんと戦ってもらいましたが、為す術なく完敗。一応鍛えている僕ですが、N君には全く歯が立ちません。そのNくんよりも強いというのは、相当なものなんでしょう。筋肉というものは奥が深いです。僕ももっと締まった体を作って行かなければ。

 結局残念ながら無料サービスにはなりませんでしたが、ホッピーの中身3杯にホッピー1本という安飲みな注文をしました。これだと3人で飲めて一人250円くらい。安くて下町っぽくていいですねぇ。さすが加賀屋。本郷は安くて新鮮な魚介類を出す居酒屋が多いので、酒飲みには本当にいい場所だと思います。

 帰りは中央線に乗って帰っていたら、久しぶりに運動して疲れていたのかぐっすりと寝て乗り過ごしてしまい、気がついたら吉祥寺の二駅先の武蔵境でした。いかんいかん。


8月12日(火) 【日本人の一般教養】

 4年生の後輩Kさんから「飲みませんか?」という誘いを受け、夜は後輩4人と本郷で飲み会。コンセプトか何かある飲み会なのかと思いましたが、特に意味はなかったようで、納涼というか「大人の飲み会」というにしましょうと、本郷三丁目交差点付近にある 「炙りBar」 へ行ってきました。地下に降りて重い鉄の扉を開けると、そこは確かに大人の飲み会にふさわしい洒落た雰囲気の居酒屋空間。本郷三丁目の近くにこんなお洒落なところがあったとは。炙りBarの名前の通り、肉や野菜を炙っておいしく食べてきました。酒も種類が豊富で使えます。

 5時間近く店にいたので、かなりいろいろなことを話しましたが、その中でも話題の大半を占めたのはゲームの話題でした。「大人の飲み会」なのにゲームの話題でいいのかという気もしますが、5人中3人が現在進行形でドラクエシリーズのいずれかをしているというのが何とも。。ただ、院コースの後輩でもあるTくんの「ドラクエはもはや一般教養だからやっている」というのは、確かにそうかもと思うところがありました。僕自身が初めてやったRPGはドラクエ3だし、その後もドラクエ1,2,4,5、FF4,5,6と、ファミコン/スーパーファミコン全盛期のDQ・FFは一通りやっています。当時の同級生の男たちはほぼ全員がやっていたし、ドラクエやFFが共通言語になっていたことはありました。やがてそのとき少年だった男たちは大人になり、ドラクエやFFのヒット作はPSやDSでリメイクされています。昔少年少女だった大人が懐かしさを求めてリメイクを買うと同時に、今の少年少女も新しいゲームとして買う。ロト・天空シリーズのドラクエ世代の再生産。最近発売されたDSのドラクエ5の売り上げは既に100万本を超えたそうです。新しい要素を加えているとはいえ、16年も前に発売されたゲームのリメイクが短期間で100万本売れるというのは、いかにドラクエが国民的なものであるかを示しているものだと思います。そういう意味では、少なくとも今の30代前半以下の世代にとって、ドラクエシリーズは既にサザエさんやドラえもんと並ぶくらいの一般教養になっているのかもしれません。「ホイミ」と言えば何を意味するか、ほとんどの人が分かるだろうし。

 ちなみに僕が好きなのは「ドラクエⅢ」です。かなり思い出補正がかかっていると思いますが、当時スーパーマリオやアクションゲームしかしたことがなかった僕にとって、初めてプレイするRPGは衝撃でした。小学校2年生の思い出。僕のゲームはここが原点になっているといっても過言ではありません。特にラストは感動なので、やったことない人は是非やってみてください。できれば1、2をやったあとに。DSかなんかで1,2,3まとめてリメイクされないかな・・・。


8月11日(月) 【疑似旅行】

 遅ればせながらgoogleのストリートビューをいじくってみましたが、あれはすごいですね。プライバシーも何もあったもんじゃない。前住んでいた駒場のアパートはばっちり丸見えで、時期からして僕が住んでいるときに写真を撮られたのは明らかでしたが、その日はたまたま外出してたか何かでサッシを下していて、何とかプライバシーは守られたようです。洗濯物を干してなくてよかった。これが全国の地図に広がれば疑似旅行ができていいのではないかとも思いますが、プライバシーの問題は相当なものになるだろうなぁ。

 最近は暑くて食欲が湧かないので、大体一日一食+プロテインという食事になってしまっていますが、今日は珍しく夜中に腹が減ったために、ラーメンでも食べようかと吉祥寺へ。時刻は夜中3時で、この時間だと自転車に乗ってぶらぶらするのが一種の気分転換になります。自転車で風を切りつつ吉祥寺へ向い、かなり久しぶりに 洞くつ家 へ。僕が来なかった2年の間に、いつのまにか営業時間が朝5時まで延びていて、これは夜型人間にはありがたいです。中盛りラーメンとキャベチャーを食べましたが、やっぱり洞くつ家はおいしいです。駒場の家の近くにあった侍もよかったけど、家系の王道を行くという意味では洞くつ家が上かな。これだから吉祥寺は侮れない。


<夜の洞くつ家>

<ラーメンとキャベチャー>

8月10日() 【ビアガーデンでビールを飲む】

 今年の夏は学会発表のための論文書きや、なぜかゼミのレポートを2本書かなければいけないということもあるので、盆に帰省しません。お盆は一人寂しく、東京のアパートでオリンピックでも見ながら、論文を書きつつ粛々と過ごします。最近は4ヶ月くらい旅行に出かけられず、若干イライラも溜まってきてますが、今年の夏は我慢。その代り、9月に入ったら帰省のついでに鹿児島で1泊くらいしてくるつもりです。鹿児島でお勧めの場所があったら教えてください。

 というように粛々と過ごすといいながら、今日も飲み会。まずは夕方本郷(というか弥生)に行き、農学部の研究室でサークルのミーティングに参加し、その後この前の小学校での出前授業の打ち上げも兼ねての飲み会となりました。夏はビアガーデンに行かなければということで、本郷(というか弥生)から歩いて不忍池湖畔にある 「カナリア」 というビアガーデンへ。僕の記憶が確かならば、ビアガーデンで飲み食いするのは意外にも初めてじゃないかと思います。

 雨が降るという予報だったためか、テント下の席に通されてまずはビール。生ビール500円、ピッチャー2500円だったので、「ピッチャーがお得だから最初からピッチャーで頼んでは?」という後輩がいましたが、いやいや、ちょっと待てと。最初は各人毎に生ビールを注文して、ビールサーバーから直に注がれて泡もしっかりしているビールを堪能しようじゃないか。効用が下がってくる二杯目からはピッチャーにしようと、先輩の特権(?)を活かして半ば強引に生ビールを人数分注文しました。こういうときくらいしか先輩の特権を活かせないのが何ともですが・・・。

 定番の枝豆やフライドポテトは割高な割にチープ感が否めませんでしたが、ここはビアガーデンという雰囲気がを楽しむところなのだからさして問題なし。ジンギスカンと豚バラはボリュームがあっておいしかった。やっぱり外で食べると気分が違いますね。7人なのにピッチャーを4、5杯注文し、上野らしいパンダカップに入った日本酒も飲んで、結構いい気分になりました。途中大雨が降っていたようだけど、テントの下にいたのと酔っていたのとで、店員さんに「結構雨降ってますよ」と言われるまで全員気がつきませんでした。酒を飲んでいると周りに神経が行かなくなるので困ります。


<ビアガーデンで生ビール!>

<ビアガーデンで枝豆!>

<ビアガーデンでフライドポテト!>

<豚バラの焼物>

 ビアガーデンを11時前に追い出され、その後は4人で適当に見つけた大衆居酒屋で終電まで。さすが上野には昭和風味の居酒屋がたくさんあって、オジサンには持ってこいだろうと思います。いいなぁ、上野。琥珀エビスを飲んだりしつつ、12時の終電で帰宅。引っ越したら終電が30分早くなってしまったのが残念です。


8月9日() 【フランス人にはバスローブが似合う】

 今日は起きたら昼過ぎで、テレビでは柔道の谷亮子が1回戦を戦っているところでした。結果は残念ながら銅メダルだったみたいだけど、5大会連続でメダルを獲得するというのはよく考えると尋常じゃないように思います。世界のトップに君臨し続けるための努力というのは相当なものでしょう。僕も「不断の努力」ができる人間になりたいと切に思っているところです。

 夜は日韓交流仲間であるやっさんの壮行会。G務省から仏大使館に赴任するということで、昔フランス語選択だった僕は羨望の眼差しを向けざるを得ません。いいなぁフランス・・・。まず4時頃オキくんと二人で待ち合わせて、プレゼントを買いに伊勢丹へ。「フランス=優雅な生活」という単純な図式が頭にあった僕らは、カルバンクラインのバスローブを贈ることに。これを着て右手にワイングラスでも持っていれば気分は髭男爵になること間違いなしです。まあ、フランス=バスローブというイメージは我ながら何て貧相なんだとは思いますが・・・。

 案外早くプレゼントを選び終わったので、集合時間までの1時間でカラオケへ。関西で接待をすることが多くなったらしいオキ君。先日スナックのカラオケで、以前僕が教えた「名古屋はええよやっとかめ」を歌ったら、大層オジサマ方の受けがよかったそうです。ただそれ以外にオジサン受けするレパートリーがあまりない。そこで古い曲を知っているすぱくりくん、おやじ受けする曲をいろいろ教えてくれたまえということで、1時間のカラオケではオジサンが好きそうな古い歌のみを掻い摘んで歌ってオキくんに伝授(?)してきました。歌った(というか紹介した)曲を挙げると、おら東京さいくだ(吉幾三)/初恋(村下孝蔵)/青春時代(森田公一とトップギャラン)/年下の男の子(キャンディーズ)/燃えよドラゴンズ(舟木一夫)/さらば恋人(堺正章)などなど。いわゆるJ−POPは全く歌いませんでした。燃えよドラゴンズを除いて、すべて20〜30年くらい前の曲だし。何て偏った選曲だろうか。でもこれがオキくんの接待カラオケに役立てば言うことありません。

 1時間のカラオケレッスン後、6時に他の皆と集合して東新宿にある焼肉屋の 「幸永」 へ。ここは6年前・5年前の日韓交流で通訳を担当してくれパクさんが店長を務める焼肉屋で、打ち上げとかオキくんの壮行会とか、日韓交流の大きな集まりのときは決まってここで開催していました。オキくんの壮行会以来だから3年半振りかな?知り合いがやっているからという訳じゃないけど、ここの焼肉はかなりおいしいです。そこそこの値段でそこそこいい肉を食べようと思ったらここが一番。僕らは「パクさんの焼肉屋」と呼んでいて正式な名前を知りませんでしたが、今日はちゃんと調べてきたのでリンクを張っておきます。幸永という店名だったのね。

 懐かしい面々が10人集まって、焼肉での壮行会。久しぶりに食べるとおいしいです。焼肉もさることながら、ユッケが絶品でした。ホルモンもビールに合う。最初は肉に集中するためのご飯はやめておこうと思ってましたが、おいしい肉を食べるとご飯がほしくなるもの。焼肉最大のジレンマに苛まれた僕は、結局ご飯を注文して、しかも2杯も食べてしまいました。焼肉の誘惑は恐ろしいです。でも今日はこの焼肉を楽しみにして朝から何も食べなかったんだからいいか。


<東新宿 幸永>

<サービスのキムチ盛り合わせ>

<ユッケ>

<ロース>

<タン塩を焼く>

<いろいろ焼く>

 焼肉のあとは近くにあるマクドナルドで話し、10時過ぎに解散。渋谷でやっさんと握手をして別れました。体に気を付けて、フランスでも頑張って!


8月8日(金) 【8並び・北京オリンピック開幕】

 日中は本当に暑いので、用事がないと全く出かける気になりません。

 夜は駒場でSKS研究会。例の如く仕出し弁当をいただき、報告者の発表を聞いたあとで懇親会。今日は某学会研究の第一人者であるS先生の発表。発表の内容もさることながら、こういった半ばタブー視されている現代宗教の問題に正面から取り組む姿勢に刺激を受けました。僕は失礼ながらキナ臭いというかタブーの問題が好きで、学部時代に先生の著作を何冊が読んだことがありますが、まさかその先生と研究会で毎月ご一緒できるとは。出会いとは分からないものです。

 今回の懇親会は主に助教さんの博士号取得祝いになり、Mclear先生から心温まる話をたくさん伺いました。指導教員と学生の間の愛、素敵ですねぇ。羨ましくなりました。いい話をありがとうございます。


8月7日(木) 【鼻がむずむずします】

 今日は鼻炎。朝から鼻がむずむずしだし、昼過ぎには涙とくしゃみが止まらなくなりました。これを止めるべく薬を飲んだら、くしゃみと鼻水は止まるのと引き換えにやってくるのは猛烈なだるさと眠気。鼻炎薬の副作用である病的な眠気は恐ろしいです。そんなわけで、今日の午後は全く研究になりませんでした。気分転換に御殿下で筋トレ&卓球をしようと思っていたけど、それもパス。誰か眠気の全くない鼻炎薬を発明してくれないだろうか。あと、僕が鼻炎になる条件とメカニズムを教えてほしい。


8月6日(水) 【食事事情】

 引っ越して1週間。居住スペースの方はほとんど片付きましたが、キッチン(とはいっても狭いけど)周辺に関してはなかなかやる気が起こらず、ほとんど手がついてません。食器も新聞紙にくるまったままで、自炊をすることもできず。じゃあ今食事はどうしているのかというと、外食というのもありますが、いつも外食ばかりしていると栄養バランスも悪いし、第一お金がかかりすぎて破産してしまいます。できるだけバランスのとれた食事で、しかも安く済ませたい。

 そうなると便利なのが駅前にあるオダキューOX。オダキューOXの商品はそんなに安くなく、むしろ若干高級なのだけど、ここの最大の売りは消費期限が近づいた弁当が5割引きになる点です。今まで数あるコンビニ・スーパーの弁当を食べてきましたが、その中でもオダキューOXの弁当は結構おいしい部類に入ります。でも一般的な価格帯は600円〜800円で、量もお上品な割にはちょっと高い。しかし、時間帯を見計らって行けばそれらの弁当が半額になっていて、おいしい弁当がわずか300円で食べられます。何ということでしょう。さらに弁当コーナーの中には寿司の京樽のコーナーもあって、その海鮮ちらしなんかも時間が来れば当然半額になります。京樽の海鮮ちらしがたった320円。ということで、引越してから1週間、どれほどこの半額弁当のお世話になったことか。財布に優しいのはいいことです。問題は、半額弁当が売られているかどうかは行ってみなけりゃ分からないというところで、こればっかりは神のみぞ知ると・・・。

 まあ半額にしても売ってしまいたいということは、逆に既定の値段がどれほど高く設定されているかということだと思いますが。そもそも自炊、頑張ります。


8月5日(火) 【局地的豪雨を避ける】

 今日も食べることの話題からで恐縮ですが・・・。吉祥寺駅の北口を出ると、「ハーモニカ横丁」という戦後の闇市の面影を残す一角があります。間口の狭い店が並ぶ様からハーモニカ横丁と呼ばれているそうで、実際に路地を歩いてみると、怪しそうな雑貨を売る店から古くからやっていそうな飲食店、洒落た立ち飲み屋など様々な店があり、よくも悪くも雑然とした感じが漂っています。以前この界隈に住んでいた時にも何度かこのハーモニカ横丁の店で食事をしたことがありますが、まだまだ若かった僕にとって、こういった路地に入るのはなかなか勇気がいるものでした。

 今日の昼食は、そのハーモニカ横丁にある 「みんみん」 へ。創業35年のラーメン・餃子専門店ですが、特に餃子が有名らしく、吉祥寺で餃子と言えばここらしい。そして同時にあさりが入ったチャーハンもおいしいらしい。ということで、おいしい餃子とチャーハンを求めてみんみんへ行ってきました。ちなみに餃子の本場・宇都宮にも有名な「みんみん」という店がありますが、そことは全く関係はないそうです。

 昼や夜は行列ができるそうですが、2時過ぎに行ったので先客は1名。店はいかにも町のラーメン屋という感じで、良くも悪くも吉祥寺っぽくありません。カウンター席について餃子とあさりチャーハンを注文したら、これがどちらも量が多くて驚きました。まず餃子は一つ一つが大きく、皮がかなりもっちりしていて食べ応え十分。パリパリというよりは皮自身の弾力が食べ応えを生んでいる感じです。このもちもち感はたまりません。中身は野菜が多く、優しい味なので食べ続けても飽きが来ない。チャーハンは若干しょっぱいものの、ご飯がパラパラであさりの味も出ていておいしい。量も多いので、最後は苦しくなりながら完食しました。ただ基本的に味付けはシンプルな「家庭的」なものなので、毎日食べても飽きないだろうと思います。


<ハーモニカ横丁にあるみんみん>

<餃子5個 400円>

<あさりチャーハン 680円>

 食べている間にも持ち帰り餃子を買っていく人がひっきりなしに来店したり、女性が1人でカウンターに座って「チャーハン餃子!」という通な注文を仕方していたりと、かなり地元に根付いている店なのだと思いました。なるほど、チャーハンと餃子を同時に頼むときは「チャーハン餃子」と言えばいいのか。というか、僕でも餃子とチャーハンを完食するのはきつかったのに、女性が果たして食べられるのか?結局先に店を出たからどうなったかは分からなかったけど・・・。

 その後、図書館と御殿下のために中央線に乗って本郷へ。東京は局地的豪雨ということでしたが、吉祥寺は雨が降ってなかったので「本当に豪雨なんかな?」と思ってましたが、たった1駅先の西荻窪に着くころには外が見えないほどの大雨でした。新宿辺りまではそんな感じで、お茶の水に着いたらまたほとんど雨が降ってない状態に。なるほど、確かにかなり局地的です。大雨のお陰か、今日の御殿下は人が少なくかなり快適に筋トレができました。そのかわり、帰りの中央線は大雨と落雷の影響で、御茶ノ水から吉祥寺まで1時間もかかる始末。普通なら30分かからないのに・・・。運動後の立ちっぱなし1時間はさすがに疲れます。

 まあ、外出したのに豪雨に遭遇しなかったし、傘も使わずに済んだのは運が良かったということかな。


8月4日(月) 【ネットにはつながったけど・・・】

 今日は午後1時〜3時の間で旧居(駒場)のネット関連取り外し、3時〜5時の間で新居(井の頭)のネット取り付け、という段取りでした。NTTによればどちらにも立ち会いが必要ということでしたが、もし取り外しが3時くらいになって、取り付けも3時くらいだったらどうするのか?と、そうなったら取り付けに立ち会えなくなってしまうんじゃないですか?と。そういうことを電話で受け付けのお姉さんに聞いてみましたが、お姉さんは「もちろん、工事の日程が重なってしまったのは私どもの責任ですので、その辺は時間が重ならないようにいたします。取り外しはできるだけ1時に近く、取り付けはできるだけ5時近くにさせていただきますのでご安心ください」というので、まあそれなら大丈夫かと安心してました。

 そして今日。お姉さんによれば取り外しは1時くらいになるというので、1時に間に合うように駒場の旧居へ。何もない部屋に入り、取り外し工事の人が来るのを待ってましたが、1時を過ぎても全く来る気配がありません。最初はまあ少しくらい遅れることもあるだろうと思ってましたが、1時半を過ぎた辺りでさすがにイライラしてきました。電気がないのでクーラーも付けられず、部屋は蒸し風呂状態。暑いからペットボトルのお茶を飲むものの、トイレに行きたくなっても水道が止まってるから無理。そして当たり前だけど、何もない部屋。すぐ終わるだろうと思って本を持って来なかったのが最大のミスでした。結局業者が来たのは2時50分。指定時間範囲の最後の方じゃないか!暑い中何もない部屋で2時間待つのは拷問に近いものがあります。取り外しは何のことはなく、たった3分で終わり。というか、これは僕がいる意味があったのか・・・?

 1時に行けるようにするという話だったのに3時近くなってしまったということは、もしかしたら新居への取り付けも早い時間になったりするんじゃないか・・・と、嫌な予感がしたので、早く井の頭へ戻ろうと急いで駒場の駅へ。するとその途中で取り付け工事の人から電話がかかってきて、「今から20分後には到着しますので」と。嫌な予感が見事に的中した瞬間でした。電話がかかってきたのが3時なので、3時20分には工事を始めると。おい、なるべく5時近くにさせていただくよう配慮いたしますというのは一体何だったんだ??取り外し・取り付けともの約束が反故にされたことで、僕のイライラは頂点に達しましたが、そんなことを言っても仕方がないので、とにかく急いで家に戻って取り付け工事の人を迎えることに。工事は無事に済みましたが、その後4時間くらいは腹が立って仕方がありませんでした。どうなってるんだ、NTT東日本!!約束と全然違うじゃないか!!!責任者出て来い!!!!と。

 ということで、ようやく新居でもネットがつながったので、今日からまた日記再開。今日はネット取り外し・取り付けに振り回されて、気分的には散々な一日でした。


8月3日() 【お腹が痛い日曜日】

 相変わらず腹具合が悪くて何とも。暑いから水を飲みすぎる→お腹が緩くなるということなのでしょうか。暑くないようにとクーラーをつけても、結局冷えて腹を壊すことになるし、一体僕はどうしたらいいのか。

 午後吉祥寺へ。日曜日の吉祥寺は人が多いです。買い物を済ませた後、昼食にホープ軒で中華そばを食べてきました。約2年ぶりのホープ軒。久々に食べるチープな感じの豚骨ラーメンはたまりません。決しておいしいラーメンじゃないけど、酔った夜中に食べたくなる1杯。安いのも魅力ですが、2年の間に50円値上がりしていました。最近はどこもかしこも値上がりで困ります。

 帰りに行列ができる松坂牛メンチカツで有名なサトウの前を通りかかったら、珍しく行列が短かったので、久々に松坂牛メンチカツを買って帰ることに。1個180円で、5個以上買うと1個140円になります。ということは、4個買うと720円で5個だと700円。4個と5個で値段の逆転現象が起きています。4個だけ買う人っているんかな?僕は5個購入。


<ホープ軒 中華そば(600円)>

<サトウの松坂牛メンチカツ>

 夕食にメンチカツを食べましたが、肉汁がしたたっておいしいです。おいしいので一気に3個平らげてしまいました。が、さすがに脂もすごいので、このあと余計に腹具合を悪くする羽目に。そういえば6年前も、サトウのメンチカツを一気に3個食べて腹痛になったことがあったんだっけか・・・。すっかり忘れていました。過去の反省が全く生かされてません。油ものには弱いから気をつけないと。

 最近食べることの話題ばかりですみません。


8月2日() 【ご当地グルメを手軽に食べる】

 新しい家はクーラーがちゃんと作動するので、こりゃ快適だとクーラーをつけていました。が、どうやら僕の体はクーラーなしでの生活に適応していたようで、最初は気持ちがいいものの、5分経つと鳥肌が立って寒くなります。人間クーラーを使わなくても生きていけるように出来ているんだなぁと思い知りました。クーラーのお陰でちょっと腹具合が悪いです。

 昼から御殿下へ行って筋トレをした後、帰りに吉祥寺で買い物。伊勢丹の地下で地方フェアみたいなのをやっていて、富士宮焼きそばと岩国寿司がおいしそうだったので買ってみました。焼きそばは460円で岩国寿司が640円くらいだったので、合わせて1000円。富士宮は近いうちに行こうと思っていたのでその予習になるし、岩国寿司は同じ山口県でありながら食べたことはなかった(というか普通岩国寿司はよほどのことがない限り食べない)ので、この機会に買ってみようかと。感想は、「どちらもおいしかったです」としか言いようがないような・・・。富士宮焼きそばは一般的な焼きそばよりもモチモチしていて、鰹風味が強いかな。岩国寿司は何というか、「岩国」という名前を冠されてなければ、単に普通のちらし寿司をギュッと押さえつけたものじゃないかと思います。まあ、本場で食べているわけじゃないので何とも言えませんが・・・。ちなみに岩国寿司の製造元を見たら、岩国市じゃなくて山口市でした。もはや岩国寿司じゃないじゃん。


<富士宮焼きそば>

<岩国寿司(左)>

 夏バテか何なのか、相変わらず腹具合が悪くて困ります。


8月1日(金) 【中目黒駅のホームに立っていたら 誰かが急に背を押したんだ本当さ】

 昼前に駒場の旧居に行って、不動産屋立ち会いのもとで点検を済ませた後で、バスの乗って中目黒の目黒区役所へ行って転居の手続き。区役所で転居の手続きをしたらちょうど昼になったので、区役所の食堂で職員に交じってカレーを食べてきました。値段は格安の350円。僕は高級なカレーも好きですが、食堂で出てくるようなチープなカレーも好きです。目黒区役所のカレーはそのチープさに違わず、the食堂カレーの王道を行くものでした。おいしかった。カレー専門店の高級カレーもいいですが、たまにこういうチープなカレーを食べたくなるときがあります。

 帰りは東横線の中目黒駅を利用しましたが、ここの駅からは山手通りがよく見えます。確かにこの風景を見てボーっとしていたら、誰かが急に背を押しても分からないかも。ちなみに今日のタイトルは椎名林檎の「ギャンブル」という曲の中の一節です。浪人中にこの歌のこの部分を聞いて、19歳の僕は東京に出たら一度中目黒駅のホームに立ってみたいと思ったものでした。今となっては中目黒は何回も利用してますが、実際最初に来た時は小さく感動したものです。あぁ、ここのホームに立っていると誰かに背中を押されるのかと。


<目黒区役所食堂のカレー>

<中目黒駅からの眺め>

 午後は内閣改造を少しだけ追いかけてから自転車に乗って吉祥寺周辺をぶらぶらし、ちょっと早めの夕食を取りに中道通りの路地へ。目的はカレー屋の 「まめ蔵」 。洒落たカレー屋がひしめく吉祥寺で、「カレーと言えばここ」と言われているくらい有名なのがこの「まめ蔵」です。以前吉祥寺界隈に住んでいたときは、僕はまだカレーや洒落た店に興味がなかったので、まめ蔵の名は知っていながらも行ったことはありませんでした。しかし僕も大人になり、洒落た店でカレーを食べるのも恥ずかしくなくなりました。というかむしろ食べたくなった。ということでまめ蔵へ。ちょっとお洒落な雰囲気の中道通りのさらに路地裏というのが、いかにも美味しそうな雰囲気を醸し出しています。

 昼や夜は行列ができることもあるそうですが、夕方4時半という中途半端な時間なので、先客は2組のみ。店に入ると内装は確かにお洒落で、ここでコーヒーを飲みながら文庫本に目を落としたら最高だろうなぁという雰囲気です。しかし今回の目的はカレー。吉祥寺の代名詞と言われるカレーを食べなければ。メニューはいろいろとありましたが、一番高い「スペシャルカレー」を注文しました。野菜やら肉やら豆やら、とにかくいろいろ入っているそうです。ちなみに値段は1100円。昼の食堂カレーを3杯食べてまだおつりが50円きます。

 5分ほど待って運ばれてきたスペシャルカレー。まず見た目からお洒落で、盛り付け方なんかもカフェのカレーだなぁという感じです。食べてみると、もちろんおいしい。辛さ控えめで、優しい味のするカレー。これは僕の好みにぴったり。特にふんだんに入っている豆類がいい味を出してます。ルーもよく熟成していてまろやか。さすがに吉祥寺の代名詞になるだけのことはあります。最初1100円はちょっと高いかなぁとも思いましたが、このレベルなら納得です。御馳走様でした。ただやっぱり1100円は高いので、今度は一番安い野菜カレーを食べます。。


<まめ蔵のスペシャルカレー>

<吉祥寺の通りにあるまめ蔵>

 今日は1日のうち2食がカレー。食堂のチープなカレーも、カレー専門店の高級カレーも、両者ともに良さがあって甲乙付け難いです。カレーというものは奥が深い。


モドル

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